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   SOMEYA REPORT 

【トップインタビュー特集】


 
◎グラスバレー社、マーク・バレンティ社長

  
写真左からグラスバレーのマーク・バレンティ社長、マイク・クロンク副社長、ローラ・バーバー副社長、カノープス山田広司会長兼社長。

 InterBEEに来日した米国グラスバレー社のマーク・バレンティン社長は、カノープス社の統合、さらに注目のテープレス取材システムInfinityの展開等について当社インタビューに応え、要旨次の通り語った。

  カノープス統合の一つ目の理由は、ノンリニア編集システム。グラスバレーは、ニュース編集向けのNewsEditという製品を持っていたが、ポストプロ向けの多重レイヤーや多彩なエフェクトを搭載した汎用性のあるノンリニア編集機を必要としていた。もう一つは、当社の戦略として今後は放送機器分野ばかりでなく業務用分野のも手掛けていきたいということがあった。カノープスは、業務用分野にも沢山の製品と強力な販売チャンネルも抱えており、カノープスと一緒になることで、業務用分野参入の戦略に拍車をかけるということも一つの狙いだった。海外のオフィスの統合もほぼ順調で、最終段階に入っており、日本でも、年明けからグラスバレー・ジャパンとカノープスのセールスオフィスを一つにしてセールスを開始する。
製品のインテグレーションにおいては、グラスバレーのK2サーバーシステムとカノープスのEDIUSの具体的な製品インテグレーションである『K2 EDIUS Share』の商品化が完了した。今後も、一層カノープスの技術とグラスバレーの技術を融合し、もっとも良いものをお客様に提供できるよう開発に取り組んでいく。
これまで、日本で放送用のカメラがシェアを伸ばせなかった理由に、日本のカメラビジネスがスタジオや中継車といったシステムの中でカメラを売るという形が主流ということがあった。
また、日本は世界に先駆けてHDに取り組んでおり、当初は当社のHDカメラに日本のフォーマットに合致するものがなかったのも要因の一つだった。その解決策として、システム構築に依存しない、それに加えて従来のカメラと差別化できる、面白くてメリットのある製品があげられ、Infinityがその位置付けにある製品だと思う。Infinityが日本のユーザーに認められ、積極的に導入されるようになれば、そこから今後ますますカメラ分野の発展が図れると期待している。
    
    (月刊放送ジャーナル新年号に詳細記事掲載)


Max−T社・ジョヴァンニ・タグリアモンティ社長

  

 先のInterBEEに来日した、カナダのMax−T(マキシマム・スループット)社のジョヴァンニ・タグリアモンティ社長は、当社インタビューに答え、ソニーとの協業、日本法人の子会社化、今後の展開等について要旨次の通り語った。
  
 ソニーの資本参加については昨年10月に協業ができないかというアプローチがあり、約1年かけて話し合いをし10月27日付けでソニーが当社の資本の10%を出資するということで合意した。当社が培ってきたノウハウや、HDCAM SRに対してのインタフェースが優れているという所が評価された。今後はソニーと協力し放送局、ポストプロダクションに対して新たなソリューションをアプローチしていきたい。
 日本法人の子会社化については、これまで約3年間はMax−T蠅代理店としてビジネスを展開してきたが、世界中でMax−Tの認知度が上がり導入が進んでくる中で、今後は日本の重要なマーケットに対してもプレゼンツをコントロールしたいということがあり子会社化した。
 スレッジハンマーは、毎年システムが大きくバージョンアップされている。特に、GUIについては、機能を増やしながらシンプルにしてくれという、お客様からの相反するリクエストをに応えている。見えるのはインタフェースの部分だが、バックエンジンの部分、ハードウェア技術も上がっており、基本性能も大幅に向上し、処理速度も早くなっている。放送局のマーケットに対しては、これまでCGをはじめとするグラフィックス部門に向けて、ワークフローの効率を上げたいとお考えでしたら、ぜひスレッジハンマーを導入してください…と提案してきたが、今後オンエアのニーズに対応できる製品の開発を検討している。さらに、日本のポストプロダクションのお客様の全てが、インフラストラクチャーのソリューションとしてスレッジハンマーを持ち、厳しい経営環境の中で経営の効率を上げていかれることを望んでいる。
       
(月刊放送ジャーナル2007新年号に詳細記事掲載)


◎オートデスク社プロダクトマーケティングマネージャー
                   マーカス・ショーラー氏

   

 
先のInterBEEに来日した、オートデスク社プロダクトマーケティングマネージャーのマーカス・ショーラー氏は、同社のDIソリューションである『ラスター』の今後の展開について、当社インタビューに応え要旨次のように語った。

 
ラスターのカラーコレクションは、数多くの有名な映画に使われており、ユーザーも北米、ヨーロッパ、アジア等広範囲に及んでいる。日本でも、イマジカ、オムニバス・ジャパンに導入していただいた。最近は、映画業界ばかりでなく、放送分野に関しても強力なツールになりつつある。9月にリリースしたラスターの新バージョンには、GPU(グラフィックボード)技術が使用され、2K解像度のセカンダリーとプライマリーのカラーグレーディングがリアルタイムで行えるようになった。フィルムは、放送分野でもCM等の高品質なコンテンツ制作分野に数多く使用されてきたが、主にテレシネとハードウェアベースのセカンダリーのカラーコレクションシステムが使われていた。この組合せは、リニアシステムのため大きな制約がありクリエイティブな面でも限界がある。そこで、新しいワークフローを模索しているのが現状で、映画分野で主流となったDIのようなワークフローをCM制作に採用しているケースが増えてきた。その背景には、シネアルタやバイパーのようなデジタルカメラによる収録が増加していること、さらにデシタルスキャナの導入の増加がある。CM制作分野でテレシネを使用する大きな理由にスピードがあるが、実はスキャナを使用してもスピード自体はそれほど変わらない。スキャナを使用したワークフローの提案としては、スキャニングの作業と並行してラスターによるグレーディング作業が同時進行できるので、スキャニングが終了するのと同じようなタイミングでラスターのグレーディングも終了する。さらに、スモークやインフェルノと統合することにより、編集や合成作業を全て同時進行で行うことができパワフルなメリットが生まれる。放送局では、HD化が進んでおり、高品位なものが求められ、イメージの見栄えを良くするためのツールが求められている。何人かが同時に作業することで素早く仕上げることができ、スタジオの収益も上がる。リアルタイム処理の実現により、長編のテレビ番組に対してもお客様が生まれてくると期待している。
     (月刊放送ジャーナル2007新年号に詳細記事掲載)

              
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