copyright(c)by k.someya 2000-2006 private homepage hobby & business
SOMEYA FACTORY
このサイトの無断転載、複製を禁じます

{
HOME 仕事の部屋 旅行の部屋 カメラの部屋 模型の部屋
 そめちゃんのSCOOP日記
NAB2006取材日記

2006年4月20日(木)
サンフランシスコ到着
 今年のNABは開催日程が例年より約1週間遅い。今回は事前取材もあり木曜日の出発、11日間の長期日程となった。出発3時間も前に成田空港に行ったのに通路側は一杯、満員の飛行機のエコノミークラスはつらい。偏西風に乗って8時間でサンフランシスコへ、時間があったのでフィッシャーマンズワーフで昼食、その後ツインピークスに登りサンフランシスコの街を見下ろす。
 ホテルにチェックイン後、マーケットストリートでサンフランシスコ名物の動態保存の路面電車を撮影。夕食は世界最大のサンフランシスコのチャイナタウンで豪華な中華料理を堪能し明日からの取材に備える。
 
2006年4月21日(金)
憧れのILMとスカイウォーカーランチ訪問
 以前からルーカスフィルムのILMとスカイウォーカーランチに行ってみたいと思っていたが中々実現しなかった。音響ハウスのO氏に背中を押されたわけでもないが、今年こそ実現しようと、大姐御のKさんに1年がかりでお願いしていたところ実現、まさに今日は今回の米国出張のハイライトの日となった。特殊効果を担当するILMは昨年9月にゴールデンゲートブリッジ脇のベイエリアに移転、入口で中で見たことは一切口蓋しないという契約書に電子サイン、残念、原稿を書けなくなってしまった。さすが、大姐御Kさんのコーディネイト、細部まで見せていただき、昼食をごちそうになり、お土産までいただいてしまった。



 午後は1時間ほどのドライブで、スカイウォーカーランチへ、ここではルーカスフィルムの実質上の親分リック・マッカラム氏のお出迎えを受け、色々な設備を見せていただく。詳細が書けないのが残念。もう、日本に帰っても悔いはない気分。Kさんの実力に感服した。
2006年4月22日(土)
ラスベガスへ、NAB取材始動
 ILMとスカイウォーカーランチ訪問で今回の米国出張のハイライトは終わってしまったような気がするが、本番はこれからだ。ラスベガスのマッカラン国際空港で、後から到着したツアー本体と合流、荷物が他の航空会社に紛れ込んだりといったハプニングがあり4時半過ぎにホテルに到着トムソン・グラスバレーのプレスコンファレンスに駆けつけたが、既にカクテルパーティーになっていた。続いて、オムネオン社のプレスコンファレンスに参加。場所は、流行りのナイトクラブ『ICE』。ブルーの発光ダイオードを仕込んだ氷を入れたカクテルが怪しく光る。今回は、娘も同行、ベネチアンのゴンドラ、とレジャーアイランドの海賊ショー、ミラージュの火山ショーと見学し、バリーズホテルでソニーのNさんと、帰りにツアー一団を引き連れ訪問するソニーピクチャーズについて打ち合わせ。ラスベガス最初の夜は更けていった。
2006年4月23日(日)
開幕前日はプレスコンファレンスデー

 例年の事ながら、NABの展示会開幕前日は各社のプレスコンファレンスがラスベガスの高級ホテルを舞台に繰り広げられ、これに夕方から各社のユーザーレセプションが加わり、とても忙しい1日となる。9時にホテルを出て、まずはプレスセンターでレジストレーションを済ませる。毎年、プレスセンターに用意されているベーグルはとても美味しい。ここで軽い朝食を済ませて、まずはクォンテルのプレスコンファレンスに参加。プレスセンターに戻り、オープンサンドの昼食をとっていると、大阪の朝日放送局長のKK氏にばったり出会う。同氏のレンタカーでパナソニックのプレスコンファレンスの開かれているアラジンホテルに向かうが、道が異常な混雑。何と交通事故で途中の道路が閉鎖されていた。10分遅れで到着。P2−HDのオプションコーデックにH.264のイントラフレームを採用と発表、これは今回のNABのトップ記事にしなくては…。引き続き徒歩でバリーズホテルで開催されるソニーのプレスコンファレンスへ。ソニーでは、XDCAM HDの導入ユーザー発表が行われた。その一つの宗教法人の規模の大きさにびっくり。

  
 
バリーズホテルとウエスティンホテルの間で起こった大事故で道路閉鎖に

 ここで、H記者にはアビッドのプレスコンファレンスにハードロックカフェに先行してもらい、こちらは事故現場をすり抜けて、向かいのウェスティンホテルで開かれるテクトロニクス社のプレスコンファレンスへ。世界初のビデオコンテンツやオーディオコンテンツを、配信前や使用前に確認する自動検証システム『Cerify』(セリファイ)が凄い。終了後、ホテルの前にアビッド社の迎えのバスがきていたので乗り込むと同社のコンファレンスにも間に合った。
 夜のパーティは、バリハイゴルフクラブで開催されている、トムソングラスバレーのユーザーパーティに絞って、9時半ごろホテルに帰着、原稿の第一報をめでたく送ることができた。

2006年4月24日(月)
NAB開幕
 初日はコンベンションセンターまで行く交通機関に苦労する。タクシーには長蛇の列、そのわりに進み方が早いと思ったら、タクシーの整理係が乗合で乗客をさばいている。そんな訳で、予想以上に早くタクシーに乗ることができたが、こんどは運転手が一人1ドル払えという。結局5ドル分捕られたが、予定より早く会場に到着。恒例のベーグルで朝食を済ませ、午前中はノースホールとセントラルホールを取材する。セントラルホールの奥で、NHKの3Dハイビジョンと4K映像の展示を行っていた。そういえば、ハイビジョンも、かつてはNABの客寄せに利用されていたことが頭によぎる。結局、日本規格は国際規格にならなかったが…。

  


 日立国際電気からも本格的テープレス取材システムが出展されていた。一方、朋栄が発表した1M/E花火は中々の人気。午後は、トムソングラスバレー傘下に入ったカノープスの山田会長とグラスバレーVPのマイク氏のツーショットによるインタビュー。インタビュー後サウスホールを周り取材を終了。夜はソニーのジャパンディナーの後、松下電器の記者懇談会へ、ホテルに11時過ぎに帰着、さすがに原稿は書けなかった。、
2006年4月25日(火)
NAB空白の1日!グランドキャニオン
 今回でラスベガスでのNAB取材は20回目なのだが、実はグランドキャニオンには一度もいったことがなかった。実は、メーカーのツアーにも協力している関係で今回初めてグランドキャニオンへといくことになった。朝6時にホテルを出発、V10・8000ccの強力ミニバンで陸路500kmをグランドキャニオンに向かう。途中、フーバーダムやルート66に立ち寄りお昼にはグランドキャニオンに到着。バスは断崖の淵まで入り込めないが、ミニバンは断崖の際まで入ることができる。
 始めてみるグランドキャニオンは、さすがに雄大で、このスケールはヨセミテ渓谷と双璧。とても日本では見ることができない。それはそれは感動した。
 2時間ほどグランドキャニオンを散策、3時前に出発、8時前にラスベガスに帰るることができた。
 ところが、帰路の途中から持病の扁桃腺が腫れてきたようで、喉は痛くなるし何となく寒けがしてきた。これはいけない。ソニーの懇親会をキャンセルして、主治医に処方してもらった特効薬を飲んでベットへ。処置が早かったせいか、翌日には何とか回復することができた。
2006年4月26日(水)
NAB入場者10万5千人に
 何とか熱も下がったので、朝8時半にホテルを出て9時から始まるスクラッチのデモに参加。続いて11時から松下電器の幹部インタビュー、12時半から朋栄のS氏と昼食、15時からアップルの記者説明会と、今日もスケジュールがぎっしりだ。その間に、空白の1日を取り返すべく会場内を走り回らなければならない。
 スクラッチのデモを見終え、サウスホールに向かう。入口の看板を見てびっくり、各国語で書かれたウェルカムの中で『歓迎』という文字が一番下に書かれている。韓国語や中国語の方が上になっている。今や日本は一番下ということか、市場をかんがえたらそうかも知れないと納得してしまう。しかも、歓迎という文字も何となく怪しい字である。
 何とか長い一日の仕事を済ませ、18時から米国の有名ステーキハウス『モートンズ』で開催されたテクトロニクスの記者懇親会に参加、続いて19時からのプライムリブハウス『ローリーズ』の夕食会に向かったが、乗ったタクシーに変な顔をされてしまった。確かにステーキハウスの梯子はおかしいかも知れない。米国出張も7日目になるとステーキはきつい。ほとんど残してしまった。10時過ぎホテルに帰着、原稿2ページ送り就寝。
2006年4月27日(木)
ロスへ移動
 ラスベガスのNAB取材も何とかこなし、ツアー一団を引き連れてロサンゼルスへ移動。今日は市内視察ということで、ロスの名所巡りとお土産ショッピング。ラスベガスは仕事が中心でお土産を買う時間がなかった人が多いので、ツアーにはこういう余裕が必要になる。サンタモニカで見る太平洋は、ラスベガスに6日もいると結構新鮮に見える。ビバリーヒルズ、ハリウッドとお定まりのコースとショッピングモールを巡りホテルへ。夕食はサンタモニカのシーフードレストランで、クラムチャウダーと海鮮バーベキュー。
 さて、日本を出る前にビデオサロンの原稿を2ページ引き受けてしまった。時差を考えると今日が締め切り。ホテルに帰着後原稿を書き始める。何とか原稿は0時前に送ったが、写真を10枚送るのが一苦労。実は、600万画素そのままで写真を撮っていたので、1枚2MB、案の定、そのまま送ったらサーバーがストップしてしまった。急遽、写真のリサイズを開始、サーバーの復帰をまって写真の送信を開始。途中で、明日のスケジュールの変更等の連絡の対応もあり、結局、終わったのが2時半になってしまった。疲れた…。
2006年4月28日(金)
ソニーピクチャーズスタジオとイメージワークス

 今回の米国出張の前半のハイライトがルーカスフィルムのILMとスカイウォーカーランチ訪問なら、後半のハイライトがソニーピクチャーズスタジオとイメージワークスの訪問となる。ところが、昨晩、イメージスタジオが大きなプロジェクトを3件抱えており、中を見せられないとの連絡があった。そのかわり、イメージワークスのジョージ・ジョブラム氏がソニーピクチャーズスタジオでプレゼンを行ってくれるという。そんな訳で、11時半にソニーピクチャーズスタジオに到着、現在、スパイダーマン3の撮影中で、何となくスタジオ全体がピリピリしている。
 打ち合わせ通り、ジョブラム氏による親切なプレゼンが行われ、ツアー参加者全員満足顔。おまけに、午後からイメージワークスも見せてくれるという。スタジオをざっと見て昼食後イメージワークスへ。ここでも、入館にあたり誓約書にサインする。そんなことで、イメージワークスの詳細はお伝え出来ないが、大作映画のメーキング解説等を親切にしていただいた。
 見学終了後、サンタモニカのショッピングモールで最後のお買い物の後、リトル東京の日本料理店でツアーの打ち上げ。お疲れさまでした。



お気に入りデジカメSCOOP






 
昨年9月に移転したゴールデンゲートブリッジ脇のベイエリアに建つILMの新社屋。下の写真のように元々平地だった所に土盛りして丘を作り、最新のデジタル工房とは思えない外観の社屋を建設。駐車場は、景観を損なわないように、何と地下にある。




 
 桜が満開のスカイウォーカーランチ。下の建物の中には、巨大な録音スタジオが設備されている。

.ルート66



 グランドキャニオンに行く途中に、往年のルート66の雰囲気を残した一角が観光施設として営業している。日本で言えば、妻籠宿といった感じか。考えてみれば、ルート66はテレビ番組のタイトルとして覚えているが、リアルタイムでは見ていない。これを懐かしがるのは、55歳以上世代か…。

グランドキャニオン・エキスプレス



 グランドキャニオンには、1日1往復観光列車が走っている。途中でインディアンの襲撃や、列車強盗など盛り沢山の企画が用意されているとのこと。一度乗ってみたい列車である。

ソニーピクチャーズスタジオ




 スタジオの建物の壁面が、オープンセット風の建物になっている。映画館の中に入ったら、巨大なミックスダウンスタジオとなっていた。奥でスパイダーマン3の撮影中ということで、これ以上先には進めなかった。


サンフランシスコの路面電車




 サンフランシスコの楽しみは動態保存で活躍する路面電車。広島市電の車両も保存されている。山吹き色のクラッシックな路面電車、2月に出張したトリノ五輪の帰りに寄ったミラノの市電にそっくりである。