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そめちゃんのSCOOP日記

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2018年6月27日(水)
JPPAメンテナンスセミナー
 JPPA=一般社団法人 日本ポストプロダクション協会技術委員会映像研修小委員会が東京・五反田の IMAGICA 五反田 東京映像センター 9号館4階研修室で開催した『デジタルVTRメンテナンスセミ ナー』をお手伝いする今回も、広報副委員長の立場で会報原稿の取材だ。
 前回から、ハンズオンの比重を高くしようということで、人数も絞り実習時間を長くとっているが、ことしはさらにVTRの重要性が高くなっているアーカイブ用途を考え、ソニーのオプティカルディスクアーカイブの項目を追加した。これは、参加者にとってメリットが大きいだろう。



 セミナーでは、1.VTRとXDCAMの概要と特徴 2.VTRとXDCAMのメンテナンス 3.VTRとXDCAMのトラブル対応 4.VTRとXDCAMの記録メディアの概要と取扱いについて講演と実技指導が行われた。実技では、HDCAM/HDCAM-SR、XDCAM、そしてオプティカルディスクアーカイブの3班に分けて行われた。

2018年6月24日(日)
今年のふるさと納税 第二弾
 今年二番目のふるさと納税は、都城市の肉4Kg詰め合わせ。1万円の寄付で大量の豚肉と鶏肉が届いた。さすが、ふるさと納税の人気日本一の市だけあって色々な返礼品が用意されている。貴重な税金が湯水のように無駄遣いされている。払う側も少しでも取り返さないと大損だ。少しでも筋肉バカの祭典に使われないように、地本の活性化に協力していきたい。

2018年6月21日(水)
シリコンバレーサミット
 JMA=一般社団法人 日本能率協会は6月21日、米国・スタンフォード大学・Ishinグループと共同で、東京・品川の東京コンファレンスセンター・大ホールで『Silicon Valley - New Japan Summit 2018 TOKYO』を開催した。同本サミットは、2017年度より取り組んでいるシリコンバレーと日本によるオープンイノベーション促進事業の一環で、シリコンバレーで活躍するスピーカーを招待し、オープンイノベーションの最新情報、日本企業の活動事例などのトークセッションやネットワーキングパーティー行い、日本企業のオープンイノベーションの促進、シリコンバレースタートアップの日本展開等を手助けするもので約600名が参加した。



 開催に先立ち行われた会見で、能率協会産業振興センターディレクターの小宮太郎氏は、日本産業から見るシリコンバレー協業の意味について『日本経済は政府の積極的な緩和政策等を受けて、過去最高益とかボーナスが最高額といった報道がされ、国の景気は緩やかに上向いていると耳にするが、《勝ちに不思議の勝ちあり》《負けに不思議の負けなし》の言葉通り、不思議の勝ちの状態と認識している。企業経営者からも、このような話を聞いている。理由は3つある。一点目は、世界は日本を緩やかな回復とは見ておらず、健全な危機感を共有すべきである。二点目は、シリコンバレーというエコシステムに、最短・最速ルートで入るべきであるということで、現実はエコシステムに入りづらい実態がある。三点目は、そのような中で、最終的に日本産業界が世界と共に進化していくこと。これが私どもの経営革新のドメインとなっている。シリコンバレーの、スタートアップ企業との連携を進めながら世界と共に進化していこうというのが、今回の事業を行っている理由となっている。キーワードとしては、昨年は《総論から各論へ》を掲げたが、ことしは更に深めて《実行から検証へ》ということで、成果はどうだったか、そして新たな展開をキーワードに今回のサミットと視察団を実施していきたい。』と挨拶した。

2018年6月16日(土)
JCOMガイドに入っていたあじさいツアーは最悪だった
 毎月J-COMから送られてくる番組表に、格安ツアーの広告が入っていた。加入者サービスと思い申し込んだら、結果としてとんでもない催眠商法まがいのツアーだった。
 地元の駅を6時半にバスが出発、中央道、圏央道、東名と入ったので、まずは沼津かと思ったら逆方向の東京方面、横浜で降りて辺鄙な倉庫みたいな所に連れて行かれた。ツアーの行き先の一つに毛皮ファクトリーの見学とあったがが、ここで2時間近く滞在。最初はいかに毛皮が良いかをトクトクと話した後。出口の解らない部屋に閉じ込められ毛皮製品の押し売り。たまらず、ツアー会社をネットで検索したら、ひどい書き込みの山盛りだった。
 催眠商法まがいの2時間が経過し、やっと車は沼津インターへ。ここでインター近くの干物センターでお買いもの、つづいて昼食会場のフルーツセンターへ向かう。



 ここでは、オプション1700円近くを払って、ランチのランクアップを図ったが、ネットで調べたら、その価格の定食とほとんど同じメニューだった。



 めざす小田原城のあじさいは、盛りは過ぎていたが、なかなか見ごたえがあり、今度は自分で車を運転して最高の時期に来てみたい。考えてみたら、一人は無料だけど、家内の追加分と料理のオプションで1万1千円円以上支払っており、クラブツーリズムのミステリーツアー並みの料金で、ちっとも格安でなかった。J-COMに文句言おうとパンフレットをよくよく見たら、小さな字でJ-COMは関係ありませんと書いてある。これで、責任回避ということだろう。しかし、J-COMガイドに同梱しているだけで、一切関係ないとは言えないはずで、またまた腹が立った。今月も行先は少し変わったが、ツアーの案内が同梱されていた。もちろん、こんなしょうもないツアーは二度と行かないし、最近はテレビは配信で事足りているので、そろそろJ-COMをやめようか真剣に考えている。

2018年6月15日(金)
ソニー映像制作機器 新製品内見会
 今週最後の仕事は、ソニービジネスソリューションが東京・品川のソニー㈱本社で開催した、NAB Show 2018に出展された新製品に加えて、国内マーケットに向けた新たな取り組みを紹介する『2018映像制作機器 新商品内見会』を取材する。
 NABで発表したカメラ関係では、4K60pおよびHDR収録に対応した新開発のCMOSイメージセンサーExmor Rをハンディタイプの4Kカムコーダーとしては世界初となる3板式で搭載した、XDCAMメモリーカムコーダー『PXW―Z280』『PXW―Z190』、VENICEの研究開発で培った色再現等の画作りの部分を盛り込んだXDCAMメモリーカムコーダー『FS5Ⅱ』等の新製品を展示した。また、シネマカメラのフラッグシップ機VENICEの撮像ブロックごと取り外して、カメラ本体が入り込めないような所で撮影可能な延長システムを参考展示した。また、同社製システムカメラにIP機能を搭載できる、1・5Uの小型サイズのHD対応カメラコントロールユニット『HDCU―3100』を初展示した。オプションボード『HKCU-SFP30』により、IPによる映像伝送だけでなく、タリーやインターカム、リターンなどのライブ制作に必要な機能をIPで実現し、オールIPのスタジオサブや中継車の構築が可能となる。



  同内見会では、NABの新製品というよりは、12G-SDIやIPによるスタジオサブや中継車、報道システムの更新に向けてのソリューションの提案が中心であり、カメラ性能を最大限に生かすシンプルなシステム構成で、4K HDR/HD HDR/HD SDRの映像を同時に制作することが可能なSR Live for HDRの提案、IP Liveプロダクションシステム、大型スイッチャーXVS-9000、リプレイ/ハイライトサーバーPWS-4500等の展示・提案が行われた。また、12月からスタートするBS 4K放送を見据えて、番組搬入フォーマットである《XAVC-L 422 QFHD 200M》に対応したレコーダーが参考出展されていたが、詳細は発表されていなかった。
アーカイブ関係では、MediaBackboneアーカイブソリューション、オプティカルディスクアーカイブ、メディア変換サービス等の提案が行われ、オプティカルディスクの多装填システムが展示された。



 また、新規のソリューションとしては、有線ドローンによる撮影サービス、スマホ用インカムアプリ『Callsign』、プロ用ウエラブルカメラ、AIを活用して4K映像からHDを切り出す「自動撮影ソリューション」や、スポーツ中継でゴールシーンだけをダイジェスト編集する『自動編集ソリューション』を参考展示。さらにテキストを音声合成エンジンで自然な会話に発声し、映像をCGで加えるバーチャルアナウンサー、SNSから事件や事故情報を抽出して報道機関に告知する『SNSリアルタイム速報サービス』等の展示・提案が行われた。

2018年6月14日(木)
池上、リーダー電子内覧会とジョリーグッド新事務所披露
 今日は3件の取材が入っている。まずは池上通信機㈱が東京・八重洲のビジョンセンター東京6F『VisionHall』で開催したる『池上放送映像機器内覧会 2018―Ikegami Broadcast Equipment―』を取材する。
 同内覧会では、4Kカメラ関係では4K/HDスタジオカメラ『UHK‐435』、4K/HDスタジオポータブルカメラ『UHK‐430』。8Kカメラでは8Kスーパーハイビジョンカメラ『SHK‐810』。スイッチャー関係では、4Kマルチプラットフォームスイッチャシステム『MuPS‐5000』、コンパクトスイッチャー『CSS‐400』。トランスミッター関係では、1・2/2・3G帯超小型FPU送受信装置『PP‐90』、モニタ関係では、31型4K UHD LCDマスターモニタ『HQLM―3125X』(新製品)、17型4K UHD LCDカラーモニタ『HQLM―1720WR』(新製品)。ファイルベースシステムとしてAvid社のノンリニア編集システムのソリューションを出展した。
 また、併設セミナーとして、『4K/HDサイマルキャストソリューション』、『クラウドを使ったライブ配信技術のご紹介』の二つの講演を行った。



  新製品としては、4K伝送に対応する、新型デジタルデュアルモードFPU装置『PF-900シリーズ』を参考展示した。同FPU装置は、スマートなデザインの送信制御部、送信高周波部、受信高周波部、受信制御部で構成され、4K(H・265/HEVC)、HD(H・265/HEVC、H・264/AVC)両用コーデックおよびIP伝送機能を搭載。送受信チャンネルはB/C/D/E/Fバンドに対応(Bバンドはオプション)。OFDM変調方式ARIB STD-B33 1・3版準拠/QAM変調方式ARIB STD-B11 2・2版準拠。H・265コーデックを搭載し、既存マイクロ設備を大きく変更することなく4K伝送が可能。HD伝送については、H・265/H・264エンコーダー、H・265/H・264/MPEG2デコーダーに対応。12G-SDI、3G-SDI(Quad Link)、HD-SDI等、あらゆる映像インタフェースに対応。受信支援画面や映像ダウンコンバート表示等、豊富なモニタ機能を搭載。映像信号とIP信号の同時伝送が可能。大きさ消費電力は、従来のFPUと同等以下で実現しており、現行機種からの置き換えが容易に可能等の特徴を備えている。
 さらに、iHTRの4Kソリューションとして、4K映像(12G-SDI)を1/4に圧縮するTICOコーデックを採用した、低圧縮・低遅延CODEC BOXを参考展示した。これにより、12G-SDIで入力サリーれた4K信号を圧縮し3G-SDIへ載せ、既設のケーブルで視覚上無損失な4K映像伝送が可能となる。また、iHTRシリーズの3G-SDI伝送機能を利用して、さらなる長距離伝送も実現する。



 続いて、リーダー電子㈱が東京・大手町のフクラシア東京ステーションで開催した『新製品展示会/技術セミナー』を取材する。同展示会・セミナーでは、かねてから開発を進めていた4K対応波形モニター・ラスタライザーの新製品「ZENシリーズ」の発表・展示・説明会と同時に基調講演・技術セミナーも開催したもの。なお、同展示会・セミナーでは、来る26・27日の両日、大阪のホテルメルパルク大阪でも開催される。
 展示会では、新製品のZENシリーズ4機種(①LV5600、②LV5300/5350、③LV7600、④LV7300)を使用し、IP SMPTE2110およびSMPTE2022の対応デモ。IPおよびSDIのハイブリッド同時測定。12G EYE測定。HDR測定。CIE測定。チャンネルティスプレイによる4システム独立測定。エンハンスドレイアウトによる自由な画面デザイン。カメラIDおよびタリー対応。HD4入力対応。LT4611新シンクジェネレーター等の測定でもおよび機能の説明を行った。
LV5600は、4K/HD/SD―SDI信号およびHD/SDのIP信号に対応したハイブリッドタイプの波形モニターで、多彩な信号入力に対応。SD-SDI、HD-SDI、3G-SDI、12G-SDIシングルリンク、3G-SDIデュアルリンク/クワッドリンク、HD-SDIクワッドリンク、IP(ビデオオーバーIP)対応。優れた操作性。タッチパネル機能搭載の7インチフルHDパネルを採用。SD-SDIから12G-SDIまでSDI信号の物理層測定であるアイパターン表示、ジッター表示が可能。カスタマイズ可能なレイアウト。入力信号のビデオ信号波形、ベクトル波形、ピクチャーなど様々なアイテムを好みのサイズで自由な位置にレイアウト可能。SDI信号発生をHD-SDIから12G-SDIまで対応。HDR信号のレベル監視やOOTFを考慮したディスプレイにおける想定輝度(cd/m2)でのレベル管理が可能。非線形超解像技術を応用した新しいフォーカス検出アルゴリズムを開発し、従来、検出の難しかった低コントラストの映像でも、感度良くフォーカスを検出可能等の特徴を備えている。また、LV5300/5350は、バッテリー駆動が可能でコンパクトな3Uの筐体に7インチタッチスクリーンディスプレイを備えた波形モニターとなっている



 一方、LV7600は、4K/HD/SD-DI信号およびHD/SDのIP信号に対応したハイブリッドタイプのラスタライザーで、 1Uフルラックの筐体にLV5600と同じ機能を備えている。また、LV7300は、1Uハーフラックサイズのラスタライザーで、コンパクトながら12G-SDIまでのアイパターン測定に対応する。
同時に行われてセミナーでは、基調講演「5Gの現状と今後の展開」講師=総務省総合通信基盤局電波部移動通信課 課長補佐 中川拓哉氏、技術セミナー「目前に迫る4K/8K放送の規格/運用解説」リーダー電子 技術開発部 グループマネージャー 鈴木則行氏、「IPの国際的展望」コーポレイトディレクション プリンシパル 米倉淳一郎氏の3つの講演が行われた。
                         


 本日最後の取材は、㈱ジョリーグッドの新オフィスのお披露目パーティ。同パーティでは、ジョリーグッドが最近発表したばかりの新ソリューションの体験のほか、開発中の先端テクノロジーにも触れられるコーナーも用意し、VRビジネスに取り組んでいるパートナー企業に、同社のとりくみソリューションや新技術を紹介した。
 席上挨拶に立った、上路健介代表取締役は『ジョリーグッドは、一人で創業して今日で4年と1か月を迎えた。現在、社員も20名となった。2015年に9月に《GuruVR》を発表し、現在、色々なテレビ局に事業のソリューションとして採用いただいている。その後、フィットネスVRや観光ソリューションとして《Guru ChariVR》を手掛け、多くの引き合いをいただいている。続いて、購買に直結するソリューションとして、今年の4月には《Guru VR TO GO》を発表した。続いて、全世界的に人材教育の研修をVRでおこなうという波が来ており、VRとAIによる人材育成ソリューション《Guru Job VR》を発表、現在、このシステムの導入で当社スタッフを瀬戸内工業地帯に派遣している。私は、テレビ局に10年、そのあと博報堂に7年、ハリウッドに3年ほどいてジョリーグッドを設立した。よく起業理由を聞かれるが、一つはスビートで海外は稟議スピードが超速く、こうでなくては勝てないということで、自分で判断することに挑戦した。もう一つは、メディアの方々のアイデア、発想、開発力を他の業界で活かしたいということ。今日はそういう発想を体感していただきたい。』と挨拶した。



  続いて、COOの小川哲司氏は《Guru VR TO GO》について『VR体験を購買行動につなげる。あるいは、実際の誘客につなげるソリューションで、産地の魅力、製品の魅力をどうやって伝えるかと考えると産地や製法になり、そこをVRで伝えて、それを購買につなげるもの。大分放送とジョインして5月末に世界温泉サミットで《VR OITA》を公開し、温泉に誘客するのにVRは有効かを検証,大きな成果を得て、9割の方が、この温泉に行きたいというアンケート結果を得た。』と説明した。続いて、CTOの土門広弥氏は『《Guru ChariVR》は、各地に実際にあるジェットコースターやカヌー、スノーモービル等のアクティビティをVRのコースにして、自転車で体験ができるソリューションで、VRで思わず漕いでしまいリアル行動でトレーニングが促進されるというもの。』と説明した。
 また、同パーティでは、ボディスーツを着て重工業の危険個所を体験できる《Guru Job VR》や、自由に歩き回れるVRソリューション《6DoF》の体験も行われた、これは、空間をスキャンする撮影方法が開発され、スマホベースで動き回れるVRを実現したもの。また、感触デバイス《Haptics》が披露された。

2018年6月13日(水)
アストロデザイン新製品発表とプリ内覧会
 アストロデザイン㈱は13日会見を開き、顕微鏡の歴史に新たなページを加える画期的なレーザー走査型顕微鏡『LaSCOPE LM-9001』を発表した。開発されたレーザー走査型顕微鏡は、同時同一ポイントからの明視野・位相・偏光などの情報をリアルタイムに観察可能で、独自の開口拡張技術と高速デジタル信号処理技術により無染色透過超解像を実現している。
 発表の席上、代表取締役社長の鈴木茂昭氏は『最近は、アストロデザインは、映像機器、特に8K専門の会社と思われているが、決してそうではない。ただ、当社のキーワードは《人のやらないことをやる》で、絶えずエレクトロニクスの技術を使って新しいものを作ってきた。その流れの中で、新技術である程度の需要が見込める物として8K映像機器の方向へ来たが、科学技術の世界では沢山テーマがある。特に見えないものを見えるようにする分野では、顕微鏡や望遠鏡の光学的な技術は昔からあったが、光の波長と光学機器の物理性能から光学限界があった。そこを、電子顕微鏡やトンネル顕微鏡といった、色々な新しい工夫で乗り越えているが、これらは非常に小さいものを見るには適しているが万能ではなく、光学顕微鏡の限界付近で綺麗に見られる技術がなかった。また、生きているものは見られなかった。そこにテーマがあると思っており、10数年前にレーザー顕微鏡の第一線の設計者である武居利治氏、武田重人氏と出会い、当社に招き本日発表の製品が完成した。今後、この顕微鏡はさらに進化していくが、使えるものが開発できたので製品化し本日発表した。』と挨拶した。
                               


  発表されたレーザー走査型顕微鏡『LaSCOPE LM-9001』は、従来の光学顕微鏡では不可能だった複数手法(透過/反射明視野、透過位相、透過偏光)の同時同一ポイント観察を、毎秒15フレームで実現し、複数の顕微手法を同時観察できるため新たな知見が得られる可能性が生まれる。従来の顕微鏡は結像光学系で観察しているためレンズによる制約があったが、同装置は走査照明系と非結像検出光学系によりサンプル構造を電気信号に変換し、独自のデジタル信号処理により様々な機能を実現しており、従来の顕微鏡では見えなかった微細な構造を無染色で観察できる。
 非結像検出光学系により、微細な構造により発生する高次回折光用いNA1・2程度の水浸対物レンズと等価な 解像度をNA0・95のドライ対物レンズで実現している。従来液浸対物レンズでしか得られなかった解像度をドライ対物レンズで実現、しかも無染色観察できるためサンプルの汚染が無い。共焦点顕微鏡とは異なり試料をZ方向に移動させることなく焦点深度内の光学的距離情報を取得できるため、焦点深度内の3D超解像情報を得ることができる等の特徴を備えている。なお、レーザー走査型顕微鏡『LaSCOPE LM-9001』は、7月から受注活動を開始、樹脂素材や材料研究開発分野、バイオ細胞分野に向け年数十台の販売を目標としている。価格は2千万円からを予定している。



 続いてストロデザイン㈱は、14・15日の二日間、『アストロデザイン プライベートショー2018』を、東京・雪ケ谷の同社本社ビルで開催した。
 同プライベートショーに先立ち行われた会見の席上、企画部部長の金村達宣氏は、開幕前に行われた記者説明会で『開催のコンセプトは《8K技術の応用~技術とアプリケーションを組み合わせて将来の夢を語る》で、撮影から上映までの8K映像制作で究極をリアリティの追求。スマートファクトリーや広帯域伝送による、つながる技術、つなげる技術。そしてコンピュータと8K技術のコラボ等の最新技術の展示・デモを行っている。スマートファクトリーコーナーでは、微細化や高集積化が進む物づくりの現場で活きる多様な検査測定装置として、多目的カメラシステムでは、測定・検査用の産業用8Kカメラ、理化学用途向けには新製品のレーザー顕微鏡、デジタルインタフェースとしては信号発生器・解析機の申請品および最新機能を紹介している。広域伝送コーナーでは、8KIp伝送を行う、リアルタイム圧縮伝送。次世代TSMUXでは、MMT/IP多重化技術。また,8K Youtubeによる動画配信を展示。8K映像制作コーナーでは、HD/4Kの延長線上にない、8Kならではのユニークな映像を実現する、カメラからプロジェクターまでの映像制作機器のラインナップ。8Kリアルタイムマルチ処理システム、HPC。8K応用製品として、240fpsスロー再生可能なプレイヤー等を展示。また8K120pのシアターでは、自主制作の《甲斐の勝山のやぶさめ祭り》および、NHKメディアテクノロジー/NHKエンタープライズ共同開発プロジェクトの8KVRシリーズのコンテンツ上映を行っている。』等、プライベートショーの内容について説明した。



今回、新製品としてはグラスバレー社のHQXコーデックを搭載し、高画質で長時間の収録を実現した8Kビデオサーバーとして、8K 240pの4時間連続ループ収録と同時再生に対応する『SR―8428』、8K 60pの8時間連続ループ収録と同時再生に対応する『SR―8438』。12G-SDIスーパー最大8ch対応の4Kインサータ『HD―1679』等が発表された。また、8K60p RGB 12ビットの非圧縮動画再生、U-SDI出力に対応する『8K60p非圧縮動画再生装置』の技術展示が行われた。 
 さらにプライベートショーでは、『メ~テレにおける8Kの取り組み』(名古屋テレビ技術局技術戦略部長 村田実氏)『8KとHPCが実現する深層学習による超解像』(アストロデザイン開発部 大澤政寛氏)の二つのセミナーが行われた。

2018年6月12日(火)
FUJINON内覧会とiZOTOPE新製品発表会
 今週は予定がびっしり詰まっている。午前中、富士フィルム㈱光学・電子映像事業部 国内販売グループが青山TEPIAで開催した『FUJINON映像機器内覧会2018』を取材する。同内覧会では、最新の4Kレンズのタッチ・アンド・トライ、各種レレンズアクセサリーコーナー、新製品の「UA46」の参考展示、WOWOW製「Is-mini」の展示デモ、シネマレンズコーナー、武蔵オプティカルシステム㈱コーナー、産業用のFAMV用レンズの展示に加えて、別会場で4KレンズとHDレンズの「コントラスト比較」、「レゾリューション比較」「HDR比較」の展示、説明を行った。
参考展示された「UA46」は、ハンディタイプの高倍率ズームレンズで、使いやすい広角9・5㎜の標準タイプ「UA46×9・5」と、最高1242㎜の長焦点を実現する望遠タイプ「UA46×13・5」の2本をラインナップ。HDR撮影時に目立ちやすい色滲みの抑制。4Kポータブルレンズ最高倍率の46倍の高倍率と4K光学性能を両立。高精度ジャイロセンサーと高性能リニアモーター搭載により、低周波から高周波まで高い防振効果を発揮。ズーム、フォーカスの駆動スピードを大幅に改善する小型ドライブユニットを開発し搭載等の特徴を備えている。



  一方、別会場で行われた4KレンズとHDレンズの比較では、コントラストの比較では、HDカメラに4Kレンズ(UA24×7・8)とHDレンズを装着して同じ被写体(新聞紙)を撮影し、4Kレンズはコントラストが高いため、HDカメラでも抜けの良い映像を実現している映像を披露。4K性能に直結している高周波数域だけでなく、高コントラストを可能にする低周波数域でも高いMFTを実現していることを実証、その技術的な背景として、多群ズーム方式の採用、大口径非球面レンズの採用、面精度向上等を説明した。次に、ハイレゾリューションの比較では、4Kカメラに4Kレンズ(UA13×4・5)とHDレンズを装着して解像度チャートを撮影し、4Kレンズは中心だけでなく周辺まで圧倒的な解像度であることをデモし、4K性能に直結する高周波数域全体で高いMTFを実現していることをデモした。この技術的背景としても、多群ズーム方式の採用、大口径非球面レンズの採用、面精度向上等を説明した。最後のHDRにおける4Kレンズ(UA24×7・8)とHDレンズの比較では、サッカーのユニフォームを被写体にデモした。4Kレンズはダイナミックレンジが広がることにより黒浮や色滲みが目立ちやすくなるが、黒浮きの原因となるフレアを提言することにより、映像表現で重要な「黒」「白」を忠実に再現し、色滲みの原因となる色収差を徹底的に提言し、HDRの広色域撮影を実現していることをデモした。さして、技術的背景として、フレアの少ない新鏡胴設計、新コーティングHT-EBC、新ガラス素材の採用について説明した。



 夕方、米国iZotope社とタックシステム㈱が青山一丁目の青山EDITIONで開催した、iZotope社のハードウエア『SPIRE STUDIO』の発表記者会見および発売開始イベントを取材する
 SPIRE STUDIOは、《いつでもどこでも、シンプルに最高のレコーディングを》というコンセプトを基に開発された、これまでの録音の概念を覆すポータブルレコーディングスタジオで、誰もが簡単かつ直感的にプロクオリティの録音、ミックス、シェアができ、人々が音楽でお互いをイン「スパイア」する世界を創る、新時代のレコーディング機として開発されたもの。発表開始イベントでは内蔵ハイエンドマイクの音質、グレースデザイン社製のマイクプリアンプ、サウンドチェック機能、専用iOSアプリ等、その小さいボディいからは想像できない機能や音質を紹介した。



発表の席上、iZotope社最高製品責任者のジェリー・カロン氏は、『iZotope社は、MITの卒業者数名で、マサチューセッツ州ケンブリッジ市に2001年に創業、《人々をインスパイアし、よりクリエイティブに》を企業理念に活動している。音楽制作ソフトウェア、ポストプロダクションソフトウェア、オーディオテクノロジー開発、オーディオ教育等の事業を展開し、エミー賞の技術賞を受賞している。』と挨拶。続いてSPIREマーケティング担当コリン・サーモンド氏はSPIREについて『SPIREは、専用のiOSアプリと連携して、どこでもスタジオクォリティで録音を可能にする、ワイヤレスなポータブルレコーディングスタジオ。録音に苦労していたミュージシャンは、ひらめいたその瞬間にスタジオクオリティの音でアイデアを録音、編集やミックスも簡単に可能、シームレスにバンドメンバーとコラボレーション、直ぐに世界中とシェアが実現する。また、長時間掛かる面倒なセットアップ、自宅スタジオのための高い機材の購入、難しそうな機材の数々、大変な時間を要するソフトの勉強といった課題を解決する。音楽プロデューサーの方には、新しく便利な機材をスタジオになり、ミュージシャンとの簡単なコラボレーションやDAWとのシームレスな融合を実現する。』と説明した。



SPIRE STUDIOは、内蔵された全指向コンデンサーマイクおよびライン入力で、モノ、ステレオで8トラックまでのレコーディングが可能(約6時間)。オーディオ補正機能で、録音ノイズの低減、クリップノイズの回避等でクリアに可能。リバーブやディレイ、アンプシミューレータ等のエフェクトを搭載。ミックスは、スマホやタブレット画面で、トラックごとのボリューム、パン、ステレオ・モノ変換が簡単に可能。コラボレーションのために、トラックをシェアしたり、高音質ファイルの書き出しが可能。クラウド経由で、どこからでも音源にアクセスできる。
会見では、あらかじめ仕込んであった6ラックに、ギターとボーカルを別々に収録し、すぐにミックスして当日行われたSPIRE STUDIOの優れた機能と高い音質を披露した。

2018年6月8日(金)
特ラ機構。総会、セミナー、表彰式
 特ラ機構=一般社団法人 特定ラジオマイク運用調整機構が、東京・中野の中野サンプラザで開催した「平成30年度総会」、「総会記念セミナー」「特ラ機構技術賞表彰式」、「懇親会」を取材する。
 総会終了後行われた「総会記念セミナー」では、『地上4K・8K放送の検討事項』をテーマに㈱NHKアイテック営業本部(事業開発)担当部長の岩田昭光氏が講演を行った。、総務省の地上4K・8K放送の実現に向けた研究開発の取り組みには、現在二つの取り組みが研究されている、一つ目は、『地上テレビジョン放送の高度化技術に関する研究開発』(平成28年~30年度)で、放送周波数帯域内で新たにチャンネルを確保して地上4K・8Kを実現するための研究開発で、NHK、ソニー、パナソニック、東京理科大、NHKアイテックが取り組んでいる。二つ目は、『地上4K放送等放送サービスの高度化推進事業』(平成28年度2次補正)で、既存の地上デジタルのチャンネルで地上4K放送を実現するための研究開発で、これにはセグメントを分割して2Kを水平偏波、4Kを水平・垂直両偏波で伝送する技術を関西テレビが、階層分割多重(LDM)技術を用いて2Kと4Kを同一チャンネルで伝送する技術をTBSが研究しているとして、各方式や、今年度予定されている実験への協力を呼び掛けた。



 続いて行われた『第18回特ラ機構 技術賞授賞式』では、八幡賞に「Left Alone」で日本大学芸術学部の前田瑠香氏が選ばれ、八幡会長からクリスタルトロフィーが贈られた。



 続いて行われた懇親会の席上、特ラ機構理事長の渡邊邦男氏は『本日、無事総会を終え新理事、幹事が揃い、ますますワイヤレスマイクを使いやすくしていきたいと思っています。』と挨拶した。

2018年6月2日(土)
66才の誕生日に三番目の孫のお七夜
 今日は66歳の誕生日なんだけど、三人目の孫の誕生で、孫のお七夜となり誕生日は見事に吹っ飛んでしまった。婿のご両親も伊勢崎からかけつけ、仕出し料理を頼んでめでたくイベントは終了。すくすく健康に育ってほしい。
 嬉しかったのは、孫の名前に小生の名前の“清”の字を使ってくれたこと。これから、色々とねだられそうだ。
 

2018年6月1日(金)
今年のふるさと納税 第一弾
 今年最初のふるさと納税は、五島列島のひものの詰め合わせ。1万円の寄付で30匹近いおいしい魚の干物が届いた。ニュースを見ていると、貴重な税金が湯水のように無駄遣いされている。払う側も少しでも取り返さないと大損だ。昨年、総務大臣の奈良のババアがふるさと納税見直しなんて騒いでいたが、まだまだ気骨ある地方自治体があり安心した。






 
プロフィール
東京生まれの東京育ち。
団塊の世代を絶えず観察しながら育った次の世代。
カメラと鉄道模型と食玩とHDノンリニア編集機と一人旅が大好き。
人に命令されるのと、薩長土肥の田舎侍が大嫌い。
2インチスーパーハイバンド時代から、最新のVoIPIまで語れる唯一の業界記者。
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大阪支社F記者のHP


東京・西新宿のジャパンマテリアル㈱東京本部で開催


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