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そめちゃんのSCOOP日記

2015年6月28日(日)
ベルニナ鉄道の観光列車
 今月は誕生日月だった。それを察してか、娘たちは尋ねてこない。そこで、唯一母親からもらった誕生祝を元手に、以前から欲しかったがスイスはレイティッシュ鉄道の氷河特急とつい最近リリースされたアレグラを自分への誕生日プレゼントに購入した。



 アレグラは、レーティッシュ鉄道の電車でもありながら機関車としての機能も併せ持つという交直流電車。時速100kmの本線走行から路面電車走行までこなす万能選手らしい。



 氷河特急はいわずと知れたレイティッシュ鉄道の看板列車、ツェルマットからサンモリッツまで雄大なアルプスを8時間かけて走破するパノラマ列車。実は、スイスは33年前に一度登山鉄道に乗りにいっただけ。よく出来た模型を見ていると、スイスの登山鉄道めぐりに行きたくなった。

2015年6月24日(木)
ナックプライベートフェア2015
 大泉学園駅でT記者と待ち合わせて、㈱ナックイメージテクノロジーが昨日と今日は、東京・東大泉の東映東京撮影所で開催した、ドイツのARRI社と英国のコーデックス社がNAB2015で発表した新製品を中心に紹介する『ナックプライベートフェア2015~アリが考えるデジタルシネマの未来~』を取材する。同プライベートフェアでは、東映デジタルセンター試写室で講演会が、また第7ステージでは機器展示会が行われた。



 講演会では、『大画面で観る映画の高画質とは-没入感の高い体験を得るための技術的イノベーションと課題』と題してアリ社のフランツ・クラウス社長が講演。講演の中で、アレクサ65で撮影した 4Kショーリール上映等も行った。また、コーデックス社ライナー・ヘルヒャービジネスデベロップメントマネージャーの塚田理氏から『コーデックス新製品紹介』が行われ、同社がNAB2015で発表した超小型カメラ・アクションカムで撮影したHDショーリールが上映された。ナックイメージテクノロジー制作営業部マネージャーの新留洋見氏は『アリ社のNAB2015の新製品の特徴、概算価格と発売時期について』て説明を行い、ALEXAやALEXAminiによるショーリールの上映を行った。ゲストの講演としては、昨日は撮影監督の浜田毅氏(JSC)が『中国映画「血Blood」でのアレクサ(ARRIRAW)撮影について』講演し、HDショーリール上映、続いてフリーランス照明技師の石井大和氏が『アリのLEDと、HMIマックスシリーズライトの活用』について講演した。



 また、今日は㈱東映テレビ・プロダクション技術運営部部長の八木明広氏と東映デジタルラボ㈱ポスプロ事業部テクニカルコーディネーターの與野勝弘氏による『仮面ライダーシリーズでのアレクサ運用実績』についての講演が行われ、HDショーリール上映に加えて、各種カメラの画質比較等も披露され大変面白い講演だった。



 機器展示では、アリ社の日本で初の展示となるアレクサ65およびアレクサミニ、さらにアミーラ(4K UHD機能)等のカメラ群、マスターアナモフィックレンズ・フレアーセット、アナモフィック・ウルトラワイドズーム等のレンズ群、ワイヤレス・レンズコントロール、ソニーPXW-FS7・キヤノンC300マークⅡ用アクセサリー等のアクセサリー群、フレネルスポット型Lシリーズ、フラットライプ型スカイパネルシリーズ、LED3灯キット等のLEDライトが、LEDとタングステン、LEDとHMI、フレネルスポット型とフラット型LEDの比較展示された。また、HMIライトの、M(マックス)シリーズも展示された。一方、コーデックス社の製品としては、Mac版VAULT、アクションカム等が展示された。

2015年6月23日(水)
フジノン内覧会とJPPAメンテナンスセミナ
 今日も朝から真夏のような暑さだ。外苑前駅でT記者と待ち合わせて、富士フイルムが今日と明日、東京・外苑前の青山TEPIAで開催の『フジノン映像機器内覧会2015』を取材する。同内覧会では、4 月に米国ラスベガスで行われたNAB2015で発表した新製品の2/3インチ4Kレンズ『UA80×9、UA22×8』を始めとした2015年度の最新ラインナップ製品を中心に展示を行った。
 

 『UA80×9』は、最先端の光学シミュレーション技術を駆使し、80倍の高倍率ズームと、解像度やコントラストが高く、色再現性にも優れる高度な光学性能を両立した、4Kカメラ対応の放送用ズームレンズで、焦点距離は、広角9mmから望遠720mmまでを1本でカバーする一方、『UA22×8』は、4Kカメラに対応する光学性能を備えた、ポータブルタイプの放送用ズームレンズで、広角8mmから望遠176mmまでの焦点距離をカバーし、軽量・コンパクト設計のため、スポーツ中継を始め、屋内外での番組制作、報道などの多彩なシチュエーションで高画質な映像を撮影できる。



 影距離に応じて複数のレンズ群を制御する《フローティングフォーカス方式》により、近距離から無限遠まで高解像度・高コントラストの映像を撮影することができ、臨場感溢れる4K映像の制作を可能にしている。さらに、従来の操作性を維持しながら分解能を16ビットに向上させたフォーカスデマンドにより、4K映像の撮影で求められる高い精度でフォーカスを調整できる。内覧会場では、4Kカメラに新製品の4Kレンズと同クラスのHDレンズを装着し、4Kモニターで画面をワイプで割って、テストチャートによる画質比較により新製品の高画質を披露した。また、会場には4Kシネマ用PLマウントレンズZKシリーズ、2/3インチHDレンズHA18×5・5等のレンズやカラーマネージメントシステムIS-mini等の展示も行われた。さらに、4Kレンズセミナーも行われた。



 午後はJPPA=日本ポストプロダクション協会の『VTRメンテナンスセミナー』のお手伝いに五反田のIMAGICAに行く。ファイルベース化が進行している中でも、まだまだVTRは主役となっているようで、50名近い参加者があった。
 主催者挨拶に続いて、まずはVTRの基礎講座。定期点検の種類や日常メンテナンスの方法、トラブルの対処法等の説明が行われた。



 座学のあとは、実機のハンズオンが行われ二班に分かれて緊急時のテープの外し方やもヘッドや走行系のクリーニングの説明が行われた。
 続いてXDCAMの基礎講座の座学とメディアの取り扱い方の説明、XDCAMの実機のハンズオンが行われた。

2015年6月22日(火)
パナソニック、4Kタフパッド
 パナソニックの、20型4K IPS α液晶パネルを搭載した法人向けのタブレットPC『TOUGHPAD(タフパッド)4K』2モデルを開発・商品化発表会見を取材に、東京・有楽町の国際フォーラムに行く。新製品は、20型4K IPS α液晶パネルと高性能な第5世代インテル製CPUを搭載し、持ち運びが可能な世界最軽量・最薄のタブレットPCで、特に上位機種の『FZ-Y1CH』は、世界初のHDMI2・0搭載4K入力に対応し、4Kビデオカメラや4Kカメラで撮影した高画質映像を高画質のまま大画面で表示、ピント確認などが可能。カメラと一緒に持ち歩いて、撮影現場においてリアルで直感的な操作が可能になり、作業効率向上への貢献が期待される。



 会見の席上パナソニック㈱AVCネットワークス社常務ITプロダクツ事業部の原田秀昭事業部長は『当社はBtoB事業の強化に日々取り組んでいる。特にモバイル分野では、タフブック、レッツノート、タフパッドといった差別化した強いハードを軸にエンド・トゥ・エンドの提供したいと考えている。ITプロダクツ事業部は、ビジネス分野で堅牢の技術、そして4Kの技術を融合し、お客様のビジネスに貢献したいと考えている。タフパッドは、堅牢タブレットという新しいカテゴリーを作ろうと現在5インチ、7インチ、10・1インチ、そして今日、1年半前に発売した4Kタブレットの進化系の新製品を発表する。初代の4Kタブレットは色々な用途に使われている。新製品は、従来のお客様に加えて、映像制作の現場、あるいは医療分野で、4Kの画像入力を活用して新たな仕事の効率化が図れることが大きなポイントとなっている。タフパッドは3本目の柱として2012年から取り組んでいるが、お蔭様で2016年には累計100万台を達成できる見通しとなった。2018年には累計200万台を目標に取り組んでいきたい。』と挨拶した。
 価格はオープン、市場推定価格は36万円、もう少し安ければ衝動買いしたくなる商品だ。

2015年6月21日(日)
流山鉄道のHOmサドルタンク
 鉄道模型には、HOゲージーやNゲージー、Zゲージなど色々な種類がある。中でもポピュラーなHOゲージは実物の1/87、Nゲージは1/150と世界規格で決められているが、日本ではHOゲージが1/80、Nゲージが1/150と世界規格とは異なる縮尺が採用されている。これは世界の鉄道のほとんどが線路幅が1435mmの標準軌なのに対し、日本は新幹線以外は 1067mmの狭軌が採用されており、同じ縮尺で作ると線路幅も異なるし、車両も小さく貧弱に見えてしまうからである。
 しかし、1/80にしても線路幅は13mmとなり、HOの16.5mmより本当は3.5mm狭くなる計算で、日本のHOの蒸気機関車は車輪の幅が実際より広く、これがかっこ悪いと言われている。そこで、HOjといわれる13mmゲージを提唱する人もいるが、普及はいまいちである。
 HOmは、日本と同じ狭軌鉄道が多く走っているスイスの模型メーカーであるBEMO社が提唱している規格で、メーターゲージーを1/87にして12mmにしてスイスの山岳鉄道の魅力的な模型を数多く商品化している。
 そのHOmを採用して、日本のプレスアイゼンバーン社が入門機として商品化したのが、流山鉄道のBタンクと2軸の貨車の組み立てキット。ほしいと思いながら、買いはぐれてしまっていたが、今回ネットオークションで見つけて落札できた。
 線路は、BEMOのHOmの車両セットが3セットほど迷宮の扉の奥にしまってあるが、取り出すのに数時間かかりそうなので、試運転は当分先になりそうだ。

2015年6月19日(金)
アストロデザイン・プライベートショー
 今日も朝からしとしと雨が降っている。池上線の雪が谷大塚駅でT記者と待ち合わせて、アストロデザイン㈱が昨日と今日の二日間、東京・大田区南雪谷の本社ビルで開催している『アストロデザイン プライベートショー2015』を取材する。同プライベートショーでは《8K試験放送を見据え》をテーマに、同社の誇る8K映像技術を中心に、各コア技術を活かした新製品、新技術を紹介した。



 8K/4K技術では、撮影の可能性を拡大する超小型8Kカメラヘッド、長期間のロケでも長時間の収録と機動性を両立した小型8Kカメラ・AH-4800、圧縮レコーダー、長時間の撮影をサポートする8Kバックアップ装置・TB-8101、さらに8K/4Kの各種コンバータや、8K液晶モニタを展示した。また、8Kカメラコーナーでは、8Kでのロケをイメージしてカメラシステムに、レコーダー、ビューファインダー等の周辺機器を設置して提案を行った。撮影支援システムとしては、フルHD解像度のOLEDを搭載し、4K/8K撮影に最適の電子ビューファインダ・DF-3515や5インチの小型HDモニターを展示。インタフェースは、HD-SDIとHDMIに対応し、ピーキングや拡大表示等の、フォーカスアシスト機能を搭載している。



 信号発生器/プロトコルアナライザー関係では、4K対応のデジタルビデオ信号発生器・VG-876を4台使用し同期して8K×4K 120Hz信号への対応デモを8K55インチモニターで披露した。また、日本テレビと共同開発した、高精細の4K映像から任意のHD画像を低遅延で切り出し・回転機能やブレ防止機能を備えた、4K-HD低遅延切り出し回転・ブレ防止装置GP-4020等を展示した。



 また、リアルタイム超高精細3DCG空間で作るバーチャルミュージアムシステムは、今回は海辺の光の溢れる美術館のセットが披露され、昨年もまして完成度が上がっていた。4Kのコンテンツが色々と検討されているが、個人的には現在放送されているような番組が4Kになっても、全く意味がないような気がする。それに比べて、このようなバーチャルミュージアムが家庭で楽しめたらキラーコンテンツになりそうな気がする。来年の発展が楽しみだ。

2015年6月18日(木)
池上、放送映像機器内覧会2015
 入梅したためか天気が不安定だ。今日も駅まで歩く途中で急に雨が降り出してきた。午前中、池上通信機㈱が今日と明日、東京・外苑前のTEPIA地下会議室で開催の「放送映像機器内覧会2015  IkegamiBroadcastEquipment」を取材する。



 「放送映像機器内覧会2015」では、NABに出展された8Kスーパーハイビジョンシステムカメラ「SHK-810」、2/3型3CMOS 4Kシステムカメラを日本で初めて展示したのをはじめ、3G16ビット対応HDカメラシステムHDK-97APとHDカメラシステムHDK-5500、CCU-980/BS-98+高精細4K出力コンバータボードを組み合わせて4K映像披露した。また、低価格を実現した1/3型3CMOS HDシステムカメラHC-HD300、超高感度3CMOS HDカメラHDK-5500等のカメラシステムを展示されていた。8Kの上映には、シャープの大型8Kモニターが使われていたが、なかなか綺麗な画であった。4Kは、4Kカメラの画と、97からアップコンした画が見られたが、アップコンの画も検討していた。



 スイッチャー関係では、マルチプラットフォームスイッチャシステムMuPS-4000シリーズ、4K対応コンパクトスイッチャーCSS-400、さらに18chのマルチビューワーIMV-180等を出展した。今までの地味なデザインから一新して、垢抜けたモダンなデザインになった。



 FPU装置では、新周波数帯の1・2G/2・3GHz対応FPU PF-553M、またPP-60に加え、回線センターで各所に設置したFPUを制御するFPUリモートコントロールシステムを出展した。また伝送機器では、1対向で最大8素材のHD-SDI信号やオーディオ信号、制御信号、コメンタリー等を光ファイバーで伝送できる映像パケット化多重伝送装置iHTRシリーズをユーザー事例を交え提案した。モニター関係では、4KモニタHQLM-3210W、有機ELマスターモニタHEMシリーズ等を始め、同社の持つ豊富なラインナップを出展した。また、ファイルベース関係では、Avid社のシステムが展示され、新製品のISIS1000も展示された。



 また、内覧会では「運用を見据えた池上の8K/4Kカメラ開発」と「Avidから始める4K編集」の二本のセミナーが開催された。
 「運用を見据えた池上の8K/4Kカメラ開発」で講師を務めた秋山氏は『池上通信機は、8Kを技術開発のターゲットに開発を進めており、4Kに関してはそこで培った技術を応用して製品展開をしている。8K/4Kカメラに求められるものは、高解像度・高画質、従来のHDカメラと同じ運用性、導入後の長期運用に対する安心感である。当社は、お客様の状況に合わせて、2/3インチ3CMOS 4Kカメラ、8K SHV単板式カメラSHK-810、4K対応ベースステーションBS-98の3つを提案している。』と説明し、開発のポイント、2/3インチ3CMOS 4Kカメラの撮像基本性能、2/3インチの回析限界による小絞りボケの影響、4Kの運用性と小型軽量化、光伝送、映像出力インタフェース、4K出力とHD出力の両立等について説明を行った。

2015年6月14日(日)
久しぶりの華屋与平
 以前はお墓参りの帰りの会食のランチは華屋与平と決まっていたが、最近は新しい抜け道を発見して、お店の前を通らなくなったので、もっぱら高級回転寿司の銚子丸に通っていた。
 近所に住む娘から、たまには華屋与平でランチを食べたいというので、隣に済む母親を誘って久しぶりに華屋与平に行く。メニューがずいぶん替わっており、値段も高くなったような気がする。こちらは、定番のちゃんぽんうどんセットを注文したが、やたらちゃんぽんの量が多く、天丼のご飯は食べられなかった。それに、追い討ちをかけて、母がセットのざるそばが食べれないというので、そばならと食べたらお腹が苦しくなって、午後はしばらく調子が出なくなってしまった。昔なら、平気で食べれたのに、やはり年のせいか。

2015年6月11日(木)
ソニー内見会とケーブル技術ショー
 ソニービジネスソリューション㈱が、今日と明日の両日、ソニー本社ビル2階大会議場で開催している『2015 映像制作機器新商品内見会』を取材する。開幕直後だというのに、多くの人が来場している。同内見会では、NAB2015に出展した機材・システムの中から新商品を中心に展示・デモを行なった。
 LIVE 4K/HDライブシステムでは、今年のNABで発表した、2/3型3板式4Kイメージセンサー搭載し、HDで8倍の高精細なスーパースロー映像も実現したマルチフォーマットポータブルカメラ『HDC-4300』を展示した。



 また、ソニーの提唱するVoIPシステム『ネットワーク・メディア・インタフェース』のコーナーでは、NABのようなライブスイッチャーの展示は行われなかったが、 中核となる次世代インターフェースシグナルプロセッシングユニット『NXL-FR318』やSDI-IPコンバーターボード『NXLK-IP40T』を展示しデモを行った。



 スイッチャー関係では、MVS-7000X/8000X用の新デバイスを使用した新コントロールパネルが出展された。OLED表示器、自然光ボタン等の新デバイスを採用、今後ライブ用のフェーダーモジュールなど、追加オプションの開発を予定している。



 ODA(オプチカル・ディスク・アーカイブ)では、新しく開発した8ピックアップのドライブのスケルトンモデルが展示されていた。新世代システムには、ソニーとパナソニックで共同開発された新たな光ディスクが使用される。8ピックアップを実現したことにより、べりファイの作業が記録しながら可能となり、アーカイブ作業の効率化が期待できる。



 内見会には新周波数帯対応のデジタルワイヤレスマイクロホンシステムも展示され、新製品として新周波数帯に対応したスピーチマイクDWM-03Nが登場、これでソニーのデジタルワイヤレスマイクロホンフルラインアップが完成した。



 ソニーの内見会の取材を終えて、山手線で品川から有楽町に移動、国際フォーラムで昨日と今日開催の『ケーブル技術ショー」を取材する。
 ハーモニックのブースで、インターネット回線で放送品質の伝送を可能とするというZiXi(ジクシー)を発見、、強力な誤りたい性機能を使ってパケットロスを補正するシステムだけど、話を聞いているうちに、どんどんパケットロスを増加し、50%を超えてもちゃんと映像が再生されているのにびっくりした。



 共信コミュニケーションズ社のブースでは、アビッドが今年のNABで発表したコンパクトなファイル共有システムISYS|1000が日本初のお披露目となり、NABではメディアコンポーザーに加えて、ファイナルカットやプレミアに使えるとオープン性をアピールしていたが、ケーブル技術ショーではEDIUSとつないでスカスカ動いていた。今後、小規模なファイル共有システムを席巻しそうだ。



 朋栄のブースでは、コンパクトながら収録から編集、送出、アーカイブまでの4Kのトータルソリューションシステムを展示していた。ケーブル技術ショーでも、4Kを掲げた展示が数多く見られた。
 個人的には、4Kカメラで撮りまくっているが、今お気に入りのテレビ番組はTVKの木枯らし紋二郎と、テレビ埼玉の鬼平犯科帳(シーズン3)に大江戸捜査網、どれもSDの再放送番組だけど、録画して帰宅後見ているが、現行のHD番組よりはるかに面白い。4Kになって、テレビが面白くなるのかと考えると、とてもそうは思えない。

2015年6月10日(水)
パナソニック、アフターNAB
 日本橋でT記者と待ち合わせて、パナソニック㈱が昨日と今日の両日、東京・八重洲のベルーサール八重洲で開催している『アフターNAB2015新製品発表会』を取材する。同内覧会では、①制作者向けラインナップ拡大、②P2クラウドワークフロー、③4K+IPで広がる3つのカテゴリーを軸に、高品質なコンテンツが求められる放送局からビジネスユースまで様々な現場に対応する新製品と新サービスを展示・提案した。



 内覧会では、NABで発表したVARICAM35の延長モジュールやフォーサーズセンサー搭載の4KカメラレコーダーAG-DVX200、HDスタジオハンディカメラAK-HC5000、1/3インチCMOSセンサー3板式のP2カメラレコーダーAJ-PX380、B4マウント対応システムカメラAK-UC3000と同ボックスカメラAK-UB300等のカメラ。AV-HS7300/6300等のスイッチャー。IPライブ伝送とクラウドを使用したニュースシステム。さらにアーカイブシステム等を展示・提案した。また、別室では、RGBのレーザー光源を使用した4K+DLPプロジェクターPT-RQ13KJの技術展示も行なわれた。



 今回の内覧会についてプロフエッショナルビジネスユニット長の宮城邦彦氏は『今までもポストNABは開催していたが、NAB以降各地で展示会があり、実はIBCまでは同じ内容で展示を行なっていた。今年は、NABから2カ月しか経っていないが、ほとんどの商品化進化し、日本で初公開の展示が2件ある。一つ目はAG-CVX200で、NABではモックアップだったが、今回はワーキングモデルを展示できた。大判センサーを使用した被写界深度が浅く、かつフォーカスポイントではキッチリと4Kの解像度の出ているという良い仕上がりになっている。完成度はまだまだだが、お約束したタイミングで出荷したい。今後、レンズを一体化した特徴を、どんどんアピールしていく。二つ目の目玉はスイッチャーで、7300シリーズで国内ビジネスを再開し、既に6~7件件名が決まってきたが、今回は4K対応の実機を初公開した。AV-HS7300は、4K対応を約束してきたが、当社の4K対応は他社と違って、内部のメモリー構成を4Kでとっており、制限のない2Kと同様の効果を実現している。これには、多くの放送局の方々がビックリされている。また、世界戦略としては、2M/Eの6300の小型パネルも展示している。』と語った。



 同社の4Kスイッチャーは、4K処理を、他社のような田の字の4分割ではなく、きちんと4Kのメモリープレーン内で画像処理を行なっているため、ページめくりや回転、リサイザーがきちんとできる。また、動画ファイルも4Kで1ch(60秒)持っており、これを使用してCGワイプやロゴワイプも4Kで可能というのが特徴とのことだった。また、別室でセミナーも行なわれた。         

2015年6月9日(火)
JPPA、EDIUS/Neo-n連携セミナー
 今週はなんだかんだ忙しい。午前中、会社で日刊や月刊の原稿をまとめて、午後はJPPA=日本ポストプロダクション協会の開催する「4Kワークフローを検証する!EDIUSワークショップセミナー~編集×テロップ連携~」を同協会の広報委員メンバーの立場でお手伝いする。



 セミナーの冒頭、技術委員会映像研修小委員会 委員長の入倉健二委員長(パナソニック映像㈱)は、『4Kワークフローを検証するワークショップセミナーは、今回で2回目。番組制作向けの4K制作セミナーを開催してほしいという要望が多く、その中でEDIUSの名前が多く上がっていたので、グラスバレーに相談してテロップシステムと連携したセミナーが良いのではということで、ラムダシステムズにも強力をいただき今回のワークショップの開催に至りました。皆様にとって有益な情報と知識となって今後の業務に活かして頂ければ幸いと考えています』と挨拶した。



 ワークショップでは、まずグラスバレー㈱ビジネスプロデューサーの石川政明氏が『今回のワークショップでは、当社の4Kに特化したHDWS 4Kという製品と、ラムダシステムズのNeo-nテロップシステムの入力システムと4Kのフレームバッファを搭載したワークステーションを用意しました。Neo-nはネットワーク対応のテロップシステムで、EDIUSとのネットワークを使った連携を学んでいただければと思います。』と説明した。
 続いてグラスバレーのセールスエンジニアリング部プロダクトマネージャー 宮本和典氏が、グラスバレーの編集ソリューションについて、先日発表された最新バージョンの《EDIUS8》の情報もおりまぜ、説明、最新機能のデモ等を行った。



 続いて㈱ラムダシステムズ営業情報・システム推進統括部統轄リーダーの安原哲歩氏がラムダシステムズ社の概要説明、汎用テロップシステムNeo-nの主な機能等の説明を行った後、同社のクリエイティブサービス本部企画部アートディレクターの中村和久氏がNeo-nの入力システムを使用し、豊富な機能や特長について実機を使用して説明・デモを行った。



 ワークショップの最後は、ネットワークを使用したテロップの連携のデモンストレーションで、Neo-nで作成した4Kのテロップをネットワーク経由でEDIUSに瞬時に読み込んで編集中の素材に合成したり、EDIUS上のNeo-nのプラグインソフトを使用して、編集中のテロップの修正作業を行ったりという、各種機能が紹介された。

2015年6月6日(土)
中野のお買い物
 昨日は、中野に取材に行ったので、会社を少し早くでて、中野のぺこちゃん(フジヤ)カメラで買い物。一つはニコン1用のズームレンズ10~30mm。35mm換算28~90mmの電動ズーム。ニコン1用の標準ズームレンズは沈胴式でコンパクトに携行できるが、使うたびにワン操作が必要になる。このレンズは、カメラの本体電源を入れると自動的にレンズが飛び出してセットされるもの。これで使い勝手が向上する。
 もう一つが、マンフロットのコンパクトな一脚。どちらも中古だけど、非常に状態が良くリーズナブルな価格で手に入って良かった。

2015年6月5日(金)
特ラ機構通常総会
 特ラ機構=一般社団法人特定ラジオマイク運用調整機構が、東京・中野の中野サンプラザにおいて開催した『平成27年度通常総会』を取材する。
 総会では、成26年度事業報告・収支決算・監査報告、平成27年度事業計画・収支予算、理事の交代等の案件を承認した。また、総会に引き続き『第15回技術賞表彰式』、『総会セミナー』、『懇親会』が開催された。
 『第15回技術賞表彰式』では、学生部門の努力賞に尚美学園大学情報表現科の清川未奈氏・千秋璃沙氏のドラマ『秋風』、審査員奨励賞に尚美学園大学情報表現科の角田花菜子氏のドラマ『道標』、銀賞に日本大学芸術学部映画学科の渡辺聡氏のドラマ『のっこいガール』が選ばれ表彰された。また、一般部門では、奨励賞にNHK放送技術局制作技術センター番組制作技術部音声スタッフの『第65回NHK紅白歌合戦』におけるLED照明が発する不要電波回避技術と、㈱東京三光の熊谷邦彦氏の『AKB48春コン 国立競技場』における68波のワイヤレスマイクの運用が選ばれ表彰された。金賞および八幡賞に新国立劇場の音響スタッフによる演劇『十九歳のジェイコブ』が選ばれ代表してプランナーの渡辺邦男氏が表彰を受けた。



 表彰式の席上、金子孝氏は、「第2回八幡賞は新国立劇場の『十九歳のジェイコブ』に決まった。画期的な舞台音響の使い方の芝居で、体調を崩されて審査に参加できなかった八幡会長もこの作品なら納得していただけると思う。」と挨拶した。




 続いて行なわれた総会セミナーではトヨタ自動車㈱ITS開発室長の末木隆氏が『協調型運転支援システムの実用化に向けて』をテーマに講演。既存のVICS(道路交通情報通信システム)やETC(自動料金支払いシステム)からさらに発展した自律型システムと協調型システムの連携による安全システムについて講演した。その中で、760MHz帯の路車間、車車間の無線通信を活用した次世代システムについて説明を行なった。



 引き続き行なわれた『懇親会』の席上、特ラ機構の田中章夫理事は「平成27年度の総会は皆様のお力添えで承認いただき無事終了できた。平成27年度については、周波数移行を完全に果たすために法人化したこともあり、皆さんのために、禍根を残さないように、今回の議案も承認いただけたと理解している。もう一つの流れとして、新周波数帯の運用を上手く行なっていこうとする『TVホワイトスペース利用システム運用調整連絡会』という協議会の組織があるが、その在り方について具体的に関係者が集まって検討作業を行なっている。今後の予算決め等はその結論を待たねばならず、その流れによっては、臨時総会が行なわれるかもしれませんがよろしくお願いします。』と挨拶した。

2015年6月3日(水)
三信電気セミナーとMPTE通常総会
 今日の午後は忙しい。まずは、三信電気㈱ソリューション営業本部映像システム営業部が、本社ビル2Fセミナールームで開催した『Post NAB2015セミナー』を取材する。また、同社は、同会場で同社取り扱い製品の展示会を今日と明日開催した。
 セミナーの第一部『AvidのNABで発表した新製品とAvid4K編集スターターパッケージの紹介』で、アビッドテクノロジー㈱の光岡久治氏は、アドビやアップルを使って10台以下の小規模な制作を行なっているユーザーから小型のISISを要望する声が多く寄せられており、NABでこの要望に応えたISIS|1000を発表した。1筐体で20TB、300MB/sの性能を持ち、アビッド製品に加え、プレミア、FCP、EDIUSにも対応するオープンストレージとなっている。4K対応のI/OとしてはArtist|DNxIOを発表した。Attistとメディアコンポーザーのスタンダードサポートを組み合わせて4千ドルのキャンペーンを行なう等語った。



 続いて、第二部『ブラックマジックデザインのNAB2015新製品紹介』でブラックマジックデザイン㈱の下山菜穂氏は、マイクロシネマカメラ、マイクロスタジオカメラ4K、新開発の4・6Kセンサーを搭載したアーサ、アーサミニ等、NABでは38機種もの新製品を発表したとし、各新製品について説明を行なった。続いて、第三部『機能強化されたCambria Live/Cambria FTCの4K対応、追加機能の紹介』でカリーナシステム㈱の前川幸裕二氏は、米国カペラシステム社のライブ配信用のソフトウェアカンブリア・ライブ、同ブロードキャストに加えて、NABでは複数のマシンを集中管理するブロードキャストマネージャーを発表した。また、トランスコードのソフトウェアとして、カンブリアFTC、同クラスターがあるが、これらもバージョンアップを行なったとして、各機能についてて説明を行なった。



 第四部『LiveUのニューソリューション・NAB2015最新情報』で三信電気㈱の森祐二氏は、LiveUは、2008年発売のLU20からエンコード技術、送信技術の改良を重ねており、2010年にはHD伝送に対応、今年のNABでは小型・軽量、SIMスロット内蔵のLU200を発表した。国内でも、放送局、インターネット配信事業者等に向けて200台以上を出荷している。新製品のLU200は、バッテリー込み568gの小型・軽量で、ウエスとベルトやカメラマウントに取付可能。SIMスロットを持ち電源ONですぐに伝送が可能となると説明した。



 第五部『Imagineコミュニケーションズ・NAB2015最新情報』で三信電気㈱の渋谷健太氏は、Imagine社は、1年半ほど前にハリス社のハリス社の放送機器部門が独立した会社で、エンド・トゥ・エンドのソリューションを展開しているが、最近はハードからソフトに徐々にシフトしており、オウンプレイングからよりクラウドに近いサービス型の提供が増えている。今回のNABではクラウド上のバーチャルのマスターから送出制御するVersioCloudを提案した等前置きし、同システムの核となるSMPTE2022に変換するVoIP機器・SelenioMCP3等について説明し。



 三田から都営三田線で神保町に移動して、MPTE=一般社団法人日本映画テレビ技術協会が、東京・竹橋の如水会館で開催した『平成27年度通常総会』を取材する。
 総会後行なわれた懇親パーティの席上、村瀬治男会長は『協会会長に就任して1年経ち、この間できるだけ多くの協会活動に関わり協会の目指す最新技術の共有、人材の育成が全国で着実に進められていることを実感した。特に重点項目として一昨年から取り組んでいる勉強会は実に17回開催し各回満員と聞いている。協会の目指す技術の共有が着実に図られていると感じた。こういった活動が大阪、中部、新潟でのセミナーの開催、中国、九州、京都での支部総会等、地方支部でも行なわれており、昨年は大変充実した年度となった。今年度も引き続き最新技術の共有として、人材育成を積極的に進めていく。6月には大阪支部での技術セミナー、7月には4K/8K特別セミナー等で協会の技術振興の取組みをより発展できればと考えている。進化するハードやインフラを活用して最先端の映画やテレビの活性化が期待される。当協会が技術の情報交換と共有の場を提供し、映像文化、映像産業の発展に貢献していきたい。』と挨拶した。



 来賓挨拶に続いて新任の理事が紹介され、矢部勝(東京現像所)理事の乾杯の音頭で宴をスタートした。

2015年6月2日(火)
63歳の誕生日
  今日は63歳の誕生日。実は、昨年と嫁いだ次女と同じ誕生日だったため、これまでは次女が主役であった。今年は、家内と二人になり、久しぶりに自分の名前が入ったクリスマスケーキのろうそくを消すことができた。
 ケーキは、最近お気に入りのオーガニックのケーキ屋さん。夫婦二人で食べるのに3日間もかかってしまった。

2015年6月1日(月)
グロービジョン九段スタジオ
 グロービジョン㈱は、このほど靖国神社に隣接する東京・九段北に新スタジオ『グロービジョン 九段スタジオ』を完成、午前中、記者内覧会があるので取材にお邪魔した。 新スタジオは、地上4階建てで、1階にリニア編集室/ノンリニア編集室が各2室と音響編集室2室にDCP制作室、コンバートルームを設置。2階はダビングルーム2室にアフレコルーム2室、3階は大型のダビングルーム1室にアフレコルーム2室、4階にはスタッフルーム、ミーティングルーム2室等を設置している。特に、ダビングスタジオは、日本で初めてドルビーアトモスシネマとドルビーアトモスホームの各方式に対応するスタジオを設備している。
 お披露目に先立ち行なわれた記者内覧会の席上、同社の岡田信之社長は『グロービジョンは、もともと信濃町にスタジオがあり駅前の真生会館に映像スタジオ、少し離れたりGSビルに録音スタジオがあったが、それを統一することで九段スタジオが完成した。新スタジオには、これからの時代に対応した映像と音響システムを導入している。』と挨拶した。



 主な設備は、リニア編集室(101/102)が、スイッチャーがソニーのMVS-8000G、VTRはHDCAM-SR、HDCAM、XDCAM等を設備。ノンリニア編集室(103/104)が、アビッドのメディアコンポーザーをメイン編集機にISIS5500でネットワークを構築、103にはリニア編集システムも設置しテロップ作業の効率化を図っている。今後、4K対応を予定している。



 DCP室(105)には、Clipsterを導入し2K映像コンテンツのパッケージ作業を中心に、今後4Kコンテンツのパッケージやドルビーアトモスの音声コンテンツのDCP化にも対応を図っていく。また、コンバートルーム(105)は、テープからファイル、ファイルからテープへの各種変換に対応する。



 ダビングルーム(201)は、シネスコサイズ149インチまでの投影が可能でドルビーアトモスホーム対応、同301はデジタルシネマプロジェクター等DCP上映環境を備えるドルビーアトモスシネマ対応の部屋で、音声卓が201がアビッドのArtistMIX、301がS6、DAWがプロツールズのHDX2、キクチの8K対応の透過スクリーン等を備えている。一方、大型のアフレコルーム(202/302)は、コントロールルームとブース間を大きなガラスで仕切りコンタクトが取り易い環境を構築。音声卓がSSLのDuality24、DAWがプロツールズのHDXを導入。中型のアフレコルーム(203/303)は、海外ドラマ等の収録に最適な大きさで音声卓がSSLのAWS948、DAWがプロツールズのHDX。小型のダビングルーム(204)は仕込み等を行なう部屋で音声卓がアビッドのArtistMIX、DAWがプロツールズのHDX2を導入している。



 夜は家内が所用で銀座にでてきたので、ソニービルで待ち合わせて『とり銀』で、焼きとりと釜飯で夕食。とり銀の焼きとりは、けっこうボリュームがあるので、焼きとりだけでもお腹が膨れてしまったが、さすがとり銀の釜飯だけあって、なんとか分け合って完食した。





 
プロフィール
東京生まれの東京育ち。
団塊の世代を絶えず観察しながら育った次の世代。
カメラと鉄道模型と食玩とHDノンリニア編集機と一人旅が大好き。
人に命令されるのと、薩長土肥の田舎侍が大嫌い。
2インチスーパーハイバンド時代から、最新のVoIPIまで語れる唯一の業界記者。




 
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