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そめちゃんのSCOOP日記

2015年4月23日(木)
FilmLight NAB2015報告会
  報映産業㈱が昨日と今日開催した『FilmLight NAB2015報告会』を取材する。同報告会では、米国ラスベガスで開催されたNAB2015においてFilmLight社ブースで発表された製品の最新情報をフィルムライト㈱の松井幸一氏が説明した。
 報告会で松井氏は、NAB2015で、FilmLight社はサウスホールの中程にブースを出展した。ブース以外にも、AJA、Avid、Band Pro、Codex、ドルビー、パナソニック、ソニー、The Foundry等のパートナー各社で、BaselightやDaylightを使ったオンセットデイリーズやDI、さらにHDR対応のデモを行なった。FilmLight社のブースでは、新製品のデモに加えて、AMPAS(アカデミー)と共同でSKYLABによるACESワークフローで制作した映画「チャッピー」によるデモを行なった。ACES1・0は、異なるカメラのイメージのマッチングを単純化を図り、オンセットで収録した色情報すべてをマスタリングまで維持、LUTを使用しないで一貫したカラー変換を実現したと説明した。



 NABで発表した新製品としては、Baselight TWO/ONEのジェネレーションVIハードウェア、V4・4m1ソフトウェア、Baselight for AvidおよびNUKEのバージョン4・4、FLIP、Daylightの展示・デモを行なった。Baselight TWOは、SuperMicroのマザーボードに、Intel Xeon CPU×2、64GB RAM、GeForce GTX980×3、Quadro K620×1、80TBストレージ、KONA4と大幅に強化、高速化された。また、Baselight ONEは、HPのZ840にプラットフォームが強化、変更された。FLUX Storeは、レンダリング機能を持ったメディア・ストレージで、GPU×3による高速レンダリング、Baselightシステムからのデュアル10Gイーサによる高速伝送、リモート・レンダリング、最大160TBのストレージを備えている。
 Ⅴ4・4m1ソフトウェアは、4・4ユーザーには無償提供されるもので、ACES1・0完全対応、新しいFormatの概念により操作を単純化、Colour SpaceオペレータによりLUT不要のカラースペース変換の実現、Optical Flowによる高画質Retime、Photoshopのチャンネルミキサーと同等のColour Matrix、ASC CDLによるグレーディングとCCCファイルのインポート等を追加している。
 Baselight Editions AvidとNUKE4・4は、カラーグレーディング、カラーマネージメント機能は全て搭載された。FLIPは、高さ2Uハーフラックサイズ新しいプラットフォームとなり、iPadまたはMacからの制御が可能、ACES1・0対応、完全なBLG(Baselight Linked Grade)ワークフローの実現、2チャンネル独立制御可能等の特徴を持つと語った。 

2015年4月22日(水)
NiTRo渋谷とMPTEホーンデジタル勉強会
 今日も予定がびっしり詰まっている。まずは、NiTRo=㈱日テレ・テクニカル・リソーシズが渋谷に完成した、完全4K対応ポストプロ『NiTRo SHIBUYA』を取材する。東急本店向かいの渋谷フラッグ7階の全フロアを使用し、4K対応のオンライン編集室4室(内1室は試写室兼用)、MA室2室、PD(オフライン編集室)10 室を設置。オフラインからオンライン、MAまでのファイルベースワークフローを可能とし、4K・HD制作の一環作業を実現している。
 オンライン編集室は、EDIT-1からEDIT-4の4室が設置されており、編集機材は各室共通で、ノンリニア編集システムが、グラスバレーのEDIUS(HDWS-4K)、アドビのPremiere Pro(Bluefish444)、アップルのFinalCutPro7/X、アビッドのMedia Composer(Mac/Win)の各システムを設置し用途に応じた使い分けが可能。テロップシステムには朋栄のVWS-4K、マスターモニターがソニーの4K有機ELモニター=BVM-X300を設置。さらにプレビュー用の4KモニターとしてEDIT-1・2・4には東芝の84インチモニター84Z9Xを、またEDIT-3は試写室を兼ねてソニーの4K SXRD超短焦点レーザー光源プロジェクターVPL-GTZ1Mと120インチのスクリーンと5・1chサラウンド音響設備が設置されている。また、高度なカラーグレーディングに対応するため、全室でDaVinci Resolveの使用が可能となっている。



 一方、2室あるMA室は、音声卓がSSLのC300HD、メインのDAWがアビッドのProToolsHDX、サブがProToolsHD、モニタースピーカーがNESの211S、サラウンドがGENERECの8040A等を設置。ナチュラルでフラットな音場を実現している。
 さらに、10室あるPD(オフライン編集室)は、FinalCutPro7/X、アビッドのMedia Composer(Mac/Win)、アドビのPremiere Proに対応。ソニーのHD有機ELモニターPVM-A250、東芝の49インチ4Kモニター49J10X等を設置している。さらに、編集室の効率的な運用を図るためデジタイズ室も用意されており、素材、メタデータ、色管理、編集データの一元管理を図っている。



 NiTRo渋谷の取材を終えて、渋谷からバスで南青山7丁目に移動、東京・西麻布の富士フイルムホールでMPTE=一般社団法人日本映画テレビ技術協会・映像プロセス部会が、東京国立近代美術館フィルムセンター、富士フイルム㈱の協力で開催した、『MPTE第18回勉強会・待ったなし!ボーンデジタルの映画保存』を取材する。



勉強会第一部の講演は『東京国立近代美術館フィルムセンター(NFC)におけるデジタル映画保存の取り組み』で、東京国立近代美術館フィルムセンター・デジタル映画保存・活用調査研究事業班ユニットリーダーの大関勝久氏が、NFCの業務と本事業の目的および課題、BDCの活動内容とこれまでの活動報告について講演した。
 第二部の講演は『デジタル映像の長期保存に於ける磁気テープの活用:現状と将来展望』で、富士フイルム㈱記録メディア事業部統括マネージャーの江尻清美氏が、磁気テープメディアの役割と特徴、磁気テープの市場動向と導入事例、LTOの特徴と進歩を支える技術について説明した。

2015年4月21日(火)
メディアエッジ内覧会とキューテック評価映像
 NABから帰ったばかりだが、今日は朝から忙しい。まずは、メディアエッジ㈱が今日から3日間、東京・渋谷のABCアットビジネスセンターにおいて開催する『MEDIAEDGE iBASE合同展示会』を取材する、メディアエッジは、同展示会において世界初の4K60pHEVCリアルタイムエンコーダーやデコーダーチップを搭載した、ボードとSDKのセットを発表した。発表製品は、4K60pHEVCリアルタイムエンコーダーボード『ME-ENC5000SDI4』(価格198万円・9月発売予定)と、4K60pHEVCリアルタイムデコーダーボード『ME-DEC5000HDMI』(価格39万8千円・7月発売予定)の2機種を商品化した。
  展示会に先駆けて行なわれた会見の席上、ビデオプロ事業部長の中田潤氏は『先週ラスベガスで開催されたNABでは、会場を歩いていると4K、HEVCの看板が目立った。HEVCは、決して新しいものではなく、既に4Kテレビの中にはデコーダーが入っているし、日本ではスカパーの4K放送で実用化されている。ブースを見ると、シスコシステム、NEC、エレメンタル、トムソン、ハーモニック、Vanguard Video、Fraunhofer等の各社からHEVCが発表されデモを繰り広げた。システムも、FPGAを使ったものや1チップLSI、ソフトウェア、クラウドサービス等、様々だった。米国の4K放送はOTTが中心のため、ビットレートは日本に比べて半分程度の15~20Mbpsが中心だった。
当社は、そのような中で㈱ソシオネクストがリリースしたエンコーダーチップをいち早く導入して、世界初の4K60pHEVCリアルタイムエンコーダーを開発し、今回の内覧会で披露する。』と説明した。



 『ME-ENC5000SDI4』は、放送品質のエンコードが可能な4K60pHEVCリアルタイムエンコーダーボードで、4Kクァッドリンク(3G-SDI×4)からHEVC信号をリアルタイムでエンコードすることに加えて、非圧縮ファィル等からのオフラインでのHEVCエンコードにも対応。HEVC Main8/10プロファイル、YUV4:2:2/4:2:0 10/8ビットをサポート。SDKはLinuxに対応という仕様となっている。
 一方、『ME-DEC5000HDMI』は、4K60pHEVCリアルタイムデコーダーボードで、HDMI2・0b/YUV4:2:0 8ビット出力を備え、大半の4Kディスプレイに接続可能。SPDIF(光オーディオ出力)、HDMIのオーディオエンベデット出力対応。HEVC 4K60pMain10プロファイル対応。H・264対応。SDK(Windoes)付属(Linux検討中)という仕様となっている。
 今回の商品化は、PCIエキスプレスのエンコーダーボード、デコーダーボードだが、今後スタンドアローンのシステムも商品化していく意向である。



 一度会社に戻って雑用を済ませ、秋葉原に移動、㈱キュー・テックのは各種4K映像機器の研究開発・設計製造における評価・調整を目的とした業務用途の高品位・高画質4K主観評価用動画像集『Urtra Hi-Def inition Reference Software QT-4000 シリーズ』の記者会見を取材する。
 QT-4000シリーズは、主観評価を行なう評定者が、日常生活で目にする被写体を使用して、4Kシステムの静止画、動態解像度、コントラスト、階調、色再現の各評価項目や総合評価を行なうことができる画像集となっている。撮影は、ソニーのF65とカールツアイスのマスタープライムレンズを使用し、編集は非圧縮RGB4:4:4プロセスで実施し、主観評価映像として最高の品質を実現している。画像の構成は、スタジオ撮影による抽象物映像からロケ撮影による実写映像を含む40シーン(BGM付)と、カラーバーや動画解像度測定パターン等のテスト信号15パターンを合わせた、総時間90分の総合ライブラリーとなっている。フォーマットは、UHD-TV(3840×2160)の60Pを採用。カラースペースはREC709に加え、受注生産でBT2020、HDRにも対応。計測技研とのライセンス契約による動画解像度を測定できる新パターンの採用。納品フォーマットはHDDで、非圧縮DPXの他、XAVC、H・264/HEVC、XAVC-S等、ユーザーの用途に応じたフォーマット、ビットレート、色深度を用意している。




 発表の席上、栃尾徹社長は『企画立案から制作まで約1年を経てQT-4000シリーズが完成、本日より発売する。当社は映像編集のポストプロダクションで、HD放送、ブルーレイディスク、映画作品等のHD、2Kの映像編集サービスを提供している。その中で技術部門を中心に高解像度映像の映像制作と編集技術の開発にもかねてから取り組んできた。4Kカメラを使った高解像度映像の検証や、イベント展示映像として4K/30P作品のデモ映像制作も実施している。また、昨年は4K元年と言われていたが、当社は編集設備のフル4K化と共に、4K映画作品のDCPマスタールーム、放送用4Kマスター制作等を手掛けてきた。今後も、さらなる高解像度映像技術の追求を行い、東京五輪で実用化を予定している8K映像等、次世代へとつながる高解像度映像の画質改善に貢献していきたいと考えている。』と挨拶した。
 続いて古迫智典常務は『当社では、4K高解像度映像の制作を数年前より手掛けているが、社内での機材選定や映像制作のチェック場面において、評価基準となる映像のないことに苦慮していた。さらに、BT-2020、HDRといった新たな表現も評価する必要があり、当社の技術部門で検討した結果、目的に合った映像を新しく収録する以外方法がなく昨年プロジェクトを立ち上げ制作に至った。』と背景について説明した。

2015年4月12日(日)~19日(日)
今年のNAB2015は久々の単独行

4月12日(日)山手線ストップの中、ラスベガスへ
 



 成田空港へは、いつも京成のスカイライナーを使っていた。しかし、山手線の神田駅で架線柱が倒れて電車が午後遅くまでストップ、池袋から日暮里への交通手段が絶たれてしまった。さて、どうしようかと考えたとき、いつもの通勤コースで通っている数寄屋橋の宝くじ売り場の前のバス停に成田空港1000円の看板が掲げられているのを思い出した。
 早速、ネットで調べてみると30分おきに運行していることがわかった。銀座なら池袋から地下鉄丸ノ内線で一本、念のため予約を行い、カードで1000円を振り込んで銀座に行くと、予約客から優先乗車、バスも普通の観光バスで3000円のリムジンと居住性は変わらない。東京駅でも乗客を拾って(乗れない人もいた)、時刻表通り1時間15分で成田空港に到着した。1000円で快適に成田空港に行けるのは、新たな発見であった。



 最近は、海外出張はJALかANAを利用していた。一人で行くときは日本の航空会社が心強い。しかし、今回は経費節減でラスベガス往復6万円+燃油サーチャージ3万円の価格のアメリカン航空になった。前回、アメリカン航空に乗ったときは、ビールも有料で5ドルも取られたが。今回は、ビールとワインは無料となっていた。



 しかし、アメリカン航空は、機体こそ777だったけれど、テレビは6インチの超小型・低解像度でオンデマンドサービスはないし、機内食はとても食べられないものだった。唯一夜中にでた夜食のそばが何とか食べられるまともな料理だった。
 ロサンゼルス空港でアメリカン航空の専用ターミナルについたので、これは楽に入国できると大喜び。しかし、喜びも束の間、バスに乗せられて国際線ターミナルに連れて行かれてがっかりした。
 ところが、悪評高いロスの国際線ターミナルの入国が劇的に改善されており、一人も並ばずに、滞在日数と持参した現金額を答えただけでOK、これは良かった。こういう改善はありがたい。
 一番並んだのは、ラスベガス空港でのタクシー待ち。18時という一番人の多い時間に着いたためか、タクシーに乗るのに30分近くかかってしまった。



 それでも19時前にパリスホテルにチェックインでき、香港とマレーシアから来た友人と合流できた。パリスホテルを選択したのは、モノレールの止まるホテルで一番新しいのと、美味しいイタリアンレストランがあるのが選択の理由だった。しかし、残念ながら、イタリアンレストランは別のフレンチレストランになっていた。パリスホテルなので、この方が自然といえば自然だ。初日の晩餐は、ホテル内の中華レストランに入った。メニューを見たら、ロブスターチャーハンが目に入った。アメリカン航空でろくに食事もできなかったので、このロブスターチャーハンやバーベキュープレート、さらに飲茶のワゴンから数品、ビールを頼んだら一人8000円近いディナーになってしまった。
 友人たちはその後カジノに消えてギャンブルの腕鳴らし、こちらは部屋に戻って休養、こうしてラスベガスの最初の夜は更けていった。

4月13日(月)NAB初日はクライアントのガイド



 さて、今日からNABの取材がスタートである。友人が取ってくれたパリスホテルには朝食が着いていたが、ゆっくり食事している時間もないので、ホテルを7時半にでて、コンベンションセンターのプレスルームでレジストレーション。ここで甘ったるいデニッシュで朝食を済ませ、最初の仕事はブラックマジックデザインのプレスコンファレンスに行く。いつもながらの、ペティ社長のワンマンステージ。今年も例によって新製品の嵐で、4K60Pへの対応が凄まじかった。注目製品としては、自社開発の4.6K撮像素子を搭載し大幅な小型化を図ったアーサミニやリモコン制御が可能なMicro Cinema Camera、4K撮影が可能なMicro Studio Camera 4Kが発表された。



 ブラックマジックデザインのプレスコンファレンスを途中で中座して、サウスホールからセントラルホールへ戻り、10時からスタートするパナソニックのプレスコンファレンスに出席する。パナソニックからは、4K業務用カメラの新製品として、フォーサーズのイメージセンサーと13倍ズームレンズを搭載したAG-DVX200が発表された。同社のヒットカメラである、DVXを継承すると共に真っ赤なボディで登場した。
 真っ赤なボディで思い出すのは、30数年前にビクターがサチコン3管式のローコストの業務用カメラKY-1900をオレンジのボディで商品化し物議を呼んだこと。同カメラは、大ヒットした。DVX-200も大ヒットするかもしれない。



 11時からはARRIのプレスコンファレンス。ARRIというとデジタルシネマカメラというイメージだが、ほとんどがは照明機材の説明で、後半1/3がデジタルシネマカメラの説明。それでも、いきなりALEXA65のレンタルを秋から開始すると発表したり、新製品としてALEXA MINIを発表したり、内容は面白かった。
 資料として配られたのが、デジタルフォトプレーヤーで、ここにパワーポイントの静止画映像と、動画映像が記録されていたのにはびっくりした。



 お昼からは、香港とマレーシアから来た友人の案内。今回のNAB出張のスポンサーだけに、これは重要な業務だ。まずは、腹ごしらえと、コンベンションセンターに隣接するウエストゲートホテルの中華レストランで、チャーハンと和牛の野菜いため定食$28也で腹ごしらえ。そのあと、カメラメーカー、レンズメーカーを中心に会場を案内する。



 GoProは、毎年面白い車を展示しているが、今年は4輪にキャタピラーを装着したRV車にカメラが仕込まれていた。どんな走り方をするのか見てみたい。
 最初にGoProを見た時は、バチモンかと思ったが、今や番組制作になくてはならないツールとなっており、画質も後発メーカーとは一味違った余裕さえ感じる画質に成長している。




 ツアイスでは、コンパクトズームシリーズが、標準ズームに加えて、超広角ズーム、望遠ズームをラインナップ。コンパクトシリーズ共通の特徴で、35mmフルサイズセンサーに対応する。ツアイスの、高橋さんから、REDがフルサイズの8Kカメラを発表したと聞き、セントラルホールを後にして、サウスホールのREDのブースに向かう。



 RED社からは、35mmフルサイズセンサーを搭載し6KのR3D RAW撮影に対応する、『RED WEAPON MAGNESIUM』、『RED WEPON CARBON FIBER』が発表された。 CARBON FIBERは、今後8KのR3D RAW撮影に対応すると発表され、大きな注目を集めていた。ブースのディスプレイは、何と遺体の解剖部屋で、解剖を待つ遺体や瓶に詰められた内蔵等のパーツが並ぶ衝撃的なものだった。


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 16時頃に香港とマレーシアの友人と会場を後にして、シャトルバスでパリスホテルに戻る。18時に連れ立ってラスベガスの町を買い物がてらお散歩、夕食はMGMホテルのカジュアルなレストラン。こちらは、ハーフカットチキンを注文したが、これが北京ダックみたいな大きさの鳥の半身、皮がカリカリ、中の肉はジューシーでとてもおいしかったのだが、量が量だけに半分でギブアップ。友人の頼んだ甘鯛のムニエルも絶品で、お互いシェアしながら充実したディナータイムとなった。


4月14日(火)NAB二日目



 NAB取材二日目。今日も朝から忙しい。友人に聞いたらホテルでセットになっている朝食会場は混んでいて、しかもおいしくないというので8時前ホテルを出てプレスセンターでデニッシュで朝食、まずは9時からソニーのコンテンツクリエーション・ソリューション事業部企画部統括部長の喜多幹夫氏に今回のNABの取組み等についてインタビュー。ソニーは自社開発の880万画素CMOSセンサーを搭載した3CMOS・4Kカメラ『HDC-4300』を開発・商品化し7月から発売するとNABで発表した。同カメラを中心に、今回のNABの新製品についてお話をお聞きする。



 『HDC-4300』は、HD用B4マウントレンズを直接本体へ装着でき、HDカメラの操作性を維持したまま4K撮影が可能。大型レンズアダプター「HDLA-1500シリーズ」を使うことで、高倍率な大型レンズの使用も可能。別売のソフトウェアをインストールすることで、最大8倍速のHDスロー撮影も可能。 「HDCシリーズ」のカメラシステムを活用しながら、『HDC-4300』を追加することにより、4K/HDの混在運用が可能等の特徴を持っている。



 また、ソニーはIP分野では、今回ネットワーク・メディア・インタフェースを装備した4Kライブスイッチャーを技術展示し、4K映像をほぼ遅延なく伝送するデモを行なっていた。



 10時半からはHGST社のインタビュー。まずは、Gテクノロジー プロダクトライン マネージャのGreg Crosby 氏に、Gテクノロジーの最新の取組みについてお話をお聞きする。つづいて、ブースを移動してHGST社が新たに取り組んだデータセンター向けにActive Archive System(アクティブアーカイブシステム)について、同事業の責任者であるHGST Elasticストレージプラットフォームマネージャ のRags Srinivasan 氏にお話をお聞きした。



 昼食は、エレクトロニクスショー協会の、石崎さんや中西さんと、恒例のラーメン屋さんめぐり。今回は、ラスベガスに初めてできた味噌ラーメン専門店の『味噌や』にいく。味噌ラーメン専門というだけあって、北海道バージョン、八丁味噌の名古屋バージョン、白味噌の京都バージョンが用意されている。ラーメンと餃子とチャーハンのセットを注文。アメリカで食べるラーメンとは思えないおいしさだ。考えてみれば、3日連続でチャーハンを食べている。これで、エネルギー120%充填、波動砲発射準備完了だ。



 ラーメン屋さんの隣は何とガンショップ。数えきれないほどの拳銃からライフル、ショットガン、マシンガンが売られている。米国製のオートマチックならバーゲンで400ドルぐらいからある。モデルガンの高級機と変わらない価格だ。ツーリストでも買うことはできるが、もちろん持って変えれない。お店の奥には試射場も完備している。マシンガンでも安いのは1500ドルぐらいだった。



 コンベンションセンターに戻って取材を再会。まずは、サウスホールに移動した日立国際電気で4Kカメラ、8Kカメラを取材する。日立国際電気は、昨年9月のIBC2014で220万画素CMOSのデュアルグリーンの4板式による4Kカメラ『SK-UHD4000』を発表したが、NABでは初の出展となった。一方、8Kカメラは、独自のドッカブル構造により光伝送アダプタや収録ユニットとの組み合わせによりさまざまな運用形態が実現できる。同時開発された、SSD RAW収録ユニットは、記録メディアは専用SSDスロット(2TB)で40分記録可能(1/4圧縮採用)。CCUは8K出力以外に4K出力を備えており、4Kコンテンツ制作用カメラとしても使用可能となっている。



 14時からはテクトロニクスのブースで、テクトロニクス社ビデオプロダクトライン ゼネラルマネージャ チャーリー・ダン氏にインタビュー。お会いしたことのあるような気がしたら、以前グラスバレーでサーバー等を手掛けていたという。4Kやハイフレームレート、HDRやIP等の新技術への対応や、QC分野でのDigimetrics社とライセンス契約等についてお話をお聞きする。



 15時からは、以前グラスバレーの広報をされていたデニースさんの紹介でクック社の社長にインタビュー。昨年もアナモフィックレンズの独特のボケの良さについてお話をうかがったが、今年は単焦点のアナモフィックレンズに加えて、ズームレンズを開発、またまたレンズの味わいについて熱いお話をお聞きした。



 16時半からは、これもデニースさんの紹介でRED社のブースにうかがってお話をお聞きする。RED WEAPONについて、8Kセンサーのグレードアップにどの位のコストがかかるのか聞いてみたが、明確な回答は得られなかった。



 17時からはクォンテルの日本語ブース説明会。ティム社長やステファン氏などグラスバレーでお馴染みの顔がクォンテルに移籍した。スネルの製品も加わりシステムの幅も広がった。



 二日目は毎年恒例のシナジー社のビアパーティ。会場であるゴードン・ブルーワリに用意されたバスで移動し、醸造したてのドラフトビールを味わう。いつもは、外のテーブルでいただくが、外は何と砂嵐で中のテーブルでおいしいビールを味わった。そして、恒例のモートンズヘ移動。いつもいただいているTボーンステーキは、年齢的にも限界がきたので、今回はフィレステーキを注文、おいしくいただきました。

4月15日(水)NAB三日目



 いつもだと、今日が最終ラウンドだけど、今回はラスベガスに6泊の日程、最終日まで取材するので、まだ1日余裕がある。例によって、8時前にホテルを出てプレスセンターで朝食を済ませ本日の取材をスタートする。



 まずは、キヤノンブースにお邪魔して、キャノンマーケティングの田中さんにブースを案内していただく。まずは、B4マウントの4Kレンズ。参考出品ということでボックスレンズ『UHD DIGISUPER』を出品していたが、同様のレンズがキヤノンブースだけでなく、2/3インチB4マウントの4Kカメラを出品したメーカーに貸し出されており、いつでも商品化できるのだろう。



 カメラ関係では、独自のビデオフォーマットとしてXF-AVCを発表した。そして、XF-AVCを採用した4Kカメラの新製品として、XC10とEOS C300 Mark IIの2機種をNABで発表した。
 『EOS C300 MarkⅡ』は、EOS C300の後継機種で、 一方、『XC10』は、映像制作に携わるプロやハイアマチュアユーザーに向けた、高画質と小型・軽量を両立した4Kビデオカメラで、どちらも、同社独自のビデオフォーマット《XF-AVC》と、4K動画記録には高速記録メディアCFast2.0カードを採用することで、4K動画の内蔵記録ができる。
 



 また、今回のNABでは、HDRがひとつのポイントとなっているが、キヤノンでもHDRのコーナーを設け、ミスティアによるDIの実演デモ等を行なっていた。



 続いてキヤノンの隣のARRI社のブースを取材する。ALEXA 65は、ALEXAの撮像素子を縦にして横方向に3枚つなぎ、セミ板(645)相当の超大型センサーとして搭載したカメラ。プレスコンファレンスでは、同カメラによる、カナダ、米国、中国やIMAXでの来年の公開予定等が発表された。



 一方、 『ALEXA MINI』は、アレクサシリーズの高画質を継承し、映画やCMなどのハイエンド映像制作に特化しており、従来のアレクサと同じくARRIのワークフローで運用できるため、導入後すぐに撮影を開始することが可能。アレクサミニにはカーボン製の軽量ハウジングや、シーリングされた電子回路など、多数のユニークなデザインが採用されている。



 池上通信機からも4Kの2/3インチB4マウントのライブカメラが参考出品された。参考出品された4Kカメラは、800万画素CMOS 3板式という以外は、仕様も型番も明らかにされておらず、発売も来年ということで、今後細かい製品仕様を積めていくとの説明がされた。



 池上通信機のブースでは、4Kソリューションの提案の一つとして、ヒビノ㈱の293型(横6・5m×縦3・65m/1・69mmピッチ)のフル4K LED大型ディスプレイをブースに展示した。池上の米国法人とヒビノは、共に設立50周年を迎え、記念すべき年をきっかけとし、米国市場におけるコラボレーションも視野に、池上が培ってきた高精細撮像技術とヒビノの高精度表示技術により、4K/8Kの新たな可能性を追求し、顧客の高度な要求に応えていくとのことだった。



 リーダー電子㈱は、コンテンツのQC(品質管理) を実施するソフトウェア『FS 3102/FS 3103』を開発し出展した。『FS 3102』はベースバンドのSDIのコンテンツに対応、『FS 3103』はファィルベースのコンテンツに対応し、どちらのコンテンツも同じQCスケールを用いて、1システムで最大4コンテンツを同時に検査が可能となっている。



 会場内に、昔は大型のアメリカの原野を再現したレイアウトを持ち込み展示していたメーカーがあったが、今年のNABではNケージーの小さなレイアウトを見かけただけで、走っている車両は何と成田エキスプレスだった。
 


 アストロデザインは、NABにも多くの8K機材を持ち込みデモを行なっていた。



 ローランドは、マルチフォーマットの2MEビデオスイッチャーV-1200HDを発表した。同スイッチャーは、専用コントローラーが別売りのセパレートタイプながら、本体はコンパクトに設計されており、スタジオやホール設備だけでなく、ライブプロダクションやイベントなど、フィールドにも容易に持ち出すことが可能とのことだった。



 12時からは、パナソニックのプレス昼食会。ことしは、コンベンションセンターのパサパサの喉につまるサンドイッチもどきは避けてきたが、用意された昼食はパサパサのサンドイッチもどきだった。
 昼食会では、DVX-200や4Kの2/3インチB4マウントのライブカメラとして、4Kスタジオカメラ『AK-UC3000シリーズ』と4K BOXカメラ『AK-UB300』について説明が行なわれた。同カメラは、1インチの単板CMOSとリレーレンズを組み合わせて2/3インチB4マウントレンズに対応している。



 今回のNABでは、IPによるインタフェースがひとつのポイントとなっているが、SEMTEC社からは12G-SDIの提案が行なわれていた。




 8K関係は、今年もNHKがブースを構えて展示を行なっていたが、展示場所がノースホールの一番奥であったためか、三日目の午後は人影もまばらだった。今回は、来年の8Kスーパーハイビジョン放送の試験放送開始を控え、日立国際電気と共同開発したドッカブルタイプの8Kカメラレコーダー、池上通信機と共同開発した野外中継・ロケ用の8Kスーパーハイビジョンカメラが展示され、それらのカメラでラスベガス周辺で撮影した映像と、収録風景を撮影した映像を披露していた。なお、同カメラは、それぞれ日立国際電気、池上通信機のブースでも展示されていた。



 メディア・グローバル・リンクスは、ビデオ・オーバー・IPを軸とする製品やシステム構築において朋栄と協業しすることを決定、同社のブースでSMPTE2022を採用したベースバンド/ファイルベース/IPが融合したシステム提案を行なった。



 NTTエレクトロニクスは、世界初となる4K/4:2:2対応のH.265/HEVCリアルタイムエンコーダLSIを展示です。1チップで4K/60Pのリアルタイムエンコードを実現することで小型化・低電力化を実現していた。また、同LSIを組み込んだHEVCエンコーダやデコーダを発表した。



 ブロードデザインは韓国のVRi(Visual Research Inc )社のブースに、マルチフォーマットディスクレコーダー『V-DDR』を出展した。同ディスクレコーダーは、XDCAM、P2、DNxHD、H・264、AVCHD等の各種コーデックに対応したディスクレコーダーで、VRI社のキャラクターゼネレーター『KarismaCG』で作成したデータもダイレクトに送出可能。ソニー9ピンコントロールに対応しており、編集機からV-DDRを制御し次世代VTRとして使用できる。同社社長の長田氏と一枚。



 サウスホールからセントラルホールに移動し、富士フィルムのブースを取材。同社は、ソニーの『HDC-4300』の7月発売に合わせて、コンパクトサイズながら、広角8mmからの22 倍ズームを実現し、制作現場で高い機動性を発揮する「FUJINON UA22x8」と、80 倍の高倍率ズームで広角9mmから望遠720mm までの幅広い焦点距離を1 本でカバーし、スポーツ中継やコンサート・ライブ中継で抜群の威力を発揮する「FUJINON UA80x9」を7月に発売するとして製品を展示した



 続いて朋栄のブースに移動。朋栄が昨年11月のInterBEEで発表したFT-ONE MINIをNABに初展示した。InterBEEの時は、同カメラの防水機能をアピールするため水槽の中に展示されていて全貌が良く分からなかったが、今回は、三脚に固定されステージのデモに使用されており、カメラヘッドと記録部を分離して小型化した同カメラの全容をしっかりと見ることができた。



 朋栄のブース展示は4Kが中心で、カメラヘッド分離型、防塵・防滴の高速度カメラFT-ONE-S、新たにHD収録に対応した光ファイバー載搭モデルFT-ONE- OPT、新製品のフリッターコレクターFC-ONE等のカメラ関係から、ビデオスイッチャHVS-2000、HVS-100、HVS-110。ルーティングスイッチャーMFRシリーズ、マルチビューワーMV-4200、MV-1820HSA、MV-42HSA、キャラクタージェネレータVWS-4K等の4K対応システムを一堂に展示していた。



 本日最後の取材は、IBMの藤原さん。IBMとは、8K収録映像からプロキシ映像を生成しクラウド上に展開し編集を行なうデモをブースで行なっていた。LTO-6と同じサイズで10TBの記録容量を持つアーカイブシステム等、興味深い提案だった。。



 ラスベガス四日目のディナーは、朋栄の白鳥さん、出村さんとシュラスコ料理店へ。前菜のサラダをとりすぎるとメインディッシュの肉が食べれなくなるとは知りながら、このお店の前菜はおいしいので、ついつい食べすぎてしまう。
 なぜかフィレステーキがとてつもなくおいしいけれど、なぜかベーコンで巻いてある。巻いてあるベーコンを剥がしていただく。今日も大量のカロリーオーバーだ。



 最後はブラジル定番のデザート、スピリッツをかけていただく。これが、とてもおいしかったけれど名前は忘れました。こうして、ラスベガス四日目の夜も楽しく更けていきました。

4月16日(木)NAB四日目



 NAB四日目、ラスベガスは今日も朝から強い日差しだ。いつもの通り、8時前にホテルを出てプレスセンターにいく。最終日で手抜きなのか、朝食はシリアルしかない。何十年ぶりに、シリアルに牛乳をかけた朝食をとる。こんな朝食で満足している米国人はおかしいのではと思う。早くご飯に焼き魚、味噌汁の朝食が食べたい。



 今日の仕事のスタートは、グラスバレー㈱代表取締役の北山二郎氏とストラテジックマーケティング エディティングシステムズVPの竹内 克志氏へのインタビュー。竹内さんとは、昨日IBMの藤原さんの説明を一緒に受けていた。同社のNABの取組みや今後の展開についてお話をうかがう。



 4Kの2/3インチB4マウントのライブカメラとしては、まずグラスバレーが昨年のNABで200万画素・3CMOS、画素ずらし、アップコンによる4Kカメラを技術発表した。 今回のNABでは、基本コンセプトを継承し、1台のカメラプラットフォームで、ソフトウェアのグレードにより、ベーシックなHDカメラから6倍速のスーパースローカメラ、さらに4Kカメラへとアップグレードが可能な『LDX86シリーズ』として商品化した。
 アップグレードライセンスには1週間単位のライセンスも用意され、急な4K撮影の仕事が入り1週間だけ4Kカメラとして使用したいといったニーズにも対応できるののは便利かもしれない。



 ブースにはEDIUSの4KやIPネットワークシステム等の、撮影から編集、送出までの4K/IPを使用したワークフローが展示され、参加者の関心を集めていた。
 


 続いて、ブラックマジックデザインのブースを取材。今年は来場者が10万人をむ突破しただけあって最終日も混雑している。それでもだいぶ写真はとりやすくなってきた。RSA MiniやMicro Cinema Camera、Micro Studio Camera 4K等を説明を受けながら見て回る。








 オートデスクやクォンテル、REDのブースも最終日だというのにそこそこ混んでいる。昼過ぎに帰ろうかと思ったら、今日は14時にならないとシャトルバスが動かないというので、最後に会場を一回りして時間をつぶしてパリスホテルにシャトルバスで戻って今年のNAB取材の幕を閉じた。



 今回は、めずらしく4日間びっしり仕事をしていたので、まちをブラブラすることもなかった。ホテルにもどり、せっかく持参した4Kカメラを持ち出し、ラスベガスの町を4K撮影に出かけたが、余りの暑さに1時間でギブアップ、ホテルに戻ってゴロゴロしていることになった。



 本日のディナーは、パリスホテルのエッフェル塔の中段にある展望台の中のレストラン。ベラージオホテルの噴水ショーがばっちり見えるが音が聞こえないのがいま一つ寂しい。セレクトしたディナーはニューヨークカットステーキ。ラスベガスに来てからディナーは肉ばかりだ。これでは、和田さんに怒られそうだ。
 さすが、高級レストランだけあって、このステーキもおいしかった。東京を出た時に比べて2~3Kgは確実に太ったみたいだ。

4月17日(金)ウエストリム・バスツアー



 さて、今日は今回の出張のハイライト、グランドキャニオンの西の端にあるウエストリムのバスツアーの日だ。1200mの大峡谷にかかるガラスの橋『スカイウォーク』をぜひ渡ってみたかった。そのため、4Kカメラや魚眼レンズも用意してきた。ウエストリムのバスツアーは結構人気があるようで、満員だった。こちらは朝食とランチ、ウエストリムの入場料とスカイウォークの入場券付き235ドルのツアーを申し込んだ。一見、高いようだが入場料が高いのでしょうがない。



 
 ツアー会社に言われた通り、朝6時半からホテルに迎えにくるバスを待っていたが、が、1時間待ってもこない。ツアー会社に電話したら、マイクロバスが迎えにきて、フーバーダムで、本来乗るべきバスが待っていてくれた。バスは国道から田舎道に入り、途中ドーランスプリングスという小さな町のドライブインでトイレ休憩して、11時にワラバイインディアンの居留地でもあるウエスとリムに到着した。
 



 ここで、バスの運転手からスカイウォークの入場券、シャトルバスの乗車証、ランチクーポンを受け取って、パーク内は専用シャトルでの観光となる。
 観光ポイントは、ワラバイ牧場、イーグルポイント、グアノポイントの3所。シャトルバスもこの順番に巡回している。まずは、ワラバイ牧場、ベニア板で作ったような安普請の西部劇のセットみたいな建物が並んでいる。ロデオショーもあるようだが、こちらの目当ては大自然、早々に次のシャトルバスで立ち去る。



 次のポイントは、深さ1200mの渓谷にかかるガラスの橋、スカイウォークのあるイーグルポイント。ここに入るには、カメラや携帯電話をロッカーにあずけなければならない。橋に行くと本当にガラス張りで1200m下がのぞける。最初は躊躇したが、数分もたつと慣れてしまった。写真はカメラを取り上げられたので、専用のカメラマンにお願いする。15カット65ドル、写真はメールで送ってくれるというので色々なポーズを撮影してもらい、お金をはらったが、未だに写真は届かない。詐欺にあったのか。



 ここの凄いのは、渓谷の淵にまったく柵がないこと。パーク全体を見回しても、柵のある所は一カ所もない。これで事故が起こらないのかと心配になる。



 次のポイントはグアノポイント。大峡谷に半島のように突き出しており360度の展望が楽しめる。ここで昼食、ビーフの筋肉の煮込みを注文。コンビーフのようでおいしそうに見えたが、塩辛くて一口食べてギブアップしてしまった。



 ここでも日本では絶対に見られない雄大な景色を堪能。4Kカメラだけでなく3Dカメラも持ってくれば良かったと後悔する。この渓谷の深さ、雄大さは本当は4Kの3Dカメラで撮ってみたい。



 グアノポイントの先端には、昔使っていたリフトの廃墟がある。がけ下の洞窟からコウモリの糞を採取して、洗顔用の化粧品として売っていたという。日本でも、鶯の糞が使われていたというはなしなので、なるほどと納得する。



 マレーシアの友人は、ニコンのフルサイズD800を持参しバシャバシャとっていた。さすがにマレーシアにもない景色だろう。



 帰路は渋滞もなく18時頃ホテルに帰る事ができた。ライベガスの最後の晩餐は三好さんに教えていただいた日本食30ドル食べ放題のレストラン。ホテルからは、タクシーで15分ほどのところにあった。明日日本に帰るにもかかわらず、蟹や生牡蠣、お寿司にラーメンにうどんと平らげ、ラスベガス最後の晩も楽しく更けていった。

4月18日(土)~19日(日)日本へ



 朝、4時半に起床。5時にチェックアウトしてラスベガス空港に向かう。セキュリティチエックが厳しいという思いがあったが、これも改善されたのかすんなり終了。空港でブラブラしていたら、パナソニックでお世話になった葛原氏にお会いし、同じコースできこくすることがわかった。葛原氏のお蔭で、ロサンゼルスでは、ワンワールドのラウンジに入れていただきゆっくりできた。



 成田までの飛行機も何とか通路側を確保できたが、隣のおっさんがトイレにばかりたって落ち着いて眠る事もできず、おまけにまずい食事の連続。まあ、ラスベガスで飽食していた罰とおもえば、少しはダイエットできると言い聞かせる。オンタイムで成田に到着。帰りはスカイライナーに乗って18時には自宅に戻れた。

2015年4月11日(土)
兄弟揃って母親の卒寿の祝い
 NABの取材は、毎年土曜日に出かけていたが、今月は母の90才の誕生日、お祝い事は誕生日前に開かなければということで、今日に決まり、大阪から妹一家、木場から弟一家が集まり、近所の小料理屋で卒寿のお祝い会となった。
 このお店、家族経営の小さなお店なんだけど、なかなか洒落た料理を出してくれる。



 コース料理に母の好物の蟹料理を追加したりして、相当なボリュームだったが、母は完食、口では昨年十三回忌を迎えた父の所に早く行きたいと行っているが、これだけ食欲があったら、まだまだ大丈夫だろう。

2015年4月8日(水)
ヒビノの日比野社長と鉄ちゃん談義
 友人の成瀬氏がヒビノの顧問に就任し、日比野晃久社長を紹介していただけることになり、銀座の田島屋でお会いする。このお店、15年前まで会社の事務所があったニュー銀座ビルの向かいの新田ビルにある、田島牛の専門店。ここでしゃぶしゃぶのフルコースをごちそうになる。
 日比野社長も成瀬氏も小生も大の鉄道ファン。日比野社長は、大の音ファンだが、小生も音キチの先輩のお供で全国の蒸気機関車の音録りにつきあっていたので、ウーヘルやナグラのテープレコーダー、C38BやAKGの2ウェイマイク、PZMマイクの話で盛り上がってしまった。



 日比野社長は、最近は4Kカメラで蒸気機関車を追いかけており、タブレットでダウンコンした映像をみせていただく。小生や成瀬氏は、電車でもディーゼルカーでも何でもこいだけど、日比野社長は蒸気機関車一本だそうだ。美味しい料理に楽しいお話、時間の経つのも忘れて鉄道談義に花が咲いた。

2015年4月8日(水)
フジノンから世界初のB4マウント4Kレンズ
 相変わらず、各社からNABi出展する新製品の発表が続いている。今日のNAB関係の発表としては、富士フイルム㈱から、今年7月に世界で初めて4Kカメラ対応の光学性能を備えた放送用ズームレンズを発売する。今回発売する『FUJINON UA80×9』は、80倍の高倍率ズームで広角9mmから望遠720mmまでの幅広い焦点距離を1本でカバーし、スポーツ中継やコンサート・ライブ中継で抜群の威力を発揮する。
 今回開発された『UA80×9』は、最先端の光学シミュレーション技術を駆使し、80倍の高倍率ズームと、解像度やコントラストが高く、色再現性にも優れる高度な光学性能を両立した、4Kカメラ対応の放送用ズームレンズで、焦点距離は、広角9mmから望遠720mmまでを1本でカバーする。さらに、独自の《光学式防振機構》により、足場の揺れによる画面上の像ブレを補正し、スポーツ中継やコンサート・ライブ中継などの撮影時でも安定した映像を実現。また、撮影距離に応じて複数のレンズ群を制御する《フローティングフォーカス方式》により、近距離から無限遠まで高解像度・高コントラストの映像を撮影することができ、高画質で臨場感溢れる4K映像の制作を可能にしている。さらに、従来の操作性を維持しながら分解能を16ビットに向上させたフォーカスデマンドにより、4K映像の撮影で求められる高い精度でフォーカスを調整できる。

2015年4月8日(木)
キヤノンからは4Kカメラ2機種と4Kモニタ
 キヤノンからは、映像制作機器CINEMA EOS SYSTEM の新製品として、4K対応のデジタルシネマカメラ『EOS C300 MarkⅡ』を今年9月上旬から、またデジタルビデオカメラの新シリーズとして、高画質の4K動画と約1200万画素の静止画撮影を可能にする、小型・軽量の4Kビデオカメラ『XC10』を6月中旬から、それぞれ販売を開始すると発表があった。
  『EOS C300 MarkⅡ』は、EOS C300の後継機種で、新開発の有効画素数約885万画素・スーパー35mm相当のCMOSセンサーと、高い演算処理能力を持つ新開発の映像処理プラットフォーム《デュアルDIGIC DV5》により、4Kの高解像・高画質な映像記録が可能。これに加え、従来機種よりさらに広いダイナミックレンジを実現する、キヤノン独自のガンマ《Canon Log2》や、新しいビデオフォーマット《XF-AVC》を採用することにより、白とび・黒つぶれにより両立が難しかった、明るい窓の外の風景と暗い屋内の様子などのシーンもディテールを残した状態で撮影できる。さらに、デュアルピクセルCMOS AF技術により、EFレンズでの撮影時、撮像画面の縦横それぞれ約80%の広い測距エリア内の被写体に、自動でピントを合わせ続けるコンティニュアスAFが可能となっている。さらに、コンティニュアスAFを行いながら顔検出AFも可能になるなど、充実したAF機能を搭載しています。これにより、映像の解像度が高いため細かなピント合わせが難しい4Kでの撮影時にも、撮影スタイルに合わせて素早いフォーカス調整が可能になる。



 一方、『XC10』は、映像制作に携わるプロやハイアマチュアユーザーに向けた、高画質と小型・軽量を両立した4Kビデオカメラで、高感度の1・0型CMOSセンサーと、光学10倍ズームを搭載した4Kビデオレンズ、高速に演算処理を行う映像処理プラットフォームDIGIC DV5、同社独自のビデオフォーマット《XF-AVC》のすべてを新開発し、高画質な4K動画の撮影・記録を実現する。4K動画の圧縮方式は、最大305Mbpsのハイビットレートを実現するイントラフレームを採用し、4K動画の高画質を維持しながら高圧縮することで、データ容量を軽減することができる



 さらに、キヤノン㈱は、4K撮影現場のニーズに応える業務用24型4Kディスプレイ『DP-V2410』(価格オープン)を開発・商品化、今年10月から販売を開始する。新製品は、独自開発のディスプレイ用映像エンジンや独自設計のRGB LEDバックライトシステム、IPS液晶パネルを採用することで、忠実な色再現・高解像度・高コントラストを実現した業務用24型4Kリファレンスディスプレイで、小型・軽量のため機動性に優れ、映画やドラマ、CMなどさまざまな撮影現場での利用に威力を発揮する。既発売の30型4Kディスプレイ『DP-V3010』や映像制作用レンズ・カメラで構成するCINEMA EOS SYSTEMと合わせて、キヤノンは入力から出力まで4K映像制作を強力にサポートしていく意向である。なお、新製品はNABに出展される。
 また、同社では、業務用30型4Kディスプレイ『DP-V3010』を対象に、HDR表示などの各種機能を追加するためのファームウエアを今年11月から無償で提供する。
 これにより、白とびや黒つぶれの少ない映像表示が可能になるHDR表示機能や、4K試験放送に採用された、次世代放送規格「ITU-R BT・2020」の色域を持つ映像素材の新規表示機能などが追加できるため、高精細な映像を用いた映像制作や映像編集作業の効率化を実現しながら、豊かな映像表現を可能にする。



 実は、キヤノンは記者向けにNAB出展機器の内覧会が行なわれて、カメラ2機種と24型4Kマスターモニタを見せていただいた。最初の印象としては、新たな4KフォーマットとしてXF-AVCが登場したり、新しいキヤノンLog2が登場したりと、ポストプロの現場は対応が大変になりそうだということだが、後出しのフォーマットだけに画質に期待したい。XC10は、これでロングGOPで100Mbps程度で4K記録がSDカードでできるとなれば欲しくなるが、個人で使うのにはイントラの300Mbpsにちと荷が思い。そこが、業務用といわれればそれまでだが、この民生用モデルも当然出てくるんだろうなと考えてしまう新製品だった。最近のマスモニの発表は、各社BT.2020対応を掲げている。各社の説明を聞いていると、対応というのは、準拠とは違うらしく、BT.2020の色域の70~80%を表示することを対応と言うらしい。

2015年4月6日(月)
日立国際は8K小型単板カメラをNAB出展
 NABまで1週間を切り、各社から出展する新製品の発表が続いているが、㈱日立国際電気は、NHKと共同でスーパーハイビジョン(8K)小型単板式カメラを開発、NAB2015でNHKと日立国際電気のブースで展示するという投げ込み発表がされた。
 今回開発した、スーパーハイビジョン(8K)小型単板式カメラは、8K時代の到来に向け映像制作をより容易にするため、カメラや光伝送ユニットの小型化、さらに一体型収録ユニットを開発し、さまざまな運用形態への対応を実現した。同カメラシステムは 今後、8K市場の普及拡大をめざし、製品展開を検討していく意向である。
 スーパーハイビジョン(8K)小型単板式カメラの主な特長は、独自のドッカブル構造により光伝送アダプタや収録ユニットとの組み合わせによりさまざまな運用形態が実現できる。小型8Kカメラヘッドのレンズマウントは、PL方式を採用し、映画用レンズや4Kレンズなどの市販高精細レンズの取り付けが可能。カメラヘッドには、フランジバック調整機構があり、映画用単焦点レンズ搭載時にバックフォーカスの調整が容易にできる。また、レンズ内の収差データを自動的に読み込み補正する収差補正機能を備えている。

2015年4月4日(土)
月命日の墓参りと真希のカレーうどん
 今日は浜田山で友人とお花見の予定だったのだけど、今月90才になる母が墓参りにいきたいという。一人で行けるというけれど、土曜日は人出もあるし、電車とバスを乗り継いでいくのは何とも心配ということで、友人との花見はキャンセル、夕方吉祥寺の打ち上げに参加するということで、母親を父の月命日のお墓参りに連れて行く。
 天気はあまりよくなかったが、霊園への途中の未知沿いに見事な桜が幾つも見られ母もお花見気分と満足の様子。霊園の桜並木も満開で、これで天気がよければ最高なお花見ができたのに残念だった。



 17時に吉祥寺でお花見を終わった友人たちと合流。13時から飲み続けていただけあり結構な勢いだ。メンバーの一人がお勧めの居酒屋ふうな作りの焼鳥とうなぎがおいしいというお店に入るが、案内された2階の席は、白いテーブルに白いシートの喫茶店のような作りだった。
 ここで焼鳥とウナ串で二次会のスタート、生ビールから芋焼酎のいつものペースで、最後にうなぎの柳川でお開きと思ったら、メンバーの一人がカレーうどんを食べたいと騒ぎだし、北口から南口へ移動、お気に入りの真希でカレーうどんをつまみに、またまた芋焼酎のボトルが空になる。 こちらは途中参加だけど、全員還暦のメンバー、どれだけ飲んだのだろう。

2015年4月2日(木)
IMAGICAワークフローセミナー
 午後、㈱IMAGICAと㈱フォトロンが開催した『DIT/カメラマン向けファイルベースワークフローソリューションセミナー』を取材に、東京・四谷の㈱イメージスタジオ・109四谷スタジオにいく。同セミナーには、業界関係者約60名が参加した。
 セミナーの冒頭、IMAGICA CBJプロジェクト プロダクトマーケティング責任者の刀根啓介氏は『私どもが手掛けている大容量映像伝送網HARBORを使った撮影からデータを取り込んで仕上げるまでのワークフローをご覧いただこうと考えています。ネットワークの伝送が、どう結びつくのか疑問に持たれている方も多いと思いますが、新しい制作スタイルを理解いただけると思います』と挨拶した。



 セミナーでは、IMAGICAクリエイティブプロダクションユニットの山田堅二郎氏により、四谷スタジオのY2スタジオに設営された、撮影環境とカラコレ環境使って素材を撮影、その撮影データを109の目黒のスタジオのポストプロダクションルームにHARBORで送り、ここでコンポジット作業を行なった完成素材を再び四谷に送り返してコンポジット結果を確認するというファィルベースのワークフローがリアルタイムで実演された。具体的には、山田氏がキーパーに扮しグリーンバックでボールをブロックする演技を撮影、これを実際に撮影してきたサッカーチームの練習風景と合成するというもので、短時間で目黒のポストプロとやり取りし、合成の完成した4K素材が披露された。



 また、作業の合間に、㈱フォトロン映像システム事業本部の池田智人氏によるDaVinchi Resolve11による撮影素材のカラコレのデモと新機能の紹介、山田堅二郎氏によるHORBORのデータ転送のデモ、そして㈱フォトロンHARBORプロジェクトリーダーの金子隆氏によるHARBORの概要説明が行なわれた。また、作業の待ち時間を利用して、協賛メーカーのソニービジネスソリューション㈱CCシステムMK2課マネージャーの庄野雄紀氏から30型4K有機ELマスターモニターの商品概要とCineAlta4Kカメラのトピックスの説明が行なわれた。

2015年4月2日(木)
キヤノンからB4マウント4Kレンズ
 キヤノン㈱は、2/3型センサーを搭載した放送用4Kカメラに対応する光学性能を持つ、高倍率・長焦点の放送用フィールドズームレンズ『4Kフィールドズームレンズ』を開発中で、米国ラスベガスで開催される『NAB2015』に試作機を参考展示すると投げ込み発表を行なった。
 同社の放送用スタジオ/フィールドレンズ『DIGISUPER』シリーズの新機種として、4Kフィールドズームレンズを開発中で、放送用4Kカメラに対応する高い光学性能を実現しながら、これまでのHD対応機種同等の運用性・操作性を確保する仕様・サイズを実現しており、スポーツやコンサート中継などの幅広い用途での使用を想定しているという。製品の詳細な仕様や価格などは未定だが、キヤノンの最新の光学技術を結集させた、4Kを含む次世代放送用カメラへの対応機種を今後『UHD-DIGISUPER』シリーズと位置付け、その初号機として同機種を2015年末に製品化することを目指している。これにより、キヤノンは放送用レンズのラインアップをさらに強化し、さまざまなユーザーの高いニーズに応えていく意向である。
 2/3インチ4Kカメラは、グラスバレーがHD撮像素子を使った画素ずらしとアップコンで対応したカメラを、日立国際電気がHD撮像素子の4板式でネイティブ4Kを実現したカメラを、そしてパナソニックが1インチ撮像素子とリレー光学系を本体内に仕込んでB4レンズに対応したカメラを、そして池上がネイティブの3CMOSカメラを先日発表した。今年のNABは、2/3インチ4Kカメラが最大の注目点になりそうだが、未だ沈黙しているソニーについても、Webサイトを検索すると『HDC-4300』なんていう型番やCMOSのスペックが出回っている。

2015年4月1日(水)
音響ハウス、MA-1全面改修し稼働
 この前、お正月だと思っていたら、もう4月になってしまった。時間の経つのは本当に早い。午前中、音響ハウスのMA-1全面改修を取材する。同社は、映像ビル1階の第1MAルームを4K表示および7.1chまでのサラウンド対応のMA室に全面改修、部屋の名称も新たに『MA-1』として1日から営業を開始した。コンソールにはAVID社のS6を導入し、ProT oolsだけでなくNUENDOにもネイティブで対応、またスタジオ内のスペースを有効活用することで、クライアントスペースを改修前のほぼ1・8倍に拡充し作業環境を大幅に改善した。また、映像ビル1階のロビーも改修し、クライアントがくつろげるスペースとしたほか、館内を全面禁煙として、1階に喫煙ルームを設置した。



 今回の改修について後藤浜和氏は『改修にあたっては、クライアントスペースの拡充、4K表示の対応、常設での7・1chサラウンド対応、ProT oolsに加えNUENDOのネイティブ対応の4点をコンセプトとした。クライアントスペースの拡充については、スペースは限られているので機材の小型化によりマシンを前面モニター下のスペースに収納、従来のマシンルームを拡充スペースに割り当てた。4K表示の対応は、MAは試写の場になるケースも多く、また60pのMAはダウンコンの30pでは正確なMA作業ができないことから対応を図った。サラウンドについては、常設で5・1~7・1まで対応した。ProT oolsとNUENDOのハイブリッド化については、CM分野でNUENDOの作業が増えており、アーカイブでアーカイブが録られていることから、直しが出た時に対応していないとお客様が困ることから、今回ハイブリッドシステムとした。』と説明した。



 更新したMA-1は、メインのDAWはProT oolsおよびメディアコンポーザとし、NUENDOのデータも持ち込まれることが多いことから、これら2つの異なるDAWシステムをシームレスに操作可能なAVID社のS6をコンソールに選択した。なお、システム設計・施工は、㈱音響ハウスと㈱テクノハウス、内装デザインは㈱ソナ、機材協力はタックシステム㈱が担当した。



 一方、同社は『字幕付きCM素材搬入暫定基準』が策定され、4月から運用が開始されたことから、同じマガジンハウスグループである同社と㈱ビデオミックス・ラボが協力して、この字幕付きCM素材に対応していくことを決定した。対応機材を映像ビル地下1階のに導入した。当面機材は音響ハウス内に設置して、ノウハウを積み上げて行く意向である。システムは、エル・エス・アイジャパン製で、字幕制作ソフトがSemdec、デジタル字幕収録制御装置がDJC-1001、ANCインサータ装置がVAI-1001、ANCデータモニタ装置がADM-3001。





 
プロフィール
東京生まれの東京育ち。
団塊の世代を絶えず観察しながら育った次の世代。
カメラと鉄道模型と食玩とHDノンリニア編集機と一人旅が大好き。
人に命令されるのと、薩長土肥の田舎侍が大嫌い。
2インチスーパーハイバンド時代から、最新のVoIPIまで語れる唯一の業界記者。




 
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