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 そめちゃんのSCOOP日記

2014年4月20日(日)
銀閣寺特別公開
 
 大阪滞在三日目。今日も朝からよい天気だ。帰りののぞみは15時半、昨日は平成の工事が終了した平等院に行こうかと考えたが、インターネットで調べたら、今年は名物の藤が全く咲いていないという。それよりも、銀閣寺の特別公開で、本堂の国宝の本尊や襖画が拝観できるというので行き先を変更、淀屋橋から京阪に乗って出町柳、そこからバスで銀閣寺にいく。ちょうど10時からの特別拝観に間に合い、目的の国宝の仏像や普段見られない襖画を見ることができた。



 銀閣寺を出て、哲学の道を散策。桜は残念ながら葉桜となっているが、遅咲きの八重桜や石楠花が綺麗だ。



 途中、永観堂で見返り阿弥陀に参拝。境内は紅葉でいっぱいだ。銀閣寺からのこのコースは、京都観光のベタなコースだけど、何時きても素晴らしい。



 昼食は南禅寺近くの小さなレストランでカツカレー丼。カレーうどんのルーがかかつた丼は関西らしいB級グルメだ。疲れたので、東山から地下鉄で京都駅に出て、ヨドバシカメラのホビー売り場を覗いたら、鉄コレの第19弾が出ていたので、売り切れ前に京都で購入。ついでに551で豚まんを買って、のぞみに乗って東京へ戻った。

2014年4月25日(金)
パナソニック、ポストNAB内覧会
  大阪滞在二日目、今日はパナソニックのイメージングネットワーク事業部マーチャンダイジンググループが開催したプレス向けの『PostNAB内覧会』を取材する。京阪電車の門真駅でF記者と待ち合わせて構内1棟ホール2の内覧会の会場へ行く。
 同内覧会では、今年のNABで同社が発表したシステムとして、4Kラインアップでは 、『Varicam35』、『Varicam HS』、『GH4』、『4Kモニター』、『4Kアーカイブ』の各システムを展示。ネットワークワークフローでは、『AJ-PX270』、『AJ-PD500』、『AJ-PX5000』を展示。ライブスイッチャーとしては『AV-HS6000』、またスタジオカメラシステムとして『HC3800』、ネットワークカメラシステムとして、『HE120』、『HE60』、『HE2/RP120』、『RP50/HS410』、『HS50/AMX』等を展示した。



 内覧会の席上、宮城邦彦マーチャンダイジンググループ長は『今年のパナソニックは、業界の皆様に本当に喜んでいただける良い商品ができたと自負している。やっと期待していただいていた4K Varicamシリーズが商品化の目処が立った。これまで少しずつ情報を出してきたが、今回はフルの情報をぜひ書いていただきたい。今回のVaricam35、Varicam HSについては、既に4Kのカメラを使用していて困っていること、改善してほしいということを。この2年間世界中で聞いて回り盛り込むとともに、さらにお客様からいただいたアイデアも盛り込み商品化できたと思っている。今年は、パナソニック全体の中で、イメージングネットワーク事業部というコンスーマと一緒になった事業体で進めており、シネマ用のカメラから、もう一つGH4という世界で初めて4K動画を記録できるデジタル一眼レフカメラ、さらに小型のウェラブルの4Kカメラまで、4Kのカメララインナップを揃えてきた。あと、4Kのディスプレイ系についても、31インチの放送業務用のモニターから大画面の98インチまで表示系のラインナップした。』と挨拶した。



 内覧会の終了後は、支社に戻り昨日に続いて雑務をこなす。その後、ホテルに戻って、夕方は曽根崎心中の舞台となったお初天神近くのビアホール『スーパードライ』で、旧関西録音録画協議会のメンバーと会食。NABやインドのお話をさせていただくとともに関西の情報をお聞きする。こうして大阪二日目の夜も更けて行った。

2014年4月24日(木)
毎日放送新社屋取材
 久しぶりの大阪出張。実は大阪支社の担当もしているのだけれど、最近はなかなか行く時間がない。今回は、パナソニックのアフターNABの内覧会取材があり、それならばと毎日放送の新社屋の取材も兼ねての出張した。いつもの通りJR東海の大阪宿泊パックを利用。東京駅7時までののぞみなら+2100円でグリーン車が使える。大阪支社とのアポが13時だつたので、のぞみを京都駅で降りて、東海道線に乗り換えて長岡京で下車する。



 目的は、長岡天満宮の名物のキリシマツツジ、参道に真っ赤なツツジの花の回廊が出現する。以前から一度見てみたいと思っていたがなかなかタイミングが合わなかった。インターネットで調べたら、前日は五分咲きとなっていたが、真夏のような暑さで開花が早まったのか見事に赤いキリシマツツジの回廊が出来上がっていた。花の回廊を楽しみ本殿にお参り、大阪支社のお土産に竹の子最中と柏餅を買って天満宮を後にする。



 6時前に家を出て、9時過ぎに京都に到着、13時にはまだ時間があったので、もう一件、駅前の観光案内所で是非と推薦されたボタンが見頃の乙訓寺(おとくにでら)に足を伸ばす。案内所では天満宮から徒歩10分と聞いていたが、夏の日差しの中をたっぷり20分歩いてやっと到着。500円払って境内へ。ボタンはちょうど見頃たったけれど、神代植物園や昭和記念公園でボタンは見慣れているので、どうしても見比べてしまうと見劣りする。またまた、夏の日差しの中を20分歩いて阪急の長岡天神へ、特急に乗り淡路で地下鉄直通電車に乗り換えて天神橋6丁目で下車、大阪支社に約束の13時に到着した。



 昼食をとりにF記者と天神橋6丁目の商店街裏の中華料理店に向かう。途中、昼食を終えた関西テレビの福井社長と秘書にお会いする。カレー屋さんを進められたが、当初の予定通り中華料理店で昼食。お勧めの五目麺定食はすごいボリュームでお腹が一杯になる。昼食を終えて支社にもどり、溜まっていた雑務を片づけて毎日放送の新社屋の取材に向かう。




 毎日放送では、制作技術センター長の上野さんに対応していただき、新スタジオのシステム担当、CGやポストプロ担当、音声担当、照明担当の方に新社屋に完成したスタジオや、ポストプロダクション設備等についてお話を伺った。



 新社屋の稼働を機に、スタジオでの収録素材を全てインジェストセンターのサーバーで管理できる仕組みも完成されており、コーデックにはProResを採用しているとのことだった。また、ノンリニア編集システムに関しても、民放としてはめずらしくプレミアが採用されていた。



 毎日放送の取材を終えて、毎日放送と道を挟んだ所にあるサンルート梅田にチェックイン、荷物を置いて新地の入り口の居酒屋で、元部下のMさん、元パナソニックでアナログVARICAMの開発を手掛けた田口さんと久しぶりに会食、積もる話に花が咲き大阪初日の夜は更けて行った。

2014年4月20日(日)
顔合わせの祝い膳
 下の子供の結婚が決まり、八重洲のホテルの最上階のレストランの個室を借りて両家の顔合わせ。結婚相手は高校の同級生で家に何度も遊びに来ているので顔なじみだけど、両親に合うのは初めてのこと。少し緊張してレストランに足を運んだが、相手の父親も大のカメラファンで話が盛り上がって一安心。 お料理も美味しく、最後は結婚届に二人でサインして儀式は終了した。

2014年4月17日(木)
クォンテルの三瓶さんと会食
 1カ月半ほど前に、アビッドの社長だった三瓶さんから最近の業界の話が知りたいと連絡をいただき、こちらもインドの出張の話が出てきたので、インドに詳しい三瓶さんに状況をお聞きしたいということがあり、喫茶店であって情報交換した。その時、ある会社の面接を受けにロンドンに 行くという話は聞いていた。一月ほど経ってインドから帰った翌日の3月31日に、突然『クォンテルの三瓶です。』と電話をいただいてびっくりした。



 そんなことがあって、NAB会場でお会いしたときに、お祝いに一杯やりましょうと日時を約束、新宿の『響』で祝杯をあげることになった。三瓶さんと飲むのは久しぶりだけど、放送業界の話やインドの話で盛り上がってしまい、山形牛ステーキや鯛のしゃぶしゃぶに舌鼓をうちながら、結局7時から飲みだして11時近くまでわいわいやってしまった。久しぶりに、深酒をしてしまったけれど、すごく楽しい一夜だった。

2014年4月16日(水)
スカパー4K60p放送設備稼働
 ソニービジネスソリューションが、3月末、スカパーJSAT㈱に、4K映像の撮影・制作・送出までのトータルシステムを一括納品したというので、東陽町のスカパー東京メディアセンターにお邪魔する。実は、東陽町で降りたのは初めて、東京メディアセンターは駅近くの緑に囲まれた敷地にのなかにあった。
 今回の4K放送設備は、次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)におけるテストベッド事業の委託を受けたスカパーJSATが、江東区にあるスカパー東京メディアセンターに構築しているもので、ソニービジネスソリューションの4Kソリューション提案が採用されたもの。



 ソニービジネスソリューションが構築するシステムは、主に4Kプレイアウト(送出)システム、4Kプロダクション(制作)システム、および4Kライブシステムで構成されている。現在のHD放送での運用形態を最大限踏襲しつつ、XAVCフォーマットのファイルベースオペレーションによる効率的なシステム運用の提案により、顧客の負担を最低限に抑えるワークフローを実現した。ソニービジネスソリューションは映像コーデックの選択、アーカイブやビデオサーバーのパフォーマンスとネットワーク環境のバランスなど、顧客とともに検討を重ね、4Kという新たな映像表現を可能とするためのシステム構築を進めてきた。同システムは、3月末に構築を終了して、次世代放送推進フォーラムにより2014年度に予定されている4K試験放送の実現へ向けて稼働を開始した。


 システムの概要は次の通り。《4Kプレイアウト(送出)システム》①マルチポートAVストレージユニット(XAVCサーバー)『PWS-4400』8式、②30型業務用4K液晶モニター『PVM-X300』6式、③SRMASTERストレージユニット『SR-R1000』1式(ソニー)。④APCソフトウェア(ソニービジネスソリューション)、⑤3Gルーティングスイッチャー(ミランダ)3式、インジェスト端末3式、アーカイブサーバー(1PB)(アイシロン)。《4Kプロダクション(制作)システム》①30型業務用4K液晶モニター『PVM-X300』3式(ソニー製)、②ノンリニア編集機3式(他社製)。《4Kライブシステム》①CineAlta 4Kカメラ『PMW-F55』5式、②カメラシステムアダプター『CA-4000』5式、③ベースバンドプロセッサーユニット『BPU-4000』5式、④30型業務用4K液晶モニター『PVM-X300』5式、⑤マルチポートAVストレージユニット(XAVCサーバー)『PWS-4400』2式、⑥SRMASTERストレージユニット『SR-R1000』2式(ソニー)。取材の詳細は、月刊放送ジャーナルに掲載予定。

2014年4月13日(日)
華屋与平のチャンポンうどん
 一昨年、嫁に行った娘が、ビデオカメラを借りに帰って来たので久しぶりに近所のファミレス・華屋与平に行く。インド、米国と回っていたのでファミレスは久しぶり。定番のチャンポンうどんに今回はサバ寿司のセットを注文する。うどんもサバ寿司も久しぶり。やはり、カレーやステーキより、日本のファミレスメニューが美味しい。。

2014年4月5日(土)~11日(金)
NAB2014、目玉は4Kではなくラジコンヘリ?
4月5日(土)米国入国まで1分の新記録
 12日間のインド出張から戻ったのが30日の日曜日、月曜日から金曜日は留守中たまっていた仕事の整理や、NAB出張中の日刊の原稿を作ったりであっという間に過ぎて、またまた日暮里からスカイライナーで成田空港へと向かった。
 今回のツアーの参加者は12名、総勢13名となってしまい、定員からあふれた1名はUAで先発していただく関係で、少し早めのスカイライナーに乗車。消費税の関係でスカイライナーは日曜日に比べて70円アップ、結構な値上げだ。
 無事、先発のSさんを送り出して、本隊のANA組みをお出迎え。定刻には全員そろい、空港のレストランでビールを手に結団式、NABツアーをスタートする。



 ANAの国際線に乗るのは6日ぶりだが、月が替わったので食事のメニューも映画のメニューも変わっていた。先月のディズニー映画は『プレーンズ』だったが、今回は『アナと雪の女王』。和食のメニューも肉豆腐から牛丼にリニューアル。冷や奴のメニューは初めてだが、なかなか美味しかった。



 米国の入国はロサンゼルスよりサンフランシスコの方が楽なので、ここ数年チケット代はかさむがサンフランシスコ乗り換えにしている。今年は、ラッキーなことにANAが到着した時刻に到着した他の便がなかったので、入国審査場はガラガラ、おまけにANAなので米国人が少なかったせいか、誰もいない米国人用のカウンターからおいでおいでされて、職業を聞かれただけで審査終了、その間1分、10分後には全員入国をはたしバケージチェーンで荷物をピックアップ、30分後には国内線の待合室に到着した。珍しく、国内線もオンタイムで離陸し16時にはホテルの部屋に到着した。



 毎年、初日はホテルのアジアンレストランで無事到着を祝って祝杯をあげ、そのあとダウンタウンに繰り出すことが恒例となっている。疲れていたためか、部屋にキーを置き忘れるといったミスもあったが、有志10人、声をかけられたリムジンに乗ってダウンタウンに繰り出す。LEDの巨大映像を楽しみ、お買い物をして、帰りもリムジンに乗ってホテルに戻って初日のスケジュールは終了。ここで、バタンキューと眠れればよかったが、なかなか眠れず、体力回復を果たせまいまま初日の夜を更けて行った。

4月6日(日)開幕前日はプレスコンファレンスデー

 朝10時にホテルのロビーに集合して、レジストレーションと会場の下見をかねてコンベンションセンターへ向かう。モノレールの3日券を28ドルで購入するが、インターネットで事前購入すると同じ料金で4日券が買えるのは知らなかった。今回、参加のメンバーから貴重な情報をお聞きできた。




 モノレールの駅前には世界最大の観覧車が完成していた。昨日はオープンイベントが開かれており、ホテルの前は大渋滞だったが、一夜明けたらかたずけの最中で、強者どもの夢の後状態。来年は併設されるショッピングモールも完成しているかもしれない。無事にレジストレーションも終わり、全員揃っての記念撮影といきたい所だったが約数名が消えていた。ここで、ツアーメンバーと分かれて、こちらはプレスコンファレンスへと向かう。



 最初に参加したプレスコンファレンスはクォンテル。NAB前に、クォンテル社がスネル社を買収するという大きな動きがあった。プレスコンファレンスでは、両所の首脳が参加し、両者の製品の統合により、ベースバンドからファイルベースまで幅広い領域をカバーできるようになったこと。また、英国内に3カ所あるスネル社の工場を。クォンテルのあるニューベリーに統合してリソースを統合して今後強力な商品展開を行なっていくなどの発表が行なわれた。また、そのクォンテル社から、Pablo Rio高品質カラー&フィニッシングシステムの新たな展開としてGeneticEngineering2が発表された。




 続いてはミラージュホテルで開催されたソニーのプレスコンファレンス。今年も多くの新製品を発表した。4K映像制作分野では、新製品としては、4Kカメラの最上位機種F65で、ライブ制作を可能にする4Kライブカメラシステムを発表した。これは新開発の専用アダプター=SKC-4065、カメラシステムアダプター=CA-4000、ベースバンドプロセッサー=BPU-4000で構成され、HD/4Kライブサーバー=PWS-4400を組み合わせることで、4K解像度で120fpsのハイフレームレート撮影・収録が可能となる。また、4K動画出力にも対応するレンズ交換式デジタル一眼カメラα7Sを新たに発表した。同カメラは、新開発の有効約1220万画素35mmフルサイズExmor CMOSイセンサーを搭載し、新世代BIONZ Xとの組み合わせにより、圧倒的な高感度・低ノイズ撮影を可能にしたレンズ交換式カメラで、全感度域でワイドなダイナミックレンジに対応する。
 


 続いては、ハードロックホテルで開催されたグラスバレーのプレスミーティングに出席する。ミラージュホテルに迎えのバスが来て会場まで連れて行ってくれる。グラスバレー社は、ベルデングループに買収されミランダ社の傘下に加わったが、社名はミランダが消えてグラスバレーが残り、コーポレートカラーはグリーンからミランダのバイオレットに変更された。会見では、ミランダとグラスバレーが合併しての営業戦略、製品戦略等が説明された。
 このあともプレスミーティングはあったが、疲れが限界にきており、プレスミーティング後のレセプションで軽くビール2本と軽食をいただき、タクシーでホテルへ。その後は、部屋でゆっくり体を休めるが、またまた眠れずに2日目の夜も更けて行った。

4月7日(月)NAB初日

 今日もラスベガスはよい天気だ。今日はNABの展示会の初日、モノレールが混む前にと8時前にホテルを出てプレスセンターで朝食を済ませ、ブラックマジックデザイン社のプレスミーティングが行われるサウスホールを目指す。




 ブラックマジックデザイン社は、毎年大きな話題を提供しているが、今年もカメラ関係では、新製品としてBlackmagic Studio CameraとBlackmagic URSAを発表した。
 Blackmagic Studio Cameraは、1080 HDモデル、Ultra HDモデルが用意され、大型10インチビューファインダー、4時間使用可能なバッテリー、トークバック、タリーインジケーター、ファンタム電源マイク接続、内蔵光ファイバーおよびSDIインターフェースなどの機能を搭載しており、1本のケーブルでライブプロダクションスイッチャーに接続できる。Blackmagic URSAは、モジュラー・カメラタレットを搭載しており、4つのボルトを外せば簡単にタレットを取り外しできる。このカメラタレットにはセンサー、レンズマウント、レンズコントロール接続が搭載されており、将来、新しいタイプのセンサーが登場した際には、アップグレードが可能。PLマウントレンズに対応したURSA PL、そしてキヤノンやZeissなどのEFマウントレンズに対応した URSA EFなど、URSAは4モデルに対応している。また、同社からは4KのフィルムスキャナーCintel Film Scannerも発表された。
 



 続いて、セントラルホールの会議室で開かれた、パナソニックのプレスミーティングに出席する。プレスミーティングでは、新『VARICAM』シリーズ(VARICAM35、VARICAM HS)の全容を明らかにした。事前発表の、AVC-ULTRA最新情報に加えて、アップル社のHD記録用コーデック《ProRes4444》と《ProRes 422HQ》への対応と、さらに『VARICAM35』用ハイフレームレート非圧縮4K RAWレコーダー開発のための英国Codexデジタル社と戦略的提携を行なったことをNABで発表した。
 


 続いて、計測技研のブースで、工学院大学情報学部情報デザイン学科の合志清一教授の4Kテレビ信号を8K表示へとリアルタイムに処理する、先進的な超解像技術の説明会に参加。これは、従来の論理的限界を超える高精細化の技術を採用した取り組みで、㈱計測技研研究所との共同開発したもの。一般的に用いられていなかった独自の非線型信号処理方式を採用することで、かつてないレベルの高精細化を実現し、ボケ感のないくっきりと鮮明な8K変換映像の生成を可能とした。この方式は、テレビ信号のナイキスト周波数を超える高精細成分の画像を再生可能とすることにより実現している。



  カメラ関係では、各種コンバータやビデオボード等を手掛けているAJA社からも、まったく新しいプロ仕様のカメラ、CION(サイオン)が発表された。同カメラは、4K/UltraHDと2K/HD解像度で撮影が可能、Apple ProRes(12bit 444を含む)を収録コーデックとして採用。また、3G-SDI×4出力による最大120 fpsの4K RAWデータ出力機能をも備え、SSDメディアのAJA Pakに最大60fpsで直接記録することもできる。カメラ関係はますます激戦区になりそうだ。
 


  本日最後の取材は、クォンテルのブース。ブースでは、複数のPablo Rio間での共有作業を実現するGenetic Engineering2(GE2)を初公開した。同システムは、各Pablo Rio編集室でどのような作業が行われていても、使用中のシステムのリアルタイム性が保証されるとともに、編集室間でプロジェクトの移動を素早く容易に行える。また、Avidシステムから出力されたAAFのエフェクトデータを伴ったコンフォーム処理も実現した。ブロードキャスト関係では、Enterprise sQのデモが行われた。
テル・バーチャルマシンの最新情報、HTML5の使用事例などを紹介する。
 今日も疲れが取れないので、早々にホテルに戻り、売店でサンドウィッチとジュースを買って部屋に戻って静かにお休み。インドの疲れは深刻だ。

4月8日(火)NAB2日目

 ラスベガスについて3日目、何となく疲れが取れてきたような気もするが、本調子がでない。今日も8時過ぎにホテルを出てプレスルームで朝食をとり、まずはテクトロニクスのブースでビデオ・プロダクト・ライン、ジェネラル・マネージャのエベン・ジェンキンス氏にお話をお聞きする。




 テクトロニクスは、ブースでは、WFM8300型波形モニタの4Kアップグレード・サポートの技術展示に加え、クラウドベースの品質管理(QC)、ABRAdaptive Bit Rate)コンテンツのビデオ品質モニタリング、HEVCH.265の詳細な解析、物理層測定機能を搭載したポータブル波形モニタなど、最新のソリューションを展示した。インタビューでは、今回のNABの取り組み、今後の展開等についてお聞きした。




 続いてノースホールからサウスホールに移動して、グラスバレーの北山さん、竹内さんらインタビュー。新体制にの日本市場への対応や、EDIUSのXAVCへの対応についてお聞きした。そのグラスバレーからも、4Kカメラが発表された。グラスバレーの4Kカメラは、他社の4Kカメラが大型イメージャーを採用しているのに対して、従来の放送用のカメラを継承した2/3インチの3CMOS方式でまとめられ、既存のB4マウントのレンズの使用が可能できる。



 インタビュー終了後は、当社のNABツアーのメンバーのためにお願いしていたブラックマジックデザイン社とグラスバレーのブースツアーにお付き合いする。プレスミーティングではわからない情報も聞けて面白かった。



 12時からはファイルベースシステムで市場をリードするドイツのシナジー社の日本語説明会。説明会では、すべてが同時進行する共同作業を実現するファイルベース・ワークフローについて説明が行われた。シナジーのシステムにより、ファイルのインジェスト(エンコード)が始まると同時にログの記録、ストーリーボードの作成、ラフ編集、フィニッシング編集、コンバージョン(トランスコード)、アーカイブ、さらにはCG やタイトル素材を付加した送出までのすべてのワークフローを同時に進行することが可能で、それぞれの作業に際してレンダリング処理のための待ち時間は存在しないという。




13時からはソニーの山下氏にインタビュー。同社は、 「Beyond Definition」をテーマに、「4K」、「IPライブプロダクション」、「ワークフロー」、「アーカイブ」、「ビジュアルエンターテインメント」の5つを軸に、幅広いソリューション を提案したが、同社の取り組み、今後の展開についてお話をお聞きした。



 インタビューばかりでブースの取材ができないので、合間を見ては、ブースを見て回る。アストロデザインのブースでは、8Kカメラや8Kレコーダーを展示していた。




 池上通信機のブースは、《Broadcast Innovation》をテーマに、3CMOS超高感度HDTVカメラシステムHDK-5500をはじめ、高画質モデルから普及モデルまで用途に合わせて選択可能なUnicamHDシリーズを中心に同社のカメララインアップを紹介していた。モニタ関係では、有機EL(OLED) マスターモニタとLCDモニタを出展。また、技術展示として、同社スーパーハイビジョン(8K)カメラで撮影した映像を上映するなど最新の映像制作機器を展示した。



 ARRI社のブースはいつも混んでいた。新製品のAMIRAはALEXA から継承した美しい映像をより手軽に得るため、ワンマンオペレートに特化して設計された新型デジタルカメラで、ProRes コーデックで最大 200fps 収録が可能。ALEXAについては、昨年同様にライブカメラの展開やシネマスコープ等、市場のトップメーカーとして、余裕を持った展示を行っていた。



 ノースホールでは、NHKがスーパーハイビジョンの展示を行っていた。シアターは人が並んでいたものの2日目ともなるとブースも人影がまばらとなってした。新しい展示としては、F65が8Kのデュアルグリーン方式のライブカメラとして展示されていた。




 英国Codex社のブースは、全員がCSIのジャンパーを着て、遺体発掘現場を再現していた。車載方式やワゴンに仕込んだオンセットのデイリーズシステムCodex VAULTとフィルムライト社のDiシステム接続した完全なデイリーズワークフローを展示。Baselight、Baselight FLIP、さらにフィルムライトのカラーワークフローに新しく追加されるBaselight Dailiesが展示されていた。



 夕方は、レンズメーカーのクック社のインタビュー。同社が開発したアナモフィックレンズについてお話をお聞きした。レンズのボケの話など、今まで疑問に思っていたことが解決してスッキリした。



 RED社のブースでは、ドラゴンセンサーを搭載したEPICの後部に小型のユニットを装着することにより4Kライブカメラとして使用できるデモが行われていた。
また、ブースの一角では、6Kの動画から静止画を切り出し、原寸大でプリントアウトしてクォリティの高さをデモしていた。



 18時になったので、サウスホールの裏の出口から送迎バスに乗りシナジー社のビアパーティの会場であるゴードン・ブルーワリに向かう。ここで、醸造したてのドラフトビールを味わう。毎年の事だが、出来立てのビールは美味しい。料理も沢山用意されていたが、、次にモートンズのステーキが待っているので三好さん持参の柿の種で我慢して生ビールを堪能する。



 そして、本日のディナーは恒例となったモートンズのTボーンステーキの会、今年も呼んでいただきありがとうございます。今年はオーダーしたのは24オンス・720gのTボーンステーキ、昨年は完食できたが、今年はインドショックから立ち直れず半分でダウンしてしまった。
 今日の予定はさらに1件ある。モートンズからタクシーでミラージュホテルに行き、ソニーの記者懇親会に出席、さすがにお腹もアルコールも限度一杯となり、ペリエばかり飲んでいたが楽しい会であった。何とか調子も回復、ラスベガスの4日目もこうして更けて行った。

4月9日(水)NAB3日目

 NABも早くも最終ラウンド、今日中に残った取材を仕上げなければならない。果たして終わるのだろうか。




 まずは、アビッドのブースにお邪魔し、三橋さんにブースを案内してもらう。同社は、メディア・エンターテインメント業界に向けた戦略的構想 Avid Everywhereの一環として、放送局やプロダクションが、パワフルで効率的、協業的かつ利益を上げる方法として、 MediaCentral Platform および一連のモジュラー式アプリケーションを組み合わせることによって、統合されたメディア制作および配信環境を作り上げることを提案した。




 ハーモニック社は、ソフトウェアベースでエンコードや素材のマネージメント等の一連のワークフローを実現するVOSシステムを発表。さらに、4K60pのエンコーダーやビデオポートの新機能等を発表した。



 昨年6G-SDIのLSIを展示していたセムテック社は、今年は6G-SDIの各種ボードやルーターの基板を壁一面に展示。さらに、12G-SDIを近日リリースとパネルで表明していた。



 昼食は、これも毎年恒例のエレショー協会の石崎さん達とラスベガスで一番評判のラーメンを食べにいくツアー。今年のお店は、車で15分ほどの福耳ラーメン、アメリカのラーメン屋さんらしく、ここも豚骨ラーメンがメインだが、評価が高いというだけあって、餃子もラーメンも美味しくパワーを充電できた。



 またまた、会場に戻って取材を続行。日立国際電気のブースでもNHKと共同開発したスーパーハイビジョン用の8Kライプカメラが出展されていた。変わり種では、IPのインフラを使用した伝送システムが展示されており、面白いシステムだった。



 4Kカメラ関係では、JVCからもPLマウントを装備したショルダータイプのGY-LSX1、分離型のGW-SPLS1が発表された。




 取材もラストスパート、15時からはパナソニックの宮城さんにインタビュー。VARICAMの開発の経緯や、戦略、また内蔵されたオンセットのデイリーズ機能等についてお話をお聞きする。




 取材のラストは今年も朋栄。テーマは、今年も引き続き《Continuous Innovation 》をメインテーマとしながら、サブテーマとして《FOR-A for a 4K Future 》を掲げ、各種4K対応製品群を紹介する。また、従来通り、HD/SD対応のファイルベース製品、ベースバンド製品においても各種新製品を展示した。4Kソリューション展示では、サブテーマをコンセプトに、高速度カメラ、スイッチャ、ルータ、プロセッサ、マルチビューワ、ビデオサーバなどを組み合わせ、コンパクトな4Kライブ中継システムをイメージしたシステム展示を行う。世界初フル4K高速度カメラFT-ONEの光ファイバー搭載モデル『FT-ONE-OPT』、4K切り出しシステム『ZE-ONE』をNAB初展示した。



 さて、今年のNABの模様の一端をレポートしてきたが、日本で国策で進められている4K/60Pに対するNABの動きであるが、これは至って冷静であったと言うことができる。昨年7月に1週間に亙り取材したロス、ハリウッドでも感じたことだが、米国は日本の4K/60Pの動きには注目しているものの、あくまで冷静に静観しているといった感じがしてならない。日本メーカーも、4Kを打ち出しながらも現行のHDの戦略商品をしっかり発表しているし、ファイルベース関係のシステムも着実に進化が伺える。そして、今年の会場で4Kより目立ったのはラジコンの撮影用ヘリコプター、セントラルのフロントラインをはじめ、多くのブースが製品を並べていた。



 ラスベガス最後の夕食は、昨年同様にブラジルのシュラスコ料理。昨日に続いて肉料理だが、シンプルな味付けでとてもおいしい。肉も美味しいけれど、ビュツフェに置かれているサラダを始めとする前菜もなかなかのもの。ボーイさんが持って回るくし刺しの肉をリクエストすると、その場でナイフで切り落としてくれる。ついつい、色々な種類を食べたくなり、お腹が一杯になってしまった。こうして、前半はインド疲れでヘロヘロだった今年のNAB取材もめでたく終了した。

4月10日(木)~11日成田へ



 朝5時半にロビーに集合してラスベガスの国際空港へ向かう。毎年のことだが、ラスベガスの出発は朝が早い。今年は、セーフティチェックも、いつもほど厳しくなく順調に離陸と思ったら、機内で急病人が出て、、1時間遅れで出発。



 米国最後の食事は、サンフランシスコの空港で食べた照り焼きチキン定食。まあまあ、許容範囲の味だった。帰りの飛行機も満員、何とか通路側の席を確保できたが、周りが米国の高校生らしき団体。しかも、引率しているバカでかい黒人教師が一番うるさく機内を走り回っている。引率教師がこれだから、生徒たちのマナーも最低。鹿児島○×学園なんて書いた赤い野球帽をかぶっているので姉妹校かなにかか。きっと、道徳観に欠けた学校なんだろう。不愉快な思いをしながらも、飛行機は成田空港に無事に到着。こうして今年のNAB取材も終了した。

2014年4月1日(火)
JPPA広報委員会『お花見会』
 インド取材の疲れが中々取れない。今日はJPPAの広報委員会、委員会終了後、お花見会となったが、お花見は口実で居酒屋に直行した。今回の会場は、四谷三丁目駅前の信州郷土料理“花てまり”、鳥の山賊焼きや長いものお好み焼きが名物。まずは、ビールで乾杯し自慢の料理をいただく。長野ということで、コースにはない馬刺しも注文、信州の銘酒から3種類を選んでの利き酒セットも美味く楽しい晩餐となった。インドでは食べれなかった、刺身や生野菜も堪能、やはり日本は良いな。





 
プロフィール
東京生まれの東京育ち。
団塊の世代を絶えず観察しながら育った次の世代。
カメラと鉄道模型と食玩とHDノンリニア編集機と一人旅が大好き。
人に命令されるのが大嫌い。
2インチスーパーハイバンド時代から、最新のAVC-Iまで語れる唯一の業界記者。




 
大阪支社F記者のHP

くみちゃんのブログ
 新開店したN記者のHP



 お気に入りデジカメSCOOP

西ツーリスト
西村氏の会社のホームページ
25年来のつきあいで、海外出張の航空券やホテル手配をお願いしていますが、一度もダブルブッキングがなく信頼しています。