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 そめちゃんのSCOOP日記


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2011年4月26日(火)
クォンテルとIBM大和事業所取材
 今年のNABで注目した製品に、クォンテルのQTubeとアビットのインタープレイセントラルがあった。どちらも、サーバーの素材をインターネット経由で遠隔地から閲覧でき、さらに編集まで行えるもの。いよいよ、グリッドエディティングの時代の到来を予感させる製品だ。そこで、両社に取材を申し込むと、まずはクォンテルの松井氏が応えてくれたので、久しぶりに表参道の駅を降りる。ホームから駅の構内に入ってビックリ、構内の柱が全てチャン・グンソクになっている。最初は、女性雑誌のキャンペーンかと思ったが、何とサントリーが発売するマッコリのキャンペーンだった。
 チャン・グンソクは、KBSのカン・ジファン主演の『快刀ホンギルドン』で、盟友から宿敵になっていくイ・チャンフィ役が一番好きだ。『美男ですね』や『ベートーベン・ウィルス』でも好演している。きゃーきゃー騒ぎながら写真を撮っている、女の子やおばさんの影に隠れて、ついつい1枚撮ってしまった。

 

 クォンテルでは、松井氏と堀田さんに、実際にデモも交えて、QTubeを説明していただく。システムは、サーバー側のQTubeトランスフォーマー、そしてクライアント側のQTubeエデイット、QTubeビューワーで構成され、これでインターネット環境さえあれば、編集作業やサーバ素材の閲覧が遠隔地から行える。そのための基礎技術等も説明していただく。これは、今後の制作ワークフローに大きな変革をもたらしそうだ。
 久しぶりに松井氏とあったので、脱線ばかりしていて予定の取材時間を大きく超過してしまった。会社に戻り、20分ほど雑用を済ませ、こんどは中央林間のIBMに向かう。

 

 日本IBM中央研究所のストレージ部門の藤原部長にLTO-5の取材を行う。IBMはNABでLTOを中心とした、ディスクレスのワークフローを展示・デモした。藤原氏は、ファイルベース化・イコール・テープレスというイメージが定着しているのが困ると力説する。ビデオテープはなくなるかもしれないが、それとテープレスとは意味が違う。今回のNABで、LTO-5はPick Hit Awardを受賞した。今回の取材でも、LTO-5について熱く語られた。
 クォンテルのQTubeと、IBMのLTO-5の取材の成果は6月号をご期待ください。
 

2011年4月24日(日)
麻原酒造へお見舞いに
 大震災の2日程前、狭山市役所に努める友人から、麻原酒造の酒蔵から出火し全焼したとの連絡が入った。すぐに大泉氏に連絡をすると本人も初耳だったらしいが、すぐに確認をとってくれて、漏電から日本酒の醸造蔵が全焼したことが判明した。
 すぐにもお見舞いにと思ったが、直後の東日本大震災、そしてNABの準備と忙しい日が続き、NABも終わって5人でお見舞いに伺った。あいにく、社長は海外出張中だったが、奥さまとお姑さんに家事の模様を伺う。既に、焼け跡は綺麗に片づけられたいたが、その広さにビックリした。

 

 お見舞いの後は、奥さまにブルーワリーの方へ連れて言っていただき、ここで何時もの試飲会が始まってしまった。今日の目的は違うのだが、飲みだすと止まらないメンバーばかり。その内、試飲スペースにないお酒までリクエストしする始末。意を決して、お土産のお酒を買ってブルーワリーを後にしたが、何のことはなく場所を近所のそば屋に移しただけで、ここでも腰を落ち着けてしまった。

2011年4月22日(金)
JPPA、ファィルベースCM搬入説明会
 JPPA=日本ポストプロダクション協会が開催した『ファィルベースメディアCM搬入基準』の説明会を取材に四谷の主婦会館にいく。今日は広報委員会として会報の取材が目的。10分前に到着したが、会場はほぼ埋まっており関心の高さが伺える。

  

 第一部では、JPPAファイル化対応プロジェクトチームの、ソニーPCLの山本氏、NTTラーニングの後藤氏、音響ハウスの織田氏から、JAAAとJACの合意事項や、JPPAのJACに対する回答。JPPAのファイル対応アンケート結果。さらに暫定基準の概要や、ポストプロダクションのワークフロー、さらにAdCoMファィルメディアへの対応等についての説明が行われた。

 

 10分間の休憩を挟んで第二部は、各メーカーのファイルベースCM対応システムの説明。メディアとしては、池上通信機のGFCAM、ソニーのXDCAM、パナソニックのP2の3種類のメディアが採択されている。
 説明の一番手は、池上通信機の島津氏。CM素材搬入用に新たに開発した4GBのGFPAKを披露。メタデータの格納を行うソフトの説明、デュプリケータ等について説明した。二番手はグラスバレーの石川氏。同社のターンキーのノンリニア編集システム=HDWS 3GELITEをベースとした CM搬入素材制作システムについて説明した。

 
 
 続いてパナソニックの高部氏は、P2カードはメディアの価格は高いが、リユースによるランニングコストと信頼性の高さを強調してワークフローを説明。四番手のソニーの小貝氏は、XDCAMのメタデータエディターやマスプリントシステム等について、余裕の説明を行った。

 

 メーカー説明の最後は、朋栄IBEの薄葉氏で、現在開発を進めているメタデータ格納システム等について説明を行い第二部を終了した。
 続いて109の西氏がモデレータを努めてQ&Aが始まったが、熱心な出席者から多くの質問が寄せられ、17時の終了ギリギリまで会場は熱気に包まれていた。

2011年4月18日(月)
今年のNABも3Dが主役


 日本では、先の大震災により復興が一番の課題となり、とても3Dといった状況ではなくなってしまった。しかし、今回のNAB取材では、初日のキーノートスピーチに“アバター”のジェームス・キャメロン監督が講演するなど、ますます3Dが主役となっている。特に米国では、ESPNに代表されるように、スポーツ番組を中心に3D放送の人気が高まっている。ところで、今年のNABで3Dの展示で一番目立った展示を行ったのは、3ALTYのブース。。屋内にバスケットのコートをしつらえ、3D中継車とスタジオサブを設置して大掛かりな3Dのスポーツ中継のデモを繰り広げていた。

 

 二眼式の一体型3Dカメラとしては、先行するパナソニックから、ショルダータイプの上位機種が登場した。17倍ズーム、イメージャーも1/3インチと大型化し、記録フォーマットもAVCpIntraとなった。これで、パナソニックは、パームタイプとショルダータイプの
2機種のラインナップとなった。一方、ソニーからも、いままでモックアップが参考出品されていた3D一体型カメラが商品化発表された。撮像素子は1/2インチ、記録フォーマットはXDCAM、スタイルはショルダー型。よはり、米国の3Dマーケットをにらんだものか。ソニーは、民生用の3Dカメラも展示していた。

 

 3D撮影も多様化したためか、色々なバージョンが登場してきた。放送からは、高速カメラを搭載した3D撮影システムが登場した。アリ社はAREXAのカメラ部とコントロール部をセパレートにして小型化したカメラヘッドを使用した3D撮影システムを出展した。フィルム分野で、3D撮影をリードしてきたアリ社だけに、デジタルになってもマーケットをリートしていこうということか。

 

 韓国のメーカーからは、3Dの撮影レンズが展示されていた。撮影効果は中々だったが、非常に大型で、レンズとカメラは一つだけど、これを使用しての撮影は大変だろうと思われた。豆カメラを並行方式のリグに装着した3Dカメラシステムは色々なブースに展示されていた。写真は、朋栄のブースに展示してあったフローベル社のシステム。
 一方で、ノンリニア編集システムやDIシステム、ビデオワークステーションは、もはや3Dに対応していない方が珍しくなってしまった。

2011年4月17日(日)
突然の非常事態!
 悲劇は突然やってきた。我が家の階段は、先週子供が赴任先から戻ってきた関係で、半分のスペースに片づかない荷物が散乱している。朝、何となく2階から階段を急ぎ足でおりている途中で、最後の3段目を踏み外してしまい、滑り落ちて腰を強打。体重が重いだけに、人並み以上のダメージを受けてしまった。落ちた瞬間は声も出せずに、ただただ階段の下で苦痛にうめいていた。
 今日はどうしても外出しなければならない用事がある。家内がぎっくり腰のとき使っていたコルセットを巻いて、湿布を貼って車で出かけたが、駐車場に入れるにも、腰が動かせないので、体が後ろ向きにできない。サイドミラーとバックミラーで必死に車を駐車。何とか用事を済ませて、病院へ。
 幸い、腰の左後ろで脂肪が一杯ついていたので、骨の損傷はなく、筋肉の打撲ですみ1カ月分の湿布薬をいただいた。歳をとったら、階段は慎重に降りましょう。

2011年4月16日(土)
NABショーのお土産
 6~7年前からか、NABやIBCのプレスキットがCD-ROMからUSBメモリーで配布されるようになった。これがInterBEEや中国のBIRTVとの大きな違いである。韓国のKOBAではプレスコンファレンスに出たことがないのでわからないが、韓国のデジタル放送を推進するDTVコリアのブースを取材したら、お土産に4GBのUSBメモリーをいただいた。これは、3年前のことなので、当時としては圧倒的な大容量でビックリした。
 今年は、積極的にプレスコンファレンスを回らなかったが、それでも6個のUSBメモリーをいただいた。アビッドとローランドが2GB、パナソニックは今どき何処でも手に入らない256MB、後は512MBから1GBといったところ。
 真ん中のソニーのSRメモリーは1TBの大容量だが、残念ながら実物大の名刺入れ。一瞬本物かと思うほど立派な箱に入っていた。もっとも、本物をいただいてもインターフェースがないので使い道がないが。



 今回のNABショーでいただいたお土産のハイライトは、ソニーのブース近くで3Dの使い捨て眼鏡を沢山展示していた、AMERICAN PAPER PTICSにいただいた大量の3D眼鏡のサンプル。興味深く展示を見ていたら、声をかけられ紙袋一杯の見本をいただいた。アナグリフから偏光方式、波長方式等、色々な種類の眼鏡や、雑誌の付録用の並行方式の組立キット、中には日本の会社向けの眼鏡も入っていた。せっかくいただいたので、メーカーのWebアドレスを紹介しておく。

http://www.3dglassesonline.com

2011年4月9日(土)~15日(金)
今年もNAB2011ビジネスツアー

4月9日(土) ラスベガスに出発
 
 早いもので、今年もNAB取材になってしまった。1年が経過するのが、本当に早く感じる。今年もささやかながらNABツアーを募集、11名のグループでNABに参加することになった。15時過ぎの日暮里で西ちゃんと待ち合わせ、15時過ぎのスカイライナーで成田に向かう。所要39分、成田空港も近くなった。



 定刻の集合時間には全員集合、いつものように空港の居酒屋でメンバー紹介と、ツアーの説明会を行い、ほどよくアルコールが回ったところで搭乗ゲートに向かう。今年もロサンゼルスまではシンガポール航空を選択、空いているのではという期待は虚しく機内は満員。昨年はジャンボだったが、今回はピカピカの777に代わっていた。定刻にロスに到着、入国審査、税関検査とちよっとしたトラブルはあったが、乗り継ぎ便にも余裕で間に合い、17時過ぎに無事ラスベガスに到着、一休みして、今年も宿としたインペリアルホテル5階のアジアンレストランでメンバー全員で無事到着の酒宴を開く。

 

 やはり長旅で疲れた後は、食べ慣れた料理が良い。アメリカで飲むマッコリの味も最高だ。その後は、各自ラスベガスの夜に散会した。


4月10日(日) 今日はプレスコンファレンスデー
 今日は、記者にとっては一番忙しいプレスコンファレンスデーだ。ツアー参加者に、一緒に登録にいかないかと誘うが、皆さん常連で朝が苦手らしく、5人でコンベンションセンターへいく。登録はさらに簡略化さらバーコードを読むだけでバッチがもらえた。この辺のシステムは、さすがアメリカである。


 以前は、朝から市内を駆け回って、できるだけ多くのプレスコンファレンスに参加しようと頑張っていたが、来年還暦を迎える身としては、ここで頑張って体調を崩しては大変と、パナソニック、ソニー、アビッドの3社に絞って取材を行うことにした。 
 プレスコンファレンスのスタートは、12時30分から市内のプラネット・ハリウッドホテルのボールルームで開催された、パナソニックだった。その席で同社は、プロ用3D映像制作/フルHD制作システムや大型ディスプレイなどを発表した。3D映像制作用には、昨年発売し話題となった一体型二眼式カメラレコーダー『AG-3DA1 』に加え、さらなる高画質化と撮影機能をアップした、本格的ショルダータイプの新型3Dカメラレコーダー『AG-3DP1 』を発表した。
 放送用映像制作向けにはP2カム・AJ-HPX3100G 用ワイヤレスモジュールを商品化し、普及が進むタブレット端末やスマートフォンを活用したファイルベースカメラの新しい使い方を提案した。業務用制作分野においては、肩載せ型カメラレコーダーに比類する性能のファイルベースド・ハンドヘルドカメラの新ラインナップとしてAVC-Intra 『AG-HPX250 』、AVCCAM『AG-AC160』『AG-AC130』の3機種を一挙に発表した。また、2012年7月27日からイギリス・ロンドンで開催されるロンドンオリンピックに おいて、TOP スポンサーとしてホストブロードキャスターであるOBSLとの間で、パナソニックの放送用HD規格DVCPRO HD が、ロンドンオリンピックの公式記録フォーマットとして使用されることが決定したと発表した。また、OBSLは、ロンドンオリンピックの公式映像制作に、P2HDカメラレコーダーAJ-HPX3100や、P2ポータブルレコーダーAG-HPD24など最新機器を含むP2HDシリーズを使用する。



 高画質化と撮影機能をアップした新型3Dカメラレコーダー『AG-3DP1 』は、本格的なハイエンドの3D映像収録を可能としたP2HDシリーズの一体型二眼式3Dカメラレコーダーで、ワイド/テレ両側にレンジを拡げた新開発17倍(目標値)二眼式ズームレンズを搭載、高感度・高解像度220 万画素1/3 型3MOSセンサー、そして高画質AVC-Intra コーデックの組合せによりフルHD・10ビット4:2:2 の高画質3D収録を実現。マルチカメラ同期収録とカメラ延長システムに対応、クイック/スローモーション撮影が可能なVFR 機能搭載等の特徴を備えている。



 続いて、ソニーは14時30分からラスベガス・コンベンションセンター内の会議室でプレスコンファレンスを開催し、『Believe Beyond HD 』をテーマに、新たな価値を創造する様々な映像制作ソリューションとして、新開発8K CMOS イメージセンサーを搭載したCineAltaカメラ『F65』、3Dショルダーカムコーダー『PMW-TD300 』、最大5Gbps の高速記録が可能な大容量記録メディア『SRMemory』、SRMemory対応《SRMASTER》ポータブルレコーダ『SR-R1 』『SR-R3 』『SR-R4 』を発表した。
 CineAltaカメラの新製品『F65』は、新開発の自社製単板8KCMOSイメージセンサーを搭載し、これまでのカメラと一線を画した高精細・高解像な映像を16ビットのRAW データとして撮影が可能。『F65』にドッキングされたSRMASTERポータブルレコーダー『SR-R4 』を使用し、SRMemoryにRAW データを収録。ポストプロダクション工程においてデジタル現像を施すことにより、4Kや2K・HD 現像、また将来的には4K以上の解像度での現像を行うことも可能になる。その他、最大120 コマ/秒での撮。またCMOS特有のローリングシャッター現象を解決するため、物理的なロータリーシャッターをオプションで追加できる。



 一方、二眼式一体型の業務用3Dショルダーカムコーダー『PMW-TD300 』は、左右それぞれ独立したレンズとセンサー、収録部を一体型とすることにより、2台のカメラをリグに搭載するタイプと違い、左右のカメラ調整が簡便となり、また三脚に乗せずに肩に乗せて自由なアングルで撮影できることから、3D撮影の自由度が飛躍的に向上。ドキュメンタリー番組やスポーツイベント、報道やインタビューなどの機動力を求められるシーンでの撮影をはじめ幅広い用途に活用できる。映像の圧縮フォーマットと収録メディアは、“XDCAM EX”シリーズと共通となっている。



 アビッドは、ストリップ通りに新しくできたショッピングモール・クリスタルに隣接するアリアホテルで16時からプレスコンファレンスを開催した。
 コンファレンスでは、CEO のゲーリー・グリンフィールド氏が檀上に立ち、今回のNAB の取り組みから新製品まで一人で説明した。 発表で注目されたのが、次世代のメディア制作/配信/管理のための、ウェブベースおよびモバイル・ワークフロー・ツールである『Interpla Central』で、これは同社のNAB のコンセプトである《Integrated Media Enterprise 》を具現化した革新的な製品であると説明した。



 Interplay Central は、ウェブまたは携帯ベースのアプリケーションを通じて、次世代のコンテンツ制作のワークフロー・ツールを提供するもの。Interplay Central には、ウェブベースのInterplay Central (ポータル)およびBlackberry携帯端末によるモバイル・アプリケーションInterplay Central Mobileの2つのストーリー制作ワークフロー・ ツールがある。Interplay Central (ポータル)では、インターネットに接続しているPCを使い、プロデューサー、技術ディレクター、エディター、グラフィック・デザイナー、ロギング担当者、ライター、レポーター、ウェブ・プロデューサーを含め、さまざまなスタッフがそれぞれのメディア制作における役割に応じた『ペイン(操作ウィンドウ)』にアクセスできる。一方、Interplay Central Mobileアプリケーションでは、直接コンテンツの閲覧、作成、編集が、どこからでも可能で、たとえユーザーがオフライン・モードまたは圏外にいても、オフライン・モードのInterplay Central Mobileで加えられたコンテンツの変更は、再びネットワークに接続されると直ちにプロジェクトに反映される。

 

 アリアホテルまでは、コンベンションセンターからバスで連れてきてもらったが、帰りは自分で戻らなければならない。せっかくだから、隣接するショッピングモール・クリスタルを見ていこうとしたが、ホテルが大きすぎて迷ってしまい、脱出するまで20分位かかってしまった。

 
 
 ホテルに戻り、一休みしてシバさんやK氏、Cさんとパリスホテルで待ち合わせて、同ホテルのイタリアンレストランでディナー。初めての店だがなかなか美味しい。食事代は初めてのブラックジャックで300$稼いだというCさんの奢りとなった。食事後はバリーズホテルのレビューショー『ジュビリー』を楽しみ、充実した1日が終了した。


4月11日(月) NAB2011開幕


 今日からNAB2011がスタートする。最初の仕事は朝9時からのグラスバレーの社長のAlain Andreoli氏と副社長のJeff Rosica氏のインタビュー。Alain氏は、グラスバレーがフランシスコパートナーズの傘下に入ったのに伴い就任した。サンマイクロシステムズのCEO等を歴任したという。お二人に今回のNABの取り組みや、今後の展開についてお聞きする。インタビューの冒頭。今回の地震災害について丁寧なお見舞いの言葉をいただく。グラスバレーは、これまではハードウェアベースの商品が多かったが、今後はITベースのソフトウェアベースの商品を増やして、多様化する業界に対応していくとともに、ローエンド分野も積極的に手掛けていくという。



 インタビューを終え、シバさん、K氏、Cさんと合流し、今回手掛けている仕事に関連するブースを回る。久しぶりに復活したREDのブースではEPICが大量に展示されていた。セントラルホールに移動して、ソニー、キヤノン、パナソニック等のブースや、レンズメーカーのブースを見て回る。お腹もすいてきたので昼食をと思ったら、Cさんがちゃんとした食事をしたいというので、モノレールでMGMホテルへ。



 今日の昼食はフィッシュ&チップスを選択、なこれもかなか美味しかった。確実に体重が増えていくようだ。食事を終えて、3氏と別れ、再びコンベンションセンターで取材を再開する。

 

 まずはサウスホールのフロントラインの進出したブラックマジック社のブースを取材する。昨年はダビンチのMac版でびっくりさせられたが、今年はATEMのプロダクションスイッチャーが登場した。しかも、1M/Eの一番低価格モデルは2495ドルという価格設定でまたまたビックリさせられる。続いて訪れた、NTTエレクトロニクスのブースには、HVE-9100シリーズの新製品として、H.264に特化した低遅延モデルと、コーデックを2台搭載した3D対応タイプが展示されていた。



 続いてセントラルブースへ移動して朋栄のブースへ。VFC-7000の3D高速度撮影デモンストレーションやVRCAMによるマーカレストラッキングのバーチャルデモンストレーションは、中々の人気。AVC-Intra/DVCPRO対応ビデオアーカイブレコーダーLTR120HSやLTR-100HSの各種ソリューション展示を取材する。
 そろそろ閉館時間となってきたので、InterBEEのブースに移動。エレショー協会の石崎さんをはじめ5人でハードロックカフェ近くの日本レストランへ移動、ここで日本食を堪能する。今日も充実した1日だった。


4月12日(火) Tボーンステーキ完食


 今日は8時前にホテルを出てプレスセンターで朝食。最初の取材は10時からのテクトロニクスなので、その前にノースホールのブースを見て回る。ノースホールは、ハリス社とエバーツ社が入り口に巨大なブースを構えている。

 

 テクトロニクスでは、副社長のエビン・ジエンキンス氏ら3氏に同社の取り組みや新製品を取材する。今回の新製品の小型・多機能の波形モニターとラスタライザーは強力な新製品だ。その他、今後重要になるQCシステム等について意見をお聞きする。



 11時半からはIBMのブースで大和システム研究所の藤原部長にLTO-5説明会を開いていただく。我々のツアーメンバーに加えて、JPPAのツアーメンバーにも加わっていただきにぎやかな会となった。LTO-5kの技術的に大きなブレークスルーとなったLTFSを開発したIBM 社のブースでは、LTR-100HS と東芝のVIDEOS等を使用した、素材管理から送出に至るワークフローのデモが行われた。



 ノースホールの、ファイルベース関係では、FIMS(Framework for Interoperable Media Services)構想のデモが注目された。FIMSはAMWA(The Advanced Media Workflow Association )とEBU (欧州放送連盟)による共同作業で、その主要メンバーが今回のNAB でService Orientated Media Workflow (サービス指向のメディア・ワークフロー)と相互運用性に関連した展示を行ったもの。この展示には、アビッド、シナジー、キューブテック、ラディアント、ソニー等が参加して、IT業界で一般的なアーキテクチャーである、SOA (Service Oriented Architecture )のアーキテクチャーを使用して、相互運用性に関連した展示とデモを行っていた。

 

 プレスセンターで昼食を済ませ、14時からはソニーのブースツアーに参加する。今年のソニーは力の入った新製品が多数用意され見応えがある。ソニーの取材を終えて、サウスホールに移動して取材を続ける。



 16時からオートデスクが、日本語によるデモを行った。オートデスクは、3月に日本国内でも発表された、アニメーション、ビジュアルエフェクト、エディトリアルフィニッシング、カラーグレーディング用デジタルエンターテインメントクリエーションソフトウェアの最新版を展示した。日本語デモでは、Mac 版のオールインワンエディトリアルフィニッシングツールAutodesk Smoke2012を使用して、3Dデータを交換して高品質のグラフィック、コマーシャル、番組制作を実現するデモが行われた。



 18時からはクォンテルが日本語デモを行った。クォンテルの日本語デモでは、ステレオ3D関係では、先進の画像分析技術を使ってカメラのジオメトリーの際を自動的に修正することにより、生産性を飛躍的に高める新しい《GeoFixツール》や、左右の映像の違いをリアルタイムで計測し、ユーザーが新しい3Dチャンネルコンテンツの仕様に合致して制作するのをサポートする、新しい《Disparity Checker 》のデモや、QTube をEnterprise sQ 放送制作システムと共に動作させ、二ユーヨークのクォンテルの事務所や、東京の事務所とつないて効果的なチームワークを実現できるデモを行った。

 

 今日は、ここからが忙しい。まずはゴールドン・ブルーワリーでドイツのシナジー社が行っているビアパーティに顔を出す。ちよっと濁ったビールが美味しい。続いて、道路を渡って、ステーキの名店、モートンズステーキハウスへ移動。毎年恒例の三好さん主催のアメリカンビーフを味わう会へ。今回のメンバーは、民放のファイルベースの推進者が集まっている。



 注文はもちろん、モートンズ名物のポーターハウスステーキ、いわゆるTボーンステーキだ゜。この大きさでレギュラーサイズ、このダブルサイズもメニューには載っている。美味しいワイン、楽しいメンバー、そしてこの時間までビール1パイで我慢した甲斐があって、初めて完食できた。


4月13日(水) 最後の夜はダウンタウン


 今日も8時前にホテルを出てプレスルームで朝食。NAB取材も今日で打ち止め。今日は、残された取材を片づけなくてはならない。
 今回のNAB では、カメラ分野に象徴的な動きが見られた。それは、いままでビデオカメラの中心であった、2/3 インチの3板式のショルダータイプのカメラに変わって、大型イメージャーを備えたカメラや動画対応の一眼レフ、業務用のパームタイプのカメラ、さらに用途を割り切った小型HDカメラ等が主役の座に登ってきたことだろう。



本格的なショルダータイプのカメラの新製品としては、池上通信機のHDK-97A 位だったのに対して、大型イメージャーを搭載したカメラとしては、ソニーのF65を筆頭に、NAB では初出展となったソニーのPMW-F3やNEX-FS100J、パナソニックのAG-AF100(AG-AF105)、さらにキヤノンはブースを大幅に拡大してEOS シリーズの動画一眼レフや交換レンズを大量に出展、ハンズオンコーナーも設置し、常時賑わっていた。


 また、ARRI社もALEXA のシリーズを拡張し、スタジオタイプや小型タイプを発表した。
 また、大型イメージャーカメラの火付け役となったRED も、今回のNAB ではブースを復活し、男性や女性モデルに入れ墨を入れるという衝撃的な被写体を用意して、新製品EPICのデモを行った。

 
 一方、業務用のHDカメラは、前述のようにパナソニックから 3機種の新製品が登場したり、ソニーからは生活防水機が登場。キヤノンもファイルベース対応システムを展示するなど、ショルダータイプをしのぐ新製品ラッシュとなった。昨年、大きな話題を提供したGoPro はトイカメラかと思っていたが、最近はバラエティ番組でもヘルメットカメラとして盛んに使われている。今回のNAB ではContourHD という小型カメラが登場し、ヘルメットやライフルタイプの台座に装着した展示がされていた。また、ナックイメージテクノロジーや朋栄、オリンパスのHD高速度カメラも注目された。



 今回のNABでのインタビューの締めは、ソニーの設計一部の桐山統括部長と商品企画課の遠藤氏。NAB最大の呼び物となった『F65』の開発の経緯、盛り込まれた技術、今後の展開等についてお話を伺った。なかなか力の入った商品だが、はたしてマーケットはどの位あるのだろうか。しかし、動画一眼レフをモデファイした大型イメージャーカメラに比べたら、こちらの方が取材していて面白い。



 取材の打ち止めは、ローランドが16時から行った日本プレス向けの製品説明会。いつもながらユニークなコンセプトの商品が登場した。この取材を持って、NAB2011の取材も打ち止め。年齢を考えたら良く歩き回った。
 ホテルに戻ると、ベスコの久松氏、共テレの河野氏にばったり出会い、一緒に夕食を兼ねた散歩に出発した。



 スーパーや土産物店を回って義理のお土産を調達。夕食は、韓国料理のジンセンバーベキュー、タン塩、カルビ、ロースとたいらげる。アメリカ牛のユッケも中々美味しい。酔った勢いでタクシーでダウンタウンに繰り出す。

 

 ダウンタウンは活気に溢れており、LED化されたアーケードも、コンテンツがシッカリしていて面白かった。ラスベガス最後の夜も楽しく更けて言った。


4月14日(木)~15日(金) 日本へ
 今年のNAB取材も、あっと言う間に終わってしまった。帰りも順調だと思ったら、成田の着陸で強風にあおられ期待が暴れ出しヒヤッとする。着陸できたときは、機内に拍手が鳴り響く。皆様、お疲れさまでした。

2011年4月8日(金)
マレーシアのシバさんと打ち合わせ
 現在手掛けているレポートをメインで進めているシバさんが今朝来日、明日から一緒にNABに向かうのを前に国際フォーラムのレストランで昼食を兼ねた打ち合わせ。マレーシアでも、日本の地震と原発事故は大きく報じられているそうで、来日にあたっては特に放射能が怖いという。レストランから外を見て、こんなに人がいないのは放射能のせいかと言われたので、国際フォーラムは今日はイベントが何も無いからだと説明する。新宿や渋谷に行けば、嫌というほど日本人が居る。
 シバさんの本名はシバナンサンさんという。この呼び方は舌が絡みそんなので、シバさんで通すことにした。明日からの、米国出張が楽しみだ。

2011年4月7日(木)
1コインのデジタルカメラ
 今週に入って、会社への通勤途中にある『三共カメラ』の店先に青いプラカゴが並べられ500円均一で、レンズやカメラが並んでいる。毎日行き帰りに通るので嫌でも目に入る。実は、既にレンズを数本購入してしまったのだけど、今日ワゴンをのぞいたら、キャノンの600万画素・10倍ズームのデジカメS3ISが転がっていた。手にとると電池が入っており、動作チェックすると何の支障もない。いまさら、600万画素でもないが、ワンコインなので、迷うことなく買ってしまった。レジで、お金を払おうとすると、付属品があると純正のワイドレンズとアタッチメントも出てきた。値段を聞くとサービスという。会社について、電池を見たら、中から綺麗なエネループが4本出てきた。デジカメ本体と、アタッチメント、ワイドコンバータにエネループ4本で500円は、物凄いお買い得だ。





 SDカードを入れと早速試写する。中々の画質だ。動画もSDだけど綺麗に撮れる。洒落でNAB取材に持っていこうかと思ったが、既に候補のカメラがゴロゴロあり今回は見送った。

2011年4月6日(水)
韓豚屋で歓迎会
 NAB取材のためのラカベガス出張が近づいてきた。少し早めに会社を出て、西ツーリストの西ちゃんと最終打ち合わせ。西ツーリストの事務所には、ホームページ制作をお手伝いしたNPO法人も間借りしていて、同法人のホームページ担当の瀬沼さんに、ホームページ制作の簡易セミナーを行う。同氏は、3月まで大手旅行代理店に努めてめでたく卒業、今回NPO法人を手伝うことになったが、ツアーお世話と、ホームページの制作では勝手が違うようだ。
 今日はその瀬沼氏の歓迎会ということで、17時過ぎに事務所を出て、ブラブラ歩いて先日、西ちゃんと下見したサンシャインシティ3階の『韓豚屋』に向かう。途中の色々な所に満開の桜がある。世の中、重たい空気が流れているが、確実に春は訪れている。
 

 先日は、ガラガラだったが、今日は団体の先客もありにぎやかだ。このお店、時間とともに本当にソウルの屋台で飲んでいる気分になってくるから楽しい。料理も、日本的にアレンジしてなく韓国的で美味しい。4人でビール4杯、黒豆マッコリ3リッター、調子の出たところで、ワンパターンの西口の韓国パブへ。今日は、前回はアズマしかいなかったが、今日はヘヨンチャンが帰国していた。

2011年4月4日(月)
池上通信機からフラグシップカメラ
 池上通信機㈱から、新製品の資料が届いた。NABを前にして各社の新製品発表が続いているが、今回の発表は放送用ドッカブルカメラUnicamシリーズの新製品、HDTVモデル『HDK-97A UnicamHD』で価格は何と価格945万円と、久しぶりの超高級カメラである。最近は、ショルダータイプの高級カメラでも300万円台が中心なので、思わず池上に間違いではないかと電話してしまった。
 HDK-97Aは、同社のフラグシップモデルとなるカメラで、新開発230万画素2/3型プログレッシブCCDを採用。3G-SDI対応により、1080p(60/50Hz)の広帯域出力が可能。業界最高クラスのS/N比62dBS を実現し、最高級HDTVシステムカメラ HDKシリーズのトップエンドモデルとしても最高のパフォーマンスを発揮。また、オプションにより、1080i(60/50Hz)でのRGB4:4:4撮影や1080i(120/100Hz)による2倍速撮影。さらに、1080p(30/25Hz)・720p(50/60/100/120Hz)各種フォーマットに対応し、番組制作において多彩な映像表現を可能にしている。また、1080p(24Hz)に対応する『HDK-97A1(仮称)』も同時にリリースするという。また、放送用ドッカブルカメラUnicamシリーズの高い運用性を踏襲。運用形態に合わせ、ファイバーアダプタ、トライアックスアダプタなどにドッキングが可能と、高い運用性を誇っており、将来ワイヤレスアダプタなど多彩な周辺機器を開発する予定である。また、システムエキスパンダSE-H700との組み合わせにより従来のHDKシリーズと同様、スタジオカメラとして運用が行えるため、さまざまなシーンで活用ができるという。79がEXⅢまで発展した後の、久しぶりの新型番の登場、NABで現物を見るのが楽しみだ。

2011年4月1日(金)
ナックから世界初の『感性判定システム』
 早いもので、もう4月である。通勤路の桜もちらほら咲きだしている。本当なら、今日はエイプリルフールだが、今の日本の置かれた状況では許されない。
 ㈱ナックイメージテクノロジーが開発した、世界初の『感情判定システム』を取材に行く。同システムは、ナックイメージテクノロジーの『視線計測装置アイマークレコーダー』と、㈱夏目綜合研究所が開発した表情解析を含んだ『感性判定ソフトウェア』をシステムとしてまとめて、人がどのように見たり聞いたりしているか、その時にどのように感じているのかを数値化し、分析・解析するシステムとなっている。



 具体的なシステム構成は、ナックイメージテクノロジーが開発製造した『アイマークレコーダー=EMR-AT VOXER(非接触型)』または『アイマークレコーダー=EMR-9(接触型)』で視線と瞳孔径を計測。同時に顔撮影用ビデオカメラと『表情解析ソフトウェア』で顔の表情データを収集し、瞳孔径に影響を与える姪暗反応を除去する輝度計、視線と瞳孔径、表情データを統合し、感情を数値化する夏目綜合研究所が開発した『感性判定ソフトウェア』からなる。具体的な測定は、映画、テレビCM、WEB画面等のディスプレイに映るコンテンツは、ディスプレイの前に座りディスプレイの映像を見るだけで計測でき、被験者は何も身につける必要がない。計測は非接触型のアイマークレコーダーと被験者の顔を撮影するカメラで行われる。一方、被験者が動き回ったりして注目度を計測する場合は、計測装置を備えた帽子やゴーグルを装着することにより、新聞や雑誌を読んで記事や広告の注目度を評価したり、陳列商品の注目度を測ったり、機械操作や運転時のKY(危険予知)能力を判定したり、実物のデザイン比較等、人の持つ無意識な感性を解析するもの。



 帰りがけ、受付のロビー脇に先日受賞したエミー賞のトロフィーが飾られているのに気づく。同社は、『番組制作とスポーツ中継での撮影、収録、再生においてのHDスーパーモーションシステム』への技術に対して、米国テレビ芸術科学アカデミーから第62回技術・工学エミー賞を授与された。今回受賞の対象となった世界初の3板式B4マウントHDハイスピードカメラ『Hi-Motion (ハイモーション)』は、同社とNHKで共同開発した製品で、、600pの高速撮影に対応した三板式・高画質・高速カメラシステム。常時プログレッシブ記録を行っているため特に制作分野(CM 、映画、音楽プロモーションビデオ、テレビドラマなど) でのハイスピードシーンやCG合成に最適なシステム。  同社では、さらに高感度・高速度化を目指した『Hi-Motion Ⅱ(ハイモーションⅡ)』を現在開発中で、今年のNAB2011 にブースを初出展して発表する予定である。


 
プロフィール
東京生まれの東京育ち。
団塊の世代を絶えず観察しながら育った次の世代。
カメラと鉄道模型と食玩とHDノンリニア編集機と一人旅が大好き。
人に命令されるのが大嫌い。
2インチスーパーハイバンド時代から、最新のAVC-Iまで語れる唯一の業界記者。




 
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25年来のつきあいで、海外出張の航空券やホテル手配をお願いしていますが、一度もダブルブッキングがなく信頼しています。