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 そめちゃんのSCOOP日記

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2007年4月27日(金)
IMAGICA品川ビデオセンター『29ED』
 T記者と待ち合わせて、IMAGICAが品川ビデオセンターに完成した、同センター10室目のHDリニア編集室『29ED』を取材する。お伺いしたのは、火入れ式終了直後の10時半、ちょうど片づけの終わったところ。今回の編集室もHD専用。今年度初のHD編集室の稼働となった。設備は、既設の編集室と同様に、スイッチャーがMVS−8000、DVEがMVE−9000、電子編集システムは、昨年クローズしたSD編集室で使用していたBVE−9100。マスターモニターが20インチなので、ちよっと迫力がない。

 

 編集室の内装は、今回は初の女性デザイナーによるもの。ヨットのキャビンをモチーフにしている。非常に解放感のあるデザインで、実際以上に広く感じる。編集室の時計というと、メーカー名の入ったものが多いが、ちゃんとデザインされた時計が掛けられているのもこだわりか…。置物のヨットの帆にIMAGICAマークがついているのもおしゃれ。
 同編集室もバラエティ番組専用で、6台のHD VTRを設置し、5台出しの1台収録が可能。バラエティ番組は、マルチカメラのパラ回しが多く、オフライン編集と6台のVTRにより、効率的な編集作業を実現している。ノンリニア化については、検討委員会を設置して取り組んでいるが、レギュラー番組を数多く抱えており、安定した作業の提供が優先され当面はリニアを中心に進めていくという。今年度はあと何部屋の質問に、計画では2室だけど…との回答があった。

2007年4月25日(水)
4K SXRDデジタルシネマパッケージ
 今週は、朝5時になるとしっかり目が覚めてしまう。時差に弱くなった。11時からソニー本社で行われた、フルHDの4倍を超える885万画素の超高精細4K映像を、内蔵サーバーから最大20メートル幅の劇場スクリーンに投影可能な『CineAlta 4Kデジタルシネマ上映用トータルシステムパッケージ』の記者会見に出かける。同システムパッケージは、4K SXRDデジタルシネマプロジェクター『SRX−R220/210』、メディアブロック『LMT−100』、スクリーンマネジメントシステム『LSM−100』を中心に、RAIDストレージ、SMSサーバー、コントローラー、無停電電源装置などで構成されている。4Kプロジェクター『SRX−R220/210』は新開発の製品。既発売のSRX−R110よりSXRDの反射膜を改善(72%から78%に向上)。R220は4・2Kwキセノンランプで最大20m幅のスクリーンで、14ft-Lの輝度を実現。R210は3kwキセノンで最大17m幅スクリーン、2kwキセノンで最大14m幅スクリーンで14ft-Lの輝度を実現している。
 発表の席上、ソニーの大木充上席常務は『HDがスタンダードになった現在、その上をいく4Kプロモーションを推進、05年にプロジェクターを発売し現在400台弱を出荷している。4Kは映画だけでなくあらゆる産業に応用できる。今後も4Kワールドを構築していく。』と挨拶。また、ソニーマーケティングの林和義執行役員は『世界で16万スクリーン、日本には3千スクリーンがあるが、日本のデジタル上映は2%の70スクリーン。3年間で1千スクリーンまで伸ばしたい。』と抱負を語った。

2007年4月14日(土)〜22日(日)
NABビジネスツアー2007
【4月14日(土)・今年も来たぞラスベガス】
 今年のNABツアーには34名の方に参加していただいた。小生と添乗員のN氏を加えて36名の大団体である。出発前は人数が多いので心配だったが、集合時間の15分後には全員搭乗手続が終了し、ツアーの結団式会場であるお蕎麦屋さんに移動。ここで、まずは生ビールで乾杯、蕎麦で搭乗までのお腹を満たす。早速、名刺交換等が行われ、ゲートへの集合時間が迫ってきたので、ここはお開きに。セキュリティチェックは大混雑。16時頃は出発便のピークなのか。いつもは、サンフランシスコ経由だが、今回はロサンゼルス経由のJAL66便。JALは何だかんだ言われているが、やはり自国のエアラインは楽である。1月末の米国出張は一人一列のB寝台車状態だったが、今回は満席。一席の空席もない。ロサンゼルスまで8時間余、ひたすら耐えての飛行である。定刻より30分早い午前9時30分にロサンゼルス到着、心配した入国審査もすんなり終了し10時過ぎには全員米国に足を踏み入れた。
 ロスで嫌なのは、JALで着くと国際線から国内線までの距離が遠いこと。巡回バスが動いているが、天気も良いし人数も多いので機内で固まった体をほぐすことも兼ねてカリフォルニアのさわやかな空気の中を15分の散歩。国内線は遅れていたが3時前にラスベガスに到着、3時半にはホテルのチェックインも終了した。ここで、休めれば体は楽なのだが、そうはいかないのがNAB取材の宿命。16時からのトムソン・グラスバレーのプレスミーティングに参加のため、タクシーでベネチアンホテルに向かう。

  
 
 NAB2007のトップを切って行われたトムソン・グラスバレーのプレスミーティング。冒頭挨拶に立ったのは、トムソンで新たにグラスバレー部門の責任者となったJacques Dunogue氏、『トムソンは、放送機器、ネットワークシステム、家庭用STBまで幅広い範囲の製品群を展開しており、全ての分野でリーダーシップをとりたいと考えている。』と挨拶。続いてグラスバレー副社長のJeff Rosica氏は、GUIをグラスバレーに合わせたEDIUSのバージョン4.5を発表するとともに、EDIUSが米国の三大ネットワークの一つであるNBCネットワークに採用されたというビックニュースを披露した。
 グラスバレーに続いて、Palmsホテルで開かれるオムネオン社のプレスミーティングに出席。プレスミーティング後、同ホテル最上階のレストランでパーティが開かれたが、オープンデッキから眺める夜景が最高に美しかった。

【4月15日(日)・日曜日はNABの一番長い日】
 昨日は疲れからか睡眠薬を飲まずにぐっすり眠れた。ツアーの一行と、ラスベガスコンベンションセンターでレジストレーション。ここでツアー団は市内視察へ出発、こちらはプレスミーティングの長い一日が始まる。プレスセンターで、遅い朝食をとっていると打ち合わせどおり朝日放送のKK氏が登場、まずはベネチアンホテルで開かれるアップルのプレスミーティングへタクシーで向かう。

 

 午前11時間開催されたアップルのプレスミーティングは、一般ユーザーも招かれ、まるでMac教団の全国集会のよう。発表の一つ一つに歓声があがる。内容的にもファイナルカットサーバーやファイナルカットスタジオ2、さらにファイナルカットスタジオに新たにバンドルされたカラーグレーディングソフトのカラーなど、衝撃的な内容だった。
 続いて、13時からアラジンホテルで開催される松下電器のプレスミーティングに向かう。内容は事前説明会で発表されていた通り。衝撃的だったのは16GBのP2カードの価格で一挙に900ドルまでコストダウンが行われた。

 

 松下電器の次はソニーのプレスミーティング。歩いてバリーズホテルへ向かう。ミーティング冒頭、HDの3D映像によるバスケットボールの試合にびっくり。NHKの立体ハイビジョンのような書き割り感が全くない。コンテンツもすばらしい。応援のチアガールが目の前に迫ってくるのはすごい迫力。ここで、半導体メモリー(PCIエキスプレスカード)を採用した、XDCAM EXシリーズをお披露目。遂にソニーから寝もメモリーカードカメラが登場した。
 さらに次は送迎バスに乗って、17時からLVCCで開かれるアビッドのプレスミーティングへ出席。ここまでくると頭の中がかなり混乱してきて、どのメーカーが何を出したか整理がつかなくなってきた。例年、アビッドはハードロックカフェで行っており、これが中々素晴らしかったので、会場を移したのはちょっと残念。

 

 本日最後は、シーザースパレスホテルで開催されたハリス社のプレスミーティング。冒頭挨拶に立ったティム氏は、かつてはグラスバレーグループの社長だった人。ハリス社は、もとは送信機の大手企業だったが、リーチ、インスクライバー、ビデオテックなど次々著名放送機器メーカーを傘下に収め成長している。
 やっとプレスミーティングの巡業も終了し、グラスバレー社がバリハイゴルフクラブで開催しているユーザーパーティに21時頃到着。今夜はフジノンやクォンテルもユーザーパーティを開いているが、さすがにもう動けない。蟹やお刺身をごちそうになり、ホテルに戻ってばたんキュー。

【4月16日(月)・池上と東芝のGFCAM】
 

 昨晩も疲れてぐっすり眠れるはずだった。ところが、深夜1時半にN氏、Kさんから部屋で飲んでいるからこないかの誘い。悪いけど、こちらは仕事なんだと不機嫌に断ったが、変な時間に起こされてしまい、眠れなくなってしまった。朝7時にツアーに参加していただいた池上のKu氏とKi氏とホテルのレセプションで待ち合わせ、8時から開かれる池上と東芝の放送用メモリーカメラのプレスミーティングに同伴出勤。その正体はGFCAM、注目のコーデックはMPEG2ロングGOPの50Mbpsと、MPEG2インチラフレームの100Mbpsの選択式。ロングGOP50Mbpsは、ソニー、グラスバレー、池上・東芝の3社揃い踏みとなった。
 今日はこれで夜まで予定がない…と思っていたら、昨晩とんでもない時間に電話をもらったKさん、N氏とばったり。韓国の放送機器展KOBAを運営されている金さんに挨拶にいこうとなりブースを訪ねると、昼食に誘われる。ホテルのレストランかと思ったら、秘書の車でラスベガスのコリアンタウンへ到着。チヂミ、ジャージャー麺、海鮮激辛うどん、トッポギ、止めはチゲ鍋と思ったら最後は冷麺まで登場。いくらおいしい料理でも当然5人では食べきれない。韓国の接待は、残すほど出すのが礼儀というが、これは凄い。KOBAショーでの再会を約束して会場を取材。夜は、バリーズホテルで開かれたソニーナイト、MGMグランドで開かれたP2HDパーティをはしごしホテルに
帰り着く。ばたんキューといきたいが、日刊の原稿を書き上げ送信。今日はぐっすり眠れそうだ。

【4月17日(火)・ラスベガスで二番目に長い日】
  

今日はNAB取材のハイライト。日曜日はプレスミーティングのはしごだったが、今日はインタビューが4件、会合が2件、宴会が1件入っている。まずは、松下電器が7時半からアラジンホテルで開催の朝食プレスミーティングに向かう。PAVC社の下水流氏、宮城氏、PSS社の片倉氏、小野氏から今回のNABの取り組み、感想等をお聞きしながら朝食をいただく。
  

 10時半からMax−Tのジョンミラー副社長のインタビュー。Maxクラスター等の新製品や最近のビジネス状況をお聞きする。12時から朋栄のS氏にブースの取材、ポータブル花火を使用した屋外取材のワンパッケージシステムが面白い。二人で昼食のとれるレストランを探すがどこも満員。そんな中で、ヒルトンホテルの紅花の奥に怪しげなアジアンヌードルのお店を発見。最初は1時間待ちと言われたが15分ほどで席に着くことができ、ワンタンメンを注文。お店のスタッフは中国人。出てきたワンタン麺は、たぶん日本だったら二度とこないだろうという味だが、これがラスベガスだとおいしく感じてしまった。アジアンテーストに飢えていた宿命か…。

 

 14時からはテクトロニクス社のトッド・ビドル副社長のインタビュー。いつお会いしてもハイテンションだ。HDの画像評価装置が素晴らしい。続いて15時からグラスバレーのマイク・クロンク副社長にお忙しい中時間を割いていただきインタビュー。K2サーバーが1000台出荷を達成したこと、EDIUSがNBCネットワーク全面採用されたことなどをお聞きする。

 

 続いて16時から松下電器PAVC社の下水流氏、宮城氏、望月氏に単独インタビュー。朝食をご一緒していただいた上にインタビューの時間まで作っていただき頭が下がる。朝食会でお聞きできなかったことを、色々話していただいた。
 夜は仲間と集まり、今回初出展されたV社のお祝いの焼き肉パーティ。タンにカルビにロース、韓国ビールから真露と次々でてくる。忙しい一日だったがおいしい料理を食べると力が沸いてくる。最後は韓国風の乾杯を繰り返し、ラスベガスの夜は楽しく更けていき、翌日の二日酔いが待っていた。

【4月18日(水)・早くもNAB取材最終日】
 

 
昨日はホテルに戻ってからも、結局部屋に集まって飲み直し。今回の出張中初めての二日酔いになってしまった。寝過ごしてしまい、スクラッチのデモをパス。11時のソニーのXDCAM EXの取材、12時からのアップルの取材とこなし、やっと17時までフリーの時間ができ、セントラルホール、ノースホールを取材。今回初めてNABへ参加した、ビデオトロン、興和のブースを表敬訪問。なかなかの感触を得たという。
 17時からソニーとテクトロニクスのプレスパーティがバッティング。トッド副社長の約束を優先しモートンズへ。続いて、日立国際電気との会食にフラミンゴの浜田へ向かう。本格的な日本食は今回初めて。回りのテーブルには、見知った顔が並んでいる。焼酎のボトルが88ドルにはびっくり。浜田もここ数年値上がりが激しい。やはり、浜田は、洗面器のような丼に紅ずわい蟹が一匹乗った特性ラーメン15ドルの頃が良かった。あの頃は、しゃぶしゃぶも焼き肉用の厚さの肉が食べきれないほど出てきた。今は、日本のチェーンの居酒屋のような画一的なメニューとなってしまった。久しぶりに日本食を堪能し、10時半過ぎにホテルに帰還。部屋に戻ろうとすると、kスタジオのkさんの部屋の扉が半開き。酒宴の声が廊下に響いている。またまた、kさんの部屋で飲み直し。ラスベガス最後の夜は更けていった。

【4月19日(木)・ロサンゼルスへ移動】


 ラスベガスの5泊もあっと言う間に終わり、今日はロサンゼルスへの移動。10名の参加者はそのまま成田行きJALに乗り換え。残る25名がロスの市内視察へ向かう。 まずは、イタリアレストランで昼食。ラスベガスとは比べ物にならないおいしさ。
 続いて、ビバリーヒルズ、ロデオドライブ、ハリウッドのチャイニーズシアターと回る。ここで、京都のカメラ屋さんでゲットした香港のロレオ社の3D撮影レンズをニコンのデジタル一眼レフに装着して撮影。3D写真は、つまらないものが面白い効果を生むので難しい。しかも、全てマニュアル操作なのでメンドクサイ。
 


 ホテルにチェックインし、一休みしてサンタモニカのシーフードレストランへ、メインディッシュは巨大蟹、大味かと思いきやなかなかの美味しさ。何故か味噌がない。米国では食べないのか、それとも別メニューなのか…。

【4月20日(金)・業界視察はシンジケートとCBS】



 ロスの宿泊はリトル東京のミヤコイン、朝食が和食バイキングなのが嬉しい。久しぶりにご飯、味噌汁、納豆で朝食。今日は、午前中、サンタモニカのポストプロダクション『シンジケート』、午後はロスに戻りCBSネットワークを視察する。天気はあいにくの雨。ロスに雨は似合わない。シンジケートは、サンタモニカのショッピングモール=サードストリートから一本はいったビルの2階・3階の全フロアを使った中規模のポストプロという。2階には、スピリット2台、ダビンチのカラーグレーディングルーム2室を持つのは米国のポストプロならでは…。編集室はフレームが2室。他にアビッドやファイナルカットプロ等の編集設備がある。3階はCG設備が所狭しと並んでいる。

      

 メキシコレストランで昼食後、CBSネットワーク視察。スタジオ、HDセンター、送信設備、さらに新スタジオ等を丁寧に案内していただいた。写真撮影はOKなのだがWeや雑誌への公開はNGということで披露できないのが残念。CBSネットワーク横のショッピングモールで最後のお土産の買い出しの後ホテルに戻り、リトル東京のレストランでさよならパーティ。お疲れさまでした。

【4月21日(土)〜22日(日)・帰国の途に】
 

 7泊9日のNABツアーもあっと言う間に終了。最近米国出張でのちょっとした楽しみは、米国の50州が発行する記念クォーター(25セント硬貨)。お釣りをもらうたびにチェックしている。既に40州で発行済み。昨日、CBSとなりのショッピングモールの本屋さんでブック型のコレクションケースを発見、購入した。帰宅し早速硬貨を所定の位置に収めてみる。けっこうダブりがあったが、現在40州が発行している内28州が揃っていた、意外に揃っているのにびっくりするとともに、残りを早く集めたくなった。

2007年4月13日(金)
鉄道コレクション 第4弾
       
 NAB出張に備えて、有楽町のビックカメラにいく。地下鉄有楽町線を降り地下2階の入口から入ると、デジカメ売り場の奥に、玩具・ホビー売り場が移転していた。こうなると、覗かない訳にはいかない。鉄道模型売り場にトミーテックの鉄道コレクションの第4弾が大量に並んでいるのを発見、早速買ってしまった。
 この『鉄コレ』シリーズ、まず選択されている電車が渋い。今回も富士急、弘南鉄道、西武鉄道、大井川鐵道、国鉄の17m級の電車が商品化された。定価で1台460円、ビックカメラで380円+ポイント、よくこの価格でできるものと感心する。中国製造恐ろしきである。ついでに、任天堂DS用の英会話ソフトまで購入、この時点で本当はビックカメラに何を買いにいったのかをすっかり忘れてしまった。
 会社に戻り、ツアー参加の方々向けのNABの事前レポートを作成。今年は、○
投資対効果を見据えたHD化、○テープレスシステムの第二世代化とネットワーク、○ビヨンドHD(HD解像度を上回るシステム)、○アフォーダブルHD(入手容易な低価格HD)、○新たなコーデックの台頭、○CMOS撮像素子の動向、○オープンプラットフォーム化等、面白そうなNABだ。

2007年4月11日(水)
Lマウントのコムラー135mm
 銀座1丁目駅から会社までの通勤路には、ルートを変えれば中古カメラ屋が5件もある。毎朝、数件のカメラ屋のウインドウを覗きながら会社に向かう。何となく、三原橋のミヤマ商会のジャンクワゴンを覗いたら、ねじマウントのコムラーの135mmが置いてあった。その価格2000円。僅かなクモリはあったが、カビは無い。
 最初はM42プラクチカマウントだと思ったが、それにしては何となくマウント部の深さがある。ヘリコイドを回してみると、マウント部の深さが変化する。これは、もしかしたらL(ライカ)マウントレンズではと、価格も安いので買って帰った。帰宅して、きさるポストプロの社長とブツブツ交換して手に入れたキヤノンのLUに装着、レンズのヘリコイドを回してみると、見事に距離計に連動、ピント目盛りと実際の距離も合っている。ライカマウントレンズが2000円で手に入るとは思わなかった。ロシア製のターレットファインダーを付けて記念撮影。NABから帰ったらテスト撮影をしたい。

2007年4月9日(月)
池上通信機と東芝で放送用メモリーカメラ
 NAB開幕ががいよいよ一週間を切った。各社の発表も一段落したと思っていたところ、池上通信機と東芝が新世代の映像制作・編集システムの分野において、新たなコンセプトに基づいたシステムの共同開発から製造、販売を含めて両社でグローバルな協業を進めていくことで基本合意したという資料発表があった。同合意に基づき、両社は来年4月の発売を目標に、記録媒体として半導体フラッシュメモリを採用した放送業務用カメラ、レコーダー等の共同開発を行うとともに、これらの商品を中心として、収録からアーカイブまでの全てをカバーする新世代のテープレス映像制作・編集システムに関して、両社共同でコンセプト提案と受注活動を行っていく。なお、両社は、今回の協業に基づいて開発を進める具体的な製品群について、NAB2007において、概要を発表するという。
 NABのプレスのWebをチェックしていたら、初日の朝の8時から池上通信機の記者ブリーフィングが組まれている。例年行っていないのに何で今年はと思っていたら、夕方、池上のK室長からぜひ出席してほしいとの連絡があった。なるほどと納得する。
 池上通信機は、テープレスシステムとしては、HDDを記録メディアに使用したEditcamを展開している。スタートは早かったが、後から出てきたソニーのXDCAMや松下電器のP2に後塵をはいしている。ここで、メディアをフラッシュメモリーにして一挙に起死回生を図るのか。パートナーとなる東芝は、それこそフラッシュメモリーの総本山の会社。どんなスペックになるかは全く明らかにされていないが、まさか、この期に及んでコーデックがDNxHD140なんて事はないだろう。MPEGかAVCか、NABの発表が楽しみだ。
 そして、NABでは、さらにもう1社からメモリーを使用したカメラシステムが登場する。テープレスは、半導体メモリーの時代になだれ込むのか。
 夕方、西ツーリストのN氏とNABツアーの最終打ち合わせ。大塚の刀削麺が名物の中華料理屋で一杯。細切りの豆腐料理等もあり、なかなか本格的な中華を味わえた。
  
(写真は我が書斎兼玩具部屋から見える児童公園の桜)

2007年4月5日(木)
朋栄NAB発表会と三友のPrunus内覧会
 今週は、NAB目前で猫の手も借りたいほど忙しい。その中で、急に何年ぶりかの会社の編集会議が昼食を兼ねて行われた。結論から言えば、迷惑この上ない。年寄りだらけでの会社で、口だけは一人前の事を偉そうに言うが、成果が全くついてこない。結局何の進展もないので、正直言って時間の無駄である。会議の終わるのを待って、恵比寿の朋栄に向かう。
 今年の目玉は、HANABIシリーズの6世代目にあたる1.5MEHANABI・HVS−1500HS。2M/EのHANABIに迫る高機能で、当社の意気込みが感じられる。オプションを全て装備したら、スイッチャーというよりは、グラフィックワークステーションになるのではといった製品である。一方で、米国でも最近は日本のOTCのような簡易操作による効率化が求められているので、従来型コンパネに加えて、高機能を表に出さないような、簡易なコンパネも必要ではという気がしないでもない。



 朋栄の取材を終えて、三友が外苑前のTEPIAで開催中のPrunusの内覧会の取材に向かう。国産のロングGOPベースの報道用に特化したノンリニア編集システム。入出力ともにSDIが基本だが、1394によりDVやHDVの取り込みも可能。信号をキャプチャーしながら、同時に編集作業に入れるのはすごい。実際に触らせていただいたが、レスポンスもロングGOPとは思えないほど素早い。今月中にはモザイク処理や、P2、H.264への対応も図るという。また、デモではMax−Tのファィル共有サーバーを使用した追っかけ編集も披露され、今後の可能性をうかがわせた。既にNHKを中心に100セットを出荷しているという。今後の動向に注目したい。

2007年4月4日(水)
キューテック新社長インタビューと松下STB新製品
 潟Lューテックの森本義久社長が会長となり、新たな代表取締役に堀徹氏(写真中央)が就任したと内田和宏常務(写真左)から連絡をいただき、早速取材にでかける。森新社長は、三菱商事でメディア関係の仕事を重ね、ITC事業本部長から昨年7月キューテックに入社。三菱商事時代には、キューテックの出資会社である米国メモリーテック社に出向経験を持つ。今回の社長交代と同時に新たに執行役員制度を実施し技術・情報システム・経営戦略総括に青貫幹夫氏(写真右)ら4名が就任した。また、4月1日付けで、メモリーテックのDVDのオーサリング、エンコーディング等のスタジオ事業がキューテックに移管された。
 社長就任にあたり堀徹氏は『キューテックの新たな次のステップへの飛躍、次世代のリーダーの育成を、高品質・高技術という当社が培ってきたDNAを基盤に積極的に取り組んでいきたい。』と抱負を語った。



 キューテックの取材も終わり、赤坂見附まで歩いて銀座線で新橋、ゆりかもめで国際展示場へ向かう。途中新宿方面に暗雲が立ち込めているのが見えたが、まさか雪が降っていたとは思わなかった。パナソニックセンターで、CATV用のデジタルSTBの新製品の発表会。今回の新製品は、HD映像のデジタル録画が可能なOFDM対応HDD内蔵CATVセットトップボックス『TZ−DCH2800』(ケーブルモデム内蔵型)と『TZ−DCH2810』(LAN端子搭載型)の2機種。6月から販売を開始するという。

 挨拶に立った香西卓CATVビジネスユニット長は『今回発表のSTBは、久しぶりに他社より大きく先行したオンリーワン商品と自負している。STBの普及台数370万台のうち250万台が当社製品で地上デジタル放送の普及に寄与・貢献してきた。HDD内蔵機も好調で現在51局に採用いただいている。HDD内蔵機への期待が高く、ユーザーの要望に応え、ラインナップの強化を図るため、トランスモジュレーション方式に加えて、パススルー方式の対応した双方向のHDD内蔵機を、2機種同時開発・商品化、STBをさらに進化させCATVの経営に貢献していきたい。』と語った。
 商品デモでは、コピーワンス対策としてディーガへファイルをiリンクを使用してムーブするといったデモが行われたが、ここまでSTBの機能を充実したのなら、ついでにBDやDVDレコーダーも搭載すれば良いのにという感想を持った。そこまでやるとディーガが売れなくなるが。

2007年4月3日(火)
松下電器、NAB出展新製品説明会
 NAB関係の発表のトップを切って、松下電器産業鰍ェ東京・外苑前の青山TEPIAで『NAB2007出展新製品説明会』を開催した。既に米国で、NABの新製品は発表されているが、日本での発表では、220万画素CCDをAVCイントラを標準装備し1920×1080フル解像度HD収録が可能なP2HDのハイエンド機・AJ−HPX3000の稼働モデルを披露した。HDフル解像度記録は、AVCイントラの100Mbpsで実現するもので、このモデルはAVCイントラが標準装備となる。発売は今年末とのこと。
 発表の席上挨拶に立った下水流正雄システムAVビジネスユニット長は『新年度に入り新中期成長3年計画“GP3”がスタートした。我々の事業部でもテープレスを成長性の中心に定義しGP3を推進していく。今回のNABは、3年間の成長へと特に意気込んで“HD、IT、Affordabilityをキーメッセージに、DVCPRO HDのVTRラインナップの拡充、P2HDラインナップの拡充、P2カードの大容量化と低コスト化、AVCイントラの導入、さらにP2HDから5年保証を打ち出していく。また、業務用分野ではAVCHD商品についても民生機器に一工夫したもの、業務用チックな物等を展開していきたい。』と意気込みを語った。

 

 さらに、AG−HVX200の上位機種として2/3インチ3CCD採用、レンズ交換式のショルダータイプの業務用機AG−HPX500(国内向けHPX555)、現場でのプレビューやメディアコンバートを容易にする小型ポータブルレコーダー『AG−HPG10(P2ギア)』(これはモックアップだった)等の新製品を出展。また、ブース内では、MPEG2とAVCイントラの画質比較のデモも実施するという。早く見てみたい。
 

 
プロフィール
東京生まれの東京育ち。
団塊の世代を絶えず観察しながら育った次の世代。
カメラと鉄道模型と食玩とHDノンリニア編集機と一人旅が大好き。
人に命令されるのが大嫌い。
2インチスーパーハイバンド時代から、最新のAVC−Iまで語れる唯一の業界記者。



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1998年から2005年までのNABの情報と、IBCの情報をアップしました。
  
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