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ウクライナから来た兄弟『KIEV60』

ロシア製(ウクライナ)ハッセルブラッド『KIEV88』に味をしめてしまい兄弟分とも言える『KIEV60』を探していたら、非常に状態の良いブラックペイントのモデルを発見、勢いで買ってしまった。キエフ88がハッセルブラッドのコピーなら、こちらは35舒豐礇譽佞鬚修里泙浹霏膕修靴燭茲Δ淵妊競ぅ鵑任△襦KIEV88と同様に、TTLの露出計内蔵のプリズムファインダーに加えてウエストレベルファインダーとスカイライトとY2(黄色)のフィルターがセットされている。KIEV60に付属のウエストレベルファインダーが中々のアイデアもので、スポーツファインダーモードにした時に覗く穴が2つあり、上の穴からは素通しで大体の構図が見られ、下の穴からはミラーに反射したピントスクリーンが見られる。ミラーで反射しているので逆像ではあるが正確な構図を見ることができるのは嬉しい。何より巨大なプリズムファインダーより軽いのが良い。
 KIEV60は、35舒豐礇譽佞鬚修里泙浹霏膕修靴織妊競ぅ鵑世韻縫曄璽襯匹錬烹稗釘孱牽犬茲螳堕蠅垢襦カメラ雑誌やマニアのブログによれば、このカメラは東ドイツのペンタゴン人民公社が生産していたペンタコン6をコピーしたものと言われている。ペンタコン6は、残念ながら保有していないので、何とも言えないがスペックは非常に似ている。レンズマウントも互換性がある。しかし、デザインが全く違うのも事実である。検証するためにはペンタコン6も買わなければならないが、これ以上かったら保管場所がない。


さて、撮影結果はご覧の通り。当たり前のような綺麗な写真が撮れていた。実は、テスト撮影ということで昨年の8月に期限の切れたフィルムを使ったのだが、ぜんぜん遜色ない写真が撮れた。デジタルカメラの登場で、期限切れフィルムの在庫が増えてしまったが、これなら使えそうだ。

 撮影していて困るのは、とにかく巨大な一眼レフスタイルなのに加えて巨大なシャッター音がするので、周りの人達の注目を嫌でもあびてしまう。また、小金井公園にはプリズムファインダーを付けていったが、重たくて首に負担がかかり肩がこる。
 はるかウクライナのアルセーナル工場で生産されたカメラが極東の西東京の一角の我がおもちゃ部屋で再会するなんて、何かロマンを感じてしまう。こんなロマンはロシアや中国製カメラマニアにしか分からないかもしれないが…。



ソ連製ハッセルブラット『キエフ88』
 

 
今年(2006年8月)の北京出張ではカメラは買わなかった。実は、ミノルタのマニュアルフォーカスの一眼レフカメラと互換性を持つMC/MDマウントのカメラを、中国のシーガル社やフェニックス社が製造しており、1万円前後で売っている。これを、1台買ってこようと思っていたが、王府井のカメラ店を何件か回って探したが、デジタルカメラばかり並んでいて、フィルムカメラは簡単なバカちょんカメラしかなかった。中国も日本と同様、フィルムカメラ市場は壊滅である。北京には、北京撮影機材城といって、中古カメラ屋さんが50軒ぐらいビルの中に並んでいる、カメラマニアには夢のような場所があるが、市の外れにあり仕事の合間というわけにはいかない。本当は、ここで中国製ライカコピーなど買いたいところだが、今回もスケジュールが一杯で夢を果たせなかった。
 そんな訳で、無駄遣いをせずに帰国したとたん、オークションでキエフ88デッドストック新品というのを見つけてしまい、結構安かったので入札していたら、落札してしまった。
 キエフは、旧ソビエト連邦、現在のウクライナのアーセナル社が製造する6×6版の一眼レフカメラ。送られてきた商品は、本当に新品デッドストックの綺麗なカメラで、TTLプリズムファインダーとウエストレベルファインダー、フィルムパック2個、フィルター2枚、レンズフードが本革製のカメラバックにセットされている。キエフ88は、まともに動くのが少ないというが、一応ちゃんと動いている。フィルムを入れていないので、本当の所はわからないが…。また、キエフ88は、スエーデン製の有名な6×6版一眼レフカメラ・ハッセルブラッドの最初の製品である1600F/1000Fのデッドコピーといわれているが、真偽のほどはわからない。ハッセルブラッドは、その後レンズシャッター方式の500Cとなり、世界的な名機となったが、キエフ88はフォーカルプレインシャッターのまま現在に至っており、単純にコピーカメラと言うわけにはいかない。一眼レフカメラとなると、バッグや洋服や時計のコピーと違って贋作を作るにも技術がいる。


 
久しぶりにハッセルブラッドの500Cを引っ張りだして並べてみると、似ているようでもあり似てないようでもあり…。ソ連製カメラにしては、仕上げも綺麗だ。中国やソ連のカメラは、貼り革がずれていたり。剥がれかかっているものが多い。レンズもちゃんとマルチコーティングされている。さらに、嬉しいのはプリズムファインダーは、ハッセルブラッドでも使うことができた。
 インターネットで色々と調べると、キエフ88にはファンが多くいるようで、使い方のページから整備の仕方まで、色々な情報が載っている。レンズも魚眼レンズからミラーの1000mmまで各種レンズが揃っている。これで樋口一葉5枚なら良い買い物をした。

 



 ロシア語は読めないが、キエフ88には猛烈なファンのホームページがあり、一通り使い方をマスターしてテスト撮影に出かける。HPの指示に従い1本フィルムを犠牲にしてフィルム送りを調べる。各HPの指摘通り、フィルム送りのメカは結構適当なことが判明、しかしフィルムマガジンの巻きあげノブで補正可能なことがわかった。何だかんだ2本のフィルムを撮影し現像へ、出来上がった写真はちゃんと写っておりまずは一安心した。最初に紹介するのは、f8に絞った写真。はるかウクライナの地で生産され我が家にやってきたアルサット80F2.8は、ハッセルブラッドのプラナー80个犯羈咾靴討盡劣りしない。さすが中版カメラ、背景のボケも綺麗だ。続いて、開放f2.8で曼珠沙華の花を最短撮影距離で撮影。この距離で、手持ち撮影はつらい。何とか振れずに写っていた。この画もなかなか綺麗。開放なので円形のボケが出ている。やはりブロニー版は撮っていて楽しい。フィルムカメラを使うのは久しぶりだったが、写真を撮ったという満足感を、久しぶりに味わった。

 中国製カメラは、画質云々まで話が進まないが、ソ連製カメラはドイツの占領地にあったカメラ産業をウクライナをはじめ各地に持ち帰ったので、仕上げは雑だが優秀なレンズが多い。キエフ88のシステムを揃えようかな…。


業務用カメラの実力!
YASHICA DENTAL-EYE


プロの使っているカメラというのは、偉そうに聞こえてもビッグカメラやヨドバシカメラでお金さえ払えば手に入れることができる。しかし、業務用カメラとなると何処で売っているのかということも含め中々触れる機会がない。ひょんなことから、YASHICA DENTAL-EYEなる、歯医者さん用の特殊カメラが手に入った。どんなカメラかというと、35个瞭端谿豐礇譽佞50个離泪ロレンズ、さらにリングフラッシュを組み合わせたものと思えば良い。信じられないような価格で入手したが、貼り革はボロボロ、しかも医療現場で使っていたということで、まずはケースとカメラを無水アルコールで綺麗に掃除し日光消毒、ボロボロの貼り革東急ハンズで買ってきた人工皮革に張り替え見違えるように綺麗になった。 このカメラ、ボディからレンズを外すことはできない。ボディの下のワインダーのように見えるのはストロボとピント合わせ用照明の電池ケース(単三4本)。ストロボ撮影専用なのでシャッター速度は固定。1/125秒か1/60秒か…。裏蓋を開けて空シャッターを切りながらレンズを裏側から見ると、近接撮影では絞りが絞られ、1/10倍撮影では開放になる。露出調整は、距離と絞りを連動させたフラッシュマチックらしい。シャッターダイヤルに見えるところは、フィルムの感度調整なのだが、これを動かしても絞りの大きさは変わらない。ストロボの発光容量を調整しているのだろう。1/10倍までの近接撮影専用機で、無限大は撮れない。無限大まで撮れたら面白いが、機能を絞ったところが業務用カメラの真骨頂だろう。早速フィルムを入れ撮影を開始したが、家族に歯を撮らせてもらえず、しかたなく庭で花を撮影。デジカメに慣れてしまったので、撮影結果が見られないのが寂しい。藪蚊に刺されて、体中が痒くてたまらない。



 
ストロボ撮影専用ということで、手持ちで撮影したがそこそこ写っていたのにはビックリ。次回は三脚できちんと構図を決めて撮影してみたい。マクロレンズ、リングフラッシュ、さらに立派なセットケース、これで樋口一葉1枚ならお買い得でしょう。このままエスカレートしていくと、次は工業用のファィバースコープや、医療用の胃カメラに手が出そうで怖くなる。いい加減にしなければ…。


中国製6×6カメラで小金井公園を撮る

長城 DF−4 紅梅 HM−1 海鴎 4A
 
 中国に出張に行くたびにカメラを買ってきたというわけではないが、中国製の6×6カメラが3台となってしまった。そこで、小金井公園に3台を持ち出し撮り比べを行った。

中国製・6×6一眼レフ・長城 DF−4

 

 小型・軽量の中国製6×6一眼レフ。4年前に初めて北京に行った時は、市内の大型カメラ店で2万円程度で新品を売っていた。このカメラは、北京の知人に北京撮影機材城という、カメラ関係のデパートみたいな所に連れて行っていただき、新品を1万円で購入したもの。中古なら3000円程度のものがゴロゴロあった。ここには、中古カメラ店だけで50店位が入居しており、ライカコピーやハッセルブラッドコピーのカメラもあり、ぜひ北京取材の折りにはもう一度行きたいのだが、中々時間をとることができない。残念である。
 シャッターはミラーシャッター、レンズマウントはライカマウントというユニークな構成。試しに、フジノンの75个琉き伸ばしレンズをねじ込んでみたら、ちょうど無限大でピントがあった。セルフコッキングではないが、フィルムを巻かないと(赤窓式)、シャッターがチャージできない。持っているだけで愛着のわくカメラ。交換レンズは、いろいろと探しているが、見たことがない。


中国製・6×6スプリングカメラ・紅梅 HM−1


 
Yahooオークションで3000円で落札した軽量の中国製6×6スプリングカメラ。フィルム巻き上げ(赤窓式)、シャッターチャージ、ピント調整等、全て自己責任で管理しなければならない。海鴎と同じカットを撮影したが、かなり線の太い描写、色の乗りはなかなか。全自動のデジカメとは、対極にあるカメラ。


中国製・6×6二眼レフ・海鴎 4A


 
取材の途中で見つけた江戸川橋の中古カメラ店で8000円で手に入れた。新品同様で立派な本革製のケースもついていた。中国の国民的カメラだけあって、さすがに良く写る。フィルム巻き上げもシャッターチャージもセルフコッキングで安心。それだけに、面白みにかけるところもあるが…。
デジタルカメラ一覧


【ビデオカメラ
【500万画素以上】
【300万画素以上】
【200万画素クラス】
【100万画素クラス
【100万画素未満】


【contents】
中国三千年の玩具デジカメ




 東独のイハゲー社EXA1bと1c

 ドイツのイハゲー社は、世界初の35舒豐礇譽侫メラ『キネエキザクタ』を生産したメーカーとして有名であった。ところが、ソビエト崩壊後、実は世界初の35舒豐礇譽侫メラはソビエトの『スポルト』であることがわかり、世界初の35舒豐礇譽侫瓠璽ーとしての冠はなくなってしまった。だが、同社の開発したレンズマウント=エキザクタマウントは、ユニバーサルマウントとして、日本でもトプコンに採用された。
 同社の一眼レフは布幕フォーカルプレインシャッターを採用した高級タイプの『エキザクタ』と、ミラーシャッターによる普及タイプの『エクサ』がある。エクサ1Cは、エクサシリーズの最終モデル。イハゲー社のカメラは、東欧に出張した時にプラハの写真屋さんやネットオークションで手に入れたカメラが初期型も含め、5台ぐらいあるはずなのだけど、とりあえず見つかった2台を記念撮影した。
 レンズは、自社製はなく、ツアイス、シュナイダー、アンゼニュューやISCO、メイヤー等、世界の一流ブランドが豊富に揃っている。(1b/1cはエキザクタマウントでなく、さらに汎用のM42)

 初代エクサが見つかった!



 
まるで円卓の騎士の鎧をまとったような初代エクサ、EXAのロゴの下には誇らしげに生産地のドレスデンの表示が…。
このカメラは、確かプラハのカメラ屋さんで5000円程度で購入。もちろん完動品だが、金属カメラは見ているだけで楽しい。


 こちらは、イハゲー社晩年の製品。EXAKTA1000。普及版のエクサ1Cは細々と製造されていたが、高級シリーズのエキザクタは、同じ東ドイツのペンタコン人民公社のOEMとなってしまった。しかし、ファインダーはアイレベル、ウエストレベル、露出計付きアイレベルなどシステムカメラとしてのラインナップは揃えていた。EXAKTAは、他にも日本のペトリがOEM供給したモデルがあるが、まだ手に入れていない。このカメラは、IBCの合間にアムステルダムのライチェ広場近くのカメラ屋さんで発見、エキザクタマウントの信頼できるボディが欲しかったので購入した。最近は、このカメラ屋さんも中古カメラをやめてしまい、IBCの楽しみが減ってしまった(あと2件あります)。

TOPCON SUPER DM

 以前から欲しくてたまらなかったが、なかなか綺麗な品物が見つからなかったTOPCONのSUPER DMがひょんなことからコレクションに加わった。東京光学がカメラから撤退して、既に長い年月が経っている。TOPCONのカメラは、レンズシャッター方式のウインクミラーやユニ、IC−1。そしてエキザクタマウントではRE−2を保有しているが、旗艦というべきREスーパーシリーズは持っていなかった。 SUPER DMは、そのREシリーズの最終モデル。DMが現役時代、ワインダーが標準装備されたデザインがかっこよく購入寸前までいったが、電子武装されたキヤノンのAシリーズに目が移り、あとで物凄く後悔した記憶がある。
 クォンテルにいらしたオーウェンさんもTOPCONの大ファンで、お会いするとREスーパーは見つかったかといった話をしていた。今年はIBC出張はとりやめたので、見せにいけないのが残念だ。
 NikonやCanonのハイエンドカメラが、なぜか汗くさい仕事カメラを連想させ、それを使うアマチュアカメラマンが立入禁止の場所にまで踏み込んでコンテスト用の写真を撮る道徳観欠如の人間を想像させるのに対し、TOPCONはリンホフやライカに通じるご隠居カメラの趣がある。それでも、米国海軍の正式カメラに採用され、エンタープライズ上でファントムやクルーセイダーの写真を撮っていた時代もある。
 カメラ屋に寄ったついでに、フォーサーズにTOPCONのエキザクタマウントのレンズを付けるアダプターを購入。たかだかアダプターが1万5千余円。正直高いと思った。しかし、これでTOPCONの高性能レンズがデジタル一眼レフで使えるようになるこれもまた夢のような話である。


YASHICA DENTAL-EYE
考察


 YASHICA DENTAL-EYEはこんなに立派なセットケースに入っていました。このケースだけでも、かなりのコストがかかっているような気がします。
 YASHICAやCONTAXのカメラは、経年変化で貼り革がボロボロになっています。このカメラもボロボロで、おまけに両面テープはベトベトで、綺麗にするのが大変でした。
 さて、このカメラを見ていて、まず気がついたのは、、ボディの母体となっているのは、YASHICAのFX−3ではないかということです。そこで、FX−3を引っ張りだして比較してみました。




 
FX−3も機械シャッターです。こちらは、1秒から1/2000秒まで選択出来ます。DENTAL-EYEでは、YASHICAのロゴがおでこの斜め部分に印刷されていますが、FX−3と同様の位置にも色は入っていませんがロゴが刻まれています。
 一方、ワインダーのような電池ケースはCONTAXの139クォーツにそっくりです。




 
139クォーツのダイキャストは、FX−3に流用されたと言われています。139クォーツのワインダーには縦位置撮影用のシャッターがついていますが、DENTAL-EYE単なる電池ボックスですからついていません。それにしても、並べてみるとそっくりです。既製のコンポーネントを組み合わせて作られているようです。
 そうなると、マクロレンズの中身がカールツアイスのプラナー60mmなら凄いのですが、レンズをよく見ると55mm・F4レンズと書いてありました。でも、YASHICAのレンズは、最近人気が沸騰している富岡光学製ですから、それはそれで素晴らしいと思います。