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そめちゃんのSCOOP日記

NEW!ブラジル出張記アップしました
世界初の4K中継車を導入したグローボSAT
F55・50台でドラマ制作するプロジャック…

2016年2月13日(土)~22(月)
ペルーに行ってきました
 
2月13日(土) ペルーへ出発

  ラテンアメリカ取材の第二弾はペルー。本当は、ペルーとチリを回る予定だったが、このシーズンはチリで国民的な音楽祭があり、とても放送局の取材どころではなくなり、ペルー一国の取材となった。いつもの通り、スカイスキャナーで格安航空券を探すと、アメリカン航空のリマ往復15万9千円がヒット、本当は米国まではJALかANAにしたいところだが、結構高いので仕方なくアメリカン航空のチケットをゲットする。そのかわり、ホテルはエクスペディアで新市街・ミラフローレンス地区に立つラディソンホテルを予約した。
 友人の西ちゃんが、旅行会社を閉めてから、海外出張はもっぱら、ネットのスカイスキャナーで航空券、エクスペディアでホテルの予約をしているが、一度もトラブルがない。昨年のNABは、スカイスキャナーで、ラスベガス往復6万9千円のアメリカン航空のチケットをゲットした。今や、旅行会社はいらない時代かも知れない。



 今回はアメリカン航空なので、出発2日前までは、通路側の座席は追加料金がとられるので、それまで座席の指定を待って、なんとか通路側の座席を確保。機材は777、スマホに毛が生えた程度の小さな画面の、とてもスマホの解像度に及ばない低解像度のモニターで我慢しながらロスまで10時間のフライト。食事は、かつ丼といっていたが、案の定、どう作ったらこんなまずい餌が作れるかといった代物。ひたすら忍耐でロスに到着する。



 ロスからは、ラテンアメリカ最大の翼LAN航空。アメリカン航空のコードシェア便。ロスの乗り換え時間は2時間半だが、少し早く着いたので、少し余裕がある。ロスの入国は相変わらず混んでいて、1時間と少しかかってしまったが、同じターミナルの出発なので、なんとか間に合った。機材は最新の787、先ほど乗っていたAAの777とは大違い。残念ながら窓際の席しかとれなかったが、長靴のようなカリフォルニア半島を空から眺めることができて楽しかった。パナマ運河も見られるかと期待したが、液晶仕掛けの窓が、中米に差し掛かったあたりで真っ黒にされてしまい、手元のすいっちも操作ができなくなった。新鋭機恐るべしだ。



 LAN航空の機内食は、パスタかピザ、ピザはあまり好きでないのでパスタを選択したが、これがチーズ入り饅頭みたいな料理。ピザが嫌いな理由の一つが、チーズが苦手ということなので、食事に期待したががっかりだ。日本から、品川巻を持参してよかった。オンタイムで、深夜12時半にリマに到着。意外としっかりした入国審査と税関検査を通過し1時過ぎに無事入国。ここでビジネスパートナーの、マレーシアから来たシバさんと合流。彼はクアラルンプールからドバイ、サンパウロ経由で30分ほど前に到着したという。ペルーも、タクシーはブラジルと同様に事前に交渉が必要、なんともめんどくさい。こういうのは、シバさんが得意なのでおまかせして、午前2時過ぎ、ラディソンホテルにチェックインした。

2月14日(日) ペルー一日目



 朝10時前にシバさんに起こされて、レストランが閉まってしまうというので朝食に向かう。今日は日曜日なので、みんな起きるのが遅かったせいかけっこう混んでいる。レストランのメニューは、卵料理を選択して、あとはビュッフェスタイル。パンもフルーツもハムもおいしい。部屋に戻ってゴロゴロしていたら、次に目覚めたのが15時過ぎ。還暦過ぎに、飛行機の長旅はこたえたようだ。



 昨日は深夜で真っ暗だったので、ホテルの周りが、どんなところか全くわからない。シバさんを誘ってホテルの周りの散歩に出かける。ペルーのイメージは、ナスカやマチュビチュだが、最初の感想は、ものすごくきれいな国ということ。ホテル近くの公園は花が咲き乱れ、緑が濃い。崖の下に広がる太平洋も実に美しい。リマは、太平洋にかかる絶壁の上に広がるとしということが解った。



 ペルー最初のディナーは、コンシェルジェに教えてもらった、ホテル近くの海鮮レストランを選択。まずは、前菜にレストランおすすめの海鮮バーベキューをオーダー。炭火焼のエビやイカやタコやホタテなど、ここは日本ではないかと錯覚するような料理が出てきた。味も、もちろん言うことない。これだけで満足してしまう。



 前菜が結構ボリュームがあったが、メインディッシュにマグロのステーキを頼んだら、これも巨大なマグロの塊が登場。中はレアでマグロのたたきをたべているような感覚。わさび醤油があったら最高なのにと、準備不足を残念に思う。
 お腹も一杯になり、ホテルに戻ってメールチェックを行っていると、何やら部屋をノックする音、扉を開けると、かわいいメイドさんがバレンタインのプレゼントですと、チョコレートコーティングしたイチゴのデザートとカードを届けてくれた。今日は、バレンタインデーだった。ということは、昨日は結婚記念日、すっかり忘れていた。

2月15日(月) ペルー二日目



 昨日一日愚だ愚だしていたので、しっかり休養できたせいか、今日はめざめもさわやかだ。いよいよ仕事をスタート。今日は、ペルー最大のテレビ局アメリカテレビを取材する。
 ペルーは、スペイン語が公用語、英語も苦手なのにスペイン語は全くわからないので通訳さんをお願いした。まずは、通訳のホセさんと打ち合わせ。想像を絶する巨漢でびっくり。普段はお医者さんをしており、日本の大学に留学していたという。
 午後一で、ソニーのペルーの代理店であるビデオコム社の取締役のカルロスさんに迎えに来ていただき、彼の車でアメリカテレビに向かう。



 アメリカテレビ(4チャンネル)は、ペルーでは大手のテレビ局。今年で創立58年を迎える。技術局長のロドリゲス氏にお話をお聞きし、局内と新社屋を案内していただく。最近は、急速に設備更新を行っており、ビデオ機器およびオーディオ機器に関しては10年前にアナログからデジタルに更新した。地上デジタル放送への対応で、4年前にデジタル送信設備を導入しデジタル放送をスタートし、一部番組のHD化も行っている。



スタジオ設備の中心は、SDだがHDのスタジオも設置している。取材した局舎には3つのスタジオがあり設備はSDだった。隣接する局舎には二つのスタジオ(調整室は1つ)が設置されていた。また、リンセ地区には、1つのスタジオと野外ステージもある。バランコフ地区には、2つのスタジオ(調整室は1つ)を運用している。スタジオ設備は、カメラ、スイッチャー共にソニーが中心となっている。
 


 アメリカテレビでは、現在、新局舎の建設を現局舎から35km南のエリアに進めているということで、続いて建設中の新局舎を見せていただく。2月現在、建物はほぼ完成している。新局舎では、テレノペラ、公開番組等の新しいコンテンツを作るためのスタジオで、一つのステージが4K対応のシステムになる。
 


アメリカンテレビでは、アルゼンチンの放送局のテレフェと従来から4Kのプログラムの制作を進めている。ディレクターや俳優はアルゼンチンからきて、設備や技術スタッフはアメリカンテレビにより共同制作を行っているとのことだった。



 新しい局舎は、5.4ヘクタールの敷地があり、ペルーの同地域の規制により半分が緑地のエコシステムのスタジオとなる。設備としては、1000㎡のスタジオを3ステージ、500㎡のスタジオを2ステージの 5つのスタジオを設置する。HD化を進める一方で、アルゼンチンと共同で4Kドラマの制作拠点を構築しているという、ペルーの放送局のポジティブな活動にびっくりした。



 建設中の大型スタジオを見せていただき少し疲れたので、ディナーはホテルのレストランにいく。前菜は、シーザーサラダを頼んだが、シーザーサラダの上にエビのフリッターが乗っかっており、これは抜群においしかった。メインディッシュは、アンデスビーフの子牛のステーキ400g、各種ソースが添えられておりこれまた絶品、ペルー二日目の夜も楽しく更けていった。

2月16日(火) ペルー三日目



 ペルー三日目も快晴、ブラジルは毎日悪天候だせったが、ペルーは快晴が続く。これで、ペルーの印象が高得点なのかも知れない。
 昨日と同様、ビデオコムのカルロス氏に迎えに来ていただき、ペルー最大の中継車による技術サービス会社、データビジョン社を案内していただく。同社は中継車を使った中継車ビジネスが中心となっている。ケーブルテレビ局には、サッカー放送の専門チャンネルがあり非常に人気が高く、DATAVISION社がOBバンをスタジアムに派遣している。



 ペルーでは、サッカーが週8試合あり、その中継を行っている。同社では、11台のOBバンを所有しており、内7台がHD中継車。いリマには、3台の中継車を用意している。中継は、ペルーの電話会社であるテレフォニカと契約しているという。製作中の中継車を見せていただく。



 一度ホテルに戻り、ここでビデオコム社のカルロス氏とお別れ。午後は、今回のペルー取材のハイライトだ。タクシーでペルーの運輸・通信省にお邪魔して、運輸・通信大臣のホセ ダビッド ガヤルド ク氏にインタビューさせていただく。ソニーラテンアメリカの岡田さん、ビデオコムのカルロスさん、ペルーの日本大使館の坂本さん、千代田さんのおかげで大臣インタビューが実現した。ガヤルド大臣は、ペルーの地上デジタル放送は2010年にスタートし10年かけてアナログからデジタルの移行を行い、2020年には完全にデジタルに移行する予定。デジタル放送については、HD化等の画質や音質の向上に加えて、ペルーは地震国なので災害時の緊急放送塔の新たなサービスに期待している。また、IP網の整備も同時に行っており、インターネットと連動した情報サービス等も推進していきたい…と語った。
 インタビュー終了後、記念写真を撮らせていただき、ラインで娘に送ったら、お父さんの方が態度がでかくて偉そうと言われてしまった。これでも結構、緊張していたのだけれど。



 ホテルに戻り一休みしてディナーへ。今日のディナーは、ミラフローレス地区の人気スポットラルコ・マルのレストラン。太平洋を望む崖の上のショッピングモールに併設のレストランだ。大臣のインタビューも無事終わり、今回の仕事はほとんど終わったようなものなので、ペルー名物のブドウから作った蒸留酒・ピスコを使ったピスコサワーを注文する。レモンと砂糖とピスコのカクテルだが、度数は半端じゃない。メインディッシュは、クラブサンドウィッチ、ペルー3日目の夜も満足のうちに更けていった。

2月17日(水) ペルー四日目



 ペルー四日目、今日も朝から快晴だ。真夏の日差しが容赦なく照りつける。本来は、チリへの移動日だったが、チリが中止となったので、今日はリマ市内の観光にでかける。リマといえば外せないのが旧市街にある世界遺産のリマ歴史地区。ヨーロッパにいるのではと錯覚するような瀟洒な建物が並んでいる。リマは、本当に綺麗な街だ。



 ここで2階建の観光バスに乗って旧市街を観光して、サン・クリストパルの丘の十字架を巡ツアーに出発する。観光バスが同じところは3回ほど回っているので、何をしているのかと思ったら、お客さんが満員になるまで、旧市街を回り続けるらしい。40分ほど市街めぐりをして、やっと目指すサン・クリストパルの丘に向かう。



 丘に登る登山道の周りは、スラム地帯で、細い道を大型の観光バスがわが物顔で登っていくのは迫力がある。ペルーは、地震国なのに、レンガ積みの3階建てや4階建の建物で大丈夫か心配となる。
 30分ほどでサン・クリストパルの丘の頂上の十字架に到着。ここからはリマの市内が見渡せてとてもよい展望だ。



 旧市街に戻りレストランでランチ。リマでは、すっかりインカコーラにはまってしまい、のども乾いたので、さっそくインカコーラをいただく。ランチは、地元のレストランで、エスカルゴのから揚げと、チャーハンによく似た食べ物。エビのから揚げがチャーハンと一緒に炒められているものと思っていただけばよい。どちらも、とてもおいしかった。



 観光の最後は、サンフランシスコ教会。100年近く掛けて建設された立派な教会で、地下は墓地となっており、骸骨が所狭しと並んでいる。
 これで、本日の観光は終了、ホテルに戻ってシャワーを浴びたら、頭や顔、腕の先がひりひりする。良く見たらものすごく日焼けしている。あたまも、毛が薄くなったせいでマッカッカになっている。おまけに、ランチを食べすぎたせいか、お腹も痛くなってきた。今日は、ディナーを我慢して、静かにホテルで原稿書きをすることにした。

2月18日(木) ペルー五日目



 今日はパナソニックラテンアメリカの佐々木さんとDAZZLERホテルで待ち合わせて、ペルーのATVグループを取材する予定。まずは、ホテルを8時半に出発してDAZZLERホテルに向かう。ホテルのロビーで、佐々木さんとカルロスさんと合流、まずはパナソニックのペルーの代理店であるVBCAST社にお邪魔する。同社はパナソニックをはじめ、グラスバレーやアビッド等、色々なメーカーの製品のペルーの代理店を行っているようで、各社のプレートが飾ってある。



 お邪魔した放送局は、ペルーのチャンネル9・ATV、チャンネル9は、総合チャンネルに加えてソープオペラチャンネル、アルゼンチンのフルペフィオの番組を放送するチャンネルや音楽チャンネル等、6つのテレビステーションを展開しているという。技術局長のモンソン氏にお話を伺うが、話の途中からカムコーダーの36か月のクレジット払いといったビジネスの話となってしまい、同席してよいものか心配になってしまった。



 チャンネル9の取材を終えてホテルに戻り、まだお腹の調子もいまいちなので、しばらくはたまった原稿書きで。体を休める。夕方、ホテル近くの近所間恋人たちの公園にお散歩に。公園のど真ん中に、男女の抱き合ったモニュメントが置かれている。何とも、情熱的な公園だ。
 夕方と言っても、まだまだ日差しが強い。ペルーの公園は、どこも本当に綺麗だ。フジモリ大統領の時代に、景気対策で、公園を整備したという。オリンピックなんかより、よほど良いような気がする。



 お腹の調子も良くなったので、ディナーはホテル近くの気になっていたレストランへ行く。前菜は、レストランおすすめの、ロブスターの炭火焼を注文。炭の香りと、岩塩のあじつけだけだが、素材が素晴らしいのか、これが猛烈においしい。山盛りのフライドポテトもついており、これだけで満腹となってしまった。



 ロブスターの炭火焼のボリュームを知らないで注文したメインディッシュは、アンデスビーフとエビのクリームパスタ。実は、メニューがスペイン語のみで、何となくパスタが食べたくて注文したら、こんなボリュームのパスタが登場した。お腹の調子が良くなってきたとはいえ、これは重過ぎる。しかし、ビーフもエビも絶品のおいしさで、何とか半分ぐらいは食べることができた。



 レストランのボーイさんは、陽気なインディオとスパニッシュの混血で、明日も来てくださいとドリンクの無料券をいただき、レストランを後にする。

2月19日(金) ペルー六日目



 今日は一日フリースケジュール。一昨日の日焼けで、頭から額にかけて、日焼けした皮が剥けだしてきた。これは、恥ずかしい。日本に帰る前に、何とかしなければ。一昨日に続いて、タクシーをチャーターして、リマ観光に繰り出す。今回は、なるたけ室内の観光地をめぐろうということで、、まずは、ペルー有数の陶器のコレクションを誇るラファエロ・ラルコ・エレラ博物館へ行く。エントランスから花に囲まれた、きれいな博物館だ。



 中には、インカに至る各文明ごとに分類された陶器が展示されている。素晴らしいコレクションだ。パンフレットには、全部で4万5千点と書かれているが、まだ分類町の陶器の倉庫も公開されており、そのボリュームに圧倒される。



 花に囲まれた中庭も素晴らしく、別館には男女の性愛を表現した陶器だけが展示されたコーナーもあり、ペルーの文化のおおらかさを感じることができた。



 続いて、ペルー人類学考古学歴史博物館へ行く。ペルー最大の規模と収集量を誇る博物館だという。陶器の展示ではラファエル博物館に及ばないものの、出土品、実証、図説としっかりとした解説がされており、発掘の模様なども写真や模型で説明されている。



 ミイラを巻いていた色鮮やかな織物の展示や、ミイラの模型等も展示されており面白かった。また、別館では、ペルーの独立戦争や、ボリビアをめぐってチリと戦った太平洋戦争の展示もあり、ペルーの歴史に触れることができた。



 昼食は、今回のペルー出張で初めての日本レストラン。明日はきこくだけど、ついに我慢が出来なくなってしまった。メニューは、すっかり虜になってしまったインカコーラに醤油ラーメン。日本を離れて一週間、醤油ラーメンは本当においしかった。



 続いて、リマの街中にあるインカの遺跡、マテオサラドニ行く。土でできた巨大なピラミッドだ。入場者は一人なのに世界遺産だけあり勝手に見て回れない。今日もリマの町は30度を超えるぴーカンの真夏日、入り口で見かねて探検家のような帽子を貸していただけた。、スペイン語のガイドさんが案内してくれるが何を言っているのかわからなかった。しかし、解説の紙を使った紙芝居のような説明の場所もあったので、そこは何となくは理解できた。



 観光の最後は、リマのはずれの海岸へ。砂浜ではなく砂利におおわれていたが、多くの人が海水浴やサーフィンを楽しんでいた。



 長かったペルーの滞在も今日が最後のディナー。昨日と同じレストランへ行くと、今日はシェフが挨拶に出てきて、ストーンクラブが入ったので、ぜひ食べてほしいという。
 せっかくなので注文したら、フライになって出てきた。インカ模様のソースがおしゃれで、食欲をそそる。値段はきかなかったが、後でレシートを見たらペルーにしては高くて3500円ほどであった。さらに、昨日おいしかったロブスターの炭火焼も注文。サービスのピスコサワーで良い気持ちになり、ペルー最後の夜も、おいしいディナーで更けていった。

2月20日(土)~22日(月) ペルー~成田



 長かったペルー旅行も、いよいよ帰国の日となってしまった。子供のころから、楽しい時間は早く過ぎるとおもっていたが、あっという間に最終日となった。
 最終日と言っても、今日のフライトは夜中の午前1時、丸一日近く時間は残っている。それまで何をしていようかと考えていたら、二日間通訳をお願いしていたホセさんが助け舟を出していただき、ホテルをチェックアウトしてホセさんの自宅に遊びに行く。一人旅で、飛行機までの時間を何していようと悩んでいただけに、これはうれしい。海外で、友人を作るのは、何となく特技のような気がしてくる。



 ホセさんの自宅にゴロゴロお邪魔していても申し訳ないので、ホセさんに連れられて、織物の博物館である天野博物館へいく。紀元前の織物からインカ時代まで、年代別に整理されて展示されている。ペルーは湿度がすくないので、このような保存状態で残っているらしい。そして、ほとんどの織物がミイラを包んであったものだという。ホセさんは、名士らしく、1000円近い入場料を日本のジャーナリストということでただにしていただいた。



 ランチは、ホセさんのお宅で、日本食のデリバリーでチキンカツカレーをいただく。ペルーーのサイズは、日本でいえば二人前のサイズで、さすがに食べきれない。せっかくのおもてなしなのにすみません。



 お昼寝をして、涼しくなったころを見計らって、まずは日本移民博物館へ行く。ここも、閉館時間を迎えていたが、ホセさんの顔パスで入場して、明治時代から始まったペルー移民の歴史に触れることができた。



 ペルー最後の訪問地は、噴水公園レセパル公園、公園内には13の噴水があり、それぞれギミックが仕込んであり楽しめる。これも、フジモリ大統領時代に整備された公園だという。真夏だけあって、多くの人がずぶぬれになって水遊びを楽しんでいた。



 ホセさんの自宅に戻り、シャワーを浴びさせていただき、着替えてさっぱりして、成田までの長旅の支度を整える。ペルーで最後のディナーは、昨日言った日本料理店で味噌ラーメンに餃子に、インカコーラのの見納め。これから、アメリカン航空の残飯飯にそなえるため、しっかり腹ごしらえをしなければならない。リマの空港まで送っていただきホセさんとお別れ、これから成田までの長い旅が始まる。ホセさんには大感謝だ。ペルーにも、お友達ができたのがうれしい。



 帰りはダラス・フォートワース経由で成田へ。実は、アメリカン航空のeチケットが届いてびっくりしたのは、リマからフォートワースまでの機材は、なんと757。まさか、国際線で中国東方航空以外で757に乗るとは思わなかった。フライトは1時間遅れの午前2時、ダラスまでの8時間、テレビもなくひたすら狭い機内で苦行に耐える。
 フォートワースの入国は、自動チェックインマシン。パスポートを差し込んで、顔写真、指紋を機械に言われるままにとっておしまい。バゲージは、何と成田までスルーで、ロスのように税関を通る必要もない。最終ポイントで、お姉さんに入国スタンプをもらって、アメリカ入国終了、あっという間の出来事だった。



 飛行機が1時間遅れたので、ダラスの待ち時間は4時間に短縮。ダラスから成田は、14時間の苦行。機内食はチキンライスと言われたので、迷わず選択したら、パサパサのご飯に鳥の照り焼きらしきものが乗っかったもの。日本でチキンライスと言えば、鶏肉と玉ねぎとご飯をケチャップで炒めたもの。オムライスの中身を想像して涎をたらしそうになっていただけに、残念度がマックスになる。成田直前の機内食も、チキンライス。一口も食べずに返却する。結局、持参の品川巻とスナックコーナーに置いてあったポテトチップで成田までの14時間を食いつなぐ。成田に着くや、家内にオムライスを作って待っていてくれとメールする。成田から吉祥寺までバス、それからタクシーで自宅へ。家には、夢にまで見た出来立てのオムライスが待っていた。

2016年2月11日(金)
朋栄 記者懇談会
 朋栄の情報交換会に参加するため、恵比寿の喜久やに行く。立ち食いの天ぷら屋さんということで、どんなお店かと思っていたら、なかなかしゃれたお店で、揚げたての天ぷらが楽しめる。
 清原社長をはじめ、関連会社の方も参加して、有意義な懇談と、おいしい天ぷらが楽しめた。

2016年2月10日(水)
清瀬の水天宮
 2年前に嫁いだ長女が懐妊して、そろそろ5か月となるので安産祈願に行きたいと言われ、今日は犬の日ということで休暇をとって車で15分程の清瀬にある水天宮にお参りに行く。確か長女の安産祈願も、ここの水天宮でご祈祷していただいた。午前中に行ったので、4組の妊婦さんでご祈祷を受ける。みんな、両親が同行していたが、一組だけ旦那さんが一緒の妊婦さんもいた。幸い、天気も良く、ご祈祷も無事に終了する。



 水天宮の隣には日枝神社があり、たしかお宮参りは、こちらの神社でご祈祷を受けたと思う。境内の梅は満開で、近所で梅の花見も行えた。

2016年2月8日(月)
NHK番組技術展
 渋谷駅でT記者と待ち合わせて、NHKが7日~9日の3日間開催している、全国の放送現場で開発した最新の放送機器、番組制作や緊急報道への多彩な取り組みを紹介する「番組技術展」を取材する。今回の番組技術展では、今年の8Kスーパーハイビジョン試験放送開始に向けて開発した世界初となる8Kスーパーハイビジョン中継車等28件を展示した。



 緊急報道分野では、①『火山監視用ロボットカメラ』、②『遠赤外線ズームカメラの運用』、③『火山性ガス可視化カメラ』、④『iPhoneを用いた緊急報道サポートシステム』、⑤『IP伝送最適設定システム』、⑥『回線情報表示システム』の6件を展示。緊急報道・番組制作分野では、①『無人ヘリによる4K空撮と定点観測カメラの初上陸』の機材を展示した。また、安定送出の分野では、①『ラジオ音質評価装置』、②『携帯発電機自動起動装置』、③『マイクロ波帯光ファイバーリンク』の3件を展示した。



 4K・8K関連では、①『SHV-NMAPS(News Mash up Advanced Probe System) 高度情報利用報道システム』、②『8K全自動コンパクトプレーヤー』、③『水深1000m耐圧 “4K深海カメラ”』、④『8TS/SDIマルチデマルチコンバーター』、⑤『22.2ch音場生成マルチプロセッサー』の5件を展示。
 中でも、8K全自動コンパクトプレーヤーは、ブラックマジックの4Kレコーダーを4台組み合わせて、同期させ低入コストもコンパクトな8K再生装置を実現したもので、クロールの画面でもつなぎ目がわからなかった。



 番組制作分野では、①『陸上やり投げ軌跡表示システム』、②ド『DIYジンバル~防振リモートカメラヘッド』、③大『演出照明用超高出力型LEDスポットライト』、④『リアルタイム画像認識による照明制御』、⑤『ビデオスタイルユニット』、⑥『ロードレース中継 距離推定システム』、⑦『全方位集音+指向性可変マイクアレイ』、⑧『自在に移動撮影「フリードリー」』、⑨『Hybridcast(ハイブリッドキャスト)』、⑩『音声対話型CGキャラクターを用いた番組紹介システム』、⑪『簡易モーションセンサーを用いたバーチャルシステム「ViSIC」』、⑫『VFX(Visual Effects:視覚効果)映像のできるまで』の11件を展示した。『簡易モーションセンサーを用いたバーチャルシステム「ViSIC」』は、ゲーム機用の動きセンサーを使用してVRやARを簡単に実現するもので、面白いアイデアだった。



 また、特別展示として、昨年完成した『8Kスーパーハイビジョン中継車』を披露した。スイッチャ―はロンドン五輪に使用した1M/Eのスイッチャ―を流用したとのこと。8Kモニターは1台しか搭載されていなかった。12月にブラジルでグローボSATの超弩級の4K中継車を見たあとだったので、物足りなさを感じてしまった。

2016年2月6日(土)~7日(日)
佐渡へズワイ蟹食べに弾丸旅行
2月6日(土) 何十年ぶりの佐渡島へ

 12月に半月もブラジル出張に出かけていたため、家内も旅行に行きたいとごね始めたので、以前から行きたいと言っていた佐渡島の1泊ツアーを発見、申し込んでいた。
 ツアーにしては、8時20分に東京駅に集合、Maxときでまずは新潟へ向かう。新潟港からは佐渡汽船のフェリーに乗って両津港へ、天気は荒れ模様で外の景色は鉛色の空と日本海しか見えなかった。冬に佐渡へ渡る人は佐渡にわたる観光客は少ないらしく、ツアー客は我々だけで船内はガラガラ、大の字で眠ることができた。実は、佐渡へ来たのは、結婚前だから35年ぶりかもしれない。



 両津港についたら、港近くの観光施設で鬼太鼓と佐渡おけさの観光ショー。閑散期のせいか1時間以上も素人に毛が生えた程度の芸を見せられて、これは疲れた。その分早く、旅館にチェックインして温泉にゆっくりつかりたい。



 
 宿泊は、両津港が15分程度の椎崎温泉、となりに廃業したホテルが建っていたりして、なにか荒んだ光景の場所だ。廃墟マニアには、たまらないかもしれない。事前に添乗員さんが、佐渡のホテルは期待しない方がよいといったのはこのことか。JTBのうたい文句にはそんなことは書いてなかったぞ。
 タグ付きの本ズワイガニは二人で一杯だがおいしかった。ぶりのカツもなかなかいけた。絶品はデザートの柿のシャーベット、食事は満足できた。
 しかし、肝心の温泉は施設が古く、アメニティも貧弱で、いただけなかった。

2月7日(日) 佐渡島一日観光



 8時にホテルを出発して今日は佐渡観光、まずは島の西側に移動して七浦海岸のめおと岩から観光をスタート。着いたときは雪が舞っていたが、そのうち良い天気となり、日本海に浮かぶめおと岩を見物できた。



 続いての観光スポットは、尖閣湾の絶景が眺められる、尖閣湾揚島遊園、ここの観光地も我々のツアーの貸切で、ゆっくりと尖閣湾の景色が楽しめた。



 続いて、佐渡の観光のハイライトである佐渡金山、この施設もがらがらで我々のツアーの貸切。以前にも来ているはずだが、途中リニューアルしたようでまったく記憶がない。昔の金の採掘作業が再現されており楽しかった。



 次は、佐渡歴史伝説館、ハイテクロボットの触れ込みの人形が佐渡の歴史を語ってくれる。施設の2階には人間国宝の佐々木唱象堂記念館が併設されており、皇居新殿の軒飾り瑞鳥をはじめ氏の作品が展示されており、個人的にはこちらの方が楽しく、最後まで見ていた。ロストワックスは、模型の部品作りにも使われているが、こんな大作を作るにはどのくらいの蝋が必要かと考えてしまった。ここのレストランで昼食、内容はまあまあだった。



  続いて酒蔵、窯元を回り、観光の最後はトキの森公園。残念ながら、旅行中は放鳥したトキは見られなかったが、ここで人口飼育され放鳥を待つトキの姿をカメラに収めることができた。しかし、今回の旅行は土日だというのに、どこへ行っても我々以外の観光客は居なかった。



 帰りのフェリーもガラガラ、天気も良かったので佐渡に沈む夕日を見ながら2時間半の船旅を楽しむ。1泊の佐渡旅行はせわしかったが、それなりに楽しめた旅となった。



 新潟駅のレストランで晩酌セットで一杯ののち、コシヒカリのおにぎりとけんちん汁セットで夕食、帰りもMaxで東京駅、疲れた時の裏ワザで三鷹まで東京駅始発の中央線で座って乗車、そこからタクシーに乗り継いで、11時過ぎに帰宅した。

2016年2月3日(水)
ASK取扱い製品内覧会&セミナー
 午前中、㈱アスク メディア&エンタープライズ事業部が東京・市ヶ谷の山脇ギャラリーで開催した同社の取り扱い製品を一同に集めた内覧会を取材する。同社では、昨日と今日で業界関係者約200名の来場を見込んでいるという。また、会期中は同事業部が取り扱う映像業界向け機材の展示の他、新製品や導入事例などを紹介するプレゼンテーションを中心としたセミナーも開催した。




 製品展示では、同社の看板商品である、AJAビデオシステムズ社が、InterBEEで発表した4Kレコーダー Ki Pro Ultra、デジタルシネマカメラ CION、また、NewTek社の、TriCaster、TalkShow、3Playの各機種等を展示。さらに、オンセットデイリーズのシステムや編集用オンラインストレージソリューション、多機能ファイルサーバー、アーカイブ製品、ファイルフォーマット変換ソリューション、メディアアセットマネージメントソリューション、ベースバンド信号のファイル化などを実現するソリューション製品等の幅広い展示が行われた。

2016年2月2日(火)
テクトロニクスも新戦略と新ロゴマーク発表
 午前中、品川のインターシティに行き、テクトロニクスが行った新たなブランド戦略とロゴ・マークを発表記者会見に出席する。今回のビジュアル・アイデンティティの変更は24年ぶりとなるもので、1946年以来6つ目となるもので「未来を創る技術革新の実現を加速する」テクトロニクスのさらなる進化を示すもの。なお、米国では新たなロゴ・マークは、70周年の歴史にちなんで創立日(米国時間2月2日)の前日に発表された。



 会見の席上、米山不器代表取締役は、『本日2月2日は当社の創立記念日という特別な日になります。創立以来、電子計測を行う代表的ブランドとして時代の最先端をサポートしてきた。当社は10年単位で、①お客様がどこに向かっているか、②お客様が求める価値は何か、③将来はどうあるべきか…の3つの問いかけをしてきた。当社は、マーケットリーダーとして、必ずしも基本路線を踏襲するのではなく、次の新しいトレンドを自ら作っていくべきだと自負している。このため1400名に面談をしたブランド調査を実施し、求めている技術、我々への期待をお聞きした結果、より一層アプリケーションにフォーカスしたテクノロジーカンパニーを目指す動きを加速していくべきだとの結論に至った。』と挨拶し、今後の戦略について説明した。






 
プロフィール
東京生まれの東京育ち。
団塊の世代を絶えず観察しながら育った次の世代。
カメラと鉄道模型と食玩とHDノンリニア編集機と一人旅が大好き。
人に命令されるのと、薩長土肥の田舎侍が大嫌い。
2インチスーパーハイバンド時代から、最新のVoIPIまで語れる唯一の業界記者。




 
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