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そめちゃんのSCOOP日記

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2018年4月4日(水)
4K・8K機材展
 いつもと通勤ルートを変更して、有楽町線で豊洲、豊洲からゆりかもめで国際展示場前で下車して、東京ビックサイトで初開催となる『4K・8K機材展』を取材する。《2020年に向け4K・8Kに特化した撮影・編集・伝送・表示機材が一堂に出展》というサブタイトルにひかれたが、ソニーやパナソニック、池上や日立国際等の放送用4Kカメラメーカーの出展はなく、唯一キヤノンがブースを構えていたが、フルサイズセンサーのC700はなかった。編集機材も単独ブースは見られなかった。まあ、来週からラスベガスでNABショーなので、メーカーもリソースを割けないのであろう。
 個人的には、ビデオカメラマニアで、先日孫の追いかけ撮影用にDJIの4Kジンバルカメラを衝動買いして、遂に所有4Kカメラが8台となったが、4K8K放送には全く興味がない。どうせタレントの町ブラ買い食い番組や、芸人のひな壇番組、学芸会まがいのドラマならHDで十分だ。



 まずは、顔なじみのブースを回ってご挨拶。いつもは、朋栄ブースの一角に機器を展示している㈱朋栄YEMエレテックスは、4単独でブースを構えて、12G-SDIを含め多様な4K信号出力に対応する12G-SDI対応4K信号発生器『ESG-4100』や、8Kリニアマトリックス色域コンバータ『LMCC-8000A』、さらにビデオ・オーディオ遅延測定器『EDD-5400』や遅延時間調整装置『EDA-2000』を並べて提案を行っていた。



 ビビットのレンタルや放送局の中古中継車をリニューアルしてのビジネス等も、なかなか興味深いお話を聞くことをできた。三友のブースでは、8KのVRカメラや裸眼3Dの4Kモニターが興味をひかれた。三友の隣のブースでは、iPhoneのケースのビデオプロジェクターが展示されており、これは次の購入リスト候補になりそうだ。



 会場のドン付きにはNHKが巨大な8Kシアターを構え300インチの大画面と22.2チャンネルのコンテンツ上映。たまたま10人ぐらいしか並んでいなかったので列に並び、最前列のど真ん中が開いていたので、ついついそこに座ったのが大間違い。何十年ぶりに見た紅白の映像は、元アイドル歌手の後ろで踊る同世代の熟年ばあさんのシワ、シミ、タルミが丸見えのグロテスクなダンスや、動態解像度の劣化とピント外れなフィギア映像、最後22.2chの騒音と、没入感どころが途中で逃げ出したくなってきた。先日のMPTEのセミナーで、8K映像の失敗要因としては、解像度が高すぎ、特に女優の肌の粗等が見えやすい。ターゲットの視聴環境がシュミレーションできず、横方向の移動画素が大きすぎて追いつかなかったり、映像酔いの発生といったことを聞いたが、まさに実体験する結果となった。まだ、昔の花鳥風月の方がましだった。
 16時ごろまで会場をブラブラして、今日は孫を預かる約束をしていたので、早々に帰宅した。

2018年4月1日(日)
孫と大泉中央公園でお花見
 今年も早くも4月を迎えた。毎日良い天気が続いている。どこかお花見にと考えたが、神代植物園や小金井公園は、ものすごい人出で駐車場も満杯と考えて、近所の大泉中央公園に出かける。途中のDAISOで、水鉄砲と砂場セットとシャボン玉を購入して公園の駐車場に行くと、ここもほぼ満車に近い状態だった。娘たちが子供の頃は、無料だったが、今は1時間200円の駐車料金をとられる。世の中、世知がなくなった。



 公園の桜は満開を過ぎていたが、チューリップやパンジーなど、春の花が満開。黄色い花が一面に咲いていたのでも菜の花と思ったら、近くに行ったら桔梗だった。
 公演は、まずまずの人出だけど、ベンチも空いていて春の日差しというか、紫外線がガンガン降り注いでいる。砂遊びを始めたら、なかなか帰ろうとしなくなってしまい、結局2時間近く公園に滞在することになった。



 ランチは、久しぶりに安楽亭で焼き肉ランチ。いつもの特盛ランチを注文。歳なので脂肪の撮りすぎには気を付けなければならないけど、食い気に負けてしまった。孫と、春の一日を楽しんだ。

2018年3月31日(土)
スミスさん逝く
 夕方、突然スミスさんの奥様から電話をいただいた。実は、昨年夏に、仕事をお願いしたくて、電話やメール、ラインを何度も送ったが、まったく音信不通となっており、ホームページやツイッターも更新されていなかったので、電話をいただいた時、嫌な予感が走った。電話の中身は、スミスさんが昨年4月に急死したというものだった。奥様も、急なことでなかなか心身共に整理がつかず、また連絡先も解らなくて聯絡が遅れてしまったという。
 アンドリュー・スミスさんとは、カノープスがトムソン・グラスバレーに買収されて、その広報担当として就任してからの付き合いである。会社か近かったこともあり、お昼をごちそうしてくれと、よく会社に訪ねてきて、弟分みたいな友達となった。グラスバレーを退職してからも、友人のコンサルティング会社の仕事を手伝っもらってて、東南アジアのプロビデオマーケットのレポート作成では、二人でインドのムンバイとデリーで放送局や映画会社を二週間近く取材で回ったり、シンガポールでは、病院の3D内視鏡システムや、宗教団体の12台のHDスタジオカメラを導入したホール等を回ったりした。 また、レポート作成や翻訳を手伝ってもらったりもしていた。
 コーラが大好きで、ホテルに2リットルのコーラのペットボトルを何本も持ち込み、体に悪いと注意すると、染矢さんの酒の方が体に悪いと言い返された。



 昨年4月に、階段から落ちて腰の骨を折ったと連絡をもらい、その後聯絡したら、リハビリを始めたという電話が最後になった。奥さんの話だと、病院でのリハビリ中に敗血症を誘発して、即死に近かったということだった。欧米人は、脂肪の高い食事をとっているので、血管が詰まりやすく、こういうケースが多いらしい。小生と同じ、多趣味な人とで、一昨年秋に、友人からもらったビデオプロジェクターを、我が家には1台あるのでスミスさんにさしあげたら大喜びしていた。ひじょうに子煩悩で、二人のお子さんの成長も見たかったと思う。ご冥福をお祈りします。

2018年3月30日(金)
グラスバレー、プレスカンファレンス開催
 グラスバレー㈱が、東京・日本橋の東京オフィスで開催したプレスカンファレンスを取材する。グラスバレーには、当社から都営地下鉄に乗って15分で到着する。プレスカンファレンスでは、、NABの取り組み、EDIUS9・2の概要、SAMとのインテグレーション等について説明した。
 冒頭挨拶に立った代表取締役の北山二郎氏は『NABについては例年と同じサウスホールの106にブースを構え《Content Your Way》のテーマで、クリエイト、コントール、コネクトの3つのキーワードで展示を行う。NABの話題としては2月にSAM=スネル・アドバンスト・メディア社を当社の親会社のベルデン社が買収、SAMのブランドは最終的にグラスバレーに統合され、両社の持つ人材・技術・製品を組み合わせることで、コンテンツ・メディア業界で最も広範囲なポートフォリオを提供できる会社になると頑張っている。当社は前述のテーマで、ライブ・プロダクション、ニュース、コンテンツ・デリバリー、ネットワーキングの4つの分野にソリューションを展開する。キーフォーカスとしては、しHDRではエンド・トゥ・エンドでHDRや広色域をサポート。クラウドでは、編集分野でEDIUS、プレイアウトでITXを訴求。また、IP分野では、SMPTE ST2110、AMWA MN05、25/100GbE対応を、カメラ、スイッチャー、ルーター、マルチビューワー、プレイアウト、ペリフェラルの各分野の製品で図っていく。また、今年のNABでも、AIMSが中心となって、IPショーケース・パビリオンを展開する。』とNABの取り組みを中心に説明を行った。



  続いてVP&ゼネラルマネージャの竹内克志氏は『EDIUS9・2のユーザー無償アップデートを10日から開始する。9・2では、HDR系機能の拡張とクラウドサポート機能の拡張を図った。クラウドでは、Amazon WorkSpaces上のEDIUS9から、EDIUSのソースブラウザ機能をAmazonS3に対応した。想定する利用形態としては、すでにクラウド上でビデオを管理しているケース、特定の期間のみの利用、リモート編集、コンテンツの共有を考えている。利用にあたっては、システム提案とセットにした提案を行う。同時に、フローティングライセンスによるクラウド上のライセンス管理、基本は初期構築+月単位の課金を考えている。また、ウォッチフォルダーによるジョブ管理やジョブモニタによる変換ジョブ等の管理、同時に二つの変換ジョブ等が可能なXRE Transcoderのバージョン9をリリースした。今回は、HDRサポート、HEVCのインポート、エクスポート等多数の機能を追加した。さらにEDIUS9に対応したターンキーシステムとしてHDWSとREXCEEDを日本及びアジアで5月に発売する。また、UHDに対応したT2 UHD(仮称)をNABで展示する。SAM製品のインテグレーションについては、RIOは継承の形は未定だが、今後も継続していく予定で、NABではニュース関連製品の一部として、EDIUSと同じ場所に展示する。』と編集関連システムの取り組みについて説明した。



  最後に、プロダクトマネージャーの粟島憲郎氏がEDIUS9・2の新機能について、HDR編集に対応した新しいビデオスコープ、カラースペースリストの編集機能、Myncアップデート、EIZOのモニターと連携したモニターコントロールについてデモを交えて説明を行った。

2018年3月30日(金)
キヤノンからもフルサイズセンサーシネマカメラ
 キヤノン㈱は、映像制作機器CINEMA EOS SYSTEMの新製品として、デジタルシネマカメラ 最上位機種『EOS C700 FF(EFマウント)』(オープン価格)、『EOS C700 FF PL(PLマウント)』(オープン価格)を開発・商品化したと発表した。同カメラの販売を、7月中旬から開始する。
 新製品は、『EOS C700』(2016年12 月発売)の優れた基本性能やモジュールデザインを継承しつつ、新開発のフルサイズセンサーを搭載したデジタルシネマカメラで、低ノイズ・高感度の高画質な4K映像を撮影でき、ハリウッド映画に代表される映像制作業界をはじめ、映画、ドラマ、テレビCM、ミュージックビデオなど、映像制作現場におけるプロの高いニーズに応えるもの。



主な特長は次の通り。▽新開発のフルサイズセンサーにより高画質で撮影が可能=デジタルシネマカメラ用に新開発された 38・1×20・1mmのフルサイズセンサーを搭載しており、センサーから得られる豊かな映像情報を活用し、オーバーサンプリングによる4K/60P 映像の 本体内記録が可能。さらなる低ノイズ15ストップを超える広い階調性、次世代放送規格 「ITU―R BT・2020」を上回る色域を備えており、高画質な映像表現を実現している。また、「デュアルピクセル CMOS AF」により、高い合焦精度が求められる撮影時でも、撮影スタイルに合わせて高精度なピント調整をすることができる。
▽プロの映像制作ニーズに応える多彩な映像表現を実現=映画特有の 2・39:1のアスペクト比で映像を撮影できるアナモフィックレンズに対応するほか、70種類以上のEFレンズ・EFシネマレンズとの組み合わせにより、高画質で多彩な描写力を発揮。スーパー35mmより大型のフルサイズセンサーと、高い光学性能を持つレンズを組み合わせることで、より被写界深度の浅い美しいボケ味を生かした印象的な映像表現を実現する。
▽快適なワークフローを実現する多彩なビデオフォーマットに対応=動画データを圧縮し効率的に記録するキヤノン独自のビデオフォーマット「XF―AVC」に加え、 汎用性の高い圧縮フォーマット「Apple ProRes」に対応。また、Codex社製のレコーダー「CDX―36150」を装着することで、最大 5・9K/60PのRAW記録が可能。



 また、キヤノン㈱は、CINEMA EOS SYSTEMのデジタルシネマカメラ用交換レンズ《EFシネマレンズ》の新製品として焦点距離 20 mmの単焦点レンズ『CN―E20mm T1・5 L F』を開発・商品化、10月上旬から販売を開始する。新製品は、焦点距離20mmで、4Kカメラや35 mmフルサイズのセンサーに対応する優れた光学性能を持つフルマニュアルの単焦点レンズで、ユーザーからのニーズも高い焦点距離20mmの同レンズを投入することで、 EFシネマレンズのラインアップをさらに充実させ、多彩な映像表現を求める映像制作現場の ニーズに応え、映像表現領域の拡大に寄与していく。 

2018年3月27日(火)
千鳥ヶ淵でプチお花見
 連日ニュースで東京の桜が満開で、今週末には見納めだと騒いでいるので、通勤途中で寄り道、九段下で下車して千鳥ヶ淵の桜を見物する。
 最近は、外国人に日本の花見がブームとなっているというが、千鳥ヶ淵でも、中国人の団体が騒ぎまわっている。台湾か大陸かはわからないが、声がでかいし、マナーが悪いので、お花見気分が台無しだ。まあ、日本の観光地は、何処へ行っても似たような状況で、静かに桜を眺めるのは不可能となっているが、なんとも迷惑な話である。

2018年3月24日(土)
毛呂山・麻原酒造 お酒の会
 現在は病気療養中のFDIの大泉氏と30年以上前に始めた、埼玉・毛呂山の酒蔵・麻原酒造の利き酒会を今年も開催、気の合った仲間が集まって、今年の新酒の数々を味わった。昔からのメンバーに加えて、若手も集まり、賑やかな会となった。



 大吟醸の純米原酒や、一年貯蔵、二年貯蔵、さらにコメの種類、酵母の種類による味の違いを楽しみながら、各種の日本酒を時間を忘れて堪能。



 気が付けば会場は、空き瓶の山になっており、皆さん相変わらずのお酒の強さにびっくり。次は、七夕の夜に集まりましょうと約束して解散した。天気も良く、ポカポカ日和で、駅からハイキング気分で日本酒を堪能した一日となった。

2018年3月20日(火)
CEBIT会見とMPTE8Kパブリックシアターセミナー
 今日は一日忙しい。午前中、JMA=一般社団法人 日本能率協会 ドイツメッセ日本代表部が東京・大手町の経団連会館で開催した、ヨーロッパにおけるイノベーションとデジタル化のためのB2Bの祭典として生まれ変わった『CEBIT(セビット)2018』」の記者会見を取材する。来る、6月11日(月)〜15日(金)、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場にて開催すると発表した。
 席上、ドイツメッセ㈱CEBIT担当部長のトーマス・モッシュ氏は「今回は、4つの柱からなる新たなテーマ構成の下、人工知能、IoT、拡張現実・仮想現実、セキュリティ、ブロックチェーン、ドローンと無人機システム、未来のモビリティ、ヒューマンロボティクスという8つのキーワードを基調テーマに据え、イベント内容、ホールレイアウトを刷新。また、会期を3月から日照時間の長い6月に変更し、一部のエリアは23時まで開場する。」と、今年のCEBITの概要について説明した。


 
 CEBIT2018は、次の4つのテーマ構成で行われる。①『d!conomy(ディコノミー)』(ホール11〜17)=企業、貿易、官公庁のITの専門家と決定権者にとって、業務をデジタル化するのに必要な製品・ソリューションを提供するエリア。キートピックスとしてビジネスおよび社内の業務管理のデジタル化、IoT、セキュリティ、コミュニケーションとネットワーク、チャネルとディストリビューション、モバイル・ソリューション、データセンターが挙げられる。②『d!tec(ディテック)』(ホール25〜27)=先駆的な開発者、最新のイノベーションやスタートアップ企業のためのエリア。③『d!talk(ディトーク)』(会場内プレゼンテーションステージ)=世界中のビジョナリー、既成概念にとらわれない思想家、エキスパートやクリエイターが集うカンファレンス・プラットフォーム。④『d!campus(ディキャンパス)』(オープン会場)=新生CEBITの中核を成すエリア。ライブミュージックや屋台を楽しみながら、ネットワーキングを楽しめる。新生CEBITには、世界70カ国から約3千社が出展予定。日本からは、個別出展企業8社(海外現地法人含む)のほか、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)が設置する「ジャパン・パビリオン」(ホール12)内に21社が出展するなど、合計29社が出展する。



 CEBITのレセプションでランチを済ませ、午後は五反田から池上線で雪谷大塚に移動し、MPTE=一般社団法人 日本映画テレビ技術協会が東京・南雪谷のアストロデザイン㈱本社で開催した、MPTE 第39回勉強会『8Kパブリックシアター映像制作の実践とワークフローの解説』を取材する。
 8Kは、放送以外にも医療、セキュリティー、社会資本整備など、8Kそのものが各方面から注目されるようになり、その潜在的な応用範囲は多岐に亘ると予想されている。今回の勉強会では、パブリックビューイングなど大きなサイズのスクリーンで見る観賞用コンテンツに絞って、InterBEE2017での8Kシアター用コンテンツ制作を事例に8K機器開発の先駆者的ポジションにあるアストロデザインの取り組み、映像制作ワークフローについて、同社企画部部長の金村達宣氏が、「8K解像度とコンテンツの親和性」「成功例、失敗例」「視聴環境」「制作ワークフローの解説」「今後の課題」について講演を行った。
 また、講演終了後は、8Kプロジェクターを使用したコンテンツの上映、8Kカムコーダー、8K編集システムによる制作フローの実演・デモが行われた。



 講演で金村氏は、『8Kは、かなりハードルが高いという先入観があるが、この敷居を下げるのが当社の使命と考えている。8Kを既存のコンテンツの延長線で考えると解らなくなるが、その主戦場は別のところで発掘されるのを待っている。今まで映像化されなかった所が、主戦場になる。』と前置きして説明をスタートした。8Kの情報量については、通常見えない、肉眼では気が付かない細部まで映し出すとして、屏風絵や精密機械で例を表示。ライブ感については、8Kカメラ1台の定点ワンショットの俯瞰映像でも、演者一人一人の表情まで見ることができるとして、舞台映像やスポーツを例に、ライブ感・臨場感を説明した。成功例、失敗例については、InterBEEで8Kシアターを設置し300インチ画面でコンテンツを上映し、約2千名に様々な取り組みを見てもらった。この、成功要因としては、制作ワークフローがある程度確立していたことと、マシンのパフォーマンスの向上がある。一方、失敗要因としては、解像度が高すぎ、特に女優の肌の粗等が見えやすい。ターゲットの視聴環境がシュミレーションできず、横方向の移動画素が大きすぎて追いつかなかったり、映像酔いの発生、さらに大画面で小型画面ではわからなかったノイズの発生等について説明を行った。



 続いて視聴環境については、同社の開発した高輝度、長寿命、設置が容易なDLP方式の8Kレーザープロジェクターについて説明を行い、続いて制作ワークフローを説明した。最後に今後の課題として、①パソコン環境でなくビデオレートでの8Kプレビュー、②パフォーマンスの向上、③データストレージ容量、④暗部表現能力の4項目について説明を行った。
 セミナー終了後はアストロデザインのご厚意で懇親会も開かれ、参加者の活発な意見交換が行われた。
 

2018年3月16日(金)
朋栄、NAB取り組み発表会
 ㈱朋栄が開催した、『朋栄2018 NAB SHOW 事前説明会』を取材する。説明会では、同社の近況、NABへの取り組み、さらに「4K・8K機材展」等について説明した。
 冒頭挨拶に立った清原克明代表取締役社長は『韓国での、冬の大きなスポーツ大会が終了し、日本選手が過去最高のメダルを獲得したこともあり大きく盛り上がった。当社の機材も、各放送局が持ち込み、これを使用して放送に役立てていただき、間接的に貢献できた。期間中は、ソウルの現地事務所と、日本からエンジニアを現地に派遣しサポートを行った。次は東京であり,色々な面で貢献できるよう、ビジネスを推進していきたい。国内については、様々なビジネス案件を提案させていただき、地上波の更新時期でもあり、様々な案件の内内示をいただいているが、まだオープンにできない。



 中でも、静岡第一テレビ様のSNG中継車を担当させていただき、本日の午前中、納車式に出席した。規模としては中型だが、中の居住空間が非常にうまく設計されており、運用スタッフのために広いスペースが確保されている。年末には、いよいよBS4K放送が開始されるが、こちらにも様々な機材を採用していただける予定で詰めている。海外については、米国ではスイッチャーが好調で、周辺機器の納入を上手く牽引している。最近では、ルーターも好調で、米国のビジネスパートナーとの協業の幅も広がっている。中東でも、スイッチャーが好調で、政情が不安定な地域もあるが、ビジネスの展開できる所では積極的に取り組み、朋栄製品の普及に努めている。また、1社でできることは限られているので、海外のビジネスパートナーの製品の国内販売にも積極的に取り組んでいく。国内外問わず協業の幅を広げながら当社のビジネス領域を広げていきたい。』と同社の近況、取り組みについて説明した。



 NABについては、既報の通り今年も「FOR-A World of Possibilities (無限の可能性に向けて)」をテーマに、ブースを、①コンサート、ライブイベント等を想定したシステムを提案する『ライブプロダクションエリア』、②スイッチャー個別デモを想定した『スタジオプロダクションエリア』、③スタジアム撮影をはじめとするスポーツ制作やイベント中継といった分野に向け、高速度カメラ等の撮影機材や信号処理機器を展示する『カメラステージエリア』、④各種バーチャル関連機器を展示する『バーチャルセット活用エリア』、⑤解像度・伝送方式・諧調/色調・コーデックの4つの技術基盤を活用することで実現する局内回線設備や伝送設備に向けた製品・バリエーションを展示する『IP/12G-SDIエリア』、⑥HDR関連プロセッサを展示する『HDRソリューションエリア』、⑦ファイルベース/信号処理/富士通ソリューションエリアの7つのエリアに分け、IPや12G-SDI、HDRや広色域など、映像制作に欠かせない各種製品/ソリューションを展示する。

2018年3月14日(水)
JEITAベンチャー賞表彰式
 JEITA=一般社団法人電子情報技術産業協会が開催した、『JEITAベンチャー賞』の表彰式を取材する。
 受賞企業に次の6社が決定した。▽㈱アスター(秋田県横手市)独自の積層技術を用いた理想的なモータコイルの形状設計により、従来の1・5倍の高密度化を実現するとともに放熱性にもすぐれた「アスターコイル」を実用化。▽㈱ABEJA(東京都港区)小売業に向けたカメラ画像からAI(ディープラーニング)技術を駆使したビッグデータ解析を実行する店舗解析ツールを提供。▽Hmcomm㈱(東京都港区)産総研で開発された音声認識技術を実用化し、音声認識に特化したAIプラットフォームによるソリューション・サービスを提供。▽㈱ZenmuTech(東京都品川区)暗号化技術と分散技術を組み合わせた「秘密分散処理」により、情報の漏洩防止を可能にするソリューションやデバイスを提供。▽PGV㈱(東京都中央区)大阪大学で発明された微小信号処理技術とフレキシブルエレクトロニクス技術をベースに、パッチ式脳波センサの製造・販売および脳情報ビッグデータを活用した脳波ビジネスを提供。▽㈱フォルテ(青森県青森市)骨伝導ヘッドセットなどによる騒音環境下等での音声ソリューション及び車両等の移動体や人の管理のための位置情報ソリューションを提供。



贈賞式でJEITA会長の長榮周作は「今回は、AI(人工知能)やセキュリティ分野の企業も受賞企業に名を連ね、今まで以上に多種多様な顔ぶれとなった。Society5・0を実現するためには、さまざまな社会課題に対してあらゆるテクノロジーをフル活用する必要があり、そのためには単独のアプローチのみならず、業種・業界を超えて、各社が持っている強みを共創していくことが求められる。2016年に創設したJEITAベンチャー賞は、JEITAの会員企業とベンチャー企業の新たなパートナーシップの創出・連携などを生み出すきっかけとして定着し始めており、今後はより一層の共創を促していきたいと考えていまる。」と挨拶した。
 受賞企業がJEITAへの入会を希望する場合は、昨年導入した「ベンチャー優遇特例制度」(JEITAベンチャー賞を受賞した企業等が正会員として新規に入会する場合、申請により協会会費の負担を2年間免除する仕組み)を活用することができる。

2018年3月12日(月)
JVA統計調査
 JVA=一般社団法人 日本映像ソフト協会が開催した、『JVA 2017年 年間統計調査結果』について発表記者会見を取材する。
 2017年のビデオソフトの総売上は1876億7千万円で前年比 91・7%となった。上半期が916億85百万円(前年同期比89・4%)と 2016年の上半期を大きく下回り、下半期も959億85百万円(同94%)と伸び悩んだ。総売上金額をメディア別に見てみると、DVDビデオが 994億84百万円で前年比85・5%と大きく前年を割り込んだが、ブルーレイ(Ultra HDブルーレイを含む。以下同様)は881億86百万円で前年比99・8%とほぼ前年並みだった。DVDビデ オの売上が減少していることにより、ブルーレイの構成比は47%と過半に近づいてきた。
ビデオソフト全体の売上金額を流通チャネル別の構成で見ると、販売用、特殊ルート、 レンタル店用、業務用の割合は75・9対0・8対22・7対0・8となり、レンタル店用の割合が減少し、販売用の割合が大きくなる傾向が続いていると発表された。

2018年3月5日(月)
8Kパブリックシアター・坊ちゃん劇場
 愛媛県東温市と同市で《ぼっちゃん劇場》を運営する㈱ジョイ・アートの両者が官民一体プロジェクトとして、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン2で、アート・ヴィレッジで開催した、とうおん構想『8Kで深化する地方創生プラン』 「8K 国際映像演劇祭先行プレミア上映会」を取材する。
 坊っちゃん劇場は、昨年、同劇場を核とした芸術村構想を東温市の「まち・ひと・しごと創生 総合戦略」の中核テーマとして東温市に提案、東温市ではその提案をもとに「アート・ヴィレッジとうおん」構想を策定し、昨年末に内閣府の地方創生交付金事業に認定された。その事業の目玉として、『8Kで深化する地方創生プラン』を立案、今年度「8K スーパーハイヴィジョンの常設シアター設置に向けた調査・検討」事業を推進することになった。この事業は、8K常設シアターを開設し8K映像化された世界の舞台芸術を集め、これまで世界にない映像演劇祭を開催し、段階的に拡大し2020年には東温市で「第一回世界映像演劇祭」を開催するとを目標としている。また、これらの事業を通して映像演劇の産業を興し、世界に舞台芸術を流通させることを事業の目的としている。



 今回の「8K 国際映像演劇祭先行プレミア上映会」では、アストロデザインの協力により、同社の8Kプロジェクターをシアター内に設置して、8Kで収録されたロシア作品『理性の睡眠(ゆめ)』(116分)、坊ちゃん劇場ミュージカル作品『よろこびのうた』(110分)、ミュージカル作品『ポストマン』(123分)の3作品が上映された。これらの作品は8K OSS(ワン・ショット・ザ・ステージ)という、従来のカット割りの映像ではなく、定点でワンショット撮影し、スクリーンには舞台そのままが映し出されるという手法で撮影・上映が行われた。



  上映会に先立ち行われた会見の席上、㈱ジョイ・アートぼっちゃん劇場代表取締役の越智陽一氏は『ぼっちゃん劇場は東温市とともに8Kを核とした地方創生事業を行っている。今回はアストロデザインの協力により、東温市、東京、モスクワの三か所で8K上映を行う。映像の特徴は、8K定点カメラのワンショット映像で、まさにそこに舞台があるように見えること。各自が舞台の好きな所を見られる。HDでは、見られない8K舞台の醍醐味を楽しんでいただきたい。』と開催趣旨を説明した。続いて東温市総務部企画財政課の田井秀一氏は『アート・ヴィレッジとうおん構想は、人口3万4千人の小さい町で、クォリティの高いものを作り上げて世界に出ていくという、坊ちゃん劇場の熱い思いを我々が後押ししたいと始めたもの。やがて、8Kを観に東温市に足を運んでいただけたらと思います。』と挨拶した。また、記者会見では、『よろこびのうた』の脚本を担当した羽原大介氏、『ポストマン』の主役を演じた海宝直人氏も挨拶を行った。

2018年3月3日(土)
孫のひな祭り
 今年は、次女の娘の初節句。またまた、お雛様をプレゼントすることになったが、娘からのリクエストはガラス作家の現代アート的なひな人形。最初は何かと思ったが、現物を見るとなかなかおしゃれだ。最近は、インターネットで、色々なお雛様を検索できるので、選ぶ方も大変だ。



 長女の娘にはオーソドックスなお雛様だったので、対照的だ。長女の娘も現れ、にぎやかなひな祭りとなった。

2018年2月28日(水)
BMD新製品発表会とハノーバーメッセ会見
 ブラックマジックデザイン㈱が、東京・浜町のPANDASTUDIO・TVで開催した『新製品発表会&体験会』を取材する。同催しは、ポストプロダクション事業と撮影スタジオ事業に加え、中継配信事業、レンタル機材事業など、幅広く新規事業を展開している㈱PANDASTUDIO・TVの協力で、先日発売された新製品を紹介したもの。『新製品発表会&体験会』では、SMPTE光ファイバーに対応した世界で最も低価格かつフレキシブルなプロ仕様カメラ『URSA Broadcast』や、世界最先端のライブプロダクションスイッチャー『ATEM 4M/E Broadcast Studio 4K』などの最新製品を組合せた4K60Pシステムの紹介や、実際のグリーンバックスタジオを使って世界最高峰のキーヤー『Ultimatte 12』の紹介および体験・デモを実施した。



  『URSA Broadcast』(価格39万7800円・税別)は、ENGや番組制作用のフィールドカメラで、2/3インチセンサーを搭載し汎用のHD B4レンズでも4K運用が可能なように設計されており、深い被写体深度、またマウント部の交換により4種類のレンズマウントに対応する。また、新たなオプションとしてDNxHD記録対応およびビデオとフィルムの中間の諧調をもつExtended Videoモードが説明された。Fiber Camera/Studio Converter(各33万9800円)とセットで利用することで、スタジオや中継車から最大2km離れた場所でURSAカメラを使用できる。また、NAB前には『ATEM Camera Control Panel』を発売の予定。『ATEM 4M/E Broadcast Studio 4K』(価格68万1800円)は、各M/Eに新開発の4系統のクロマキーヤーを搭載した4M/Eスイッチャーで、新しい『ATEM 1M/E Advanced Panel』(価格33万9800円)と共にスピーディーなワークフローを実現する。『Ultimatte 12』は、全く新しいアルゴリズムとカラーサイエンスにより、写真のようにリアルな合成をUltra HD解像度で実現するスーパーキーヤーで、イベントでは会場でグリーンバックを前に被写体を実際にキーイングし性能を披露した。


 
 続いて午後は、JMA=一般社団法人 日本能率協会が拓いた、BtoB産業技術の展示会HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)の日本企業の出展について取材する。
 最新の産業技術・製品が一堂に会する世界最大の「HANNOVER MESSE」が、4月23日(月)から27日(金)に、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催される。同展示会には世界中の政治家や実業界のリーダーが来場し、オートメーションやロボティクス、ソフトウェアおよびIT、動力伝達および流体技術から、統合エネルギーシステム、業務委託や軽量設計、研究開発に至るまで広範にわたる産業技術が展示される。インダストリー4・0を打ち出したドイツが誇る同展示会は、最新の技術・ソリューションが一堂に会する場であり、メーカーのみならず、プラットフォーム・インダストリー4・0(ドイツ)、インダストリアル・インターネット・コンソーシアム(アメリカ)、ビジネスフランス(フランス)他、各国のインダストリー4・0推進機関・団体もパビリオンを設置する。日本からもコネクテッド・インダストリー技術・ソリューションを発信すべく日本能率協会(JMA)ならびにロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)が共同でパビリオンを設置し、6社が出展する。日本企業の出展社数は82社(同時開催展である物流の展示会CeMAT(セマット)の出展者数6社含む)が予定している。

2018年2月26日(月)
キヤノン、EOS Kiss M発表
 キヤノンは、エントリークラスの一眼レフカメラにおける代表的なブランド「EOS Kiss」を 製品名に初めて冠したミラーレスカメラ“EOS Kiss M”を開発・商品化したと発表した。
 EOS Kiss Mは 、カメラ初心者でも本格的な撮影を簡単で手軽に楽しみたいというニーズに対応したミラーレスカメラで、新映像エンジン DIGIC 8の搭載により「デュアルピクセルCMOS AF」が進化 新映像エンジンDIGIC 8の高速画像処理により、最大99点の測距点で高速・高精度なAFを実現するとともに、対応する交換レンズ装着時には測距エリアが拡大し、最大143点の測距点で素早い合焦が可能。また、AF・AE(自動 露出制御)連動で最高約7・4コマ/秒、AF 固定で最高約10コマ/秒の高速連写が可能。APS‐Cサイズ・約2410万画素のCMOSセンサーにより、高画質な 写真や映像の撮影を手軽に楽しむことができる。さらに、明るさやコントラストを自然な印象に自動補正する「オートライティングオプティマイザ」の性能が向上したほか、高精細な4K動画撮影も実現している。



 発表の席上、キヤノンマーケティングジャパン㈱の坂田正弘社長は『デジタルカメラの国内市場は、2017年は全体では前年を下回ったものの、ミラーレスカメラは大きく伸び、レンズ交換式カメラに占めるシェアは前年の37%から45%に伸長した。インスタ映えという言葉に象徴されるように、より綺麗な写真を撮りたいというニーズが高まっている。今年もこの流れが継続しミラーレスが初めて57%と市場の過半数を占めると予測される。このような中、当社はカメラ、プリンターのトップブランドとして、プロ、ハイアマチュアから初心者まで引き続き市場活性化に努めてきた。昨年はハイアマチュア向けにEOS6DMarkⅡを発売し、購入者の約7割が初めてフルサイズセンサーを購入したユーザーだった。一方、エントリーシリーズは、しっかりとカメラで写真を撮りたいというお客様の要望に応えるため、一眼レフからミラーレスまで多くのカメラを発売した。中でも好評なのが、秋発売のEOS M100で10月から12月のレンズ交換式カメラ機種別シェアナンバーワンを記録した。好調の背景は、スマホやSNSの普及による若い人を中心にした写真のコミュニケーションの増加があげられる。また、昨年から新たなブランドメッセージ《This is my iife》をスタートした。何気ない日常や、かけがえのないシーンを写真で残してほしいという思いを持ったメッセージとなっている。EOS kissは、フィルム時代の1993年に誕生したブランドで、日本中のママから支持を得た。依頼、最新の機能を次々投入し一眼レフ市場を拡大してきた。2017年もエントリークラスの一眼レフの56%と圧倒的シェアを持っており、今回、新たなラインナップとして待望のミラーレス機を開発した。』と説明した。

2018年2月23日(金)
JPPAスキルアップセミナー
 JPPA=一般社団法人 日本ポストプロダクション協会 技術委員会 映像研修小委員会が、東京・西麻布の富士フィルム 西麻布ホールで開催した『第10回 JPPA ポストプロダクション デジタル技術スキルアップセミナー 4K 本格放送開始で何が大きく変わるのか1?』を取材する。同セミナーには、JPPA会員を始め関係者150名が参加した。
 冒頭開催の挨拶に立った技術委員会・映像研修小委員会委員長の宮田 憲司氏(㈱IMAIGICA)は「本日は沢山の方に参加していただきありがとうございます。私事ですが、昨年の番組ファイル化のセミナーの際に、このような番組系のセミナーを開催したいと申しました。本日、それが実現できました。昨年のファイル化のセミナーでも、ポストプロが無くしてファイル化はあり得ないと放送局の方に講演していただきました。今回の12月にスタートするBS4K本放送についても、放送局の方から、ポストプロの協力無くしては、4K本放送はスムーズに始められない、一緒に作り上げていきたいとおっしゃっていただいています。今回のセミナーでは、後半の座談会で、現場の生の声をリアルにお伝えして、ご回答いただきます。また、セミナー後の懇親会では、ご登壇いただくお二人に加えて、日本テレビ、フジテレビの方にも参加いただき、意見を交換しながら問題を解決していきたいと考えています。セミナー、懇親会を通じて、現場の生の声をお伝えできればと思っています。」と挨拶を行った。



 セミナーの第一部は、「放送局からポストプロダクションへ 知っておいて欲しい事/対応準備をしておいて欲しい事 Part2」放送局における撮影~編集~アーカイブの変化等」と題して㈱テレビ東京の田中英治氏が講演を、第二部は「4K本放送開始に向けて!」と題して日本民間放送連盟 テレビ番組交換WG主査/㈱テレビ朝日の堀淵 惣一郎氏が、講演を、第三部は「4K放送開始でポスプロでは何が大きく変わるのか!?」をテーマに、㈱IMAGICA テレビ事業本部 プロデュース部 渋谷プロデュースグループの殿塚功一氏が講演を、第四部は「4KHDRのモニター環境」をテーマに4K液晶テレビ Z9DシリーズKJ-65Z9Dソニービジネスソリューション㈱バリュークリエイション部門マーケティング部の戸梶真弓氏が講演を行った。
 ここで30分の休憩に入り、ステージ上に4K有機ELテレビ A1シリーズKJ-55A1、業務用55型4K有機ELモニター PVM-X550、30型4K有機ELマスターモニター BVM-X300の3台のテレビとモニター、会場入り口に4K液晶テレビ Z9DシリーズKJ-65Z9Dが設置され、㈱IMAGICAと㈱Zaxxが提供したHDRコンテンツの上映が行われた第五部は、㈱共同テレビジョンの溝口 健志氏、㈱テクノマックスの小島 壯介氏がモデレータとなり、登壇者4名による『まとめ~質疑応答』と題したパネルディスカッションで、4K番組素材の納品に関する質問を中心に、活発な質疑応答が行われ、研修小委員会副委員長の杉木 智宏氏(㈱ヒューマックスシネマ)の閉会挨拶で5時間に及ぶ長丁場となったセミナーを終了した。

2018年2月22日(木)
世界の中古カメラ市
 毎年恒例の銀座・松屋デパートの『世界の中古カメラ市』がスタートした。会社のおひざ元ということもあり、初日に顔を出したが、なかなかの人出でびっくりした。一時の中古カメラブームの時ほどではないが、予想以上の混雑であった。
 今更欲しいものも無かったので、記念にM42とみぃさNEXのマウントコンバータを購入する。ピン押しタイプで、オートとマニュアルの切り替えレバーのついていないレンズの使用に便利そうだ。おまけに、42mmと39mmの変換リングもいただいた。これは、引き延ばしレンズの撮影に威力を発揮しそうだ。

2018年2月15日(木)
フルサイズセンサーカメラ『ALEXA LF』発表会
 ㈱ナックイメージテクノロジー制作営業部が東京・虎ノ門の虎ノ門ヒルズ51階・アンダーズ東京で開催した、ドイツのARRI社が先に発表した、定評ある総合画質はそのままにセンサーをネイティブ4K収録に対応したフルサイズセンサーカメラ『ALEXA LF』、最先端の光学設計でやわらかく印象深い世界を表現する単焦点シネマレンズ『ARRIシグネチャープライム』、ラージセンサーに最適化された新しい『LPLレンズマウント』と、従来のPLレンズに互換性を持たせる『PL-LPLアダプター』の、4つの新製品により構成された『ARRIラージフォーマットカメラシステム発表会』を、取材する。会場がホテルフロアの中にあるホールで、虎ノ門ヒルズのロビーからエスカレータで1階に降りて、そこからエレベータで上がるという、非常にわかりずらい場所であった。



 発表会の席上、ARRIアジア社長のポール・アイヴァン氏は『2月2日にARRIの新しいラージフォーマットカメラを発表した。それ以降、フランス、中国、韓国で発表会を開き、今回、東京での発表となった。このカメラが《What Next》の回答であり、ラージセンサーを搭載したカメラ・ALEXA LFと、それに対応した広いイメージサークルを備えたレンズ・ARRIシグネチャープライムで構成される。ラージセンサーにより、今までなかった映像と没入感を作り出すことができる。』と語り、新製品について詳細な説明を行った。



 『ALEXA LFカメラ』は、35mmフルサイズよりわずかに大きいセンサーを搭載し、ネイティブ4Kの解像度で収録する。ARRIならではの自然な色再現性や心地よいスキントーン、実績のあるHDR/広色域ワークフローはそのままに、ラージフォーマットの美しい世界へ視聴者を惹き込む。また、効率性に優れたProResコーデックや、非圧縮/非暗号化フォーマットであるARRIRAWでの最大150fps収録など、多彩な収録フォーマットを備えている。



 一方、カメラと同時にリリースされた 『ARRIシグネチャープライムレンズ』は、ARRI LPLマウントを備え、12mm〜280mmまでの16 種類でラインナップされたラージフォーマットレンズシリーズで、最先端 の光学的精度を持つシグネチャープライムは、柔らかくオーガニックな描写により、エモーショナルな映像をもたらす。また、T1・8という明るい開放値が作り出す浅い被写界深度や、溶け込むようなスムースなボケ感は、フレーム内での被写体の存在感を際立たせる。
新たなLPLレンズマウンは、より大きな直径と短いフランジ深度で設計された、ラージフォーマットセンサーに最適化された新しいレンズマウントで、将来的なラージフォーマットレンズのすべてが、小型・軽量であり、明るい開放値と美しいボケ感を持つという、従来のPLマウントで実現できなかった機能をすべて実装している。また、LPLマウントは他のARRIカメラにも搭載され、サードパーティのレンズ・カメラメーカでも利用できるようにライセンス提供される。
 なお、価格については、カメラが標準構成で約1500万円、標準レンズが約320万円、広角・望遠レンズが約488万円と説明された。

2018年2月14日(木)
ソニービジネスソリューションのUPS電源取材
 ソニーの公共・産業用の大容量リチウムイオン電池を使用したUPS(無停電電源装置)が、奈良テレビや千葉の丸山中継局と放送分野でも導入が開始されたというので、同システムを担当するソニービジネスソリューション㈱エナジー事業室の石井規夫氏、澤田卓氏にインタビューに伺う。石井氏とは、同氏がポストプロダクションの担当だった30数年前以来の再会となった。当時は、業界が急速に発展している時代で、なぜかみんな仲良しで、何かにつけて飲みに行ったり釣りに行ったりしていた。
 電源の始まりは、同社の家電製品に同梱される電池を自社ブランドにしたいということで、ソニーエナジーテックをスタートしたことに始まる。その後、世界初のリチウムイオン電池を開発し8㎜ビデオやウォークマンに採用、2010年には産業用の大容量リチウム電池を開発した。
 これに目を付けた、ソニービジネスソリューションの宮島社長の発案で、電池とインバータ電源を組み合わせた、UPS装置の商品化を行ったという。通常、UPS電源というと、非常用の発電機が稼働するまでのつなぎという役割だが、ソニービジネスソリューションのシステムは、当初から停電が回復するまでの長時間をカバーするというコンセプトで開発された。



 この大容量のリチウムイオン電池と電源システムを組み合わせたシステムは、官公庁や病院等を中心に累計1500システムも出荷されたというが、第二弾として放送局の中継局に特化した直流48V電源に対応するBCPSシリーズを開発、これが千葉の丸山局に採用されたという。
 地デジの中継局は更新期を迎えており、鉛電池に代わるUPS電源として、小型・軽量・長寿命という特徴を活かして、今後、更新需要に訴求していきたいということだった。
 詳細は、月刊放送ジャーナル3月号に掲載したい。

2018年2月13日(火)
ハイエンド360度撮影システム「JAUNT ONE」
 ㈱IMAGICAは、8K解像度・立体撮影が可能なハイエンド360度撮影システム「JAUNT ONE」を昨年10月に導入し導入し、同システムを利用したVR映像の制作を開始した。すぐに取材に行く予定だったが、InterBEEや年末年始の忙しさで、なかなか取材に行くことができなかった。やっと時間がとれたので、IMAGICAの先進映像技術をリサーチするプロジェクトチームである、IML=イマーシブ・メディア・ラボにお邪魔して石井亜土氏、加藤欧一郎氏、由良俊樹氏にお話をお聞きした。 



 JAUNT ONEは、上部に4台、下部に4台、周囲に16台の合計24台のカメラユニットを装備し、8K解像度に加え、18ストップという広大なダイナミックレンジを有し、シネマグレードの画質を実現している。また120コマによるハイスピード撮影が可能という超ハイエンド360度撮影システム。
 24台ものカメラを使用しているので、カメラそれぞれのレンズは超広角にする必要がなく、ひずみが少ない解像度の高い画像の撮影が可能となる。また、収録フォーマットはH.264のファイル収録だが、それぞれのレンズの向きで適切な露光を行うことにより、トータルで18ストップという高いダイナミックレンジを実現している。カメラは、全く同じカメラが24台、ミラーボールのようなカメラリグに仕込まれているので、故障しても、そのカメラだけ付け替えればOKというもの。



 収録は、24台のカメラのレンズの上に、それぞれSDカードスロットがあり、24枚のSDカードを装填して収録を行う。カメラの上部には、レリーズボタンがあり、パソコンからのWiHiを使用したリモート制御も可能という。
 24枚ものSDカードを使用するので、撮影後のデータ管理が大変だそうだ。また、24台のカメラで撮影した360度映像や、同3D映像のステッチングは、クラウドサービスにより行うという。
 IMLでは、すでに同カメラを使用した仕事をこなしており、また取材時は三宅島の観光地と連動した同カメラのVR映像をみせていただいた。残念ながら、現在は8Kのヘッドマウントディスプレイがないので、4Kバージョンだったが、あきらかに高画質な映像で、より高い没入感を体験できた。

2018年2月11日(日)
川越で遅い新年会、昭和のエンジン音に感動!
 今日は、川越で遅ればせながらの仲間との新年会、仲間とは14時に川越市立博物館で待ち合わせの約束だが、先日、地元で主宰しているビデオクラブの新年会と撮影会を川越で行ったが、その時に撮影できなかったカットがあったので、9時過ぎに家を出て川越に向かう。
 本川越からぶらぶら街並みを撮影しながら氷川神社に到着。氷川神社は早咲きの桜が満開…ではなく、結構式の花嫁、花婿の行列の通り道に桜の枝が飾られていた。
 氷川神社で、先日取りこぼしたカットを撮影、ついでに結婚式の行列をムービーに収めることができた。



 ランチは、お気に入りの氷川神社近くの台湾料理屋の刀削麺セット。今回は塩味の刀削麺と中華どんのセットを注文。これにコーラがついて950円はお買い得だ。どちらもフルサイズだが、とても美味しいので完食した。
 食後、新河岸川沿いの道を通って川越城跡にたつ本丸御殿を見学する。なかなか立派な建物だ。つづいてとおりゃんせの歌の発祥の神社をお参りして、待ち合わせ場所の川越市立博物館に向かう。



 川越市立博物館では、企画展として『むかしの勉強・むかしの遊び展』を開催しており、その企画の一つとして、本日限りの催しとして動態保存されているオート三輪の展示会が行われていた。オート三輪は、昭和の戦後生まれには大変懐かしい乗り物で、正時にはそれぞれのオート三輪のエンジン始動も行われ、懐かしいエンジン音に感激してしまった。





 展示されていたのはダイハツのミゼット3台に加えて、三井精機工業のオリエントTR2(左上)、三菱重工業のみずしまTM5F(右上)、マツダCLV71(左中)、マツダK360(中右)、ダイハツ8KC7(左下)、ホープ自動車のホープスターSU(右下)の7機種9台が展示されていた。
 オリエントTR2は水冷直列2気筒エンジンを搭載、マツダCLV7、ダイハツ8KC7は、空冷V型2気筒エンジン、マツダK360は軽自動車ながら2気筒、他は1気筒の空冷エンジンで、それぞれ懐かしいエンジンサウンドを響かせた。マツダのK360はミッドシップエンジンでレーシングカーのようなパワー配置、サスペンションも凝っており、さすが技術のマツダをオート三輪でも感じた。最後に、ミゼット3台の一般道走行も行われ、昭和のオート三輪を堪能した。



 館内の企画展示でも、戦後世代には懐かしい昭和の電気製品やおもちゃ、さらに学校の教室や茶の間、台所、駄菓子屋が再現されており、常設展示と合わせて見ごたえがあった。




 おじさん、おばさんの新年会は駅前の居酒屋の天海で、はつもののソラマメ等も出され、おいしい料理と楽しい会話で盛り上がった。お店を移して、延々と新年会は続くのであった。

2018年2月9日(金)
ベルデン社がSAM社を買収、グラスバレーに統合!
 海外メーカーの再編は毎年のように発表され驚かされるが、友人からブロードキャストのHPのニュースのURLが送られてきた。インターネットの検索サイトに、BeldenとSAMを入力すると、他にも色々サイトから同様な記事が出てくるので確かなようだ。
 SAMの動向については、以前から色々なうわさが流れていたが、記事によると『SAMはBeldenに買収され、Grass Valleyに統合されることが確認された。統合された会社はモントリオールを本社とし、現在のGrass ValleyのPresidentであるTim Shouldersによって運営され、SAMのCEOであるEric Cooneyは移行期間を通して相談役として残る。 統合の後には、SAMの名称はなくなり、Grass Valley, a Belden Brandとなる。SAMの製品の多くはそのブランドで残る。』ということらしい。
 クォンテルとスネルの統合では、競合する製品がなかったが、SAMとグラスバレーでは、競合商品が目白押しで、はたしてどうなるのだろうか。EDIUS Rioなんて製品が登場するのだろうか。

2018年2月9日(金)
府中技研と東京現像所インタビュー
 日立電子時代から親しくしていただいている伊東さんが顧問を務めている㈱府中技研に取材にうかがう。会社の場所が分かりにくいということで、府中本町の駅で伊東さんと待ち合わせて、タクシーで案内していただく。住宅街を抜け多摩川の河川敷近くの工業団地に㈱府中技研があった。同社は、計測と通信のコア技術をベースに多様なシステムを開発しており、放送機器関係では遠隔監視制御装置や再送信用の受信機、臨時災害放送局FM送信装置等を展開している。
 会社に到着して、代表取締役会長の波多野和明氏、取締役社長の乙津昇氏にお話をお聞きする。
 波多野氏は、芝電の出身で送信機関係を担当されていたという。放送機器メーカーには芝電出身の方が創立した会社が多いが、波多野さんのビデオトロンの創立者の廣濵勉氏と芝電で同期だというのでびっくり。芝電でも話が盛り上がってしまった。
 波多野会長には、会社のこれまでの経緯をお聞きしたが、オートバイや花屋さんのオンライン端末を使用した入札システムや医療機器の開発のお話を面白かった。また、今後の展開として、パワーアシスト人力車や介護ロボットの開発を、府中の中小企業が連携して取り組んでいるといったお話をお聞きした。




 一方、昨年末に社長に就任した乙津昇氏からは、おもに同社の放送機器の取り組みについてお話をお聞きした。送信機関係では、コミュニティFMの送信機からスタートして、現在はFM中継局用の送信機までラインナップを広げている。また、2008年に開発した緊急地震速報装置は30曲以上の納入実績を誇っているるという。また、リモコン制御装置の分野においても、OEMも含めて高い実績を持っている。現在取り組んでいるのは、中継局の同時再送信用のFM受信機で、FM補完放送を受信して、AM再送信を行うというもの。また、コンパクトの災害時のFM放送システム等を展開している。



 インタビューを終えて、工場を見せていただいたが、海外への出荷目前の医療用測定器やリモート装置、災害FM放送装置等が生産されていた。
 波多野会長に、会社近くの食堂で、場所からは想像できない本格的な美味しいランチをご馳走になり、分倍河原駅まで送っていただき、京王線の準特急で二駅、調布で下車して㈱東京現像所にお邪魔する。 



 映像本部映像部の川俣聡氏、サウンドコーディネーターの森本桂一郎氏にサウンドレストアルームについてお話をお聞きする。同社は2015年に35㎜・16㎜のプリントフィルムやネガフィルムから光学トラックを読み取るシステムSONDER・RESONANCES(ソンダー・レゾナンス)」システムを導入したが、今回のサウンドレストアルームは、それとセットで本格的なサウンドレストアを実現するもの。



 音声レストアの専門家であるサウンドコーディネーターの森本桂一郎氏を迎え、本格的業務を開始した。同ルームでは、アーカイブの音の修復に特化した作業を行っており、最終段階ではここの機材を検定試写室となっている第2試写室に持ち込んで音の修復を行っている。
 修復にあたっては、当時のアナログの音づくりを、いかに忠実に再現するかがポイントになるという。デジタル技術を駆使すれば、ノイズのないダイナミックな音源も可能だが、レストアはあくまでも忠実に再現することで、制作時に載っていたノイズは生かすということで、その見分けと、クライアントの説得が大変とのことだった。
 詳細は月刊放送ジャーナル3月号を期待してほしい。

2018年2月8日(木)
ARRI社からフルサイズセンサーカメラ
 ドイツのARRI社は2月2日、ロンドンで開催されたBSC Expoで4K解像度を持つラージフォーマットALEXAセンサーをベースに、『ALEXA LFカメラ』、『ARRIシグネチャープライムレンズ』、『LPLレンズマウント』、『PL-LPLアダプター』により構成される新しいラージフォーマットカメラシステムを発表した。これらは既存のレンズ、アクセサリー、ワークフローと互換性を持っているという。
 『ALEXA LFカメラ』は、35mmフルサイズよりわずかに大きいセンサーを搭載しており、ARRIが誇る優れた総合画質をネイティブ4K の解像度で収録する。このカメラで映像制作することにより、ARRIならではの自然な色再現性や心地よいスキントーン、実績のあるHDR/広色域ワークフローはそのままに、ラージフォーマットの美しい世界へ視聴者を惹き込む。また、効率性に優れたProResコーデックや、非圧縮/非暗号化フォーマットであるARRIRAWでの最大150fps収録など、多彩な収録フォーマットを備えている。
 同社のカメラシステムのプロダクトマネージャである Marc Shipman―Mueller氏は『ALEXA LFは大きなセンサーを備えていますが、個々のピクセルサイズは他のALEXAシリーズと同じく 最適化されたものであるため、収録される解像度は4448×3096となります。これは単なるフォーマットの追加ではなく、全く新たな、立体的で没入感のある映像の創造といえます。このカメラが持つ様々な収録フォーマットやセンサーモードにより、どのような制作現場や作品においても、この新しい映像をご利用いただくことができます』とコメントしている。

2018年2月7日(水)
TSPインタビュー
 1日から運用をスタートしたTSP=㈱東京サウンドプロダクションの新たな業務拠点、EXタワープラス5階の新スタジオについて、 ㈱東京サウンドプロダクションビデオセンター長の高橋聖氏、テクニカルプロデューサーの佐藤雅文氏にお話をお聞きする。スタジオ披露の時は、お客さんも多く詳細なお話を聞くことができなかった。
 スタジオの詳細については、1月30日の日記で紹介したが、インタビューではより詳しいスタジオ導入の経緯、さらに4KやHDRの取り組みについてお話をお聞きした。と言いたいところだが、半分ぐらいが情報交換や、世間話となってしまった。
 詳細は、月刊放送ジャーナル3月号を期待してほしい。

2018年2月2日(金)
五箇山、白川郷バスツアー2日目
 ツアー二日目、今日はめちゃくちゃよい天気。8時にホテルを出発して、白川郷に向かう。バスの車窓から見るアルプスの景色が素晴らしい。会員には、山好きが多いので、興奮しながら指差して山を説明してくれる。



 白川郷は、昨日の五箇山と違って観光客でいっぱい。それでも、ガイドさんの説明ではいつもよりは、大分少ないという。観光客といっても、そのほとんどがやかましく礼儀知らずの中国人でだんだん腹が立ってくる。
 残念ながら、きれいな雪原は、足跡だらけで、とても静かな雪景色の中で合掌造りの民家を楽しむという雰囲気ではない。



 写真なら、人をいれずに撮ることもなんとかできるが、ビデオとなるとそうはいかない。それでも、何とか快晴の白川郷をカメラに収めることができた。



 続いての観光スポットは高山、ここも中国人だらけで、もはや写真を撮る気も失せてくる。高山は家内の母親の故郷で何度も訪れているが、どうも観光地ずれしてきて、観光客目当ての店舗が増殖し、昔ながらの風情がなくなった。残念だ。ランチは、高山で、飛騨牛のすき焼きの食べ放題。意気込んで挑戦したが、すき焼きだけに、すぐにお腹いっぱいになってしまった。



 帰路も野麦街道、松本から中央高速のルート。諏訪湖は一面凍っていて、お身わたりがあったらしく割れ目が走っている。



 昨日、五箇山の酒蔵で仕込んだ生原酒と諏訪湖のパーキングで仕入れた弁当でちびちびやりながら家路に就いた。中央高速はすいていて、予定時間の20時過ぎには地元の駅に到着した。暮れのクラブツーリズムのバスツアーは、NGだったが、今回は大正解で、会員一同に感謝された。

2018年2月1日(木)
五箇山、白川郷バスツアー1日目
 地元で主宰しているビデオクラブの初の泊まりがけの撮影会で、五箇山・白川郷ツアーに出かける。きっかけは、地元の駅発のツアーを見つけたのが発端で、新宿や池袋まで出かけることなく、ドアtoドアで連れて行ってくれる。
 朝7時にひばりヶ丘駅に集合。集まったメンバーは総勢6名。ラッキーなことに、今回のツアーは参加者が24名しかいないということで、後部の3列を自由に使ってよいということになった。バスは、9列しかない広間隔シート、後ろに倒れない電動リクライニングシート、USB電源、100V電源、洗面台付きトイレまでついている豪華パスだった。
 ひばりヶ丘を出て、田無、武蔵境、府中でお客さんを乗せて、中央高速で松本、野麦街道、阿房トンネルを抜けて高山に向かう。



 昼食はバスの中でというので、談合坂で牛丼弁当を買ったら、二人前と思えるほどの超大盛り、高速道路なので残念ながらアルコールは売っていない。阿房トンネルを抜けて、平湯温泉のドライブインで蓬莱の生酒と18度のどぶろくを購入、さっそく雪見酒と洒落込む。東京の雪にはまいったが、車窓の雪景色を見ながらの生原酒は格別だ。



 今日の観光スポットは五箇山、白川郷の小型版といったところだが、なんと観光客が全くいなくて我々のグループの貸し切り状態。雪の合掌造りを思う存分ビデオカメラに収めることができた。



 人がいなくても、さすがに観光地、歩くところはちゃんと除雪してあって、普通の靴でも十分歩き回ることができる。撮影スポットも盛りだくさんで、会員一同大満足のうちに撮影を終了した。



 宿泊は富山のアパホテル、ディナーは蟹、ブリ、甘エビ食べ放題。といっても、会員は高齢者ばかりなので、そうは沢山食べれない。蟹や甘エビより、氷見うどんやAPAカレーのほうがおいしかった。食後じっとしていても面白くないので、Webで調べたイルミネーションスポットの環水公園にタクシーで出かける。ここにあるスターバックスは、世界で一番眺めがよいお店という。公園には、人っ子一人いないで、またまた貸し切り状態。しかし、寒さも半端ではなく、世界一のスターバックスでコーヒーを飲んで、今日の撮影会を終了する。






 
プロフィール
東京生まれの東京育ち。
団塊の世代を絶えず観察しながら育った次の世代。
カメラと鉄道模型と食玩とHDノンリニア編集機と一人旅が大好き。
人に命令されるのと、薩長土肥の田舎侍が大嫌い。
2インチスーパーハイバンド時代から、最新のVoIPIまで語れる唯一の業界記者。




 
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