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そめちゃんのSCOOP日記

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2018年12月1日(土)
小金井公園で紅葉見物
  今年も早くも12月を迎えたというのに、小春日和のような天気だ。孫を連れて、小金井公園に紅葉見物に出かける。久しぶりに東京建物園に入園、65才以上は200円、歳をとるととると良いこともあるようだ。園内は見事に紅葉していて、もみじの朱色が鮮やかだ。



 園内には色々な建物があり、建物の中に入れるので孫も大喜び。昔の自然光を取り込んだ写真館のスタジオで写真撮影。さすがに綺麗な写真が撮れる。
 考えてみたら、今日はBS4K/8K放送のスタートの日、さぞや放送業界は騒いでいるだろうが、 こんな天気の良い日に、空気の悪い室内で、面白くもない画を見ても不健康なだけだ。こちらは放送機器には興味はあっても、ジャンク番組だらけの日本の放送には全く興味がない。ごみ番組が、粗大ごみ番組になるだけの話。4Kを見るなら、しっかりしたコンテンツの配信で十分だ。

2018年11月25日(日)
近所の市民センターのお祭り
 三連休最後は、近くの市民センターのお祭り。孫を連れて人形劇を見に行く。演目はグリム童話の「あかずきん」、2歳4か月の孫に、30分を超える人形劇は長すぎたようで、途中集中の途切れる場面があったが、最後に人形と握手と言われると飛んで行った。屋外の露店で焼きそばやフランクフルト、ポテトを買ってお昼ご飯、お祭りを堪能した。

2018年11月24日(土)
徳樹庵の天丼
  いつもの墓参りを済ませ、いつものファミレスではなく、近所に気の利いたレストランはないかと、Webを検索していたら、家内が馬車道チェーンの徳樹庵というファミレスが東所沢駅近くにあるというので、ランチに寄ってみる。ファミレスというよりは、こぎれいな料亭といった佇まい。お昼少し前だったので、個室に案内されメニューを見ると、けっこうリーズナブルな価格、家内は海鮮丼、こちらは天丼を注文、あじもなかなかで、これからお墓参りの帰りに利用しようと思う。



 夕食は、麻原酒造の今年一番の新酒を味わう。しぼっていない、もろみ酒だ。火入れやアルコール添加をしていない生酒なので、冷蔵後に入れて保存、なるたけ早く飲まなければいけない。今年の新酒も期待通りの味、一升瓶で手に入れたが、何日もつだろうか。

2018年11月23日(金)
爆弾ハンバーグと里芋ほり
 三連休の初日、11月末とは思えないポカポカ陽気。今日は、狭山に住む友人から里芋が沢山できたので掘りに来いという誘いで、孫を二人連れて里芋堀へ。いつもなら30~40分の道のりが、三連休初日ということで大混雑。渋滞で孫たちが騒ぎだしたので、関東北部に展開する爆弾ハンバーグで有名なフライングガーデンに入店する。注文しないうちに、玩具の入った籠が出てきて、孫たちはおもちゃ選びに熱中。こちらも、久しぶりに爆弾ハンバーグを堪能する。



 里芋は、サツマイモと違って、親芋の周りに瘤のように芋が付いているので、芋ほりというよりは、親芋からの芋はがしといった作業。孫たちにはハードルが高かったようだが、友人宅の庭になっていたミカンにを見つけて、取ってあげると食べだした。ミカンは南国の果物かと思っていたが、埼玉県産も結構おいしい。里芋堀からミカン狩りになってしまった。



 最後は、ダイコンやホウレン草までいただき、友人の奥さん手作りの、取り立て野菜でつくったけんちん汁を堪能。孫たちも、ミカンがどうなっているか、ホウレン草や大根、里芋のなっているのを見て大喜びだった。帰りは、バタンキューかと思ったが、これまた家に戻るまだ車で騒いでいた。

2018年11月16日(金)
InterBEE三日目
  InterBEEもいよいよ最終日。昨日は都内往復をしたので疲れた。驚いたのは、東京駅で夜の10時過ぎの京葉線に乗ったが結構満員で、途中ですくかと思ったら、千葉みなとでも満員状態、次は終点の曽我なのに、さらに遠くから通勤している人が沢山いるようだ。海浜幕張が遠いなんて文句は、禁句かも知れない。
  今年のInterBEEはと、会う人ごとに聞かれる。提灯記者的に言えば、BS4K/8K放送を目前に控え、盛り上がりましたねとなるが、盛り上がっているのはNHKを筆頭にする放送局だけで、一般大衆は全く盛り上がっていない。今のジャンクコンテンツがHDから4Kになったって、面白くなるわけではなく、むしろ粗がより目立つ結果になるだろう。
  それでは、今年のテーマはとなると《オンプレとクラウド》が明確に見えてきたことだと思う。数年前に朋栄の和田さんにインタビューしたときに、冒頭にIPの究極はクラウドと話されていた。当時は現実味がなかったが、ここへ来て一挙に現実味を帯びてきている。一方で、オンプレについても各社12G対応を打ち出してきて居る。和田さんは、IPvs12Gの構図ではないとも同時に言っていたが、まさに放送機器はその方向に向かいつつある。その姿が明確に見えた展示会と言えるかもしれない。



 ㈱府中技研は、1973年の創業以来、放送・情報・通信・電子応用の分野で、同社ならではの「得意技術」で業界に貢献している。最近では、ビジネス環境の変化に伴い、従来からの単品供給はもとより、幅広い顧客のニーズに応えるべく、システム設計部門を強化し、よりシンプルで安価に、スムーズに対応できる体制を構築してきた。同社は、昨年に引き続き今年も来る11月14日から幕張メッセで開催される『InterBEE2018』に、FM関連機器の新型商品を各種取り揃えた展示を行った。放送局・コミュニティ放送局はもとより、AM放送局の放送強靭化のFM補完や、リモコン・監視機器等をラインナップしており、市場においての最適な機器を提供する。また、近年の災害に対して、防災・減災用として、可搬型臨時災害放送局FM送信装置も特別展示した。



 メディアエッジ㈱は、ATOMOSブースで、9月から販売を開始した5.2インチモニターレコーダー『NINJA V』、Apple社の最新コーデック『ProResRAW』にいち早く対応した『SHOGUN INFERNO』、HD-SDIの4チャンネル同時収録機能が追加された『SUMO 19』など ATOMOS社の全ての現行製品を様々のカメラと組み合わせた展示した。また、別室で現場でATOMOS製品を活用しているユーザーによるセミナーを開催した。NINJA Vは、期待の5.2インチタイプ『NINJA V(ファイブ)』は、NINJAシリーズの使いやすさをそのままに、よりコンパクトになり、軽量化された新製品で、10ビットHDR 1000nitのモニター性能は、晴天時でもクリアに画像確認ができるため、通常の写真撮影でも有効に使用できる。



 ㈱JVCケンウッドは、IBCで発表した業務用カメラレコーダーの新商品としてハンドヘルド型の4Kメモリーカードカメラレコーダー『GY-HC550』『GY-HC500』の2モデルを国内初披露した。新製品は、《高画質、高品質でつながる》をコンセプトとした『CONNECTED CAM』の第二弾商品で、1型CMOSセンサーと新開発の4K 20倍レンズを搭載し、高画質4K撮影に対応した業務用カメラレコーダーとなっている。
 第一弾商品である『GY-HC900』のIP接続の親和性や高ビットレートでかつ低遅延の双方向ライブストリーミング機能などの基本性能を継承している。そして、広い受光面積でより多くの光を取り込むことができ、高い解像感と優れたSN比を実現する1型CMOSセンサーと、収差の発生を抑制し、画角・画質・倍率でバランスのとれた新開発の4K 20倍レンズの搭載により、高感度・低ノイズの4K高画質記録を実現。別売のSSDメディアアダプター『KA-MC100』を使用することで高速SSDメモリーに『Apple ProRes 422』の4K/60p記録が可能。従来のUSBホスト端子を使った無線LAN、LTEなどのドングルに加えて、内蔵LAN端子、2・4GHz/5GHzのMIMO方式デュアル・アンテナ型内蔵無線LAN(GY-HC550)など、さまざまなネットワークに対応する各種インターフェースを装備。同一回線上でカメラからのライブストリーミングを中継しながら、スタジオ局からの番組映像とインカム音声をIPリターンビデオ、IPリターンオーディオ(IFB)として同時受信することが可能となっている。



ソニーのブースでは、同社がIBCで発表した『HDC-3500』と『HDC-P50』が国内初披露されていた。両カメラは、は、スポーツなどの動きの速い被写体の撮影や、高速にパン・チルトした際にも歪みの少ない映像の撮影が可能なグローバルシャッター機能を搭載している。2/3型3板式4Kイメージセンサーへの同シャッター機能の搭載は世界で初めてのこと。加えて、イメージセンサーの性能を最大限に生かすプリズムを新たに開発し、高精細で広色域の色再現を実現し、4K・8K放送の国際標準規格(ITU-R BT.2020)に対応している。カメラブースの被写体セットも、HDR向けに工夫されていて、従来のソニーとは異なるデザインが面白かった。



 朋栄は、今年も《FOR-A World of Possibilities (無限の可能性に向けて) 》をメインテーマとして継続しながら、ブース内を「局内信号分配/回線」「スタジオ・ニュース」「 グラフィックス」「スポーツ」のアプリケーション分野に応じた4つのエリアに分け、12G-SDI/IP製品、HDR対応製品、 グラフィックス関連製品、AIを活用した制作支援ソリューションなど、制作現場の多様なニーズに対応可能な新製品/ソリューションを展示した。そして各アプリケーション分野毎に連製品、AIを活用した制作支援ソリューションなど、制作現場の多様なニーズに対応可能な新製品/ソリューションを展示した。新製品としては、12G-SDIiに対応し、4K10入力が可能な1M/Eのビデオスイッチャー「HVS-1200」、NeON-CA(クラウドアシスト)等の注目製品が出展された。
 16時になったので、前期高齢者は無理をしないということで、ブースを片付けて帰路に就く。朝方、孫からLINEのビデオ電話で、じいちゃんいつ帰るのと言われ、お土産を持って一直線で孫の待つ娘の家に向かった。

2018年11月15日(木)
InterBEE二日目
  InterBEE二日目、今日も朝から良い天気だ。例年、この時期はコートを着ていくか悩んで、ここ数年はコートを持って出たが、今年は暖かくジャケットで事足りている。温暖化が進んでいると思うと恐ろしい。



 富士フイルム㈱は、InterBEE2018で、同社の最先端光学技術を結集した8K・4K対応レンズや、レンズの回転だけでさまざまな方向に投射できる画期的プロジェクターを国内初出展した。また、スーパーハイビジョンコーナーでは、今年12月から開始となる4K・8K実用化放送に向けて、スーパーハイビジョン映像制作に用いることが出来る高性能FUJINONレンズを紹介した。また、新開発プロジェクターの特設シアターでは、9月に開催されたPhotokina2018で開発発表して以降、大きな反響を得ている本体を動かさずに レンズの回転だけでさまざまな方向へ投写ができる、高性能FUJINONレンズを搭載した画期的なプロジェクターで、会場の特設シアターでオリジナル作品を上映した。開発された画期的なプロジェクターは、2019年に同製品を発売し、プロジェクター市場へ新規参入する。



 アストロデザインのブースは、自社製品に加えて、シャープの8Kカメラレコーダーや、デルタ電子の8Kプロジェクターと盛りだくさんな展示だ。デルタグループ関連会社の英国Digital Projection Ltd・、アストロデザイン㈱と共同開発した8Kプロジェクター『INSIGHT Laser 8K』の正式販売を開始すると発表したプロジェクターを使ったシアターを出展した。。
『INSIGHT Laser 8K』は、DLP方式のレーザープロジェクターでは世界初となる8K(7680×4320)の解像度を実現。デュアルレーザーの採用により2万5千lm(ANSI)と高輝度および長時間運用を可能とし、高精細且つ臨場感にあふれる映像を再現することができるプロジェクターで、高解像度を要求される医療や科学分野での使用や、パブリックビューイング、テーマパーク、プラネタリウム、各種イベントの他、製品開発時のシミュレーションなど、レーザー光源により定期的メンテナンスを必要とせずに長期に渡り様々なシーンでご活用できる。また、DMDは、3板式DarkChipを採用、独自のColorMax技術により精度の高い諧調表現を実現している。



 グラスバレー㈱は、Rioの最新バージョンv4・5・3をリリースした。Rio v4・5・3は、Dolby Vision対応や業界最高クラスのデータ圧縮機能などの新機能を多数搭載している。この最新版は、Inter BEE 2018の同社ブースで展示・デモした。
 Rio v4・5・3の主な新機能は次の通り。①Dolby Vision=Dolby CMUボックスを使用することにより、複数のディスプレイデバイ ス用にタイムライントリムパスを簡単に作成でき、すべての情報を 1つのXMLに保存することが可能になった。また、Neoパネルから全てのパラメータを制御することで 長いタイムラインのプロジェクトでワークフローが高速化される。②圧縮コーデック=Rioの内部ストレージに新しい圧縮モードを追加した。VC-2をベースにしたこのコーデックにより、標準の非圧縮モードに加え、2:1から6:1に映像を圧縮して素材を管理することができる。圧縮モードを選択し、映像がストレージに圧縮されると、映像素材は以降のレンダリングにおいて実質的にロスレスとなり、ユー ザは選択した同じ圧縮率で追加のメディアを保存できるようになるので、同じストレ ージ容量で管理できる素材の時間分は2〜60倍に増加する。③Canon V2・2 SDKアップデート= BT・2020 HLGカラースペース・ガンマカーブ・リサイズ・ディベイヤーモード、およびカメラ名の表示が追加された。 また、これらの主な新機能に加え、Alchemistの速度変換アルゴリズムも更新され、安定性がさらに向上した。



 昨日のレセプションで顔を合わせた、元クォンテルの石川氏が転職したIDEALグループのブースを訪ねる。香港に本拠を持つシステムインタグレーターということで、放送システムからインテリアデザインに至るまで幅広い業務を日本でも展開しているという。記念にカナダのemorionix社のスティック型のSDI→IP変換のキーホルダーをいただいたが、これを色々な人に見せると好評で、皆欲しがっていた。




 12時からはホテルマンハッタンで、恒例のパナソニックの昼食会。これも何回目になるのだろうか。席上、パナソニック㈱メディアエンターテインメント事業部プロフェッショナルAVカテゴリー統括の大西浩之氏は『今回、パナソニックはInterBEEに向けて、現場のプロセス改革ということで様々な展示を行った。中でも、8Kカメラやライブプロダクションシステムは、大きな関心をいただいた。8Kカメラは、メインブースとテクニカルスイートで展示したが、テクニカルスイートでは、有機センサーを搭載したカメラをROIというスマートスタジオでお見せした。こちらは、フルサイズセンサーを搭載したカメラで、それもあり、ブースに展示してある8Kカメラのモックアップは大きな筐体で、フルサイズセンサーを見越したデザインになっている。また、事前会見ではお見せできなかった4Kのパームタイプのカムコーダーもメインブースに展示している。このカメラは、開発中で、試作機が出来たばかりでガラスケースに入れているが、出ている画は、実際のカメラから出力している。』とInterBEEの出展製品について説明した。
 続いて、パナソニックシステムソリューションズジャパン㈱取締役専務執行役員の奥村康彦氏は『今回は、当社のカンパニーの方針でもある現場プロセスイノベーションをテーマに、放送局の人員不足、働き方改革に少しでも役に立ちたいと、画像認識、音声認識といった新しいソリューションを訴求させていただいた。一方、IPの部分では、開発中のメディアプロセッサーを紹介し、これも新たな世界の第一歩になる。昨日も、多くのお客様と内容についてディスカッションする中で、非常に可能性を感じた。ただ、特に地方局を含めて、どういった形で自分たちが利用できるのか、利用形態についても早くパナソニックの姿を明らかにしてほしいという期待の声を沢山いただいた。来年に向けて、色々な場面を活用しながら、そういった方向性を打ち出していきたいと思う。』と語った。
  午後は所用で都内に戻り打ち合わせ。蒲田のスペイン料理で会食、11時前に千葉みなとの宿へと戻った。

2018年11月14日(水)
InterBEE初日
  早いもので11月の半ばとなり、InterBEEの初日を迎えた。今年のInterBEEは、過去最多の出展者数1,152社/団体、出展小間数2,054小間となり、幕張メッセ国際展示場ホール1からホール8までの全館54,000㎡およびイベントホールを使用し開催されるという。会期3日間で、4万名の来場者数を見込んでいるという。
 例年は、開幕20分前からテープカットのセレモニーが行われるが、今年は午前10時00分から国際会議場2階「コンベンションホール」で主催者ならびに来賓挨拶の後、主催関連団体ならびに新4K8K衛星放送事業者のトップらが出席し、Inter BEE 2018「Opening Session & Keynote Speech」が開催された。世間の関心度は、いまいち盛り上がらないが、会場は満員盛況だった。



  オープニングセレモニーを20分ほどで切り上げ、10時半からはソニーの オープニングセレモニーを20分ほどで切り上げ、10時半からはソニーの開催した『InterBEE2018記者説明会』を取材する。同説明会では、4K HDR制作や8K制作の新製品、国内ビジネスの取り組みや、最新の映像制作ソリューションについて説明した。
会見の冒頭挨拶に立った、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ㈱副社長の河野弘氏は『ソニーは長年にわたり映像制作の分野で技術革新を牽引してきた。お客様と一緒に、技術の変革に取り組み、切磋琢磨しながら映像文化の発展に貢献を目指して取り組んできた。その中で、現在環境が、高画質化、高付加価値化へ向かう大きな波の中で、効率化を同時に図っていかなければならず、このバランスをどうとるかが大きな課題となっている。当社もこれに取り組んでおり、お客様とどう解決していくかが大きなテーマとなっている。12月から4K/8KのBS放送が実用放送として始まる大きな節目の時で、様々な部分で映像表現が大きく変わってくる。その中で、臨場感ある映像体験を如何に実現していくのか。制作側は、リッチになる映像の膨大なデータ量をハンドルしなければいけない』と同社の取り組みについて説明した。



 続いて挨拶に立ったソニービジネスソリューション㈱社長の宮島和雄氏は『今回のInterBEEのテーマは昨年同様の《Beyond Definition~共に創る。共に進む。》で、お客様の声を聞きながら新たなものを一緒に創っていこう思いを込めて毎年このテーマとしている。ソニーの4K/8Kライブシステムは、新たに22システムを構築中で、これが稼働すると全国で45システムとなる。』と国内の状況ついて説明を行った。
 最後に、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ㈱メディア事業担当VPの桐山宏志氏は『今回のInterBEEでは、BS4K放送のワークフロー構築のため4K XAVC-Long422/10ビット200Mbpsフォーマット採用の4K XAVCレコーダーPZW-4000を発表、これにより従来の1/3のファイルサイズを実現した。これにはXAVCプロセッサーの開発が大きく貢献した。新4K液晶マスターモニターBVM-HX310には、専用仕様のパネルと新開発のモニター信号処理技術により1000ニッツの輝度と100万対1のコントラスト、ピクセル単位のHDR等を実現した。さらに、HDC-3500やHDC-P50の新型カメラは、カメラ信号処理エンジン、4K 2/3吋グローバルシャッター搭載CMOSセンサー、広色域スペクトラムプリズムの3つの新規開発のコアデバイスにより実現している。』と新製品に盛り込んだ技術について説明を行った。




 11時からは国際会議場で、パナソニックのテクニカルスイートの取材。パナソニックグループは、Inter BEE 2018で《現場プロセスイノベーション》をテーマに、今回は『先進的なTechnology』と『効率的なWorkstyle』の融合による、新しい放送の可能性を提案した。
  同社はテクニカルスイートや会場のブースを使って、先進的なTechnology(新たな映像表現をサポートする製品)としては、映像表現を豊かにする4K/8Kの制作ソリューションとして、中核となる8K有機イメージセンサー技術のグローバルシャッター機能により、動きの早いシーンでも動体の歪みのない撮影を実現、さらに8K高解像度で広ダイナミックレンジに撮影を実現した8Kマルチパーパスカメラ(開発中)や、シネマカメララインアップのVARICAMシリーズ、4KコンパクトシネマカメラAU-EVA1、HDR(HLG)撮影/RTMPストリーミング機能に対応した新製品P2カメラレコーダー AJ-PX5100を展示した。また、HDR対応のパームタイプカメラを参考出品した。効率的なWorkstyle(制作ワークフロー革新を支援するソリューション)では、業界初の4K/60P対応、超広角75・1度(水平画角)、12G-SDI他多彩な4Kインターフェースを装備した、新製品リモートカメラシステムAW-UE150を展示。また、ライブスイッチャーでは、12G-SDIフォーマットに対応し、操作性の高い4Kシステムを構築し、2Kシステムから4Kシステムへ運用性を損なわずマイグレーションを可能にするAV-HS8300シリーズを展示した。



 プレスセンターで簡単なランチを済ませ、会場を少し見学した後、13時からは、ソニービジネスソリューション㈱の宮島和雄社長にインタビュー。同氏は最近の導入事例や新製品について『代表例を挙げるとHDC-4300を搭載した4K IP大型中継車をNHKグローバルメディアサービス/NKKメディアテクノロジーに9月に納車、クロステレビには当社としては初めて12Gの4K大型中継車を来年3月に納車、これにはHDC-4300に加えてHDC-4800を2式搭載する。また、関西テレビのレモンスタジオには大型レンタルスタジオで初の4K HDR、HD SDR同時制作可能なSR Live for HDRを納入した。InterBEEの注目製品としては、HDC-2500の後継の4KカメラHDC-3500、CCU一体型4KカメラHDC-P50、VENICEの撮影環境を広げる延長キット、さらに本日、民放番組搬入基準に採用された4K XAVCレコーダーPZW-4000を発表した。また、新4K液晶マスターモニターBVM-HX310も国内初出店した。さらに、新規ソリューションサービスとして《スマート情報カメラサービス》、SNSリアルタイム速報サービス《Spectee》、スマートフォンを使ったインカムサービス《Callsign》の提案を行う。』等語った。詳細は、月刊放送ジャーナル新年号に掲載する。



 またまた、会場に戻りブースを幾つか見学した後、15時からニューオータニでグラスバレーのグラスバレー㈱エディティングシステムズVP&GMの竹内克志氏、エリア営業部部長の三輪信昭氏にインタビュー。と言っても、先月、IBCの最新情報をお聞きしたばかりなので、主に国内マーケットの取り組みについてお話をお聞きした。詳細は、月刊放送ジャーナル新年号に掲載する。



 16時からは、グラスバレーにインタビューを行なった隣の部屋で、ソニーの恒例となった記者懇談会。ソニーの色々な方とお話ができて有意義な情報交換会となった。
 続いて18時からは、JEITAが主催するInterBEEのレセプション、リーマンショック後は一時中断していたが、年々参加者も増えて、会場は超満員、適当な所で切り上げて千葉みなとの宿に戻った。

2018年11月13日(火)
ハノーバーメッセ会見
 日本能率協会 ドイツメッセ日本代表部は13日会見を開き、最新の産業技術・製品が一堂に会する世界最大のBtoB専門展示会「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)」 が、2019年4月1日(月)から5日(金)まで、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催されると発表した。HANNOVER MESSEは、産業技術に関する世界第一級の展示会であるだけではなく、世界中の政治家や実業界のリーダーを引きつける展示会であり、オートメーションやロボティクス、ソフトウェ アおよびIT、動力伝達および流体技術から、統合エネルギーシステム、業務委託や軽量設計、研究開発に至るまで広範にわたる産業技術が展示され、次回の出展企業数は80ヶ国・6千5百社規模に上ることが見込まれている。また、2019年のパートナー カントリーはスウェーデンに決まった。
 会見の席上、ドイツメッセ㈱ハノーバーメッセ国際関係担当部長のマルコ・ジーベルト氏は『毎年市場は大きく変化しており、インダストリアル4・0は留まるところがない。未来の産業はネットワークであり、お互いなくして発展はできない。次のハノーバーメッセのメインテーマは《産業インテリジェンス》で、AIを人と機械の間のデジタルコネクションとし、AIシステムを使いデータとアルゴリズムを通じ知識を獲得し、継続的に作業効率を改善する、不良・不具合を予見するといったことが可能になることを体現する。ハノーバーメッセは、世界をリードする展示会としてすべての産業をカバーしている。来年の技術テーマは、自動化、ロボティクス、パワートランスミッション、流体技術で、これらすべてはデジタル化による自動化がキーワードとなっている。また、総合エネルギーシステムとeモビリティも重要なテーマである。』等挨拶した。



会社に戻り、日刊を発送して、幕張メッセに駆け付けて、InterBEEの小さなブースの組み立て、15分ほどでブースが完成。19時からはニューオータニで開かれたIABMのレセフションに出席、忙しい一日が終了した。今日から三日間は、千葉みなとの東横INNに宿泊、明日に備えておやすみなさい。

2018年11月9日(金)
エクスプローラSRT技術セミナー
 ㈱エクスプローラが、東京・日本橋のTKPコンファレンスセンターで開催した、『次世代規格SRT』のプレス向けのセミナーを取材する。同社は、日本国内初となる、秘匿性が高くかつ不安定な伝送路でも安定品質を確保する技術であるSRT(Secure Reliable Transport)プロトコルを搭載した4K対応H・265/HEVCコーデックシステム『EHU―3410E/EHU―3410D』を開発・製品化、11月から注文を受け付け来年3月から出荷を開始する。これにより、伝送品質の低下が伴うIP伝送路において、安心かつ安定した4K映像IP伝送を実現することが可能となる。また、InterBEE2018で同コーデックシステム使ったSRT伝送のデモンストレーションを実施する。




  SRTプロトコルは、カナダHaivision社によって開発されたオープンソースのビデオ伝送技術で、不安定なネットワーク環境に強く、セキュリティの確保、容易なファイアウォール通過機能を持ち合わせながら、最高品質の画像伝送を可能にしている。2017年4月にSRTアライアンスが発足し、現在普及活動を行っており、125社を超えるメンバーが参加、既に50社以上が製品に同技術を採用している。医療、セキュリティ、防衛、ビデオ配信分野などにおいて、映像の高精細化と動画像が主体となることによるモバイルデータトラフィックはますます増大し、画像圧縮によるデータ量削減とともに、IP伝送アプリケーションにおけるパケットロスの問題や、コンテンツを保護するセキュリティの問題は喫緊の課題となっており、高能率で高い品質を確保する最新映像圧縮技術と、伝送路におけるロスの耐性を上げ高い秘匿性を確保し、コンテンツを保護し伝送することが必要とされている。SRT技術は、これらの課題を解決するものと説明を行った。
 今回エクスプローラが開発した4K対応H・265/HEVCコーデックシステムは、昨年発売したH・265/HEVCリアルタイムエンコーダ・デコーダシステムをベースに開発され、符号化方式ではH・264/AVCにも対応可能。IPプロトコルとしてはSRTの他、YouTubeへの画像のアップロードも可能にするRTMPや、機器マネジメントのためのSNMP、他に低遅延モードなどを新たな機能を搭載している。映像入力信号としては、Main 4:2:2 10プロファイルと4K60Pに対応し、入力インターフェースには伝送速度12Gb/sの12G-SDIが標準搭載され、高画質化の要求からHDR信号にも対応している。これら機能をサポートしながら比較的小型・低消費電力なシステムを実現している。






 
プロフィール
東京生まれの東京育ち。
団塊の世代を絶えず観察しながら育った次の世代。
カメラと鉄道模型と食玩とHDノンリニア編集機と一人旅が大好き。
人に命令されるのと、薩長土肥の田舎侍が大嫌い。
2インチスーパーハイバンド時代から、最新のVoIPIまで語れる唯一の業界記者。
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