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そめちゃんのSCOOP日記

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2017年5月13日(土)
今年のふるさと納税第一弾は約7割の返礼品
 奈良の山姥大臣がふるさと納税の返礼品にいちゃもんを付けて、6月から見直しが行われるらしい。それ以上に、ババア都知事が近隣の分まで筋肉バカの祭典の金を東京都が負担すると聞くと、いてもたってもいられなくなり、今年もふるさと納税を行った。貴重な税金が、くだらないものに使われるなら、少しでも地方の活性化に使って欲しい。
 今朝、ブラックキャットのお兄さんが、第一弾の返礼品を届けてくれた。昨年10月に発売されたばかりのKATOのD51標準型 長野式集煙装置仕様である。既に、出来の良さから、小売店では売り切れているところが多い人気商品だ。税抜き12,600円ということは税込み13,608円、つまり2万円のふるさと納税で、約7割の返礼があったことになる。
 他にも、肉の詰め合わせ3,5kgや五島列島の海鮮詰め合わせなどが到着する予定。これだけのものが実質2,000円で手に入る。しかも、収めた地方税が少しでも筋肉バカの祭典に使われないのはとても良いことだ。秋になったら新巻きサケもたのまないと。

2017年5月11日(木)
特ラ機構 田中理事長勇退を祝う会
 中野のサンプラザで開催された、特ラ機構(一般社団法人 特定ラジオマイク運用調整機構)の田中理事長の勇退を祝う会に出席する。
 早めに出て、中野のフジヤカメラやブロードウェイの模型やさん巡りをしようかと考えていたが、会社で雑用をこなしていたら時間が無くなり直行となってしまった。無駄遣いしなくて済んだ。
 特ラ機構、その前身の特ラ連とは長いお付き合いで、八幡さんが根本さん等と、録々のあった四谷の近くの居酒屋で談合をしていたあたりから知っている。 八幡さん、根本さん、田中さんとお世話になったが、田中さんのべらんめ調はインタビュー記事を作るのにはいつも苦労させられた。



 祝う会には、八幡夫妻もさんかされ、内助の功で支えられた奥様も出席され和やかな中で思い出話に花が咲いた。最後の田中さんの挨拶では、いつもよりはおとなしかったものの田中節が聞かれ、みんなで田中さんの勇退をお祝いした。

2017年5月10日(水)
テレビ東京見学とメディアエッジ会見
  昨日に引き続き、今日は朝から映画テレビ技術協会の開発賞の審査、有楽町線で永田町までゆっくり座って、フリンジを1話見て、南北線に乗り換えると大混雑、たった二駅でくたくたになってしまった。



 テレビ東京の新社屋は初めて、さすがに出来立てだけあってきれいだけど、廊下等が共用部分で自由に使えないとのことで、無機質でホテルの廊下を歩いているような気になる。審査物件は2件だったが、途中、テレビ東京のご厚意で新局舎の見学会が行われ、その概要を見せていただいた。



 テレビ東京の新局舎の見学もあり疲れたのでまっすぐ帰宅しようかと思ったが、日頃家内から近所の手前もあるので明るいうちに帰ってくるなと言われているので、馴染みの池袋のカメラ屋さんで馬鹿話をしていたら、突然スマホが鳴り出した。
 17時にメディアエッジと取材の約束があったのを警告してくれた。10分後に移動すれば間に合いますと表示されている。GPSやダイヤ情報と連携しているのだろうか、約策をすっぽかさずにすんで一安心した。
 メディアエッジは、明日から渋谷の道玄坂渋東シネタワーの会議室で新製品内覧会を開催するが、それに関しての取材だと思ったら、いきなり藤原社長からオーストラリアのATOMOS社のジェルミ社長を紹介される。実は、この二人は旧知のにかで、藤原さんの英語教師でしりあい、その後、カノープス社の海外営業にスカートしたという。6月からメディアエッジがATOMOS社の国内代理店になるのに加えて、ATOMOS社がメディアエッジの製品を、ワールドワイドで販売していくという。ついでに、ATOMOS社の社名の由来を聞いたら、鉄腕アトムの大ファンで、社名にしたとのこと。今日は、ビックリする情報が、どんどん入ってくる。
 すっぽかさなくてよかった。



 続いて、フランスのコーデックメーカーVITEC社のマーク副社長を紹介される。トムソングラスバレーの時代、プレスコンファレンスに出席すると、同社のエンコーダー、デコーダーが説明されていたので、社名は知っていたが実際の製品を見せていただくのは初めて。VITEC社のエンコーダー、デコーダーもメディアエッジが国内代理店となり、販売を行っていくという。



 ジェルミ社長には、ATOMOS社の新製品SUMOを見せていただく、19インチ1100二ッツのモニターを備えたレコーダーで、各社のLogに対応して表示が可能でLog収録も可能というもの。今年のNABで発表し、既に3000台を受注したという。マーク副社長からは、新製品のエンコーダ、デコーダを見せていただく。フランスらしいお洒落なデザインだ。
 早く帰るつもりが、既に19時を回っている。幸い、副都心線で西武線直通電車が来て座ることができ、マーク社長にいただいたチョコレートをなめながら家路についた。

2017年5月9日(火)
テクトロニクス 新社長記者会見
 テクトロ二クスが開催した、4月1日付で社長に就任した、ケント・チョン(Kent Chon)氏による戦略発表および新製品を発表会を取材する。
 新社長に就任したケント・チョン氏は、半導体業界で15年以上にわたり役員を含む要職を歴任し、直近では韓国テキサス・インスツルメンツの社長として、 オペレーション、セールス、マーケティング、セールス・ オペレーションを統括し、韓国市場における発展をリードした。それ以前は、オン・セミコンダクターにて韓国と東南アジアに おけるOEMおよび代理店販売を指揮し、同社をソリューション・ プロバイダに導いた実績を持っている。
 会見の席上、ケント・チョン氏は、テクトロにクスの2017年の戦略について『当社は、昨年昨年70周年を迎えた。現在は、革新的なRF用計測器の開発、世界初のスペアナ統合型オシロスコープ、世界初の非同期タイム・インターリーブ(ATI)技術を搭載した70GHzオシロスコープ等に取り組んでいる。2017年の戦略としては、製品中心のハードウエア・カンパニーからアプリケーションにフォーカスしたテクノロジー・カンパニーを目指し、インサイト(成長分野とアプリケーションにフォーカス)、コラボレーション(お客様、ビジネスパートナー、私たち)、シンプリシティ/スピード(前記を推進する営業体制へ)を戦略に掲げてビジネスを展開している。』等、意気込みを語った。



 また、同会見で新製品として、TTR500シリーズUSBベクトル・ネットワーク・アナライザ(VNA)を発表した。新製品は、テクトロニクスのUSBベースRFテスト機器のラインアップに追加したもので、USBベースのスペクトラム・アナライザと同様に、新製品のTTR500シリーズは低コストと優れた性能を両立させており、ダイナミック・レンジ122dBと周波数範囲6GHzの同等性能を持つ製品に比べて40% 低い価格を実現している。また、新しいVectorVu-PC解析ソフトウェアと、USB接続タイプのVNAとして唯一の内蔵バイアス・ティーなどの機能も装備しており、アクティブ・デバイスのテストも可能となっている。



 会見終了後は、新社長との昼食懇談会、日本料理 㐂船(きふね)の和牛のすき焼弁当 かに飯をごちそうになった。やはり、名店の弁当はおいしかったが、外資系企業が和食というのが意外だった。
 会見終了後は、映画テレビ技術協会の開発賞の審査に砧のNHK放送技術研究所へ向かう。品川から1時間弱で到着ね2件の審査を行い帰宅した。

2017年5月8日(月)
ソニー、民生用有機ELテレビ発表
 連休明け朝10時からの記者会見は、すっぽかしそうで心配だったが、無事に出席できた。gソニー㈱は8日会見を開き、4Kブラビアの新商品として、4K有機ELテレビ ブラビア『A1シリーズ』2機種ならびに4K液晶テレビ ブラビア『X9500Eシリーズ』2機種をはじめとする5シリーズ12機種を発売すると発表した。新製品は、全モデルがHDR信号に対応しており、HDR時代にふさわしいソニー独自の高画質技術を結集しているという。
 『A1シリーズ』と『X9500Eシリーズ』に、昨秋発売のフラッグシップモデル『Z9Dシリーズ』で好評の4K高画質プロセッサー「X1 Extreme」を搭載。有機ELと液晶、それぞれのデバイス特性を活かした高画質を実現した。また、『A1シリーズ』には「アコースティック サーフェス」、『X9500Eシリーズ』では新構造の磁性流体スピーカーなど、独自の音響技術を採用することで、迫力と臨場感に満ちた映像と音の一体感を新たなデザインで提案する。全機種に搭載しているAndroid TV機能では、ソニー独自の音声解析アルゴリズムにより、音声検索がさらに使いやすくなった。キーワードや放送日時など音声で話しかけることで、適切な検索結果が表示され、見たいコンテンツをよりダイレクトに楽しむことができる。価格はオープン価格だが、市場推定価格は4Kチューナー内蔵4K有機ELテレビ ブラビアA1シリーズの65V型『KJ‐65A1』が80万円前後、55V型『KJ‐55A1』が50万円前後とのこと。



会見の席上、ソニービジュアルプロダクツ㈱社長の高木一郎氏は『ソニーは2012年に84インチの4Kテレビを発表、2016年にはさらなる高画質フォーマットである4K HDRを市場導入し、HDRによる市場拡大にチャレンジしており、テレビ市場の収益は年々改善している。IHS社の4K・55インチ以上の2016年のブランド別金額シェアで、当社は世界第3位、日本メーカーでは圧倒的1位となった。』と挨拶した。また、ソニーマーケティング㈱社長の河野弘氏は『ソニーは、国内の4Kテレビ市場における量販店販売実績で4年連続金額シェアナンバーワンとなっている。2017年のチャレンジは、OLEDによる圧倒的な高画質・高音質による没入間とAndroidTV機能によるテレビの新しい楽しみ方を訴求していく。』と国内市場の状況と取り組みについて説明した。

2017年5月4日(木)
父親のお墓参り
 長かったゴールデンウィークも半分以上過ぎてしまった。いろいろとやりたいことはあったのだけど、何もできずにダラダラ過ごしてしまったことを反省する。
 今日は92才の母親を連れて、父のお墓参り。連休中の霊園は、人も少なく静かだ。お墓の近くにある霊園の藤棚は、藤の花が満開で美しい。誰もいないので、ゆっくり鑑賞できた。



 ランチは最近定番となっている和食さと、桜エビのかき揚げ丼セットを注文する。選べるドリンクとデザートがついて1480円はリーズナブルだ。充実したランチを楽しんだ。

2017年5月2日(火)
青梅・塩船観音のツツジ
 最近の外出はたいてい孫が一緒だけど、久しぶりに家内と二人で以前から気になっていた、青梅の塩船観音にツツジを見に行く。連休の狭間だけあって、駐車場に難なく車を止めることができた。実は、塩船観音に行くのは初めて、参道を上り本堂にお参りし奥へ進むと全山ツツジの雄大な景色が広がっていた。



 ツツジの山には、きめ細かく鑑賞のための通路が設けられており、早咲き、遅咲き、いろいろな種類のツツジが植えられている。山頂には大きな観音様が建立されており、ツツジとのコントラストが楽しめる。



 以前、宇治の三室戸寺のツツジ園も規模が大きく感激したが、塩船観音もスケールでは負けていない。観音様の足元から見下ろす景色も、遠くに新宿の高層ビル街まで見張らせて美しい。



 帰りは、奥多摩湖によろうと青梅市街を抜けると祭りの準備の真っ最中で、途中交通規制があり大型の山車とすれ違ったりして祭り気分を味わえた。奥多摩湖には新のバイパス路が完成、インタークーラーターボの加速を楽しんで到着。小河内ダムの博物館の上のレストランでダムカレーを食べて帰路についた。

2017年4月30日(日)
孫を連れて昭和記念公園
 昨日からスタートしたゴールデンウィーク、会社は女性陣のリクエストを社長に伝えて9連休とした。一昨日の、麻原酒造の試飲会のため昨日は一日静養、体力も回復したので、孫を連れて立川の昭和記念公園に出かける。



 昭和記念公園は、フラワーフェスティバルと題して、いたるところに花が咲き乱れていてる。混雑が心配されたが、敷地が広大で人出は多かったものの混雑感はなかった。ただ、5月だというのに真夏のような暑さ。ついつい、日影を求めてしまう。



 孫も大喜びで自然を満喫し楽しい休日となった。行きは早く出たので渋滞もなく到着したが、帰りは渋滞、その中でダイソーの大型店舗を見つけたので、そこで一休み。安さにつられて、孫におままごとセットを買ってあげたら大喜び、108円でじいちゃん株が急上昇した。

2017年4月28日(金)
横浜桜酒亭、ハービッシュ発表会
 40年近いお付き合いになる、埼玉・毛呂山の造り酒屋・麻原酒造の4代目蔵主の健一さんの誘いで、発泡ハーブ日本酒・ハービッシュの発表会に、麻原酒造の東京オフィスのある東京・目黒のタワーマンション ラトゥール青葉台に行く。
 ハービッシュは、色々な日本酒のシーンを演出したりコーディネイトしている、横浜桜酒亭の代表の利き酒師の磯野カオリさんがプロデュースし、麻原酒造で製造したもの。最初に、着物の着付けが気になったものの、壇蜜似の美人のカオリさんが、ハービッシュの誕生の経緯や、新酒にかける思いを説明。そのあと、試飲会となった。



 ハービッシュハ、ローズヒップノビタミンCとローズの香りのBeauty up、シベリアンジンセンの根のパワーによるPower charg、ダンディランオリーフによるResetの3種類を女性をメインターゲットに商品化したもの。ただ、アルコール度4%は、酒飲みにはあまりに物足りなく、もっぱらベット用意された、武蔵野の大吟醸をいただいていた。

2017年4月26日(水)
ダイナコムウェア社とメラノックス社取材
 神保町でT記者と待ち合わせして、お手伝いしているJPPAの賛助会員インタビューでダイナコムウェアをお訪ねする。同社は、ダイナラブ・ジャパン㈱社のフォント事業を継承し、2001年にダイナコムウェア株式会社を設立したという。ビジネスとしては、規格外漢字や人名漢字などの外字作成管理システムである外字サーバーや、カーナビや電子辞書などのソフトに使用する組込みフォント、ダイナフォントをオンラン上で画像として配信するWebフォント、買い切りパッケージ製品の4つの事業をメインに展開している。
 コンテンツの媒体が増えるに伴い、フォントの展開場所も増加し、番組の制作現場でも使用許諾の範囲を意識しての作業が難しくなっているが、そういった煩わしさを解決する意味で、同社はDyna SmartVはという商品を展開しており、インタビューでは、その辺を中心にポストプロ向けのキャンペーンも含めてお話をお聞きした。
 


 午後は、西新宿に移動して、先日取材したメラノックステクノロジーズジャパンにお邪魔しテクノロジーエキスパートの田口氏に、放送分野への取り組みについてお話をお聞きする。100G、200Gのイーサネットスイッチをはじめ各種IP関連ソリューションを展開しており、すでに多くの放送機器メーカーとタッグを組んでいるとのこと。なかなか面白いお話をお聞きすることができた。

2017年4月25日(火)
千代田ビデオスタジオ 4K/HDR対応
 千代田ビデオは、北の丸公園・科学技術館2階の千代田ビデオスタジオをリニューアルしたというので取材にお邪魔する。約束より早い時間だったので、九段下で下車して、北の丸公園をぶらぶら散歩する。武道館の周りは、ポール・マッカートニーのライブということで、朝からジジ、パパがたむろしている。



 今回のスタジオリニューアルでは、、映像システムの4K/HDR(HLG)対応、ホリゾントライトのLED化、カメラペデスタルの新規導入等を行い1月22日から稼働した。千代田ビデオスタジオは、交通の便の良い都心にある唯一の同録スタジオで、70坪級のコンパクトなスタジオながら、3カメ2ハンディ、サーボクレーン1台、アナウンスブース1室、控室7室、制作控室1室、メイク室、美術セットのデザインおよび製作を行う美術部門など、トーク番組に最適なスタジオとなっている。
 リニューアルのポイントは、①照明調光システムのデジタル化により最新の照明システムの対応を実現、②ホリゾントをLED化し多彩な色表現と省エネ化を実現、③ホリ隠しを可動式として多様なフロア運用が可能、④カメラペデスタルに最新のエアーペデスタルを新規導入、⑤スタジオ内の壁面・サブ・螺旋階段、メイク室の床の張り替え、⑥最新のソニー製4K/HDR(HLG)対応映像システムの導入…等を行ったもの。



 主な設備は、映像スイッチャーがソニーのXVS‐6000(32入力)、ルーターがグラスバレーのNVS‐8144(映像54×62、音声32×32AES/EBU)、カメラがソニーのHDC‐1600/1500×5、CCUがHDCU‐1500×5、4K収録時は中継車搭載のHDC‐4300×3、BVP‐4000を使用。レンズはキヤノンのXJ‐27、HJ‐24/22、HA‐13を設置。ペデスタルは、昭特のTP‐90A×3、TP‐64×1、VTRはソニーのHDW‐M2000、HDW‐1800を常設しているのに加え、4K収録時は中継車のXAVCサーバーを移設するほか、用途に応じたレコーダーの設置スペースを用意。照明卓は東芝LTEのVersaStation、ホリゾント照明に同社のAL‐LES‐UH‐C/AL‐LES‐UHを各30式設置している。



 映像調整卓のモニターには、65インチの4Kモニターを2台設置し、朋栄のマルチビューワーでマルチ画面表示。このマルチビューワーは、照明卓、VE卓、ラックスペースにも使用されている。



今回の更新について、制作技術センター担当部長の西澤庸浩氏は『更新のきっかけは照明バトンの昇降モーター交換で、ワイヤーやバトンの更新は行っていたが、モーターの交換は建物躯体との関係で工事期間が長く手を付けていなかった。今回、安全性の向上のため交換を決定し、スタジオを1か月止めるならと、映像システムの4K/HDR対応、ホリゾントの塗り直しと照明システムの更新、さらに関連システムのリニューアルを図った。交通アクセスのよい都心の同録対応スタジオが、減少している中でスタジオのニーズは放送に加えてネット配信系にも広がっており、今回、スタジオのリニューアルを行い、4KとHDR対応、調光システムのデジタル化を図ったことでより多くのお客様に使っていただきたいと考えている。』とコメントした。

2017年4月20日(木)
メラノックステクノロジーズ 記者会見

 データセンター向けオープンEthernetおよびInifibandインターコネクトソリ ューションを提供するトップベンダーMellanox Technologies社の日本法人であるメラノ ックス テクノロジーズ ジャパン㈱が虎ノ門ヒルズで開催した記者会見を取材する。同社は、10/25/40/50/100ギガビットのオープンEthernetスイッチ「Spectrum(スペクトラム)」を日本市場で本格的に出荷すると発表した。



 Spectrumスイッチは、6.4Tbpsのスイッチング機能を備え、競合製品との比較で4倍の 47・7億ppsの転送速度、7分の1にあたる300nsの低レイテンシ、半分の消費電力を実現している。これによって、データセンターは最新のアプリケーションに対応できるようデータスピードを高速化すると同時に、データセンターの総所有コストを削減できる。Spectrumは、クラウドやWeb2・0、ストレージ、 データベースおよび機械学習アプリケーションにとって最も効率の良いソリューションとなっている。また、メラノックスはマルチコアプロセッサ「Bluefield」を 2017年下半期に出荷開始する。Bluefieldは、高度に統合されたシステムオンチップ(SoC)で、NVMeベースのストレージシステムやNFV、セキュリティシステム、機械学習、組み込み機器向けに最適化されている。Bluefieldは Mellanox ConnectXインターコネクトとARMプロセッサアーキテクチャをシングルデバイスに統合して おり、ソフトウェア開発者はオープンコミュニティ上の幅広いARMエコシステムとソフトウェアを活用することができる。



 会見の席上、Mellanox社の社長兼CEOのエヤル・ワルドマン氏は『メラノックス社は最も早いインターネットコネクトをEthernetおよびInifibandで提供している。過去2年ごとに帯域幅の性能をアップし新世代のシステムを市場に投入している。中国の世界最速のコンピュータも当社システムで繋げている。日本は、特別な国で2020年のオリンピックに向け8K/4K等のUHDが標準になる。8Kの非圧縮ビデオを扱うには100Gbps以上の線路が必要になる。メラノックスだけが、これを提供できる。200Gbps、400GbpsのEthernetのソリューションを2018年にはリリースできると思っている。8Kのビデオ信号を扱うためには、これだけの帯域が必要であり、ラクビーやサッカーのワールドカップも4Kがスタンダードになる。メラノックス社は、これらのためのソリューションをいち早く提供することで、リーダーシップをとっていきたい。』と挨拶した。
 また、同社は同日、虎ノ門ヒルズフォーラムにおいて、日本で初の大規模カスタマーイベント『The Spectrum』を開催し、Spectrum EthernetスイッチとBlueFieldコプロセッサを紹介した。同イベントでは、CEOの基調講演や㈱ブロードバンドタワー代取会長兼社長CEOの藤原洋氏を始め4名のゲストスピーカーを迎え、パネルディスカッション等を行った。

2017年4月19日(水)
COMPUTEX台北 記者会見
 TAITRA(台湾貿易センター)とTCA(台北市コンピュータ協会)が、パレスサイドホテルで開催した、アジア最大級の革新的なICT展示会『COMPUTEX TAIPEI』の記者会見を取材する。COMPUTEX TAIPEは、5月30日から6月3日まで、台北貿易センター展示ホール1/3、台北国際会議センター、台北南港国際展示場の4か所で開催すると発表した。
 COMPUTEXは、グローバル情報通信およびIoTテクノロジーの指標となる展示会であると同時に、各国のベンチャー企業が戦略的パートナーを見つけるための重要なプラットフォームでもある。また、アジアのビジネスとグローバル市場を発展させるゲートウェイとして、多くの海外企業が最新の製品を展示し発表する場となっている。そして、優れたソリューションやビジネスモデルを持つ日本企業が、グローバル事業を成功することを目指す場として、また、技術提携や製品開発などのパートナーとなる台湾企業を見つける場として、COMPUTEXは日本でもますます注目を集めている。台湾・台北市で開催されるCOMPUTEX 2017は《グローバル・テクノロジー・エコシステムの構築》という新たな位置づけで、「AI&ロボティクス」、「イノベーション&スタートアップ」、「ビジネスソリューション」、「IoTアプリケーション」、「ゲーミング&VR」という5つのテーマにフォーカスして開催、1600社以上の企業、5010以上のブースの出展が予定されている。



 会見の席上、台湾貿易センター秘書長の葉明水氏は『台日間の経済関係は密接化しており長期にわたる協力関係が確立している。今回のCOMPUTEXには日本からはNTT社、ソシオネクスト社にも出展していただいている。また、日本からは非常に多くの人に来場していただいている。昨年は三千百人の日本からの参加者があった。その中には重要なバイヤーも含まれており、富士通、日立、パナソニック、シャープ、ソニー、東芝に加え中小の方々にも足を運んでいただいた。COMPUTEXを介して、日本、台湾間の協力が構築できるのみならず、世界の関連分野との関係が築くことができる重要なプラットフォームと考えています。台湾は、IoT分野において、エコシステムを構築する上で強みを持っている。台湾には強みを持つ半導体・IC産業の企業があり、世界有数のハイテク企業47社が進出し67か所の研究施設を設けている。また、人材が豊富で知的財産権が的確に保護されている。また、今年からアジアシリコンバレー計画が推進されている。』と挨拶した。続いてCOMPUTEXの概要説明が行われた後、NTT台湾社長の恵木教文氏、デルタ電子の郭珊珊氏、ギガバイトテクノロジーのCandy Sen氏から、各社のCOMPUTEXの取り組みについて説明が行われた。

2017年4月16日(日)
日高の霊厳寺、高麗神社、鎌北湖
 地元で主催している、アマチュアビデオクラブの会員から、日高の桜のきれいなお寺を教えていただいたので、時期的には遅いのはわかっていたが、行かないのも申し訳ないので、天気も良いので孫を連れて車で出かける。
 目的地は、日高の霊厳寺、本命の枝垂桜は、すでに葉桜になっていたが、手前の小さな枝垂桜が満開で、この枝垂れを入れて写真を撮る。天気は最高、これで桜が満開だったら言うことないところだ。来年は、満開を狙って来てみたい。



 ここまで来たので、川を挟んで反対側にある高麗神社にもお参り。ここの境内の桜も、すでに葉桜になっていた。一方で、つつじやシャクナゲがきれいに咲いている。季節は、確実に初夏に向かっている。
 昼食は、諸山に抜ける峠のソバ屋で、いつものかつ丼とモリそばのセット。先日の、深大寺そばより、そばの香りと味が濃厚でおいしい。ひれ肉のかつ丼も、すごいボリュームだ。昨日も、娘二人にねだられ、焼き肉を食べたのでオーバーカロリーになってしまう。



 生越の麻原酒造のブリューワリーで、夏向きに発砲日本酒BONSAI Xやシークァーサー酒、ワインを仕込んで、帰りは鎌北湖に立ち寄ると、標高が少し高いせいか桜が満開、今年見納めの桜を楽しむことができた。

2017年4月13日(木)
朝日新聞、新型ヘリ命名式
 朝日新聞社が取材用などに新たに導入したヘリコプターの命名式が、東京・羽田空港の朝日新聞社格納庫で行われた。9時半集合というので、家を7時半に出て、始発電車に並んで何とか座って池袋。混んだ山手線に揺られて浜松町、モノレールで羽田整備場に行く。
 導入されたヘリの愛称は、三千通を超える読者公募の中から「あかつき」に決定した。「あかつき」は防振装置付きリモートカメラとテレビ中継装置を搭載し、テレビ局の航空取材にも対応できる。朝日新聞社は今春、朝日放送(本社・大阪市)と「航空機の使用に関する基本契約」を締結し、「新聞とテレビの新たなメディアミックス」を進めていく。
 命名式には、航空業界や新聞社、テレビ局などから約100人が出席。安全祈願のおはらいのあと、愛称が公表された。「あかつき」について、朝日新聞社の渡辺雅隆社長は「『明るくなってくる頃』『待ち望んでいたことが実現するとき』などの意味がある。希望や明るい未来のために情報発信していく大きな力となるようにという思いを込めた」と紹介した。



 「あかつき」は防振装置付きリモートカメラ(シネフレックス)を胴体の右側に取り付け、朝日放送の協力でマイクロ波テレビ中継装置も備えている。両社の契約によると、朝日放送専用のヘリが点検などで使えない期間、「あかつき」がその代替機として、朝日放送の空撮などを担当する。新聞社のヘリがテレビ局の航空取材を請け負うのは初めてのこと。
朝日放送の脇阪聰史社長は式典で、「『あかつき』からの映像は、全国ANN系列24局の基地局で受信できる。新聞とテレビの協業のきずなはますます強くなっている。この『あかつき』から読者・視聴者をひきつける魅力ある映像、人々の役に立つ映像を送り出していくことを願いたい。」と挨拶した。



  「あかつき」はイタリア・レオナルド社製フィンメカニカ式AW169型。本来は10人乗りだが、中継装置など報道機材を積んだため8人乗りに改修した特別仕様となっている。報道ヘリとして導入されたのは世界でも例がない。大阪(伊丹)空港に常駐し、各地の航空取材に対応する。航続距離は約800㎞で、羽田から函館まで、伊丹から種子島まで、福岡からなら与論島まで給油なしで一気に飛べる能力がある。コックピットのディスプレイに、山などの地形だけではなく、ビルなどの人工構築物も映し出す「シンセティックビジョン」を採用。地面や障害物に接近すると警報を発する装置を装備し、悪天候や夜間でも、より安全にフライトできる。
 朝日新聞社は2011年、「航空機使用事業」の免許を取得し、ほかの報道機関の依頼を受け、有償で航空取材を請け負うことができるようになった。今回、朝日放送との契約を結ぶことができたのは、このためだ。この免許をもつ報道機関は朝日新聞社だけ。これまでに日本経済新聞社、神戸新聞社、熊本日日新聞社、日刊スポーツ新聞社、朝日放送などの仕事を受注している。

2017年4月12日(水)
孫を連れて埼玉こども動物自然公園
 年休消化で休みをとって、娘二人と孫を連れて埼玉こども動物自然公園にでかける。関越自動車道に坂戸西スマートICができたので、家から1時間もかからずに到着した。平日なので、当然園内はガラガラの貸し切り状態、動物と桜の花をゆっくり見ることができた。



 園内の桜は、盛は過ぎているが、まだまだ見ごろといったところ。人が多いのもいただけないが、あまりに少ないのも寂しい。ここは自然公園というだけあって、動物も広い園内のあちこちに散らばっている。



 目玉のコアラもゆっくり鑑賞。孫はまだ動物には興味を示さない。お昼は、唯一のレストランでラーメンとミニカレーセット。コアラが印刷されたノリがかわいい。
 園内には、こどもの城という施設があって、ここにはいろいろなおもちゃや遊具がおかれている。孫はここが気に入ってしまい、連れ出そうとすると怒り、結局2時間ぐらいここで遊んでいた。帰りは娘たちのリクエストで、買い物に付き合い、結局17時過ぎに帰宅した。

2017年4月11日(火)
JVAユーザー動向調査発表
 JVA=一般社団法人 日本映像ソフト協会とDEG(デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン)は記者会見を開き、共同で今年1月に実施した『映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査』の調査結果について公表した。
 同調査は、2005年以来継続して行われており今年で12回目を迎える。また、2013年からはDEGとの共同調査となり有料動画配信も含めて調査を行っている。
 発表によると、映像ソフト市場規模は、前年比102・4%の5258億円=セル市場は2171億円(前年比97.22%)、レンタル市場は1831億円(同94.3%)とそれぞれ前年割れではあったが、サービスプロバイダーの増加に伴い利用率が上昇している有料動画配信の市場規模を1256億円(前年比130.3%)と大きく伸びて、その結果、映像ソフト市場規模総計では5258億円、102.4%となった。

2017年4月9日(日)
孫を連れて神代植物園
 この所、週末になると天気が悪くなる。午後から晴れるという天気予報を信用して、孫を連れて神代植物園に出かける。伏見通りができたおかげで、家から30分もかからずに到着できるようになった。



 小雨模様だったせいか、第一駐車場もガラガラ。本当は、時間制じゃない臨時駐車場にいれたかったが、仕方なく第一駐車場に車を止める。植物園内は、桜に加えて桃の花も満開。春の花を満喫する。リニューアルした温室は夏のような暑さだった。



 昼食は、深大寺の門前で深大寺そばをいただく。有名なだけに、それなりに美味しい。かき揚げが、思ったより厚みがあってボリュームがありお腹がいっぱいになる。昼食後、深大寺にお参りすると、花まつりでお釈迦様に甘茶をかける行事が行われていた。
 子供時代は、近所のお寺で、花まつりをやっており、親に連れていかれたが。最近は参加する機会がなくなっていたので、懐かしかった。再び、植物園に再入場して、植物園の売店でバラとかハーブと沢山仕入れて帰宅した。

2017年4月6日(木)
上野でプチ花見
 今日は天気が良いので、出勤前に上野でプチ花見。先日の神田川のリベンジをする。1時間ぐらい花見をしていても、ロートル社員はど来ていないので、気にすることはない。上野の桜は満開、朝っぱらからすごい人出だ。



 上野の東照宮の参道をリコーとシータで360度の動画撮影したら、大変面白い画が取れた。上を見上げると桜、右は露天商、左はテーブルで朝から酒を飲む花見客と、バーチャルの世界が全開だ。次は、根津神社でつつじでも360度撮影してみたいと作戦を立てる。VRは何に向いているか、まだわからないけれど、これからも色々なシーンを撮っていきたい。

2017年4月2日(日)
元PTA役員仲間のお花見会
 今日は恒例となった、娘の高校時代のPTAの役員仲間のお花見会。知り合ってすでに15年以上になるが、なんだかんだ理由をつけては二か月に一回ぐらい飲み会を開いている。
 花見の場所は、このところ恒例となっている、浜田山の神田川沿いの桜並木。企画したときは、ばっちり満開と踏んでいたが、突然の歓喜到来で、まだ五分咲きだった。



 メンバー全員還暦過ぎのせいか、集合時間の30分前には全員集合。酒屋でビールを仕込んで神田川を目指す。残念ながら、桜はちらほらだったが、花より団子ならぬ花見酒。吉祥寺のさとうの牛カツを肴に、ビールでスタート、麻原酒造の大吟醸とお酒が進む。



 桜を見ながら、高井戸までお花見散歩、そのあとは井之頭線で吉祥寺に出て、かつて入り浸っていた真樹での見直し。昔は〆のカレーうどんをみんなで頬張って解散していたが、年には勝てずカレーうどん無しでお開きとなった。

2017年4月1日(土)
浅見啓明さんを偲ぶ会
 昨年、8月12日、85才で逝去された浅見啓明氏を偲ぶ会に出席する。偲ぶ会は、霞が関ビル35階の東海大学校友会館で開催され、プロ用音楽業界の技術関係の有志の団体である音ヤ会を中心に懐かしい顔ぶれが勢ぞろいした。
 浅見さんとは、40年近くのお付き合いで、最初にあったときにウイスキーをコップに3杯ストレートで飲まないと仲間にしてあげないと言われ、無理して何とか飲んで以来、約束通り大変面倒を見ていただいた。
 お酒が大好きで、小生と大泉氏で主催している麻原酒造のお酒の会にも欠かさず参加していただいた。浅見さんが最後に出席したのが、目黒の青葉台の麻原酒造の東京オフィスで開催されたお酒の会というのも何かの因縁だったかもしれない。亡くなる、1か月前だった。



 偲ぶ会では、浅見さんが大事にとっておいたワインが息子さんから提供されて、一同おいしいワインを飲みながら、浅見さんの思い出を語った。

2017年3月29日(水)
アイキューブド研究所、新映像クリエーション技術発表
 I3研究所(アイキューブド研究所)㈱が開催した、技術説明会を取材する。表参道で、田園都市線に乗り換えて用賀に向かったが、あざみ野駅で人身事故とのことでダイヤが乱れており5分ほど停車していたが、その後は順調に動いて、予定通り到着した。
 同社は、技術説明会で新たな映像クリエーション技術 として『I3C(Integrated Intelligent Interaction Creation)技術』を開発したと発表した。同社は、新映像産業創出のためのオープンプラットフォーム型研究開発企業として2009年8月に事業をスタートし、その後、人間が現実の風景を直接見た時に発生する「認知」の働きと同等の体験を、映像視聴時にも得られることをコンセプトとして、2011年5月12日に、第一弾技術である『ICC(Integrated Cognitive Creation) 』技術 を発表し、新しい価値を創造する4K/2K液晶テレビの研究開発を進めてきた。さらに、2013 年2月25日に、プロジェクター向けに新しい映像空間の価値を提供する 大映像空間クリエーション技術である『ISVC(Intelligent Spectacle Vision Creation)』技術を開発発表、加えて2015年3月には、大映像空間における新たな映像の楽しみ方を提案する『ICSC (Interactive-Cast Symbiosis Creation) 』技術を完成させている。今回、これらの映像技術の集大成として光クリエーション技術の全てのコンセプトを包含する新映像信号処理クリエーション技術として『I3C(Integrated Intelligent Interaction Creation)』を開発したもの。



 説明会の席上、I3研究所代表取締役の近藤哲二郎氏は『言葉の定義として、風景、光景、情景という三種の景色があり、風景は実世界そのもので夜も存在しているが見えなくなる。光が当たり反射して見えるものが光景で観測世界そのもので、照明状態で世界が変わってくる。それを見るのが人間の目と脳が一体となって認知する。目は650万画素あると、また脳の記憶容量は17.5TB相当と言われ、連動しながら処理を行っている。ここに入ってきたものを情景と言い、脳内に新たな映像空間を再現する。見るというのは、風景を脳にコピーすることになるが、放送は見せたいものを選択している。しかも、背景をぼかしたりして捨てている。そこで光景クリエイションをやるべきということで、全てのオブジェクトにピントの合う忠実光景再現ICC技術を2011年に開発、続いて風景に自分が取り込まれる体感光景創造ISVC技術を2013年に開発、さらに風景と自分の関係が認知できる相対光景創造ICSC技術を2015年に開発・発表した。今回の統合光景創造I3C技術は、これらの技術を超えるものとして開発したもので、忠実&体感&相対の三次元空間の各軸を自由に行き来できるもので、自分で自由に味付けが行える。』と説明した。



 新技術のデモでは、4Kベースバンドの撮影映像、ハリウッド映画のHDR素材、4K放送、高画質デジタルピクチャー等を使用し、I3C技術の基本性能の比較デモを披露した。デモでは、HDRの850ニッツの映像とI3C技術による100ニッツの映像の比較も行われ、光量差を全く感じさせない映像を再現していた。これについて近藤氏は『当社はHDRを手掛けるつもりはないので、8倍以上の光量差でデモを行った。百聞は一見に如かずで、脳の中で明るいと認識したものは、決して消えることがない。』と語った。



 I3研究所は、今後も映像信号処理に関する研究開発にとどまらず、映像を根幹とした住空間、都市空間の研究開発を産業横断的に行うことを通じて社会に寄与していく意向である。

2017年3月24日(金)
朋栄NAB事前説明会と懇親会
 ㈱朋栄が開催した、『朋栄2017 NAB SHOW事前説明会』を取材する。通常は14時スタートだけど、今回は懇親会があるということで16時スタートとなった。
 説明会の冒頭あいさつに立った清原克明社長は『国内では、システム案件に占める朋栄製品の割合が毎年高くなっている。それだけの製品ラインナップが、整備されてきた。また、他メーカーの案件で、朋栄製品を採用いただけるケースが増えてきた。国内ビジネスでは、システム案件に積極的に取り組んでおり、中京テレビの案件では、新社屋の非常に多くの部分を担わせていただいた。また、テレビ朝日から、AbemaTV向けに、けやき坂スタジオサブの案件をいただき、短納期で完成した。キー局の初の案件となった。システム案件を通して、現場の声を幅広く拾えるようになり、製品開発にフィードバックする体制をさらに強化していきたい。2012年に市場に投入したFT‐ONEは、LSという新モデルを投入し、スポーツシーンでの利用がさらに加速した。一方、海外については、米国ではスイッチャーとルーターの核の製品を中心として、周辺機器が実績を上げつつある。中東は、4Kは未だだが放送に真摯に取り組んでおり、ハイエンドの放送機器を購入されるケースが多い地域となっている。また、香港に朋栄SEAを開設し、東南アジア市場に取り組みを強化していく。今後も、ベースバンドにグラフィックス、ファイルベース、4K、IPに対して、それぞれの技術の融合を図りながら、フォーマットにこだわらす製品を開発していくのが当社の強みと考えている。』と説明した。



  今年のNABのテーマは、昨年から引き続き《FOR-A World of Possibilities・無限の可能性に向けて)》で、ブースを既報の通り、①カメラステージ、②先端技術、③4Kプロダクション/HDR、④ライブプロダクション、⑤ビデオスイッチャ、⑥バーチャルシステム、⑦フレームレートコンバータ/ファイルベース/フローベルの7つのエリアに分けて展示を実施する。カメラステージでは、FT‐ONE‐LSの12G‐SDI搭載モデル・FT‐ONE‐LS‐12Gを、先端技術エリアでは12G‐SDIやVoIP、4K伝送システム等を、4Kプロダクション/HDRでは、HVS‐2000やHVS‐110を中心としたシステム展示を実施する。



 また、説明会では注力している新製品説明も行われ、企画室企画・広報グループの白鳥貴之氏が、12G‐SDIカラーバーをはじめ、各種テスト信号を生成、出力が可能な12G-SDI対応信号発生器『ESG‐4100』および8K/4K対応の色域相互変換、SDR/HDRのダイナミックレンジ変換可能な『LMCC‐8000』について、また佐倉研究開発センター部長代理の長野吉晴氏が4K、12G‐SDI、HDR、広色域のすべてに対応した最新のマルチパーパスシグナルプロセッサ『FA‐9600』について説明を行った。このシグナルプロセッサー、あらゆる変換可能な万能プロセッサーで、現在のような規格が百花繚乱の時代に威力を発揮しそうだ。



 最後に同センターSDR開発部長の濱口秀文氏が『IP/12G方針』について説明し、今後の方針について、IPゲートウェイで培った要素技術を他製品へ水平展開を行っていくとし、プロセッサでは先のFA‐9600等、キャラクタジェネレータではVWSシリーズ、バーチャルシステムではビデオカード、ビデオサーバーではMBPシリーズ、さらにマルチビューワ、ビデオスイッチャ等にも順次展開を図っていくと語った。
 


 懇親会は恵比寿駅のアトレ西館ペントハウスのシロノニワ、実は昨晩夜遅くに寿司を食べたためか、夜中からお腹の調子が悪く、朝はおかゆを食べていたので心配だったが、お昼ごろには腹痛も下痢も収まったので、海鮮中心の料理とお酒をおいしくいただき、楽しい情報も入手できた。

2017年3月23日(木)
Blackmagic Creative Base Vol・1
 ブラックマジックデザインは、既報の通り、東京(24日)、大阪(27日)、福岡(29日)の3都市で新製品発表イベント 「Blackmagic Creative Base Vol・1」を開催するが、イベントに先立ち18時からプレス、販売店向けベントを開催した。
 イベントでは、2月初旬に発表された映像配信系の新製品ATEM Television Studio HD、HyperDeck Studio Mini、Web Presenterを始め、先日発表されたばかりのURSA Mini ProやDaVinci Resolve Micro PanelやMini Panel等の新製品の特長について、同社の石井氏、岡野氏が説明した。



 URSA Mini Pro 4・6Kは、ユーザーから寄せられた意見をとれ入れて、ハイエンドのデジタルフィルム品質、人間工学に基づくデザイン、そして従来の放送用カメラの機能に対応。スピーディな操作を 実現する多くの触覚コントロールボタン、スイッチ、ダイヤル、そして内蔵オプティカルND フィルター、交換可能な新しいレンズマウント、デュアルCFast 2・0レコーダーおよびSD/UHS-Ⅱカードレコーダーを搭載している。製品説明会では、EFマウントからB4マウントへ簡単に交換できるデモを行った。一方、DaVinci Resolve Micro PanelおよびMini Panelは、プロ仕様のグレーディング用コントロールパネルで、極めて繊細な3つのトラックボール、精密機械加工のコントロールノブ、発光ボタンなどを搭載。プロのカラーコレクションにおいて、同時に複数のパラメーターを操作して、極めてスタイリッシュな新しいルックを生み出したり、非常に繊細で自然な変更を加えるにあたり、「イメージを掴む」必要があることから、高機能で低コストのハードウェアコントロールパネルを商品化したもの。



 また、ゲストスピーカーの講演は、アートディレクター/VJの浅沼拓歩氏およびディレクター/撮影監督のタカハシケイ氏の二人が登壇した。 浅沼拓歩氏は、クラブでのVJを中心に映像制作の技術を独学にて習得、2014年から、 大阪Rock Star Hotelの支配人として、ライブストリーミングプロジェクトに深く関わり、技術面および演出面でのディレクションを手がけている。 また、タカハシケイ氏 音楽業界出身の映像ディレクター・シネマトグラファーで、現在も多くのアーティストのミュージックビデオやコンサート映像のディレクション、撮影を務めており、講演ではCM、MV、映画などで多岐にわたる仕事でのBlackmagicカメラの使用例を説明した。 
 18時からカクテルパーティということで、食事をとらずにいったが、用意されていたのはビール等の飲み物と乾きもの。終わったのが21時過ぎ、お腹が減っていたので地元に戻り、すし屋で一杯やって帰宅した。

2017年3月22日(水)
キューテック8K江ノ電とグラスバレーMync
 今日は、一日予定がびっしりだ。まずは、キューテックの8K試写会を取材する。駅を降りると、赤坂サカスの枝垂桜が満開で、みんな写真を撮っていた。
 ㈱キュー・テックは、同社制作8K作品として、企画から撮影、非圧縮映像編集を社内制作技術検証のもと進めていたが、このほどA‐PAB(一般社団法人放送サービス高度化推進協会)が本年度進めている4K・8K 制作の技術検証に協力し、技術検証番組としてA‐PABに提供する事となったと発表、同作品を業界記者に披露したもの。
 完成した8K作品は、作品名「ぶらっと江ノ電の旅」で収録時間は14分、撮影カメラには池上通信機製8KハンディカメラSHK‐810により60P撮影を実施。撮影レンズには、富士フイルムの8Kズームレンズ SK3×12等を使用。映像仕様は、広色域ITU‐R BT・2020、高輝度HDR収録によるHLG方式、音声仕様は48KHz・24ビット/5・1ch/2ch。作品概要は、藤沢から鎌倉まで10km間を結ぶローカル電車「江ノ電」の列車から見える車窓景色と狭い住宅地を走り抜ける情景とともに沿線の名勝や風物、情緒ある街並みと海岸線を巡りながら、江ノ電のさまざまな魅力を8Kの高品位・高画質・超高精細映像で紹介するミニ紀行作品となっている。同社では、制作にあたって、非圧縮撮影による高品位・高画質・超高精細映像を保ちながら社内編集制作検証の中、8K60P/HDR(HLG)/WCGグレーディング及び編集を行い完成した。



  発表の席上、エグゼクティブプロデューサーの小池俊久氏は『当社はポストプロとしてA‐PABに参加している。A‐PABの4K・8Kの評価ソフトの制作の募集が昨年の夏にあり、当社も応募して通り完成したのが今回の8K作品。当社は30年の歴史があり、当初からチャレンジ精神があった。制作にあたり、我々の積み重ねてきたノウハウの中で、中継用のカメラを外に持ち出し、今まで誰も撮っていない電車の運転席風景などの入った普通の旅番組を作ってみようとなり、8Kカメラと付属設備を持ち込んだ。カメラは池上通信機のSHK‐810を使用。このカメラはデュアルグリーンのBT2020のHLG出力が可能で、これを非圧縮で収録した。当社が手掛けているのは、アニメを含めてほとんどが非圧縮作品でDPXの連番で制作している。これにチャレンジしようとなった。CCUからのデュアルグリーン信号を計測技研のUDRを2台使用し非圧縮記録した。大きな課題となったのは、電源でカメラ、CCU、UDR、現場でのHLGの確認用にソニーのX300を持ち込みトータルで1300Wになってしまった。2・5kwのリチウムイオンバッテリーを使って1時間半の記録が可能となった。SSDの記録容量、電源等の限界から、フィルム収録と同様の感覚で1ショットを決めて撮影した。完成した作品は、2月末にA‐PABに納品した。』と説明した。



 なお、上映に関しては8K HLGモニターが準備できなかったため、4Kモニターを使用して行われた。まず、ソニーのブラビアとX300によるPQ方式によるHDR上映。続いて、X300を2台使用し、HLG信号によるHDRのSDR上映が行われた。
 上映会終了後、近くのイタリアンレストランでランチをごちそうになりながら、関係者とのQ&Aタイム。いろいろ面白いお話をお聞きできた。



 次の予定が15時に日本橋なので、会社に戻るのも中途半端なので、銀座線で末広町に出て、秋葉原でパーツの買い出し。無事に探していたものも入手でき、日本橋のグラスバレーに向かう。
 グラスバレー㈱は、ノンリニアビデオ編集ソフトウェアの最新バージョン EDIUS 8に搭載された『GV Browser』(コンテンツ管理機能)に新たな機能を追加し、3月上旬から『Mync(ミンク)』として販売を開始したが、今回は同ソフトの説明会、商品化の経緯、ソフトの特徴、今後の展開等について説明した。
 Myncは、動画・静止画コンテンツを効率的に管理し、活用するソフトウェアで、これらのコンテンツを持つ全てのユーザーに最適なツールとなっている。なお、『Mync』は、ユーザーの二ーズに合わせて、期間限定無償版の『EDIUS Mync Basic』と有償版の『EDIUS Mync Standard』(特別価格4980円税抜)の、二つのタイプをリリースした。
 会見の冒頭、同社代表取締役の北山二郎氏は『当社のEDIUSは発売して14年間、放送局を初めとしてプロダクション、ケーブルテレビ等、色々な所でコンテンツ制作に使われている。しかし、ビデオ制作に慣れていないフォトグラファーや一般のスマホで写真や動画を撮影したりする方には、EDIUSは操作が複雑で取り付きにくいという印象を持っている。この方々に、もっと簡単に編集を楽しんでいただこうと、お手持ちの写真や動画を簡単に整理する、その先で簡単な編集ができる入門編のツールがあったら便利ではと考え、EDIUS PRO8に搭載されていたGV Browserを、独立したビデオ編集・整理ソフトとしては発売することにした。これを機会に、今までビデオ編集に入ってこなかったユーザーに広くビデオ編集を楽しんでいただきたい。』と挨拶した。



  続いてストラテジックマーケティングエディティングシステムズVPの竹内克志氏は『Myncは、EDIUSを開発している神戸のチームで議論を重ねて開発したが、2年前にEDIUSに追加したGV Browserの時から製品コンセプトは固まっており、それを2年に渡って熟成した結果、単体製品として発売することになった。Myncは何かというと、①高速メディアプレーヤー、②多機能なメディア管理、③メタデータ活用、④多彩なアップロード、⑤EDIUSとの連携、⑥シンプルなビデオ編集等の機能を備えている。Myncを導入することにより、Windowsエクスプローラを使ったメディアファイル管理を排除。取り外しできるデバイスを使うことによる混乱を解決。各種ビデオフォーマットを統一的に扱える環境の提供。写真、ビデオ、オーディオファイルを一元的に管理。すべてのユーザーが扱える簡単なビデオ編集機能を提供。ビデオ編集にかかる全時間の短縮が図れる。グラスバレーが開発したことで、神戸で開発され世界中で使われているEDIUSの技術・Edit Anything Fastを活かして幅広いユーザーに使える製品とした。また、テレビ局でのワークフローを改善する新たな可能性の追求。EDIUSとの連携による、EDIUSのワークフローの向上。あらゆるタイプの顧客へのビデオの価値の提供を実現する。』等語った。続いて、プロダクトマネージャーの粟島憲郎氏がデモも交えてMyncの機能について説明した。



 Myncについては、先日EDIUS8をバージョン8.32にバージョンアップした際、緑色のアイコンだったGVブラウザが、ピンク色のアイコンのMyncに代わってびっくりしたが、まだ使用していなかった。今回説明を聞いて、これはウインドウズタブレットで威力を発揮しそうと、インストールを試みたが、残念ながら32ビットのOSには対応していなかった。



 続いて、グラスバレーから四谷三丁目に移動し、JPPA・日本ポストプロダクション協会の広報委員会に出席、会議が終了したのが19時過ぎとなり、ビデオαの阿部君を誘って、新宿の酒蔵経営の居酒屋で利き酒セットで一杯やって帰宅した。

2017年3月19日(日)
孫を連れてお墓参り
 今日は天気が良いので、孫を連れて初の父親の墓参り。父親から見れば、ひ孫にあたるわけだ。父親は子供が大好きで、うちの子供が小さいころは、近くに住んでいたこともあり、娘二人を朝きて拉致していき、夕方まで面倒見て(かまって)いてくれた。今生存していたら、取り合いとなっていたかもしれない。お彼岸ということもあり、霊園は1km手前から大渋滞。それでも、何とか駐車もできて、91歳の母親と、7カ月の孫を連れお墓参りも無事終了。父親も、初ひ孫のお参りを喜んでくれたと思う。
 霊園は、お彼岸のためか、多くの露店も出ており、名物の焼き団子を買って帰宅した。

2017年3月14日(火)
JVA 2016年年間統計調査結果発表
 JVA=一般社団法人 日本映像ソフト協会が開いた、『JVA 2016年年間統計調査結果』の結果発表記者会見を取材する。。
 発表によると、2016年のビデオソフトの総売上は2047億27百万円で前年比93.9%となった。上半期は1025億77百万円で100.6%とわずかに上回る実績となったが、下半期が1021億5千万円で前年同期比87.9 %と伸び悩み、年間実績で前年を割り込んだ。メディア別ではDVDビデオが1163億7千万円で93・7%、ブルーレイが883億57百万円で前年比94・1%と、両フォーマットで前年を割り込んだ。DVDとブルーレイの売上金額構成比は56・8:43・2となった。
 売上金額の流通チャネル別では、販売用が1531億65百万円で前年比94・2%、レンタル店用は491億9百万円で90・5%となった。新たに調査対象に加えた特殊ルートの売上金額は10億16百万円となった。
 販売用のDVDとブルーレイの割合は45・4:54・6となり、2014年以降はブルーレイの割合が過半を占めている。販売用のジャンル別では『音楽(邦楽)』が35%を占め前年に引き続き1位となり、前年比102・5%と好調に推移。構成比2位の『日本のアニメーション(一般向け)』は前年比85・3%と1割以上の減少となった。続く『洋画』も前年比96・3%、『邦画』も同94・5%にとどまったが、『海外のTVドラマ』は好調で同123・4%と伸長した。。

2017年3月12日(日)
ダイソーのC11型鉛筆削り
 たまに100円ショップに行くと、ついつい下らないものを買ってしまうが、今回はC11をデフォルメした鉛筆削り。これをペットボトルの口に差し込んで、煙室扉を開いて鉛筆を差し込み、回すと削りかすはペットボトルに溜まるというもの。あまりに、かわいいデザインで買ってしまったが、鉛筆が家にあったっけ。使う機会はなさそうだ。



 もう一つは、ぜんまい動力の新幹線まがいの電車3両とレールのセット。これで100円とは原価がいくらなのか心配になってしまう。ほかにも、プラレールもどきの新幹線やブルートレインも売っており、ついつい集めてしまう。

2017年3月8日(水)
JAVCOM VR/ARセミナー
 JAVCOM=NPO法人 日本ビデオコミュニケーション協会が、東京・大久保の学校法人電子学園日本電子専門学校9号館 地下1階メディアホールで開催した、JAVCOM第148回セミナー『2017年話題の体験映像のトップランナー達が集結!最先端映像ビジネスの今と未来が見えるVR/ARセミナー』を、取材する。タイムリーなタイトルだけに、業界関係者約180名が参加した。
 個人的にも、最近はRICOH THETAを毎日持ち歩き、色々な被写体を撮影しては楽しんでいるので楽しみにしていたセミナーだった。



セミナーの冒頭挨拶に立った同協会の金丸幹夫理事長は『JAVCOMは、1981年に設立し、今年で36年を迎える。新しい技術は、新しい創造を生み、新しい創造は新しい技術を生み出す。ソフトとハードが、相関・挌闘しながら新しい文化を作っていく。このようなコンセプトで生まれた、フリーダムな団体がJAVCOM。私たちは映像産業の最先端を追及して、見る、聞く、読む、さらに人の輪で議論・研鑽するために幅広い勉強会を行っている。4K/8Kの隙間をぬってドローンが登場、そしてVR、ARが注目されてきた。未来志向の映像制作のウェーブが拡大してきた。本日は、AR・VRがいかなるビジネスに展開するか、業界のトップリーダーに講演していただく。』と挨拶した。
 最初に行われた基調講演『VR2・0の世界』で、東京大学工学博士の廣瀬通孝氏は、VRという言葉がはじめて使われたのは、1989年のことで、現在のVRは、VR2・0と呼ぶ。VR2・0は、技術単体ではなく、周辺の技術まで含む生態系が重要になる。VRは、現実のコピーでなく、現実を超える、「VRでなければできないことは何か」が重要であると語った。



 続いて、講演2の『360度カメラRICOH THETA開発ストーリー&360度映像を楽しいと感じる10のコツ』で㈱リコー新規開発事業本部SV事業開発センターVR事業室室長の野口智弘氏は、THETAの開発ストーリーと今後の展開について講演。この手のカメラで、すでに三世代機が発売されているのは、結構需要があるということだ。現在、新製品の開発を行っているとのことで、いよいよ4Kバージョンが登場するか楽しみだ。
 また、太陽企画㈱TECARATディレクターの大西悟氏は、「おウチで科博国立科学博物館VR」を制作するにあたり、360度映像を楽しく作るために学んだ10のことを紹介した。会場で、特別価格1000円で売られていたので購入、楽しいコンテンツだった。



 講演3の『簡易型HMDのビジネス応用事例及び人間工学』で、㈱リ・インベンション代表取締役/国際基督教大学准教授の太田啓路氏は、大学での研究を基にた高品質な3DVRトータルソリューションVOORプロジェクトによる360度3DVRコンテンツの制作事例、配信事例を紹介。また簡易型HMDの開発と人間工学的検討を加え、今後のVR発展につながる要素を説明。最後に、実物と間違うようなVR、VRならではといえるコンテンツ、エンターテインメントの新しい視聴方法の確立、快適なVR・AR体験のためのガイドラインや方法論の確立を図っていきたいと結んだ。
 講演4の『聖地巡礼をビジネスに!!』でソニー企業㈱事業開発室コンテンツツーリズム課「舞台めぐり」チーム代表シニアマネージャーの安彦剛志氏は、聖地巡礼とは何かの説明から、実際にガールズ&パンツァーの舞台となった大洗での「舞台めぐり」によるARやGPSを使った街の活性化事例の紹介とビジネスについて説明を行った。
 個人的にもガルパンは大好きで、娘夫婦と、ひたちなか海浜公園の帰りに、大洗に寄ったが、聖地巡礼より明太パークが優先されてしまい、悔しい思いをしたことがよみがえった。



 最後の講演5の『広告クリエイティブにおけるVR/AR事例』で㈱博報堂アイ・スタジオクリエイティブテクノロジー部アドバンストテクノロジーチームチームリーダー/テクニカルディレクター田中英明氏は、生活者に新たな体験と感動を与える次世代型のプロモーションとしてVR/AR活用について、東京エレクトロン、LILLY、およぎ寿司等のVR/AR事例を用いて、制作背景や広告効果及び、制作風景などについて講演した。セミナー終了後に、懇親会があり、ここではセミナー以上に面白いお話を聞くことができた。

2017年3月4日(土)
麻原酒造 酒の会
 毎年恒例となっている、埼玉県・毛呂山の麻原酒造での『お酒の会』、今年も大吟醸まで出そろった3月のタイミングで開催した。長らく、共同幹事を務めていた大泉氏は、体調を崩して今回も欠席、また30回以上参加されていた、浅見氏は残念ながら昨年亡くなられ、常連二人が欠けてしまったが、お酒好き14名が新酒を味わった。



 まずは、毛呂山の酒蔵に集合し、酵母室やお酒の製造工程を見学する。残念ながら、この日は絞っていなかったので、搾りたての炭酸のきいた原酒は味わうことができなかったが、久しぶりの酒蔵見学に参加者一同大満足した。
 酒蔵から、ポカポカ陽気の田舎道を、生越のプリューワリーまで、満開の梅を見ながらハイキング。20分ほどのプチ散歩を楽しんだ。



 プリューワリーでは、この日発売された新製品の発泡日本酒『BONSAI X』で乾杯と、浅見さんへの献杯を行い、試飲会をスタート。試飲会には、今年醸造した26種類の日本酒がすべて用意されており、最初こそそれぞれの味を比較して試飲していたが、本数が進むとともに、どれもおいしく、十分日本酒を担当した。麻原社長、ありがとうございます。最後は、息子さんの担当する地ビールで絞めて楽しい会をお開きにした。
 帰路は、毛呂山のソバ屋組と川越の焼き鳥屋組に分かれて解散。みなさま、お疲れ様でした。






 
プロフィール
東京生まれの東京育ち。
団塊の世代を絶えず観察しながら育った次の世代。
カメラと鉄道模型と食玩とHDノンリニア編集機と一人旅が大好き。
人に命令されるのと、薩長土肥の田舎侍が大嫌い。
2インチスーパーハイバンド時代から、最新のVoIPIまで語れる唯一の業界記者。




 
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