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そめちゃんのSCOOP日記

NAB出張記
天候大荒れでラスベガスまでの長い道のり
帰路はホノルルでHAYII FIVE-O撮影地巡り


ペルー出張記

ブラジル出張記


2016年8月23日(火)~26(金)
久しぶりに中国・BIRTV取材

8月23日(火)台風の影響で搭乗便が大幅遅れ




 昨日は、関東地方に台風が上陸、大荒れの天気だった。中国・北京で開催されるBIRTVの取材は久しぶりのこと。前日の台風で、北京便が羽田についたのか心配だったが、夜中の0時半にJALから出発が3時間10分遅れるとメールが来た。NABでは、強風で成田に着陸できず大幅に遅れて5時間待ちで困ったが、JALからメールをいただいて助かった。



 朝5時に出発の予定が、事前に連絡をいただいたので、朝食を自宅で済ませ、朝8時に家を出て始発電車に座って池袋、山手線で浜松町、モノレールで羽田の国際線のターミナルに到着。オンラインチェックインを澄ましていたので、荷物を預けにカウンターんに行くと、3時間10分遅れるというので1500円のミールクーポンをいただけた。ミールクーポンで、昼食に寿司を食べ、ブラジルやペルーで溜まったマイルで交換したJALのクーポン券で免税店でポーターのショルダーバックを購入する。店員さんのMade in Japanは今や貴重ですの売り文句に負けてしまった。確かに、先日買ったTUMIのバックも中国製だった。



 JALの北京行きの機材は最新の787、フライト時間は3時間半、機内食はカレーライス、先ほどおいしいお寿司を食べたので、機内食はパス、デザートのアイスクリームだけいただき、映画を一本見たら着陸態勢に入って北京首都国際航空に着陸。入国審査がめちゃくちゃ混んでいて、1時間弱かかって入国、やっとタクシーに乗ってホテルに到着した。



 今回のホテルは、北京の大使館街に建つ漁陽飯店、空港からも展示会場からも近く便利だ。部屋は、巨大なベットルームとバスルームの間がガラス窓の、アジアのホテルによくある作り。どうしてこんなデザインが多いのかは疑問だが、ふろに入りながらテレビが見られて、湯船もしっかり浸かれるサイズなのでゆっくり休める。





 ホテルで、日本人と中国人の友人と合流、三人でディナーに出かける。本日のディナーは、事前にリクエストしていた、北京名物の羊のシャブシャブ。地元の名店らしく大盛況だ。い中国人の友人が、羊のいろいろな部位の肉を注文、どの部位もおいしく、羊のシャブシャブを堪能した。

8月24日(水)BIRTV2016初日



 北京滞在二日目。北京の空は、曇っているのかスモッグなのか、どんよりと鼠色だ。ホテルのベッドは、なかなか寝心地が良く、ぐっすり眠ることができた。朝8時にレストランで朝食をとり、10時にホテルを出発する。中国のタクシー事情は最悪だが、中国人の友人がスマホで手配すると、すぐにお迎えの車が来た。合法的な白タクみたいだ。BIRTVの入場の仕方は、いまだに謎だけど、オンライン化が以前より進展したみたいだ。一方で、オンラインのマシンの前にいる人に名刺を渡したら、手渡しで簡単に入場券をゲットできた。形ばかりの、セーフティチェックを受けて会場に無事入場した。初日だけあって、会場は大盛況だ。




 中国といえば、HDAVS社(北京華傲精創科技開発有限公司)、呉会長、国際精華の浅沼社長にお会いすることができた。今年の新製品はなんとB4マウントの4Kのカムコーダー。カメラ部分は、日立国際電気の4板式のカメラユニットを使用し、CCUを小型化し本体に搭載、レコーダーのメディアについては、同社伝統のiVDRとSSDの両方を採用。メディアスロットが二つあり、4KとHDの同時収録が可能となっている。同社のブースには、日立国際の4Kシステムカメラや朋栄のFT-ONE-Sも展示されていた。



 RED社のブースは、朝から大盛況で、RED Wepon8Kのホワイトバージョンが20台限定で売られており、来場者の熱い視線を浴びていた。黒いカメラに見慣れていたが、白バージョンもなかなかかっこ良かった。どうせなら、赤バージョンも作ってほしい。中国のデジタルシネマは、政府の後押しもあり元気が良いようだ。



 富士フィルムのブースでは、B4マウントおよびPLマウントの4Kレンズを中心に展示が行われていた。中国でも、すでに4Kレンズの導入が始まっており、一挙に10数本のレンズを導入した放送局もあるという。



 朋栄のブースでは、同社の新世代スイッチャーHVS-2000や各種プロセッサー、さらにFT-ONEの展示が行われていた。HVS-2000は、展示会終了後に納品されるらしく、ビニールでラッピングされていた。



 池上通信機のカメラは、代理店のブースに展示されていたが、最新の4Kシステムカメラや8Kカメラの展示はなく、4Kはの展示は97ARRIとアップコンボードによる展示であった。



 フィルムライトのブースでは、BaseLight ONEとTWOを中心に展示が行われていた。イギリスから、ウルフギャング社長も中国に来ており、自ら説明を行っていた。



 ソニーのブースでは、小型ライブスイッチャーMCX-500とHD60P収録が可能なカムコーダーHXR-NX5Rの製品発表が、井出総裁により行われていた。中国では、展示会期間中にブースで新製品発表や導入の調印式を行うのが定番とさなっており、各社のブースで行われていた。



 ソニーブースには、今年のNABで大きな注目を浴びた、4K/8倍速のライブ撮影が可能なHDC-4800シリーズの展示も行われており、スロットレーシングカーを使用したスーパースロー映像のデモが行われていた。



 ソニーの中国ビジネスで興味深かったのは、カタログ商品として中型の中継車がまるごとセットで販売されていること。地方のテレビ局や、都市のサブの中継車として高い需要があるという。



 一通り取材を終えて、ソニーの中国のプロフェッショナルビジネスのトップである井出さんに会場に隣接するラディソンホテルでインタビューさせていただいた。井出さんとは、2003年にソニーがソベイ社を傘下に収め、代表に就任してからのお付き合い。当時、成都のソベイの本社をお尋ねしたのが思い出される。中国市場の現状や同社の取り組みについて大変興味深いお話をお聞きできた。



 タクシーでホテルに戻り、シャワーで汗を流してディナータイム。ランチにモンゴリアンバーベキューを食べて、辛い料理に懲り懲りしたので、ディナーは上海料理店を選択した。



 中国にしては珍しく静かなお店で、おいしい上海料理を堪能。特にカニと豆腐をカニみそで和えた料理が絶品だった。こうして北京二日目の夜も更けていった。

8月25日(木)BIRTV2016二日目



 BIRTV取材二日目、中国人の友人は朝一番の新幹線で上海へ戻ってしまった。ホテルのコンシェルジェにタクシーを頼むと5分ほどで到着、会場に向かう。昨日ゲットした入場券は1日券と書いてあったが、ダメもとで展示会場の自動改札にバーコードを読みたらせると、問題なくゲートがオープン。再登録しないで入場できた。中国のシステムは、すごいのか、いい加減なのか良くわからない。今日は朝から、窓をたたく風の音がうるさいと感じていたら、その風がPM2.5を吹き飛ばしたらしく、青空が出ている。北京の青空を見たのは、北京オリンピックの開かれた2008年のBIRTV以来だ。



 展示会場には、パンダやキリンがデコレーションされた可愛らしいプレハブのパビリオンがあったので入ってみると、中は映画館のお菓子をつくるマシンやグッズメーカーのブースが並んでいた。作られたお菓子屋英スクリーム、飲み物は試食が可能だが、ここは中国、うっかり食べて下痢になったら大変なので遠慮した。
 


 今回のBIRTVで一番混んでいたのは、ソニーでもパナソニックでもなく、1号館の2階のパルコやソニーやクリスティ等のデジタルシネマプロジェクターの展示コーナー。中国では、政府の後押しで、映画館のデジタル化が急速に進められており、4年間で3万スクリーン近くのデジタル上映施設が稼働したという。これをビジネスチャンスととらえた人たちで大混雑であった。ここには映画館のチケット販売機や4D機能を備えた椅子、3D眼鏡メーカーのブースもあった。



 グラスバレーのブースでは、同社が今年のNABで発表したLDX-86Nや各種VoIPのシステムが展示され、AIMSの訴求も行われていた。一方、EDIUSに関しては、代理店のブースで大々的な展示デモが行われていた。



 会場ではセミナーも行われており、デジタルシネマが政府の後押しもあり大きなビジネスチャンスとなっていることから、カラーマネージメントのセミナーも大盛況であった。また、中国では、デジタルシネマと並んで、ネットテレビ局も大きな市場となっており、4K中継車や50大以上のF55を持つプロダクションも登場しているという。



 オーディオ関係では、日本からタムラ製作所がブースを構えており、DANTE対応したオーディオミキサーやワイヤレスマイクシステムを出展していた。実績は、まだまだとのことだったが、大市場に向け(積極的に売り込んでいくという。



 昼食は、展示会場の裏のレストラン街から、本日は寿司屋を選択。といっても、寿司を食べるほど中国に慣れていないので、かつ丼を注文。。巨大なとんかつが乗って20元、340円は安かった。味も十分許容範囲。カツカレーもおいしそうだった。



 NABやInterBEEでは巨大なブースを構えるキヤノンもBIRTVこにすかひでは控えめなブースを出展。ここに、デジタルシネマカメラやパームカメラ、各種レンズを並べていた。ブース中央に360度カメラを展示、これは面白かった。




 さらに、キヤノンブースには8Kレンズの展示もあった。また、ブースの後方の壁面では、4KのプロジェクターやEOSのDSLRやレンズのてんじも行われていた。
 


 BIRTVの最後の取材はパナソニック。NABでモックアップの展示だったUXシリーズが登場した。中国マーケットには、SDIインタフェースを省いてHDMIのみにしたUX170もラインナップした。



 パナソニックも、ソニーと同様に完成した中継車の販売を行っており、すでに4台を出荷したという。コンパクトながら、多機能な仕様になっている。



 また、NABではスイートで展示されていた360度カメラも完成度を増して展示されており、今後はアプリケーションの開発を行い、各種分野に訴求していくという。



 ブースの取材を終えて、パナソニック中国のGMの椿原さん、プロジェクトリーダーの陳さんに、中国ビジネスの取り組みや今後の展開についてお話をお聞きする。中国のビジネスは、幅が広くなかなか大変なようだ。このインタビューで、今回のBIRTV取材は終了。今や、世界最大の放送機器のマーケットだけあって、いろいろな方にお会いすることができて有意義な取材となった。




 タクシーをつかまえにラディソンホテルにいき女性のホテルマン?にお願いすると、なんと表通りに飛び出して捕まえてきてくれた。感謝感謝。ホテルでシャワーを浴びて、本日のディナーは、ネットで評判の良かった、ホテル近くの日式焼き肉店。壁に貼られたメニューもすべて日本語だけど、従業員もお客さんも中国人だ、厚切りのタン塩、定番のカルビ、ロース、さらにじゃがぱた、バターコーン、イカのホイル焼きをいただく。味は、日本式でおいしい。お酒も最終日なのでビールの次は純米酒、やはり日本料理が一番だ。こうして、北京三日目の夜も充実のうちに更けていった。

8月26日(金)羽田へ



 朝5時にホテルを出てタクシーで北京首都空港へ。早朝なのであっという間についてしまい時間を持て余してしまった。8時20分定刻に北京を離陸、JALなのに周りはすべて中国人。うるさくてしょうがない。おまけに、オレンジを剥いたにおいや、ばあさんがタイガーバームを塗っており、まさにカオスの世界だ。機内食は、うどんとチキン、もうすぐ日本で美味しい食事がとれると思うと、食が進まない。定刻より早く、12時半に羽田に到着。着いたとたんに疲れがどっと出てしまった。

2016年8月19日(金)
ソニー・喜多さんインタビュー
 9月号のVoIP特集のインタビューの第四弾は、ソニー㈱プロフェッショナル・ソリューション事業本部コンテンツクリエーション・ソリューション事業部企画部統括部長の喜多幹夫氏、品川のソニー本社にお邪魔する。
 VoIPが大きな話題となっているが、実際に稼働しているシステムとなるとソニーが一歩先んじている。昨年取材したブラジルのテレビグローボでも、4KのフルIP中継車をソニーに発注しているというお話をお聞きしたが、同中継車が完成し、実際に運用をスタートしている。テレビグローボは、12月にお話を聞いたときは、リオ五輪ではバレーボールを担当すると話していたが、中継に使われたのだろうか。
 インタビューでは、同社のIPシステムの現状、今後の展開についてお話を伺った。詳細は9月号を楽しみにしてほしい。

2016年8月18日(木)
久々にうんちゃんと会食
 日芸を卒業して制作会社に就職したうんちゃんと久しぶりに会ってディナータイム。今回は、韓国料理店をチョイスしたが、明日から韓国に帰省するという。居酒屋の方が良かったか。相変わらず、忙しいようだが、長期の休暇が取れたという。。



 三枚肉の後は、ハラミとトントロを頼んだが、肝心のハラミは今一おいしくなかった。まあ、明日には本場にいるのでおいしい韓国料理を毎晩堪能できるだろう。

2016年8月17(木)
朋栄・和田さんインタビュー
 9月号のVoIP特集のインタビューの第三弾は、㈱朋栄取締役研究開発・製造本部IP開発部の和田雅徳氏。朋栄本社にお邪魔して、次世代のインタフェースの取り組みについて、12G-SDIも含めてお話をお聞きする。
 当日は、佐倉からこられたとのこと。台風の影響で、佐倉は大雨だったとのことで、電車が遅れたりして大変だったとのこと。インタビューでは、今後、ファイルとVoIPの橋渡しなどに積極的に取り組んでいきたいといったお話をお聞きできた。詳細は、月刊放送ジャーナル9月号を楽しみにしてほしい。

2016年8月12日(木)
独siku社の鉄道ミニカー
 ある団体のお手伝いをしていると、謝礼の図書カードがどんどん溜まってくる。最近は、欲しい本も少なくなってきたので金券屋さんで換金したりしていたが、本屋さんでよく売っているドイツのsiku社のミニカーの中に鉄道模型があることを発見、1台1270円だったので試しに買ってみた。



 SLはサイドロッドが省略されていたり、流線型の電車は、パンタグラフがないので、ディーゼルカーなのか不明だし、オーソドックスな連接の路面電種も仕上がりは今一だけど、どれもねも可愛らしい。トラクターや建設機械もあって、シリーズで揃えたくなってきた。

2016年8月9日(木)
パナソニック・MoIP取り組みインタビュー
 大阪出張二日目。大阪支社で午前中は原稿書きを行い、午後はパナソニックに向かう。途中、京橋の昭和の香り漂うレストランでランチ。京阪でパナソニックへ向かう。
 パナソニックのオフィスは、駅前から徒歩10分の新事業所に移転。日影が全くない中、東京より明らかに暑い中を事業所へ向かう。



 パナソニックでは、AVCネットワークス社イメージングネットワーク事業部の宮沢氏、塩崎氏、鈴木氏にIPへの取り組みについてお話をうかがう。パナソニックでは、IPのインタフェースについてVoIPではなく、今後MoIPという呼び方で取り組んでいくという。インタビューの終盤で、常山さんが新型カメラと言って、世界初のデジタルプロセスカメラAQ-20を持って現れた。懐かしいカメラだ。インタビューの詳細は、9月号に紹介したい。



 インタビューを終えて、事業所の出口で、宮城さんと平野さんのお見送りを受ける。パナソニックの放送システムが活躍しているリオ五輪へは閉会式に顔をだし、その後北京のBIRTVに向かうという。相変わらずお忙しいスケジュールだ。



 夜は、大学の先輩で、関西テレビ、電気興業と勤められ、ご卒業された和田さんと西天満のイタリアンレストランで待ち合わせ。最近3人目のお孫さんが誕生されたというので、お互いの孫自慢、大阪二日目の夜も楽しく更けていった。

2016年8月8日(木)
久しぶりの大阪出張
 今年は海外旅行が続いていたので、なかなか担当の大阪に出張できなかった。パナソニックのインタビューが入ったので久しぶりに大阪出張に出かける。今日からお盆時期になるらしく、いつものJR東海の格安チケットが使えなかったので、久しぶりに普通車で大阪へ向かう。東京駅も新大阪駅もすごい人だったが、乗車した新幹線は、増発便だったせいか、2座席を占有できた。


 
 大阪支社に到着し、今日は支社で雑用処理を行う。夜は、元大阪の録音録画協議会のメンバーと暑気払い会で盛り上がる。二次会は、元祖たこ焼きの会津屋で何もつけないで食べるたこ焼きで腹ごしらえ、大阪の夜は楽しく更けていった。

2016年8月6日(土)
ソニーの国内未発売カメラα3000
 オークションサイトを見ていたら、α3000という、ソニーの見かけないデジタル一眼レフのボディが格安でか出品されていた。どんなカメラかと、ネットで調べてみると、αシリーズのAマウントではなく、NEXシリーズのミラーレスのEマウントの日本未発売のカメラであることが分かった。面白そうなので、メモ代わりに12000円で入札していたら、11500円で落札できた。
 海外では、NEXシリーズのような小型のミラーレス一眼より、従来スタイルの大型の一眼が好まれるらしく、そういう市場に向けてのモデルらしい。クラスとしては普及機らしく、電子ビューファインダーもついているが、解像度はそれほど高くない。一方、大型のグリップがついていて、望遠ズームをつけたときのホールド感はNEX-7よりゆはるかに持ちやすい。面白いカメラが手に入った。

2016年8月4日(木)
朋栄・小川さん歓送会
 曙橋の滝のカラオケ会や毛呂山の酒の会のメンバーの朋栄の小川さんが、離れ離れだった新婚生活を終えて、朋栄を退職されてご主人の待つシンガポールへ引っ越して、いよいよ新婚生活をおくられるというので、メンバー全員集合して四谷の韓国居酒屋『とんちゃんで歓送会を行う。サムギョプサルを中心にワタリガニのケジャンや韓国風の茶わん蒸しである卵チムを肴にマッコリで盛り上がる。海鮮が入った卵チムはおいしかった。



 最後は、サムギョプサルを楽しんだ石板で作るキムチチャーハン、実は、前回食べたときは、それほどおいしいと感じなかったが、今回はキムチやナムルがたっぷり入っておいしかった。作ってくれるスタッブの腕もあるみたいだ。小川さん、シンガポールで幸せな家庭を築いてください。

2016年8月3日(水)
BT2020対応LED電子色票とキューテック新スキャナー導入
 10時過ぎにアティックス合同会社の岡本さんの紹介で、浜松から所用で上京されたノブオ電子㈱の鈴木社長、藤野技術開発部長に東京駅八重洲口でお会いし、同社が開発・商品化した『スーパーハイビジョン対応LED電子色票・忠実色再現システム』についてお話をお聞きする。
 同システムは、BT・2020対応カメラの色校正を可能にする発光型のLED電子色票で、その最大の特長は、スペクトルから色を作っていること。色を作るだけなら、R・G・Bの3原色があれば作れるが、それではカメラや視覚の評価に使えない。今回開発したLED電子色票・忠実色再現システムCP1000は、実在する色をスペクトルから再現できるもので、スーパーハイビジョン用カメラの全色域にわたる色校正を実現したもの。



 LED電子色票「CP1000」は、異なる波長(色)で発光する18種類のLEDの光を、積分球と呼ばれる内面が硫酸バリウムで塗装された球内で混色させ、開口部に表示させる装置で、物体で反射されるほとんど全ての色を再現・表示できる。色を18色揃えることで、実在する色を色そのもの(色度値)だけでなく、光のスペクトル分布で再現できるというもの。そのため、①ほとんどすべての色を、スペクトル分布を指定して再現できる。②CIE(国際照明委員会)の標準光源D50、D55、D65Aなどを再現できる。③コンピュータ制御なので、ユーザーの作業環境への組み込みができる。④スペクトル分布は異なるが色度が同じ色(メタメリックカラー)を表示できる…等の特徴を備えている。用途としては、スーパーハイビジョン用カメラ、通常のカメラの色校正、分光感度設計。カメラの特性評価(リニアリティ、ノイズ特性、感度むら特性など)。広色域ディスプレイの発色評価。色彩実験、視覚実験。デジタルイメージング機器の色基準等に最適なシステムとなっている。同社では、放送用カメラメーカー、放送局、映像編集会社、ディスプレイメーカー、色彩・視覚研究者等に、同システムを提案していくとのことであった。



 会社に戻って一仕事して、15時に赤坂桧町の㈱キュー・テックにお邪魔して、新スキャナーの導入について、安立さん、今塚さん、平野さんにお話を伺う。同社は、米国Lasergraphics 社製フィルムスキャナー『ScanStaion』を導入し、1日より稼働を開始した。 同社は、1981年の創業以来、長年にわたり映画フィルム作品等のテレシネ作業を行っており、2000年にはSpirit Data Cineを導入しテレシネ作業用に運用、さらにデジタル技術の進展とともに2011年にはドイツのARRI社のARRISCANを導入し、フィルムスキャニング作業を開始している。今回のScanStaionの導入は、既設のテレシネシステムSpirit Data Cineが、導入から16年が経過し老朽化したため、システムの更新を図ったもの。


 ScanStaionはコンパクトなためARRISCANと一緒のクリーンルームに設置

 ScanStaionの導入について、同社第一映像部カラリストの今塚誠氏は『Data Cineの老朽化により代替システムを検討するなかで、ScanStaionはスキャナーながら4Kで秒30コマ、HDでは秒60コマの高速スキャニングが可能で、画止まりも素晴らしく、しかもDPX、TIFF等の非圧縮ファイルとProRes、MPEG等の圧縮ファイルの同時出力が可能、スプロケットおよびピンレスの非常にシンプルな設計でフィルムへのストレスが少なく、また非常に高い安定性を評価して決定した。今後、キュー・テック仕様へのカスタマイズ等も考えていきたい。』と選択理由を説明した。


 
色補正や画止めのスタビライズはワンクリックのオート機能が充実

 また、今回のテレシネからスキャナーへの更新について、第一映像部長の足立幸一氏は『フィルムの新作は激減しているが、一方で旧作フィルムのれっかビネガーシンドロームの問題があり、キャプチャリングしてデータ化が直近の課題となっている。貴重なフィルム資産は、劣化が進むと再現ができなくなる。当社は、データ化だけでなく、アーカイブとパッケージ化等の二次利用とセットでお客様にメリットのある提案を行ってく。スキャナーの増設により、お客様のニーズに合わせて、ARRISCANとScanStaionの機材選択を提案していきたい。』と、システムの運用について説明した。
 収録用ストレージには、㈱シナジー社の「MIDOSAS2400」(48TB)を導入し、12Gbps SASインタフェース構成による高転送を実現した事で、リアルタイムでの4K収録も可能となり、UHDをはじめとした高解像度映像編集のスピードアップを実現、さらに社内の共有SANへの接続も図っている。加えて、高画質映像技術『FORS EX PICTURE』と合わせて、キュー・テック独自の高画質・高解像度映像制作ワークフローを提案することで、益々多様化して行く顧客のニーズに貢献していくという。






 
プロフィール
東京生まれの東京育ち。
団塊の世代を絶えず観察しながら育った次の世代。
カメラと鉄道模型と食玩とHDノンリニア編集機と一人旅が大好き。
人に命令されるのと、薩長土肥の田舎侍が大嫌い。
2インチスーパーハイバンド時代から、最新のVoIPIまで語れる唯一の業界記者。




 
大阪支社F記者のHP





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